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審決分類 審判 査定不服 称呼類似 登録しない W070912
審判 査定不服 外観類似 登録しない W070912
審判 査定不服 観念類似 登録しない W070912
管理番号 1312067 
審判番号 不服2015-650015 
総通号数 196 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 商標審決公報 
発行日 2016-04-28 
種別 拒絶査定不服の審決 
審判請求日 2015-03-06 
確定日 2016-01-04 
事件の表示 国際登録第1177156号に係る国際商標登録出願の拒絶査定に対する審判について、次のとおり審決する。 
結論 本件審判の請求は、成り立たない。
理由 1 本願商標
本願商標は、別掲のとおりの構成よりなり、第7類、第9類及び第12類に属する日本国を指定する国際登録において指定された商品を指定商品として、2013年4月26日にEuropean Unionにおいてした商標登録出願に基づいてパリ条約第4条による優先権を主張し、2013年(平成25年)8月27日に国際登録出願され、その後、指定商品については、原審における平成26年8月4日付け手続補正書により、第7類「Hydraulic control regulating devices for controlling and regulating of hydraulic pumps and hydraulic drive motors which serve to activate and control drive and steering as well as grooming functions and winch functions for a tracked vehicle for preparation and maintenance of ski slopes;hydraulic engines for work apparatus and machines.」、第9類「Sensors [measurement apparatus],other than for medical use;infrared cameras;surveillance cameras;collision avoidance apparatus which can detect approaching people and/or objects by sensors and/or surveillance cameras;collision avoidance apparatus comprising a display,sensors and surveillance cameras;electric,electronic and optical apparatus for capturing,transmitting and recording electric,electromagnetic or optical data or signals,in particular thermal imaging cameras,infrared cameras;acoustic and optical warning signal transmitters;computer software;all the aforesaid goods solely in relation to snowmobiles.」及び第12類「Vehicles for travelling on snow,in particular tracked vehicles for snow piste creation and design,and parts and fittings therefor,as far as included in this class.」と補正されたものである。
2 原査定の拒絶の理由の要点
原査定において、本願商標が商標法第4条第1項第11号に該当するとして、本願の拒絶の理由に引用した登録商標は、以下のとおりである。
(1)登録第3040713号商標は、「PSC」の欧文字を書してなり、平成4年6月30日登録出願、第9類に属する商標登録原簿に記載のとおりの商品を指定商品として、同7年4月28日に設定登録されたものである。
なお、当該引用商標は、商標権の存続期間の満了の日が平成27年4月28日であり、当該満了日までに更新登録の申請がなされていないが、現在、商標法第20条第3項の規定に基づく商標権の存続期間の更新申請が可能な期間中である。
(2)登録第5076194号商標は、「PSC」の欧文字を標準文字で表してなり、平成18年10月4日に登録出願、第9類、第28類、第34類、第35類、第36類及び第41類に属する商標登録原簿に記載のとおりの商品及び役務を指定商品及び指定役務として、同19年9月7日に設定登録され、現に有効に存続しているものである。
以下、これらをまとめて「引用商標」という。
3 当審の判断
(1)本願商標
本願商標は、別掲のとおり、凹側を向かい合わせに配した二つの円弧の図形と、その円弧の図形の間の、「P」及び「C」の文字の一部が、円弧の丸みに合わせて丸みを帯びた形にデザインされた、「PSC」の欧文字からなるものである。
そして、本願商標は、本願商標の円弧の図形部分と、「PSC」の文字部分とが、全体として特定の意味合いを想起させるなど、これらが常に一体不可分のものとしてのみ認識されるとみるべき特段の事情は認められず、中央部に大きく顕著に表された「PSC」の文字部分が独立して取引に資される場合も決して少なくないというのが相当である。
そうすると、本願商標は、「PSC」の文字部分に相応して「ピーエスシー」の称呼を生じ、また、該文字は、特定の語義を有することのない造語と認識し、理解されるものといえるから、特定の観念を生じないものである。
(2)引用商標
引用商標は、前記2のとおり、「PSC」の欧文字を書してなるところ、その構成文字に相応して、「ピーエスシー」の称呼を生じ、また、上記(1)と同様に、特定の観念を生じないものである。
(3)本願商標と引用商標の類否について
本願商標と引用商標は、上記(1)及び(2)のとおり、外観については、その全体の構成において相違するものの、本願商標の構成中、独立して取引に資される「PSC」の文字部分と、引用商標とは、その構成文字を共通にするものであるから、本願商標と引用商標とは、外観上、近似した印象を与えるものである。
また、称呼については、本願商標と引用商標は、いずれも「ピーエスシー」の称呼を生じるから、称呼を同一にするものである。
さらに、観念については、本願商標と引用商標は、いずれも特定の観念を生じないものであるから、観念上、比較することができないものである。
してみれば、本願商標と引用商標とは、観念において比較できないものの、外観上、近似した印象を与えるものであり、また、称呼を同一とするものであるから、これらを総合勘案すると、両商標は、類似の商標というべきである。
(4)本願商標の指定商品と引用商標の指定商品の類否について
本願商標の指定商品と引用商標の指定商品は、前記1及び2のとおりであるところ、本願商標の指定商品と、引用商標の指定商品とは、同一又は類似するものである。
(5)まとめ
以上からすると、本願商標は、引用商標に類似する商標であり、かつ、引用商標の指定商品と同一又は類似の商品について使用するものであるから、商標法第4条第1項第11号に該当する。
(6)請求人の主張について
請求人は、登録例や併存例等を挙げて、本願商標も登録されるべきであると主張している。
しかしながら、請求人が示す例は、商標の構成態様が相違する等、本件とは事案を異にするものである。
よって、請求人の主張は、採用することができない。
(7)結語
以上のとおり、本願商標は、商標法第4条第1項第11号に該当し、登録することができない。
よって、結論のとおり、審決する。
別掲 【別記】

審理終結日 2015-07-27 
結審通知日 2015-08-04 
審決日 2015-08-21 
国際登録番号 1177156 
審決分類 T 1 8・ 263- Z (W070912)
T 1 8・ 262- Z (W070912)
T 1 8・ 261- Z (W070912)
最終処分 不成立  
前審関与審査官 小林 裕子 
特許庁審判長 土井 敬子
特許庁審判官 松浦 裕紀子
梶原 良子
商標の称呼 ピイエスシイ 
代理人 田島 壽 
代理人 青木 篤 
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