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審判番号(事件番号) データベース 権利
不服20156267 審決 商標
不服201421754 審決 商標
不服201417746 審決 商標
不服2015143 審決 商標
不服201426706 審決 商標

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審決分類 審判 査定不服 商3条1項3号 産地、販売地、品質、原材料など 登録しない W030521
管理番号 1306571 
審判番号 不服2014-26425 
総通号数 191 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 商標審決公報 
発行日 2015-11-27 
種別 拒絶査定不服の審決 
審判請求日 2014-12-25 
確定日 2015-09-28 
事件の表示 商願2013-81382拒絶査定不服審判事件について、次のとおり審決する。 
結論 本件審判の請求は、成り立たない。
理由 1 本願商標
本願商標は、「加齢口臭」の文字を標準文字で表してなり、第3類「家庭用帯電防止剤,家庭用脱脂剤,さび除去剤,染み抜きベンジン,洗濯用柔軟剤,洗濯用漂白剤,口臭用消臭剤,口中清涼剤,動物用防臭剤,せっけん類,入れ歯洗浄剤,歯磨き,化粧品,薫料,つけづめ,つけまつ毛」、第5類「薬剤,医療用油紙,衛生マスク,オブラート,ガーゼ,カプセル,眼帯,耳帯,生理帯,生理用タンポン,生理用ナプキン,生理用パンティ,脱脂綿,ばんそうこう,包帯,包帯液,胸当てパッド,入れ歯安定剤,歯科用材料,おむつ,おむつカバー,防虫紙,乳幼児用粉乳,サプリメント」及び第21類「デンタルフロス,歯間清掃デンタルピック,舌ブラシ,歯茎マッサージ用ブラシ,入れ歯洗浄ブラシ,歯間ブラシ,歯ブラシ,その他の化粧用具(「電気式歯ブラシ」を除く。),台所用品(「ガス湯沸かし器・加熱器・調理台・流し台」を除く。),清掃用具及び洗濯用具,湯かき棒,浴室用腰掛け,浴室用手おけ,香炉,靴ブラシ,靴べら,靴磨き布,軽便靴クリーナー,シューツリー」を指定商品として、平成25年10月18日に商標登録出願されたものである。

2 原査定の拒絶の理由の要点
原査定は、「本願商標は、その指定商品との関係において『加齢口臭(年齢を重ねることが原因で発生する口臭)対策用の商品』を直感させる『加齢口臭』の文字よりなるものであるから、これをその指定商品中、例えば、加齢口臭を予防、改善する効果を有するなどの『加齢口臭対策用の商品(特に、口腔・口中に関係するもの)』に使用しても、その商品の品質、用途を表示するにすぎないものと認める。したがって、本願商標は、商標法第3条第1項第3号に該当し、前記商品以外の『口臭用消臭剤,口中清涼剤,動物用防臭剤,入れ歯洗浄剤,歯磨き(以上、第3類),薬剤,衛生マスク,入れ歯安定剤,歯科用材料,サプリメント(以上、第5類),デンタルフロス,歯間清掃デンタルピック,舌ブラシ,歯茎マッサージ用ブラシ,入れ歯洗浄ブラシ,歯間ブラシ,歯ブラシ,その他の化粧用具(「電気式歯ブラシ」を除く。)(以上、第21類)』に使用するときは、商品の品質の誤認を生じさせるおそれがあるので、商標法第4条第1項第16号に該当する。」旨認定、判断し、本願を拒絶したものである。

