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審決分類 |
審判 査定不服 商3条1項3号 産地、販売地、品質、原材料など 登録しない W29 |
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管理番号 | 1398408 |
総通号数 | 18 |
発行国 | JP |
公報種別 | 商標審決公報 |
発行日 | 2023-06-30 |
種別 | 拒絶査定不服の審決 |
審判請求日 | 2022-05-31 |
確定日 | 2023-05-11 |
事件の表示 | 商願2021− 92998拒絶査定不服審判事件について、次のとおり審決する。 |
結論 | 本件審判の請求は、成り立たない。 |
理由 |
1 手続の経緯 本願は、令和3年7月27日の出願であって、その手続の経緯は以下のとおりである。 令和4年 1月11日 :拒絶理由通知書 令和4年 1月31日 :意見書の提出 令和4年 3月23日付け:拒絶査定 令和4年 5月31日 :審判請求書の提出 令和4年12月22日付け:審尋 2 本願商標 本願商標は、「CLEANSE VEGE BROTH」の文字を標準文字で表してなり、第29類「冷凍野菜,肉製品,加工水産物,加工野菜及び加工果実,カレー・シチュー又はスープのもと」を指定商品として登録出願されたものである。 3 原査定の拒絶の理由の要点 原審において、「本願商標は、「CLEANSE VEGE BROTH」の文字を標準文字で表してなるところ、その構成中、「CLEANSE」の文字は、「洗浄する。きれいになる。」の意味を有し、食品業界においては、胃腸を休め、浄化する効果を有するスープが、「クレンズスープ」などと称されている。また、本願商標の構成中、「VEGE」の文字は、「Vegetable(野菜)」に通じる語であり、また、「BROTH」の文字は、「肉・魚・骨・野菜などの煮出し汁。」の意味を有する語であって、食品業界においては、「VEGE BROTH(ベジブロス)」の語が、「野菜を煮出して作るだし」程の意味合いを表す語として使用されている実情がある。そうすると、本願商標は、全体として「胃腸を休め、浄化する効果を有する野菜を煮出して作るだし」程の意味合いを理解させるから、これをその指定商品に使用するときは、商品の品質、原材料、用途を表示したものとして認識されるにとどまる。また、本願商標を、その指定商品中、上記商品に照応する商品以外の商品に使用したときは、商品の品質の誤認を生じさせるおそれがある。したがって、本願商標は、商品の品質等を普通に用いられる方法で表示する標章のみからなる商標及び商品の品質の誤認を生ずるおそれがある商標であるから、商標法第3条第1項第3号及び同法第4条第1項第16号に該当する。」旨認定、判断し、拒絶したものである。 4 当審における審尋 当審において、令和4年12月22日付け審尋により、別掲1ないし別掲4に掲げる事実を記載した上で、本願商標が商標法第3条第1項第3号及び同法第4条第1項第16号に該当するとの暫定的見解を示し、期間を指定した上で請求人に対し意見を求めた。 5 審尋に対する請求人の回答 請求人は、前記4の審尋に対し、指定した期間内に何ら意見を述べていない。 6 当審の判断 (1)商標法第3条第1項第3号及び同法第4条第1項第16号該当性について 本願商標は、前記2のとおり、「CLEANSE VEGE BROTH」の文字を標準文字で表してなるところ、その構成中、「CLEANSE」の文字は「洗浄する。浄化する。」等の意味(別掲1)を、「VEGE」の文字は「Vegetable(野菜)」に通ずる語として使用され(別掲2)、「BROTH」の文字は「肉・魚・骨・野菜などの煮出し汁」の意味(「コンサイスカタカナ語辞典 第5版」株式会社三省堂)をそれぞれ有する語であり、本願の指定商品である食品に関する業界では、「CLEANSE」の文字の読みを表した「クレンズ」の文字が、「消化のよいものを摂取し胃や腸に負担をかけないで体内浄化を促す」程の意味合いで健康法の一つとして知られており(別掲3)、また、「VEGE BROTH」の文字及びこれに通ずる「ベジブロス」の文字が、「野菜を煮だして作るだし」若しくは「野菜だし」を意味する語として知られている実情がある(別掲4)。 