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審決分類 審判 査定不服 商3条1項3号 産地、販売地、品質、原材料など 登録しない W05091042
管理番号 1395365 
総通号数 15 
発行国 JP 
公報種別 商標審決公報 
発行日 2023-03-31 
種別 拒絶査定不服の審決 
審判請求日 2022-04-18 
確定日 2023-02-09 
事件の表示 商願2021− 11509拒絶査定不服審判事件について、次のとおり審決する。 
結論 本件審判の請求は、成り立たない。
理由 第1 本願商標及び手続の経緯
本願商標は、別掲1のとおりの構成よりなり、第5類、第9類、第10類及び第42類に属する願書記載のとおりの商品及び役務を指定商品及び指定役務として、令和3年2月2日に登録出願されたものである。
本願は、令和3年10月28日付けで拒絶理由の通知がされ、同年11月30日に意見書が提出され、本願の指定商品及び指定役務については、意見書と同日付けの手続補正書により、第5類「医療用試験紙」、第9類「電子計算機用プログラム」、第10類「医療用機械器具,医療用検査器具,医療用検査装置,検査キットになった診断用機械器具,シート状の医療用検体採取用具」及び第42類「電子計算機用プログラムの設計・作成又は保守,医薬品・化粧品又は食品の試験・検査又は研究,電子計算機用プログラムの提供」に補正されたが、同4年3月22日付けで拒絶査定がされたものである。
これに対して、令和4年4月18日に拒絶査定不服審判の請求がされたものである。

第2 原査定の拒絶の理由(要旨)
原査定は、「本願商標は、「RAPiD TEST」の文字をオレンジ色で表してなるものであるから、普通に用いられる方法の範ちゅうで表したものといえるところ、その構成中、「RAPID」の文字部分は、「迅速な」等の意味を、「TEST」の文字部分は、「試験、検査」等の意味を有するから、本願商標は全体として、「迅速な試験・検査」程の意味合いを容易に認識させるものである。そして、近時の新型コロナウイルス感染症禍において、短時間で実施できるウイルスに関する迅速な検査やそのような検査に用いる器具等に「RAPID TEST(ラピッドテスト)」の語が一般的に使用されている。そうすると、本願商標をその指定商品・指定役務中、「(ウイルス等の)迅速な検査に関する商品・役務」に使用しても、これに接する取引者、需要者は、商品の品質・役務の質を表したものと認識するにすぎないから、本願商標は、単に商品の品質・役務の質を普通に用いられる方法で表示するものと判断するのが相当である。したがって、本願商標は、商標法第3条第1項第3号に該当する。」旨認定、判断し、本願を拒絶したものである。

第3 当審の判断
1 商標法第3条第1項第3号該当性について
本願商標は、別掲1のとおり、「RAPiD TEST」の欧文字をオレンジ色で、一般的に用いられる書体で横書きしてなるところ、その構成中の「RAPiD」は、4文字目の「i」が小文字の記載であるものの、原審において説示したとおり、欧文字で表された商標において、その一部の文字を小文字で表すことは、取引上、普通に採択されている程度のものであり、また、当該欧文字の「i」は、「i」と認識できないほど装飾等が付加された構成態様ではなく、全体として「RAPID」の英単語であることを容易に認識、理解できるものであるから、本願商標の態様は、普通に用いられる方法の域を脱していないものとみるのが相当である。
また、「RAPID」の文字は、「迅速な」等の意味を有するものであり、「TEST」の文字は、「試験、検査」等の意味を有するものであって(いずれも「新英和中辞典」研究社)、本願商標は、全体として「迅速な試験、検査」ほどの意味合いを理解、認識させ得るとみるのが相当である。
そして、原審における証拠及び別掲2のとおり、新型コロナウイルス、HIVウイルス又はデング熱ウイルス等、各種のウイルス等を迅速に検査することを「RAPID TEST」又はその片仮名表記である「ラピッドテスト」と称している実情が見受けられ、また、当該迅速な検査に用いられる商品に「RAPID TEST」又は「ラピッドテスト」の文字が使用されている実情が見受けられる。
そうすると、「RAPiD TEST」の文字は、「各種のウイルス等を迅速に検査すること」を表すものとして認識されるというべきであって、当該文字からなる本願商標を、その指定商品及び指定役務に使用したとしても、これに接する取引者、需要者は、当該商品及び役務が、「各種のウイルス等の迅速な検査に用いられる商品及び各種のウイルス等の迅速な検査に関する役務」であることを認識、把握するにとどまることから、本願商標は、単に、商品の品質、用途及び役務の質、用途を表示するにすぎないものと判断するのが相当である。