3 当審の判断
(1)商標法第3条第1項第3号該当性について
本願商標は、「加齢口臭」の文字を標準文字で表してなるところ、構成中の「加齢」及び「口臭」の文字が、それぞれ「新年または誕生日を迎えて年齢を増すこと。加年。年老いること。」及び「口腔および呼気のいやなにおい」の意味を有し(広辞苑第6版)、いずれの語も広く親しまれているものであるから、本願商標からは、その構成文字に相応して、「加齢による口臭」程の意味合いを容易に想起させるものである。
ところで、原査定において示した別掲1のとおりの証拠によれば、口臭の原因の一つとして、加齢による唾液の減少や内蔵機能の低下があるというのが一般的であり、このような原因による口臭を表す語として「加齢口臭」の文字が使用されている実情がある。
そして、本願の指定商品は、口臭の予防・抑制・改善ための商品(口腔・口中に関係する商品、サプリメント等)を含むものである。
してみれば、本願商標は、これをその指定商品中「口臭用消臭剤,口中清涼剤,動物用防臭剤,入れ歯洗浄剤,歯磨き」(第3類)、「薬剤,衛生マスク,入れ歯安定剤,歯科用材料,サプリメント」(第5類)及び「デンタルフロス,歯間清掃デンタルピック,舌ブラシ,歯茎マッサージ用ブラシ,入れ歯洗浄ブラシ,歯間ブラシ,歯ブラシ,その他の化粧用具(「電気式歯ブラシ」を除く。)」(第21類)に使用した場合、これに接する取引者・需要者に、その商品が加齢による口臭の予防・抑制・改善ための商品であると理解させるにとどまるものというべきであるから、単に商品の品質、用途を普通に用いられる方法で表示するにすぎない商標である。
したがって、本願商標は、商標法第3条第1項第3号に該当する。
(2)請求人の主張について
ア 請求人は、「加齢口臭」の語は既成の熟語ではなく、出願人の案出した造語であること、インターネット上の情報は信憑性等に疑義があること(甲1)、原審が示したウェブサイトは、いずれも本願の指定商品との関係で「加齢口臭」の文字を使用しているものでも、広告しているものでもないことなどの理由から、「加齢口臭」の語が「年齢を重ねることが原因で発生する口臭」の意味合いを表す語として一般的に使用されているとはいえず、該語は商品の品質を直接的・直感的に想起せしめることのない一種の造語と判断すべきである旨主張している。
しかしながら、商標法第3条第1項第3号は、取引者、需要者に指定商品の品質等を示すものとして認識され得る表示態様の商標につき、それ故に登録を受けることができないとしたものであって、該表示態様が、商品の品質を表すものとして必ず使用されるものであるとか、現実に使用されている等の事実は、同号の適用において必ずしも要求されないものと解すべきであるところ、本願商標からはその構成文字に相応して「加齢による口臭」程の意味合いが生じ得るものであって、加齢による唾液の減少や内蔵機能の低下を原因とする口臭に「加齢口臭」の文字が使用されている実情があること上記(1)のとおりであり、かつ、本願の指定商品中の口腔・口中に関係する商品やサプリメント等が、唾液の減少や内蔵機能の低下を原因とする口臭との関連性が極めて高い商品であることは明らかであるから、このような商品分野において、その取引者、需要者が「加齢口臭」の文字を特定の意味合いを想起させない造語であると認識するとはいい難く、加齢による口臭の予防・抑制・改善ための商品であるという商品の品質、用途を表したものと認識するというのが相当である。
なお、仮に、インターネット上の情報には信憑性等に疑義があるものが紛れることがあるとしても、原査定で示した証拠(別掲1)と同様に「加齢口臭」の文字が使用されている事実が多数あること別掲2のとおりであって、また、別掲3のとおり、口腔・口中に関係する商品やサプリメント等の分野において、加齢による口臭の予防・抑制・改善に何らかの効果があるとする商品も見受けられることからすれば、原審が別掲1の証拠により立証した内容に誤りはないといえる。
よって、請求人の上記主張は採用できない。
イ 請求人は、過去の登録例を挙げ、本願商標も登録されるべき旨主張しているが、商標が識別力を有するか否かの判断は、登録査定時又は審決時において、取引の実情を勘案し、その指定商品の取引者、需要者の認識を基準として、商標ごとに個別具体的に判断すべきであるところ、請求人が挙げた登録例は、いずれも本願商標とは構成等を異にし、かつ、本件の審決時における取引の実情は上記のとおりであるから、請求人の主張は採用できない。
(3)まとめ
したがって、本願商標は、商標法第3条第1項第3号に該当し、登録することができない。
よって、結論のとおり審決する。
別掲 別掲