このような状況を踏まえると、本願商標をその指定商品に使用しても、これに接する取引者、需要者は、その商品が「クレンズ(消化のよいものを摂取し胃や腸に負担をかけないで体内浄化を促す)用のベジブロス(野菜を煮だして作るだし、野菜だし)」という商品の品質、原材料及び用途を表示したものと認識、理解するにとどまり、本願商標は、自他商品を識別する標識としては機能し得ないというのが相当である。 したがって、本願商標は、商品の品質、原材料及び用途を普通に用いられる方法で表示してなる標章のみからなる商標であるから、商標法第3条第1項第3号に該当し、前記内容に照応する商品以外の商品に使用するときは、商品の品質の誤認を生ずるおそれがあるから、同法第4条第1項第16号に該当する。 (2)請求人の主張について 請求人は、過去の登録例を挙げ、本願も同様に判断されるべきである旨主張する。 しかしながら、登録出願に係る商標が、商標法第3条第1項第3号に該当するものであるか否かの判断は、当該商標登録出願の査定時又は審決時において、当該商標の構成態様と指定商品の取引の実情等に基づいて、個別具体的に判断されるべきものであるところ、本願の判断については、前記(1)のとおりであるから、請求人の挙げた商標登録例があることが、本願の判断を左右するものではない。 したがって、請求人の前記主張は、採用することができない。 (3)まとめ 以上のとおり、本願商標は、商標法第3条第1項第3号及び同法第4条第1項第16号に該当するから、登録することができない。 よって、結論のとおり審決する。 |
別掲 |
別掲1 「CLEANSE」の意味を載録している辞書 (1)「プログレッシブ英和中辞典第5版」株式会社小学館 「cleanse」の見出しの下、「<皮膚・傷などを>洗浄する;<汚れ・人などが>きれいになる、<らい病患者を>癒す」の記載がある。 (2)「英辞郎 on the WEB」のウェブサイトにおいて、「cleanse」の見出しの下、「[〜を]洗浄する、清潔にする、[ウイルスを]駆除する、[罪などを]清める、浄化する」の記載がある。 https://eow.alc.co.jp/search?q=cleanse (3)「ジーニアス英和辞典第5版」株式会社大修館書店 「cleanse」の見出しの下、「<肌・傷口など>を消毒する、清潔にする、<罪・汚れなど>を清浄にする。<人・心>を<罪・病などから>清める,浄化する。」の記載がある。 別掲2 「VEGE」のつづりの文字が、「Vegetable(野菜)」に通ずる語として使用されている例 (下線は、合議体において付与。以下同じ。) (1)「MITSUKOSHI ONLINE STORE」のウェブサイトにおいて、「<谷口農場>野菜と果実のジュースVege mix(ベジミックス)ギフト」の記載がある。 https://mitsukoshi.mistore.jp/s_sapporo/product/3553900000000000000002224863.html?rid=8a7d2dab42b94c9fa500434207ad05b1 (2)「kewpie」のウェブサイトにおいて、「カシスオレンジのVegeスムージー」の見出しの下、「スッキリとしたビネガードリンク(カシス)で作る「酢ムージー」。ビタミンたっぷりのRedスムージーは、瑞水しい赤い野菜に、カシス風味がよく合います。」の記載がある。 https://www.kewpie.co.jp/prouse/recipe/QP30000885 (3)「Oisix」のウェブサイトにおいて、「Vege Color <ストイックGreen>」の見出しの下、「■野菜そのまま、ガツンと通好みの味/話題のケールを中心とした野菜たっぷりの<Green>・・。」の記載がある。 https://www.oisix.com/ShouhinShousai.ss4-8734_1807.htm (4)「アサヒ飲料」のウェブサイトにおいて、「野菜を使用した“ナチュラル派”スポーツドリンク『アサヒ&カゴメ Spo−Vege(スポベジ)』新発売!」