したがって、本願商標は、商品の品質、用途及び役務の質、用途を普通に用いられる方法で表示する標章のみからなる商標であって、自他商品及び自他役務の識別標識としての機能を果たし得ないものであるから、商標法第3条第1項第3号に該当する。
2 請求人の主張について
(1)請求人は、通常、英文字は、全て大文字、全て小文字、頭文字だけ大文字でそのほかは小文字で表すものであるが、本願商標は、文字列の途中にある「i」だけを小文字で表し、他を大文字で表しているものであり、一部の文字だけを小文字にするといった表記は、一般に違和感なく受け入れている訳ではないから、本願商標は、普通に用いられる方法の範ちゅうで表したものではない旨主張する。
しかしながら、上記1のとおり、欧文字で表された商標において、その一部の文字を小文字で表すことは、取引上、普通に採択されている程度のものであり、当該欧文字の「i」は、「i」と認識できないほど装飾等が付加された構成態様ではなく、全体として「RAPID」の英単語であることを容易に認識、理解できるものであるから、本願商標の態様は、普通に用いられる方法の域を脱しない方法で表示するものと判断するのが相当である。
(2)請求人は、「RAPID」及び「TEST」は、いずれも複数の意味合いを有することから、「RAPID TEST」は、「迅速な試験・検査」の意味だけに限定されるものではなく、また仮に、何らかの意味合いを一義的に認識させるものであったとしても、本願商標の全ての指定商品・役務について、商品の品質・役務の質を普通に用いられる方法で表示するものに該当するとはいえない旨主張する。
しかしながら、原審における証拠及び別掲2のとおり、新型コロナウイルス等の各種ウイルスを迅速に検査することを「RAPID TEST」又は「ラピッドテスト」と称しており、当該迅速な検査に用いられる商品について、「RAPID TEST」又は「ラピッドテスト」の文字が使用された商品が多数存在するという取引の実情を踏まえると、本願商標を、例えば本願の指定商品及び指定役務中の第5類「医療用試験紙」、第10類「医療用機械器具,医療用検査器具,医療用検査装置,検査キットになった診断用機械器具,シート状の医療用検体採取用具」及び第42類「医薬品・化粧品又は食品の試験・検査又は研究」等に使用しても、これに接する取引者、需要者は、当該商品及び役務が、「各種のウイルス等の迅速な検査に用いられる商品及び各種のウイルス等の迅速な検査に関する役務」であると認識するにとどまるから、本願商標は、商品の品質、用途及び役務の質、用途を表示するにすぎないものと判断するのが相当である。
(3)したがって、請求人の上記主張は、採用することができない。
3 結論
以上のとおり、本願商標は、商標法第3条第1項第3号に該当し、登録することはできない。
よって、結論のとおり審決する。
別掲

別掲1 本願商標(色彩については、原本を参照。)


別掲2 新型コロナウイルス、HIVウイルス又はデング熱ウイルス等、各種のウイルス等を迅速に検査することを「RAPID TEST」又は「ラピッドテスト」と称している例、及び当該迅速な検査に用いられる商品に「RAPID TEST」又は「ラピッドテスト」の文字が使用されている例(下線は、当合議体が付加。)
1 「weblio辞書」のウェブサイトにおいて、「エイズ関連用語集 中四国エイズセンター」の見出しの下、「迅速検査 Rapid test」の項に、「【概要】 15分以内に判定できるのでこの名前がついた。日本ではIC法、免疫クロマトグラフィー法のこと。アメリカでは1996年にMurex社のキットが認可され、OraSure社のOraQuickは唾液で実施する。その日の内に結果を出すという意味では「即日検査」とも言う。」の記載がある。
https://www.weblio.jp/content/Rapid+test
2 「Filgen」のウェブサイトにおいて、「InBios International社製品 ELISAキット・Rapidテスト」の見出しの下、「Rapidテスト」の項に、「【Dengue NS1 Detect】 *デング熱のラピッドテストキットです。 デング熱NS1をヒト血清から迅速に定性的に検出するキットです。ラピッドテストメンブレンは、テスト領域を抗NS1抗体でプレコートされています。サンプルを直接パッドに滴下し、バッファーに浸すだけの簡単な操作で検出できます。NS1抗原の有無を赤いラインではっきりと確認できます。操作は約30分で完了します。」の記載及び「【Kalazar Detect Rapid Test】」の項に、「Kalazar Detect(TM) Rapid Test は、内臓リーシュマニア症の迅速検査キットは、ヒトあるいはイヌ血清中のL.donovani複合体に対する抗体の定性的な検出のために設計されています。」の記載がある。
