ポートフォリオを新規に作成して保存 |
|
|
既存のポートフォリオに追加保存 |
|
PDFをダウンロード |
審決分類 |
審判 査定不服 商3条1項3号 産地、販売地、品質、原材料など 取り消して登録 009 |
---|---|
管理番号 | 1078198 |
審判番号 | 審判1999-1546 |
総通号数 | 43 |
発行国 | 日本国特許庁(JP) |
公報種別 | 商標審決公報 |
発行日 | 2003-07-25 |
種別 | 拒絶査定不服の審決 |
審判請求日 | 1999-02-04 |
確定日 | 2003-06-04 |
事件の表示 | 平成9年商標登録願第4250号拒絶査定に対する審判事件について、次のとおり審決する。 |
結論 | 原査定を取り消す。 本願商標は、登録すべきものとする。 |
理由 |
1 本願商標 本願商標は、「BIAS」「バイアス」の文字を二段(「バイアス」の文字は、左の下段に小さく。)に書してなり、第9類「電子応用機械器具及びその部品」を指定商品として、平成9年1月20日に登録出願されたものである。 2 原査定の拒絶の理由 原査定は、本願商標は、「真空管やトランジスタの電極などで、電流を抑えるため別に与える直流電流、微小音を録音するために磁気録音テープに与える磁気振動」等の意味を有するところ、これをその指定商品について使用するも、電子応用機械器具及びその部品を扱う業界において、商品の品質(数値)を表す用語として普通に採択・使用されているものである旨認定、判断して商標法第3条1項3号に該当するとして、本願を拒絶したものである。 3 当審の判断 本願商標は、前記のとおりの構成よりなるところ、その意味するところは原審説示のとおりのものがあるとしても、それが直ちに本願指定商品の品質等を表示するものとは認められない。 そうとすれば、本願商標は、これをその指定商品に使用しても自他商品の識別力を有しないものということはできない。 してみれば、本願商標を商標法第3条第1項第3号に該当するものとして拒絶した原査定は妥当ではなく、取消を免れない。 その他、本願について拒絶の理由を発見しない。 よって、結論のとおり審決する。 |
審決日 | 2003-05-14 |
出願番号 | 商願平9-4250 |
審決分類 |
T
1
8・
13-
WY
(009)
|
最終処分 | 成立 |
前審関与審査官 | 池田 光治 |
特許庁審判長 |
柴田 昭夫 |
特許庁審判官 |
中田みよ子 鈴木 新五 |
商標の称呼 | バイアス |
代理人 | 滝田 清暉 |