の見出しの下、「アサヒ飲料株式会社(本社 東京、社長 岡田 正昭)とカゴメ株式会社(本社 愛知県、社長 喜岡 浩二)は、両社の強みを活かし、野菜を使用した新提案のスポーツドリンク『アサヒ&カゴメ Spo−Vege(スポベジ)』を4月7日(火)より全国で新発売いたします。」の記載がある。 https://www.asahiinryo.co.jp/company/newsrelease/2009/pick_0844.html (5)「JAタウン」のウェブサイトにおいて、「SAGA Vege Soup(サガベジスープ) 5種の野菜スープ 20個入」の見出しの下、「佐賀県産アスパラガスを使用した野菜たっぷりのフリーズドライスープです。」の記載がある。 https://www.ja-town.com/shop/g/g8101-500071030seibo/ 別掲3 「CLEANSE」の文字に通ずる「クレンズ」の文字が、「消化のよいものを摂取し胃や腸に負担をかけないで体内浄化を促す」程の意味合いで健康法の一つとして使用されている例 (1)2014年1月24日 日経MJ(流通新聞) 7ページ 「米国―「体内浄化」ジュース、3日分2万800円前後、果物・野菜多用、「健康」に的(ご当地価格考)」の見出しの下、「オリジナルのジュースを食事代わりに数日間飲み続ける健康法「ジュース・クレンズ」が米国で人気だ。・・ジュース・クレンズとは「ジュースを飲んで体内を浄化する」との意味で、断食に近い効果を持つとされる。・・クレンズ用ジュースは圧搾機「コールドプレス・ジューサー」で搾る。ビタミンなどの栄養素が生鮮食品に近い形で含まれるというが、保存できるのは3日程度。材料はパイナップルやリンゴなど果物、ケールやパセリなど野菜、ナッツ類、ハーブなど様々だ。各社が独自性を競っている。」の記載がある。 (2)2014年11月6日 産経新聞 東京朝刊 20ページ 「スムージーの次はコールドプレスジュース 低温処理で栄養価維持」の見出しの下、「・・コールドプレスジュースだけで1日から数日を過ごす「クレンズ」も人気だ。「浄化する」「清潔にする」などの意味で、「お年を召された方で、体重が落ちなくなったと話していた人でも、クレンズで落ちたと言ってくださる」(スカイハイ)など、ダイエットにもつながるという。 各店はクレンズ用にセット販売も開始。スカイハイでは480ミリリットル5本セットを6500円から、リバイブキッチンでは240ミリリットル6本セットを6480円で、いずれも要予約で発売中。・・」の記載がある。 (3)2015年10月5日 産経新聞 大阪夕刊 4ページ 「【彩前線】コールドプレスジュースの専門店続々生の野菜、飲んで体内浄化」の見出しの下、「・・コールドプレスジュース専門店の多くは、食事の代わりに消化しやすいコールドプレスジュースや水を飲み、胃腸を休める「クレンズ(浄化)」という飲み方を提案している。実際、昼食代わりに1本を飲む客や、1日分5本の好みのジュースを予約し購入する女性客もいる。・・」の記載がある。 (4)「YOLO」のウェブサイトにおいて、「長期的に取り組みたいクレンズ習慣」の見出しの下、「・・クレンズとは、消化器官を休めることで、体内の浄化を促す方法。代謝アップや免疫力がつくとされています。ハリウッドセレブやモデルが行っていることで話題になった、ファスティング法です。一定期間、固形物を取らず、野菜やフルーツを使ったジュースを三食、食事の代わりに飲むことで、ダイエット効果やデトックス効果が期待できるのです。・・」の記載がある。 https://yolo.style/yolo/article/7883/ (5)「NEWSポストセブン」のウェブサイトにおいて、「骨スープ、こうじ水など 医師と管理栄養士が実践する「クレンズ」の方法」の見出しの下、「固形物を摂らずに、ジュースやスープなどを飲む健康法「クレンズ」が人気だ。・・クレンズの基本は胃や腸を休めて、体をリセットすること。・・コールドプレスジュースを飲むだけがクレンズではない。「私のおすすめは、ボーンブロスです」と言うのは、消化器外科医でヘルスコーチの石黒成治さん。「ボーンブロスとは動物の骨と野菜でだしをとったスープです。・・」の記載がある。 