https://filgen.jp/Product/Bioscience4/InBios/
3 「Amazon」のウェブサイトにおいて、「KISSH新型コロナウイルス抗原検査鼻腔検査15分検出ラピッドテストキットアットホームラピッドセルフテストパック5 (研究用)(5)」の見出しの下、「・非専門家が自分で使用するためのホーム、抗原迅速な自己検査 ・シンプル、高速、正確 − KISSH クイック テスト セルフ テスト、ソフト パックに2つの単一テストが含まれています。迅速なテストは、家族に簡単に配布できるように個別にパッケージ化されています。 付属の取扱説明書に従って、15分以内に迅速な抗原検査結果を入手してください ・このコロナウイルス抗原ラピッドテストキットは、次の人々のための非専門的な使用に適しています」の記載がある。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0B2JWJ7KY?th=1
4 「Assay Genie」のウェブサイトにおいて、「COVID−19 15分のRAPID POCテスト」の見出しの下、「使用目的」の項に、「ヒト全血、血清または血漿検体中のSARS−CoV−2に対するIgGおよびIgM抗体の定性的検出のための迅速なテスト。プロの体外診断用のみ。 COVID−19 IgG / IgMラピッドテストカセットは、ヒト全血、血清、または血漿検体中のSARS−CoV−2に対するIgGおよびIgM抗体を定性的に検出するためのラテラルフロークロマトグラフィーイムノアッセイです。」の記載がある。
https://www.assaygenie.com/covid-19-15-min-rapid-poc-test-jp
5 「SampsonStore.com」のウェブサイトにおいて、「ドクターアイズ HIV ラピッドテストキット」の見出しの下、「自宅で簡単・迅速に検査できる・精度99%+」の項に、「ご自宅で簡単にエイズ検査ができるラピッドテストキットです。短時間で気軽に検査が受けられ、安全安心にテストキットをご使用いただけます。」の記載がある。
https://www.sampsonstore.com/neovision/condom/-ドクターアイズ-HIV-ラピッドテストキット/details.is?product_id=2694
6 「Hygienekoning.nl」のウェブサイトにおいて、「コロナテスト/コロナラピッドテスト,−鼻のテスト,すべての製品」の見出しの下、「AEnerG Lyher COVID−19抗原検査キット(鼻腔用) − RIVM承認品」の項に、「AEnerG Lyher社のコロナ・ラピッド・テストは、RIVMによって承認されており、ドイツではBFaRMがレイヤ・テストとして承認されています。AEnerG迅速検査は「鼻腔内綿棒」を介して行われます。つまり、綿棒(付属)を鼻の中に挿入して検査を行います。Lyherテストでは、以下の範囲内の結果が得られます。10−15分結果で、そのためクイックテストと呼ばれています。」の記載及び「テストの種類 迅速検査、鼻腔スワブ。10〜15分以内の結果」の記載がある。
https://hygienekoning.nl/ja/product/エナーグライハー-コヴィド-19-抗原テストキット-鼻/
7 「コートロシン注射用0.25mg」のPDFファイルにおいて、「【測定法】」の見出しの下、「副腎皮質機能検査の方法と判定 迅速ACTH試験(ラピッド・テスト)」の記載がある。
https://vet.cygni.co.jp/include_html/drug_pdf/horumon/KT3231-01.pdf
8 「cytiva」のウェブサイトにおいて、「COVID−19に対する診断薬の開発」の見出しの下、「COVID−19ラテラルフローイムノアッセイ開発ためのテスト用サンプルパック」の項に、「COVID−19迅速診断キット開発(ラピッドテスト開発)の最初のステップの1つは、「適切な」材料、特にニトロセルロースメンブレンの選択です。 ニトロセルロースメンブレンを中心に、様々な機能が必要なため複数の異なるコンポーネントの組み合わせが必要です。」の記載がある。
https://www.cytivalifesciences.co.jp/company/press/20200410.html
