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審決分類 審判 査定不服 商3条1項6号 1号から5号以外のもの 登録しない W37
管理番号 1418332 
総通号数 37 
発行国 JP 
公報種別 商標審決公報 
発行日 2025-01-31 
種別 拒絶査定不服の審決 
審判請求日 2024-02-22 
確定日 2024-11-28 
事件の表示 商願2023−3701拒絶査定不服審判事件について、次のとおり審決する。 
結論 本件審判の請求は、成り立たない。
理由 第1 本願商標及び手続の経緯
本願商標は、「引き算の資金計画」の文字を標準文字で表してなり、第36類及び第37類に属する願書記載のとおりの役務(以下「原審役務」という。)を指定役務として、令和5年1月17日に登録出願されたものである。
本願は、令和5年8月1日付けで拒絶理由の通知がされ、同年9月25日付けで意見書が提出されたが、同年12月14日付けで拒絶査定がされ、これに対し、同6年2月22日に拒絶査定不服審判が請求され、本願の指定役務は、同日受付けの手続補正書により、第37類に属する別掲1に記載のとおりの役務(以下「当審補正役務」という。)に補正されたものである。

第2 原査定の拒絶の理由の要旨
原査定は、本願商標は「引き算の資金計画」の文字を標準文字で表してなるところ、構成中の「引き算」の文字は「ある数から他の数を引いて残りを求める計算。減法。」の意味を、「資金」の文字は「特定の目的のために用意され使われる金銭」の意味を有し「計画」の文字は「ある事を行うために、あらかじめ方法や順序などを考えること」の意味を有するものであり、原審役務の業界において、「引き算の資金計画」とは、総予算から住宅を建てる際に発生する諸費用を引き算して、住宅を建てるための資金計画を立てる考え方として認識され、さらに、こうした計画を考えるにあたって、ファイナンシャルプランナー等が需要者に助言を行うサービスを行っている実情があることから、本願商標を原審役務中の第36類の役務に使用しても、これに接する需要者は、「総予算から住宅を建てる際に発生する諸費用を引き算して、住宅を建てるための資金計画を立てる考え方」であると認識するにすぎず、自他役務の識別標識として認識することができないことから、本願商標は、需要者が何人かの業務に係る役務であることを認識することができないものと判断するのが相当であり、商標法第3条第1項第6号に該当する旨、認定、判断し、本願を拒絶したものである。

第3 当審における拒絶の理由の要旨
当審において、請求人に対し、令和6年7月2日付け拒絶理由(以下「当審拒絶理由」という。)により、別掲2ないし別掲4のとおりの事実を提示した上で、本願商標を当審補正役務中「建設工事,建設工事に関する助言」に使用したときには、商標法第3条第1項第6号に該当する旨の本願を拒絶すべき理由を示し、相当の期間を指定して、これに対する意見を求めたが、請求人は、これに対し何ら回答をしていない。