https://www.news-postseven.com/archives/20211020_1700193.html?DETAIL (6)「HOUYHNHNM」のウェブサイトにおいて、「より深く、より劇的に。体を内側からキレイにするジュースの最新版。」の見出しの下、「・・クレンズとは、ある一定期間固形物を食べない代わりにコールドプレスジュースで栄養を摂取して、体を休ませるメソッドのこと。食事のたびに、体には常に消化のエネルギー負担がかかるうえに、添加物や過剰な動物性プロテインなどが消化しきれず体に老廃物として溜まっていってしまいます。クレンズは、固形物を摂らないことで消化を休ませ、そのエネルギーを体に溜まっている老廃物の排出に使うことで、体を浄化させようというものです。・・」の記載がある。 https://www.houyhnhnm.jp/news/3992/ (7)「onling」のウェブサイトにおいて、「当店おすすめのコールドプレスジュース3DAYクレンズセット!」の見出しの下、「<クレンズとは>一定の期間に食事を摂らず果物や野菜の酵素を含んだコールドプレスジュースやビーガンフードだけで過ごすことです。体が使う消化のエネルギーを体に溜まった老廃物排出のために使うことを促すクレンズの手法の一つです。・・」の記載がある。 https://onling.superios.life/index.php?main_page=product_info&products_id=13237 (8)「Bon appetit!」のウェブサイトにおいて、「クレンズ〜体内浄化〜」の見出しの下、「・・最近の流行は「クレンズ」(cleanse)です。日本では「クレンズ・ダイエット」や「ジュース・ダイエット」という言い方もされているようです。1日に6種類の生ジュースを順に飲んでいって体内をきれいにするというもので、よく大手のスーパーでも試飲のスタンドが出ています。3日から5日間ほどジュースだけ飲み続け、固形物は摂取しません。・・」の記載がある。 https://www.bonappetitonline.org/voyage-%E6%97%85-%E8%A6%8B%E3%81%A9%E3%81%93%E3%82%8D/%E7%89%B9%E6%B4%BE%E5%93%A1%E3%81%8B%E3%82%89/%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%A8%E3%83%BC%E3%82%AF-%EF%BD%B8%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%82%BA-2014-03/ (9)「THE SELECTION」のウェブサイトにおいて、「アンファーから新しい食品ブランド「Dr.’s Natural recipe」登場!」の見出しの下、「・・商品には、1食分でレタス約5個分の食物繊維が摂れる「スーパークレンズパスタ」や、ココナッツシュガーを使用し糖質を大幅にカットした「ナチュラルクレンズパンケーキ」など、食べることでの体内浄化=クレンズを目的としたラインナップとなっています。・・」の記載がある。 https://the-selection.jp/magazine/drsnaturalrecipe/ 別掲4 「VEGE BROTH」の文字及びこれに通ずる「ベジブロス」の文字が、「野菜を煮だして作るだし」若しくは「野菜だし」を意味する語として使用されている例 (1)2014年12月28日 日本農業新聞 「野菜捨てるの「待った」 スープやスタンプに 直売所でアピール/神奈川・鎌倉女子大生」の見出しの下、「・・特設会場には、野菜の皮や葉など、普段捨ててしまう部分から取っただしの「ベジブロス」を紹介。学生らが来店客にスープの試飲を勧め、作り方や利用法をアドバイス。・・」の記載がある。 (2)2021年11月9日 東京読売新聞 朝刊 17ページ 「[関心アリ!]生ごみ削減 若い世代も熱心」の見出しの下、「・・◆野菜の皮や芯 だしに/普段は生ごみとして捨てる野菜の皮やヘタ、芯を、煮出して作るだし「ベジブロス」として有効活用する動きも。味付けしてスープとして飲んだり、カレーやシチューのベースとして使ったりできる。