9 「コスモ・バイオ株式会社」のウェブサイトにおいて、「血液中の抗COVID−19抗体(IgM、IgG)を迅速に検出 COVID−19 Human IgM/IgG Rapid Test」の見出しの下、「COVID−19 Human IgM/IgG Rapid Testは、ヒト血液(全血)、血しょう、血清中のCOVID−19(SARS−CoV−2)に対するIgM抗体とIgG抗体を迅速、簡便に検出するラテラルフローアッセイです。」の記載及び「特長」の項に、「●高感度 抗COVID−19(SARS−CoV−2)抗体を特異的に検出 ●迅速 15分で結果が得られます ●簡便 サンプルとバッファーを加えて待つだけ」の記載がある。
https://www.cosmobio.co.jp/product/detail/covid-19-human-igm-igg-rapid-test-abv.asp?entry_id=36800
10 「MEDI+NET」のウェブサイトにおいて、「新型コロナウイルスに対する取り組み」の見出しの下、「医療従事者の安全性を高める環境整備等の実現に資する取り組みとして、迅速・簡便に新型コロナウイルスに対する抗体を高感度に検出する新型コロナウイルス迅速抗体検査キットを提供いたします。」の記載及び「新型コロナウイルス迅速抗体検査キット(金コロイド法) SARS−CoV−2 IgG / IgM Rapid Test Kit」の項に、「新型コロナウイルスに対するIgGおよびIgM抗体を検出します。簡便 3つのステップ 迅速 15分で検査可能」の記載がある。
https://www.medinet-inc.co.jp/service/covid19/
11 「Keiro」のウェブサイトにおいて、「COVID−19検査について」の見出しの下、「抗原検査(Antigen test)」の項に、「これは迅速診断検査(Raid diagnostic test)、あるいは「迅速検査」(Rapid Test)としても知られています。COVID−19固有のタンパク質を検出するもので、簡単に結果を出すことができます。」の記載がある。
https://www.keiro.org/japanese/covid-test-japanese
12 「ViroQuest」のウェブサイトにおいて、「CTK Biotech社製 デング熱ウイルス関連研究用製品のご案内」の見出しの下、「CTK社製、OnSite Dengue Rapid Test(オンサイト・デング迅速測定検出キット)は、 次世代免疫アッセイ法で、CTK社によって開発された高活性、高純度の遺伝子組み換え デング熱ウイルスのタイプ1、2、3及び4抗原とそれらに特異的に反応する抗体により、初期段階での感染を素早く測定することを可能にしました。」の記載がある。
https://www.viroquest.co.jp/pick-up/pick-up12-ctk.html
13 「長興材料」のウェブサイトにおいて、「体外診断用医薬品」の見出しの下、「COVID−19 IgM / IgG Rapid Testは新型コロナウイルス抗体検査キットです(ラテラルフローアッセイ)。新型コロナウイルス感染症と診断又は疑われている患者から採血(血液、血清または血漿)を行い、他の臨床検査結果と組み合わせて、新型コロナウイルス感染診断を補助するツールとして用いことができます。」の記載がある。
https://www.eternal-group.com/Product/Detail?level2=5847&lang=jp&level1=90
14 「神奈川県」のウェブサイトにおいて、「抗原検査キット販売薬局・メーカー別の使用法」の見出しの下、「株式会社マルコム」の項における「パンフレット等:使用方法(PDF:1,166KB)(PDF)」のPDFファイルにおいて、「STANDARD Q COVID−19 Agテスト 取扱説明書」の見出しの下、「[製品構成] 10テスト入り」の項における「テストデバイス(乾燥剤入りアルミパウチ内)」の記載の上部の画像に、「STANDARD Q Rapid Test」の記載がある。
https://www.pref.kanagawa.jp/docs/ga4/covid19/antigen-test3.html#malcom
15 「Cica−Web 関東科学株式会社」のウェブサイトにおいて、「製品詳細」の見出しの下、「ZOL50/ZOP50/ZAL50(ゾルピデム/ゾピクロン/ザレプロン) ラピッドテスト カセット ZOL50/ZOP50/ZAL50(Zolpidem/Zopiclone/Zaleplon) Rapid Test Cassette」及び「特記事項」の項に、「尿中薬物検査キット。検出感度(ng/mL) ZOL(ゾルピデム):50,ZOP(ゾピクロン):50,ZAL(ザレプロン):50」の記載がある。