第4 当審の判断
1 本願商標の商標法第3条第1項第6号該当性について
本願商標は、上記第1のとおり、「引き算の資金計画」の文字を標準文字で表してなるところ、その構成中の「引き算」の文字は「ある数からある数を引いて、その差を求める計算。減法。」の意味を有し、「資金」の文字は「営利・経営などの目的に使用される金銭。もときん。もとで。特定の目的に使用される金銭。」の意味を有し、「計画」の文字は「物事を行うに当たって、方法・手順などを考え企てること。また、その企ての内容。もくろみ。はかりごと。企て。プラン。」の意味(いずれも「広辞苑 第七版」株式会社岩波書店)を有する語であり、別掲2のとおり、建築業界において、「資金計画」とは、「中長期的な収入と支出を算出し、適切な購入予算を決め、その支払い計画と返済計画を立てること」ほどの意味合いで使用されている。
ところで、当審補正役務中の建設工事に関する役務を行うに当たっても、建築に必要な費用を算出し、その費用を調達するための資金計画を立て、調達した予算の範囲で工事が実施されるものである。
そして、拒絶査定における認定のとおり、願書記載の第36類に属する指定役務との関係において、「引き算の資金計画」の語は、「総予算から住宅を建てる際に発生する諸費用を引き算して、住宅を建てるための資金計画を立てる考え方」ほどの意味合いで使用されていることが認められるところ、別掲3のとおり、建築工事を実施する建築業界においても、家づくりに伴う資金計画の相談や提案を行っており、別掲4のとおり、上記と同様の意味合いで、「引き算の資金計画」、「引き算で考える資金計画」や「資金計画は“引き算”で考えます」などと称していることが認められる。
そうすると、「引き算の資金計画」の文字を標準文字で表してなる本願商標を当審補正役務中の「建設工事,建設工事に関する助言」に使用したときには、これに接する需要者は、当該役務の提供者が総予算から住宅を建てる際に発生する諸費用を引き算して算出する資金計画に基づいた建設工事を行う者であるといった、当該役務提供者の特性を表示する宣伝広告の一類型であることを認識するにすぎないものであるから、前記指定役務について、取引に際し必要適切な表示であって何人もその使用を欲するといい得るものであり、自他役務の識別標識としての機能を果たし得ないというべきである。
したがって、本願商標は、需要者が何人かの業務に係る役務であることを認識することができない商標であるから、商標法第3条第1項第6号に該当する。
2 請求人の主張
請求人は、審判請求書において、原審役務中の第36類に属する指定役務を削除したため、本願商標は、商標法第3条第1項第6号に該当しない旨主張する。
しかしながら、上記1に記載のとおり、本願商標は、当審補正役務中の第37類「建設工事,建設工事に関する助言」との関係において、当該役務の提供者が総予算から住宅を建てる際に発生する諸費用を引き算して算出する資金計画に基づいた建設工事を行う者であるといった、当該役務提供者の特性を表示する宣伝広告の一類型であることを認識させるにすぎず、取引に際し必要適切な表示であって何人もその使用を欲するといい得るものであり、自他役務の識別標識としての機能を果たし得ないというべきであるから、本願商標は、商標法第3条第1項第6号に該当すると判断するのが相当である。
よって、請求人の審判請求書における上記主張は、採用することができない。
なお、上記第3のとおり、請求人は、当審拒絶理由に対し、何ら応答をしていない。
3 まとめ
以上のとおり、本願商標は、商標法第3条第1項第6号に該当する。
よって、結論のとおり審決する。
別掲

別掲1(当審補正役務)
第37類「建設工事,建設工事に関する助言,建築設備の運転・点検・整備,荷役機械器具の修理又は保守,業務用暖冷房装置の修理又は保守,バーナーの修理又は保守,ボイラーの修理又は保守,ポンプの修理又は保守,業務用冷凍機械器具の修理又は保守,電気通信機械器具の修理又は保守,土木機械器具の修理又は保守,民生用電気機械器具の修理又は保守,照明用器具の修理又は保守,配電用又は制御用の機械器具の修理又は保守,錠前の取付け又は修理,ガス湯沸かし器の修理又は保守,家庭用加熱器(電気式のものを除く。)の修理又は保守,浴槽類の修理又は保守,洗浄機能付き便座の修理,畳類の修理,建築物の外壁の清掃,窓の清掃,床敷物の清掃,床磨き,し尿処理槽の清掃,浴槽又は浴槽がまの清掃」