野菜をできるだけ最後まで使い、生ごみの減量につながる。料理レシピサービス「クックパッド」では、「ベジブロス」と表示したレシピが約340あり、検索数は10年前の約7倍になっている。例えば、京都府が発信する「【野菜ソムリエ】ベジブロス」は、野菜の皮や種の部分を冷凍庫で保存。300〜400グラム分たまったら水1リットル、酒大さじ1杯と強火にかける。沸騰したら弱火にし、20〜30分煮て、こす。野菜によって色や味わいが違うのが魅力だが、アクや苦味が強い野菜は避けたほうがいいという。アイリスオーヤマ(宮城)は9月に新発売した電気圧力鍋に、ベジブロスがボタン一つで簡単に作れる自動メニューを搭載した。・・」の記載がある。 (3)2021年12月1日 百菜元気新聞 4ページ 「ヘルシートーク:インナービューティープランナー 腸を整えて健康を手に入れましょう」の見出しの下、「・・●抗酸化力が高く、美肌効果も期待できる野菜のだし「ベジブロス」を活用 普段の料理で活用しているのが、野菜のだし「ベジブロス」です。べジブロスは、本来、捨ててしまう野菜の皮や種、芯などを煮出してつくるので、良い野菜を選ぶようにしています。・・」の記載がある。 (4)2022年4月20日 日経MJ(流通新聞) 12ページ 「食べチョクでSDGs、福利厚生、問い合わせ3倍に、法人向け新プラン/ECで特集」の見出しの下、「・・ECサイトには食材の皮やヘタなど捨ててしまいがちな部分を使った、生産者直伝の使い切りレシピを掲載する。玉ねぎの皮などを煮てつくる野菜だし「ベジブロス」やトマトの皮を使った「トマトパウダー」などの作り方を紹介。レシピのページから使用されている食材の商品ページに直接遷移できる。・・」の記載がある。 (5)2022年5月6日 中日新聞朝刊 13ページ 「だだくさをひとさじ 吉川トリコ 「やれる範囲で」SDGs」の見出しの下、「・・週一で菜食日をもうけ、野菜の皮やくずも余さずベジブロス(野菜だし)をとり、生ごみは堆肥にするためコンポストへ。洗剤は生分解性で、量り売りされているものを。・・」の記載がある。 (6)2022年5月29日 東京読売新聞 朝刊 25ページ 「野菜切れ端 だしに変身 市立大生×青果仲卸=神奈川」の見出しの下、「・・昨年夏、だしの試作をスタート。大根、キャベツ、タマネギやセロリ、シイタケなど8種類の切れ端をほぼ塩だけで低温でじっくりと煮込んだ。・・その後は週1回、オンライン会議で商品名や売り込み方を話し合った。商品名となった「八百屋さんのベジブロス『飲む野菜ファースト』」は学生が考案。野菜の「ベジ」とだしの「ブロス」を合わせて、食事の際、最初にそのまま飲んでもらう意味も込めた。・・」の記載がある。 (7)Rakuten内の「ココデカウ」のウェブサイトにおいて、「国産の野菜だしをベースにした鍋つゆ。国産原料のみを使用。化学調味料不使用。」の見出しの下、商品パッケージに「国産野菜使用/ベジブロス/麹鍋つゆの素」の記載がある。 また、「商品説明」の見出しの下、「塩麹と麦麹から作られたしろたまりを合わせ、さらに国産野菜を煮出したスープを加えた素材を活かす鍋スープ。」の記載がある。 https://item.rakuten.co.jp/cocodecow/re9753/?scid=s_kwa_pla_unpaid_565951&srsltid=AR5OiO38pNN_q-tXf0wHw9kbkVxS5MxeCNUikMGHX7EHMTuhqEDc5mz0Aqg (8)「REBEAUTY」のウェブサイトにおいて、「be my flora ベジブロスセット(8個入り)」の見出しの下、「ベジブロスとは、野菜の皮や葉、茎などからとる「野菜のだし」のこと。普段は食べることのない野菜の皮や葉や茎などはじつは栄養価が高い部分。沸騰させずに長時間煮出すことで、5つの野菜のパワー「フィトケミカル」を最大限に引き出しました。健康食としてそのまま飲んでも、カレーやシチューなど調理にもお使いいただけます。」の記載がある。 https://shop.re-beauty.co.jp/products/32 (9)「HarmoiousKitchen」のウェブサイトにおいて、「当サイトの理念」の見出しの下、「・・野菜の栄養素が凝縮された「べジブロス(Vege−broth)」で炊いたごはん。