https://cica-web.kanto.co.jp/CicaWeb/servlet/wsj.front.LogonSvlt?ReqItem=49601-71
16 「Amazon」のウェブサイトにおいて、「HIVラピッドテストエイズテストペーパーホームHIVテストヒト免疫不全、血液の自己検出、20分で結果、自己検査キット (Color : Blood 5 pcs)」の見出しの下、「商品の説明」の項に、「性病検査HIV1/2チェッカーは、自宅でできる郵送検査キット。(男女共通) HIV感染の早期発見・早期治療で、エイズの発症をおさえることができます。」の記載及び「6.15〜20分待って、結果を観察します。」の記載がある。
https://www.amazon.co.jp/dp/B09ZFBF4GG?th=1
17 「株式会社エコライフジャパン」のウェブサイトにおいて、「スタッフBlog」の見出しの下、「新型コロナウイルス(2019−nCoV)ラピッドテストの導入」の項に、「・Lumiquick社製抗体ラピッドテストは、ヒト血清、血漿、全血中の新型コロナウィルス(2019−nCoV)に対するIgGおよびIgM抗体の迅速な定性測定用に設計された製品である。 ・体調不良者は病院にて医師の診断を受けることは当然であるが、現在発熱や風邪症状のない者であっても、近親者に感染者が出た場合や、行動経路に不安を抱えている場合に、このラピッドテストを自ら行える環境を会社は整備した。」の記載がある。
https://eco-life-japan.com/archives/4554
18 「有限会社テクニコンインターナショナル」のウェブサイトにおいて、「COVID−19 IgG/IgM Rapid Test Cassette ICOV−402」の見出しの下、「COVID−19 IgG / IgMラピッドテスト(全血/血清/血漿)は、全血、血清、または血漿検体中のSARS−CoV−2に対するIgGおよびIgM抗体を検出するための定性的な膜ベースのイムノアッセイです。」の記載及び「3.色付きの線が表示されるまで待ちます。 10分で結果を読んでください。」の記載がある。
https://www.technicon.jp/page056.html
19 「TSUBAMENavi」のウェブサイトにおいて、「ギリシャ政府の新型コロナウイルス対策(9月13日からの非免疫者に対する措置の一部変更について)」の見出しの下、「検査は有料・自費(価格はPCR検査が60ユーロ、ラピッドテストが10ユーロとされています)、民間検査機関、クリニック等で実施する。 (1)公共・民間部門の従業員 週1回の始業前72時間以内のPCR検査または48時間以内のラピッドテストによる陰性証明を提示。」の記載がある。
https://www.tsubamenavi.com/news/o/37621
20 「PR TIMES」のウェブサイトにおいて、「製薬・医療機器企業向けにサル痘ウイルス抗原検査キット等の海外製品導入を支援」の見出しの下、「製品導入支援サービスでは、本年4月に欧州で初めて家庭用の新型コロナ核酸検査キットとしてCEマーク(欧州加盟国基準)を取得したUstar Biotech社(中国・浙江省杭州市)製の「EasyNAT COVID−19 RNA Test」や、本年5月25日に同じくCEマーク(欧州加盟国基準)を取得したばかりのSejoy社(中国・浙江省杭州市)製サル痘ウイルス抗原検査キット「Monkeypox Antigen Rapid Test Cassette」等の日本市場への導入をサポートします。」の記載がある。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000022.000046431.html


(行政事件訴訟法第46条に基づく教示)
この審決に対する訴えは、この審決の謄本の送達があった日から30日(附加期間がある場合は、その日数を附加します。)以内に、特許庁長官を被告として、提起することができます。
(この書面において著作物の複製をしている場合のご注意)
特許庁は、著作権法第42条第2項第1号(裁判手続等における複製)の規定により著作物の複製をしています。取扱いにあたっては、著作権侵害とならないよう十分にご注意ください。
審理終結日 2022-12-05 
結審通知日 2022-12-07 
審決日 2022-12-23 
出願番号 2021011509 
審決分類 T 1 8・ 13- Z (W05091042)
最終処分 02   不成立
特許庁審判長 森山 啓
特許庁審判官 小林 裕子
荻野 瑞樹
商標の称呼 ラピッドテスト 
代理人 野中 剛 

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