別掲2(建築業界における「資産計画」の意味合いについて)
(1)「株式会社豊木工舎」のウェブサイト
「資金計画とは?」の見出しの下、「これに対し「資金計画」とは、中長期的な収入と支出を算出し、適切な購入予算を決めた上で、その「支払計画と返済計画を立てること」を意味します。決して「住宅購入の予算を組むこと」だけではありません。」との記載がある。
https://toyokikousha.jp/funding/
(2)「正建株式会社」のウェブサイト
「そもそも資金計画とは!?」の見出しの下、「家は人生で一番高い買い物といわれるように在宅購入では数千万という大きなお金が動きます。その大きなお金(資金)をどのように調達し、どのように払っていくかが資金計画です。中長期的な収入と支出を算出し、適切な購入予算を決めたうえで、その支払い計画と返済計画を立てることを意味します。決して住宅購入の予算を組むことだけが資金計画ではありません。」との記載がある。
https://www.sei-ken.jp/%E3%81%93%E3%82%93%E3%81%AA%E5%AE%B6%E3%81%AB%E4%BD%8F%E3%81%BF%E3%81%9F%E3%81%84%EF%BC%81%E5%A4%A2%E3%81%AE%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%82%92%E6%89%8B%E3%81%AB%E5%85%A5%E3%82%8C/
(3)「スゴい住宅ローン探し」のウェブサイト
「資金計画はいつから準備する?」の見出しの下、「中でも、住宅購入における資金計画は、長期的な家計の収入・支出をシミュレートして、住宅の購入に伴う将来にわたった収支計画を立てることがポイントとなります。したがって、住宅購入の予算そのものを決めるものではない点には留意しておきましょう。車の購入費用や教育費、老後のための資金などの支出を想定したり、将来的な収入の変化・ライフスタイルを描いたりして、人生全体にわたってのお金の動きを把握するのも大切なことです。」との記載がある。
https://finance.recruit.co.jp/article/b084/

別掲3(ハウスメーカーや工務店が資金計画の相談・提案を行っている事実)
(1)「株式会社大沼工務店」のウェブサイト
「大切なお金の話」の見出しの下、「住宅購入の失敗の多くは、住宅ローンを始めとした「お金」に纏わることであるのをご存じでしょうか?後悔しない家づくりのためには、お金の知識を身に着けておくことが必須です。わたし達大沼工務店は、快適な家づくりはもちろんのこと、お客様の生涯のパートナーとして資金計画づくりも親身になってお手伝いさせていただきます。」との記載がある。
https://www.o-style.org/important_money/
(2)「プラスCホーム株式会社」のウェブサイト
「家づくりにかかわる資金計画のポイント」の見出しの下、「家づくりにおいて非常に重要な、資金計画。しかし一口に費用と言っても、住宅にかかわる項目は多岐にわたるため、イメージがつきにくいという方も多いのではないでしょうか?しばらく経ってから、「思っていたよりコストがかかった……」「もっと無駄のない方法があったのに……」と後悔する可能性もないとは言い切れません。そのため、まずはおおまかな建築費用や住宅ローンの考え方、税金対策について学んでいきましょう。鶴見区横堤で注文住宅を手がける工務店「プラスCホーム」では他社とは違った視点で資金計画をご提案いたします。」との記載がある。
https://www.plus-c-home.com/base/planning.html
(3)「木ごこち工務店」のウェブサイト
「実際にかかる費用を綿密にシミュレーションする」の見出しの下、「注文住宅にかかる費用は大まかに紹介しましたが、実際の家づくりではさらに細かい費用シミュレーションが大切になります。極端な話、家具や家電を買い替えるのか、持っていくのかでも費用には差が出ます。一つひとつの差額は小さくても積み重なると予算オーバーを招くので、リアルな費用をシミュレーションすることが重要なのです。ご自身ですべてをシミュレーションするのは難しいですから、私たち工務店に「どんなお金がかかるの?」とお気軽にご相談ください。」との記載がある。
https://kigokochi.co.jp/column/202207_04/
(4)「クレバinfo」のウェブサイト
「注文住宅の相談はどこにすべきか|相談先の選択肢や必要な準備を解説」の見出しの下、「注文住宅相談の選択肢」として、「(1)住宅会社(ハウスメーカー・工務店)ハウスメーカーや工務店の店舗・モデルハウスでは、注文住宅の間取りから土地探し、資金計画についてさまざまな相談が可能です。住宅会社のスタッフが相談に乗ってくれるので、質問に対して具体的なアドバイスが期待できるのがメリット。会社の雰囲気やスタッフの対応なども直に感じられるため、ハウスメーカー・工務店選びの基準にもなります。間取りやデザインが気に入って、予算内に収まるならそのまま注文住宅を建てられるので、スムーズな家づくりにもつながります。」との記載がある。
https://www.cleverlyhome.com/kurashi/step/11560