ごはんを食べるだけで、今注目の栄養素「ファイトケミカル」がたっぷり摂れて、免疫力、抗酸化力アップ!・・」の記載がある。 https://harmonious.kitchen/ (10)「だし(出汁)の専門ページbyPINTORU」のウェブサイトにおいて、「野菜だし(ベジブロス)とは?」の見出しの下、「野菜だしは野菜くずから取ることができるだしです。・・」の記載がある。また、「おすすめの野菜だし(ベジブロス)」の記載がある。 https://food-drink.pintoru.com/dashi/vegetables/ (11)「オリーブオイルをひとまわし」のウェブサイトにおいて、「1.ベジブロスとは何?」の見出しの下、「ベジブロスとは野菜を使った出汁のことだが、実際にどのようなものなのか知らない人も多い。」の記載、「野菜くずから作るスープストックのこと」の見出しの下、「ベジブロスとは、野菜くずから作るスープストックのことだ。ベジブロスは、野菜を無駄なく使い切ろうという意識の中から生まれたもので、いままではごみとして捨てていた野菜のヘタや皮などを活用する取り組みである。」の記載がある。 https://www.olive-hitomawashi.com/column/2022/08/post-17249.html (12)「Panasonic」のウェブサイトにおいて、「ベジブロス【下ごしらえ冷凍(はやうま冷凍)】」の見出しの下、「野菜の皮やへたは栄養豊富。しかも、野菜(ベジ)から取れるまろやかなだし(ブロス)は、野菜を余すことなく活用できて、和洋中いろんな料理に使えるのだとか。・・」の記載がある。 https://panasonic.jp/reizo/contents/hayaumabu/freezer03_024.html (13)「Do well by doing good.」のウェブサイトにおいて、「野菜くずから生まれる、極上スープ」の見出しの下、「ベジブロスとは、野菜くずからつくる「出汁」のこと。普段捨ててしまうような、野菜の皮や種、芯の部分を集めて水からじっくり煮込むだけで出来上がります。・・」の記載がある。 https://dowellbydoinggood.jp/contents/column/092/ (14)「IBARAKI FLOWER PARK」のウェブサイトにおいて、「ROSE FARM HOUSE」の見出しの下、「VEGE BROTH/スープ」の項に「野菜本来の旨味をゲランドの塩と石岡市内の酒造がつくる純米酒を使用して抽出したベジブロス。」の記載がある。 https://www.flowerpark.or.jp/wp-content/uploads/2022/06/%E3%83%AC%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%B32022%E5%A4%8F%E3%83%A1%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC0617.pdf (行政事件訴訟法第46条に基づく教示) この審決に対する訴えは、この審決の謄本の送達があった日から30日(附加期間がある場合は、その日数を附加します。)以内に、特許庁長官を被告として、提起することができます。 (この書面において著作物の複製をしている場合のご注意) 特許庁は、著作権法第42条第2項第1号(裁判手続等における複製)の規定により著作物の複製をしています。取扱いにあたっては、著作権侵害とならないよう十分にご注意ください。 |
審理終結日 | 2023-03-06 |
結審通知日 | 2023-03-07 |
審決日 | 2023-03-30 |
出願番号 | 2021092998 |
審決分類 |
T
1
8・
13-
Z
(W29)
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最終処分 | 02 不成立 |
特許庁審判長 |
大森 友子 |
特許庁審判官 |
飯田 亜紀 小俣 克巳 |
商標の称呼 | クレンズベジブロス |
代理人 | 鈴木 均 |