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審決分類 |
審判 査定不服 観念類似 取り消して登録 Y03 審判 査定不服 称呼類似 取り消して登録 Y03 審判 査定不服 外観類似 取り消して登録 Y03 |
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管理番号 | 1170946 |
審判番号 | 不服2007-9296 |
総通号数 | 98 |
発行国 | 日本国特許庁(JP) |
公報種別 | 商標審決公報 |
発行日 | 2008-02-29 |
種別 | 拒絶査定不服の審決 |
審判請求日 | 2007-04-02 |
確定日 | 2008-01-17 |
事件の表示 | 商願2006- 11747拒絶査定不服審判事件について、次のとおり審決する。 |
結論 | 原査定を取り消す。 本願商標は、登録すべきものとする。 |
理由 |
1 本願商標 本願商標は、「RADIANT DAY」の欧文字及び「ラディアントデイ」の片仮名文字を二段に書してなり、第3類に属する願書記載のとおりの商品を指定商品として、平成18年2月13日に登録出願されたものである。 2 原査定の拒絶の理由の要点 原査定は、「本願商標は、『ラディアントデュー』の片仮名文字及び『RADIANT DEW』の欧文字を二段に書してなる登録第4199463号商標(以下「引用商標」という。)と同一又は類似の商標であって、かつ、指定商品も同一又は類似の商品について使用するものであるから、商標法第4条第1項第11号に該当する。」旨認定、判断し、本願を拒絶したものである。 3 当審の判断 本願商標は、上記1のとおり、「RADIANT DAY」の欧文字及び「ラディアントデイ」の片仮名文字からなるものであるところ、その構成文字全体に相応して「ラディアントデイ」の称呼を生ずるものであり、また、構成中の「RADIANT」の語は、「輝く、晴れやかな」の意味を有する語であることから、全体として「輝かしい日」程の意味合いを理解すると認められる。 一方、引用商標は、前記2のとおり、「ラディアントデュー」の片仮名文字及び「RADIANT DEW」の欧文字を二段に書した構成よりなるものであるから、その構成文字全体に相応して「ラディアントデュー」の称呼を生ずるものであり、全体として「輝くしずく」程の意味合いを看取するものである。 そこで、本願商標より生ずる「ラディアントデイ」の称呼と引用商標より生ずる「ラディアントデュー」の称呼とを比較すると、両称呼は、前半の「ラディアント」の称呼を共通にするものの、後半における「デイ」の音と「デュー」の音という明らかな差異を有するものである。そして、両者は、いずれも、無声の破裂音「ト」と、それに続く有声の破裂音「デ」の音との調音方法が異なることにより、全体の称呼をそれぞれ一連に称呼するときは、ともに後半部分がやや強く発音され、該差異音は明瞭に聴取されて、全体の語調、語感が相違するものとなり、称呼上相紛れるおそれはないものというのが相当である。 また、本願商標と引用商標とは、それぞれ前記のとおりの構成よりなるものであるから、外観において区別し得るものであり、さらに、両者は、上記のとおり、明らかに相違する意味合いを理解するものである。 してみれば、本願商標と引用商標とは、その外観、称呼及び観念のいずれにおいても、十分に区別し得る非類似の商標といわざるをえない。 したがって、本願商標が商標法第4条第1項第11号に該当するとして、本願を拒絶した原査定は、妥当でなく、取消しを免れない。 その他、政令で定める期間内に本願について拒絶の理由を発見しない。 よって、結論のとおり審決する。 |
審決日 | 2007-12-26 |
出願番号 | 商願2006-11747(T2006-11747) |
審決分類 |
T
1
8・
262-
WY
(Y03)
T 1 8・ 261- WY (Y03) T 1 8・ 263- WY (Y03) |
最終処分 | 成立 |
前審関与審査官 | 神田 忠雄 |
特許庁審判長 |
渡邉 健司 |
特許庁審判官 |
岩本 和雄 堀内 仁子 |
商標の称呼 | ラディアントデイ、ラディアントデー、ラジアントデー、レディアントデイ、レディアント、デイ、デイエイワイ、デー |
代理人 | 柿本 邦夫 |