別掲4(建築業界における「引き算の資金計画」について)
(1)「Iris Home」のウェブサイト
「必読! 土地を買う前の5つのチェックポイント 南相馬市で注文住宅を建てよう」の見出しの下、「引き算の資金計画をすることをオススメいたします!毎月の返済額なら、もうこれ以上は支払いたくない金額を夫婦で決めます!仮に毎月90,000以上は払いたくないとしましょう!・・・そこに、自己資金を決めるのです。今回は300万円としたら、総額が3,300万円となるのです。さあ、ここから引き算です。・・・建築費は1800万円 エアコンや浄化槽などのオプション費用120万円・・・家具家電購入費は180万円・・・ローンや登記にかかる費用は120万円前後 さあ、引き算してみましょう!3,300万円−1,800万円(建築費)−120万円(オプション)ー180万円(家具家電)−120万円(ローンや登記)=1,080万円が土地代金と外構工事費用となります。土地探しは資金計画をすることで、より具体的に探すことが可能となるのです。この様に明確な予算を不動産屋さんへ伝えることで、不動産屋さんも適切な物件をご紹介できる様になるのです。」との記載がある。
https://irishome.jp/magazine/staff-blog/iwao-s/15673
(2)「LHOUSE」のウェブサイト
「5:住宅ローンで不幸にさせません」の見出しの下、「私たちは、あなた様のこだわり全てを足していく、足し算の資金計画をしません。何歳までに返したいのか、月々いくらまでなら返済できるのか、から総額予算を算出し、総額の予算から、建物代金、土地代金、諸費用、引っ越し代や新しい家電や家具を購入するための諸経費をマイナスしていく、引き算の資金計画をしています。」との記載がある。
https://www.lhouse.co.jp/abutlhouse/mission/
(3)「Will home 有限会社寺内組」のウェブサイト
「ウイルホームでの家づくり手順」の見出しの下、「(1)初回打ち合わせ(マイホームの資金計画、土地探しなど)(2)ライフスタイル打ち合わせ(ヒアリング)(3)ラフプラン・概算お見積りご提示(4)設計契約(設計図書・御見積書作成)(5)ウイルホームとご契約(6)工事開始(7)マイホーム完成・お引渡し」との記載があり、「足し算ではなく「引き算の資金計画」」の見出しの下、「建物価格に気を取られていると、予算オーバーしてしまいます。足し算ではなく、引き算の資金計画をおすすめします。」との記載がある。
https://www.willhome-tug.com/yumewokanaeru.html
(4)「Standard」のウェブサイト
「資金計画編 〜引き算のススメ〜」の見出しの下、「何より大事な『資金計画』。でも、「気に入った土地が1500万円、住みたいお家が2000万円、諸費用500万円、総額4000万円だから、4000万円の住宅ローンを借りよう。」という“足し算”型の資金計画はおすすめできません。住宅ローンを借りてお家づくりする以上、お家が建ってもローンを完済するまでは、土地と建物に担保を設定している銀行さんのものと言っても言い過ぎではないからです。きちんと完済してご家族だけのお家となるように、スタンダードの資金計画は“引き算”で考えます。」との記載がある。
https://www.by-standard.jp/house/2017/%E8%B3%87%E9%87%91%E8%A8%88%E7%94%BB%E7%B7%A8%E3%80%80%EF%BD%9E-%E5%BC%95%E3%81%8D%E7%AE%97%E3%81%AE%E3%82%B9%E3%82%B9%E3%83%A1-%EF%BD%9E/
(5)「T.D.A トラップドアーズアーキテクト」のウェブサイト
「家づくりを始める前に必ず資金計画!」の見出しの下、「理想だけで家づくりを進めることはとても危険です。住宅ローンが始まってから後悔しないため、建物、土地以外にもかかるたくさんのお金を把握して納得するまで必ず情報収集と勉強をしてみて下さい。引っ越した後、住み始めるタイミングで必要になるお金もたくさんあります。足し算ではなく、引き算で考える資金計画を心掛けて下さい。」との記載がある。
https://www.partnersyandf.com/welcome
(6)「縁 創建工房」のウェブサイト
「注文住宅の予算の考え方「家づくりの方程式」とライフプラン」の見出しの下、「総予算から建物価格と諸費用を引くことで、マイナスになることはありません。つまり、予算をオーバーさせないための「正しい方程式」とは、ずばり“引き算”で考えることなのです。このように、イコールのあとがマイナスにならないような総予算、建物価格、諸費用の組み立てにしていくことが重要です。」との記載がある。
https://sokenkobo-en.co.jp/topics/3371/
(7)「イエタッタ」のウェブサイト
「引き算で決める、マイホームの予算計画」の見出しの下、「1.足し算は失敗のもと、成功のカギは引き算」として「普段の買い物で、総予算を考えずに欲しいものを次々と買い物かごに入れ、支払いの時にびっくりなんて経験はないでしょうか。それがスーパーマーケットなら支払うことができますが、家づくりだったらどうでしょうか。スーパーマーケットと単価が違い、支払いが難しくなることが想像できます。最悪の状態は、気づいたころには取り返しがつかなくて、土地は買えたけど家が建たないなんてことも。そのため総予算を先にイメージし、そこからの引き算で先に予算配分しておくのが最善の方法です。」との記載がある。
https://www.xn----566as40bbian2a.com/column_detail.php?id=435
(8)「HINOKIYA」のウェブサイト
「資金計画が重要。注文住宅の予算を決めるポイントって?」の見出しの下、「注文住宅の正しい予算の立て方って?」と題して「では、注文住宅の予算はどのように決めればよいのでしょうか。ポイントとなるのは、「足し算」ではなく「引き算」で考えることです。」との記載がある。
https://hinokiya.searshome.co.jp/%E8%B3%87%E9%87%91%E8%A8%88%E7%94%BB%E3%81%8C%E9%87%8D%E8%A6%81%E3%80%82%E6%B3%A8%E6%96%87%E4%BD%8F%E5%AE%85%E3%81%AE%E4%BA%88%E7%AE%97%E3%82%92%E6%B1%BA%E3%82%81%E3%82%8B%E3%83%9D%E3%82%A4%E3%83%B3/
(9)「マイベストプロ」のウェブサイト
「『どんな予算が掛かってくるか?』その3」の見出しの下、「今日は資金計画の中でも地盤改良工事について話をしてみたいと思います。地盤、つまり家を建てるための地面を補強するための工事になります。建物はどんなに丈夫でも、その下の地面が不安定では地震などが来た時に心配です。そのために地盤調査を行うわけですが、資金計画的に問題になってくるのは、その調査を行うタイミングです。地盤調査は敷地に対して計画した建物の四角で、先端にスクリューの付いたロッドを差し込んで行います。建物の四角が決まっていない段階では地盤調査はできません。始めの資金計画の段階では地盤調査ができない為、地盤改良工事が必要なのか、必要であればいくら工事金額が掛かるのかが分かりません。地盤改良工事にいくら掛かるかは分からないけども、掛かってくる可能性がある費用となります。その時ポイントとなるのが、資金計画は引き算で考えていただきたいということです。後から追加でどんどん金額が増えていくよりも、未確定な金額についても予算取りといった形で資金計画に入れておく事をお勧めします。」との記載がある。
https://mbp-japan.com/yamagata/mercihome/column/5117920/


(行政事件訴訟法第46条に基づく教示)
この審決に対する訴えは、この審決の謄本の送達があった日から30日(附加期間がある場合は、その日数を附加します。)以内に、特許庁長官を被告として、提起することができます。
(この書面において著作物の複製をしている場合の御注意)
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審理終結日 2024-09-25 
結審通知日 2024-10-01 
審決日 2024-10-16 
出願番号 2023003701 
審決分類 T 1 8・ 16- Z (W37)
最終処分 02   不成立
特許庁審判長 板谷 玲子
特許庁審判官 岩谷 禎枝
馬場 秀敏
商標の称呼 ヒキザンノシキンケーカク、ヒキザンノ、ヒキザン 
代理人 松嶋 さやか 
代理人 木村 満 
代理人 山野 有希子 
代理人 中嶋 幸江 
代理人 加藤 道幸 
代理人 小曽 俊甫 

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