1 平成26年9月22日付け拒絶理由通知書において示したインターネット調査の結果(審決時において照会できないものを除く。)
(1)「臭い口臭を予防する方法」のウェブサイトにおいて、「加齢臭(エイジングノート)について」の見出しの下、「加齢臭とは、男性が年齢を重ねる事が原因で発生する『臭い』の事で、別名エイジングノートと呼ばれています。エイジングノートには体臭、足の臭い、口臭まで含まれます。加齢口臭とは、年齢を重ねる事が原因で発生する口臭の事で、エイジングノートの一種なのです。・・・愛する家族や部下といい関係でいる為に、加齢口臭のケアについてお教えしましょう。口臭が気になりだすと、懸命に歯磨きをして解決しようとする人がいますが、加齢口臭の解決手段は歯磨きではないのです。加齢口臭の原因は実は腸内にあります。・・・加齢口臭を撃退して明るいおじさんライフを満喫しましょう。」の記載がある。
http://kosyu.bee80.com/yougo/post_22.html
(2)「方法諸説」のウェブサイトにおいて、「加齢による体臭と口臭を改善する方法?口臭編」の見出しの下、「はじめに」の項に「加齢臭という言葉もすっかり一般的になりました。しかし、加齢臭=体臭と考えるのはやや認識不足です。口臭も加齢臭の一種です。」、「必要なもの」の欄に「デンタルケア用品」、「やりかた」の項の「体臭ばかりが加齢臭ではない」の欄に「歯磨きだけでは、加齢口臭は防げない。」、「腸内環境が悪さも口臭の原因に」の欄に「加齢口臭の原因は口の中だけにあるとは限りません。」の記載がある。
http://houhou.info/item/293/%E5%8A%A0%E9%BD%A2%E3%81%AB%E3%82%88%E3%82%8B%E4%BD%93%E8%87%AD%E3%81%A8%E5%8F%A3%E8%87%AD%E3%82%92%E6%94%B9%E5%96%84%E3%81%99%E3%82%8B%E6%96%B9%E6%B3%95%EF%BD%9E%E5%8F%A3%E8%87%AD%E7%B7%A8
(3)「加齢臭の原因と対策」のウェブサイトにおいて、「加齢口臭に対処する為に腸内環境を良くする\口臭は、加齢臭と並んで中高年が気にする体臭だ、と言われています。」の見出しの下、「しかし、加齢口臭という物もある、という説もあります。この加齢口臭の原因は、腸内の悪い環境なのだそうです。・・・このような加齢口臭対策の決め手は、腸内の悪玉菌を減らす事と、便通を良くする事です。・・・これらを多く体内に摂取する事によって、腸内環境を良くし、加齢口臭を防げるのです。」の記載がある。
http://visitor-stats.info/kareishu/kareishu/1000000066.html
同じく、「加齢臭の原因と対策」のウェブサイトにおいて、「加齢臭またはエイジングノートについて」の見出しの下、「・・・特に加齢口臭とは、中高年になると発生する口臭の事で、エイジングノートの一種であると言われています。・・・仲良くしたい家族や部下に不快な思いをさせないために、加齢口臭を予防する方法をお教えしましょう。・・・口臭を改善しようとすると、一生懸命に歯磨きをする人が多いようですが、加齢口臭に一番効くのは歯磨きではないのです。なぜなら加齢口臭の主な原因は、腸内にあるからです。」の記載がある。
http://www.加齢臭の原因.biz/kareishu/1000000016.html
(4)「口臭を予防するための口臭予防ガイド」のウェブサイトにおいて、「唾液腺マッサージで加齢口臭改善」の見出しの下、「加齢による口臭の原因の1つに、お口の中の自浄性の低下があります。この自浄性の低下は、加齢による唾液の全体的な不足によるもです。」の記載がある。
http://cousyuu.seesaa.net/article/77621631.html
(5)「コンドー(近藤)歯科医院」のウェブサイトにおいて、「最新情報」の項の「2011.01.14【大人のカラダSTYLE別冊1月号の「加齢口臭パーフェクト撃退法」をコンドー歯科医院が監修致しました。】」の欄に、「2010年11月17日発売『大人のカラダSTYLE』別冊1月号の【年をとるとニオうを科学するの『加齢口臭パーフェクト撃退法』】の監修致しました。『腹やせ』メソッド、気になるオヤジ臭撃退!で、かっこよくいきましょう!!是非一度ご覧下さい。(82?87ページ掲載)」の記載がある。
http://www.kondo-d.or.jp/
(6)「口臭ある?」のウェブサイト(ブログ)において、「気になる口臭に関する情報サイトです。\BYE BYE 口臭!」の見出しの下、「2011年08月12日」の項に「加齢口臭\加齢口臭もこれで大丈夫 口臭を消す27の魔法のテクニック\加齢口臭\歳をとると、口臭が気になるという方が増えてきます。おそらく、加齢口臭でしょう。加齢口臭とは、加齢により、唾液の分泌量が低下してしまうのが主な原因です。・・・唾液の分泌量以外の加齢口臭の原因としては、入れ歯が挙げられます。・・・加齢口臭のその他の原因 としては、歯周病が考えられます。・・・歳とってから加齢口臭に悩まないためにも、若い頃から口腔内と歯は綺麗にし、定期的に歯医者で検診を受けるようにしましょう。」の記載がある。
http://kutikusainoyada.seesaa.net/category/7791250-1.html

2 原審で示した(前記別掲1)以外の「加齢口臭」の語の使用状況について
(1)日経BP社発行「日経ヘルス フォーメン 2010 SPRING」において、「40男の口元悩み『加齢口臭』&『加齢色』を防げ!」の見出しの下、「加齢口臭編」の項に、「口臭を生む原因は歯周病と舌苔\年齢とともににおいは強くなる!」の記載があり(94頁)、その対策のための商品として、「オーラルグッズで口臭を撃退する\自宅で手軽に使える口臭予防のための最強アイテムを一挙紹介!」の記載とともに、歯ブラシ、舌ブラシ、歯磨き粉、液体歯磨き等の商品が紹介されている(95頁)。
(2)「口臭が出やすい年齢がある?腸の若さと加齢の関係」のウェブサイトにおいて、「口臭がしないって\こんなに幸せだったんだ」の見出しの下、「『息が臭い=おじさん』は、昔の話し。」の項に、「実は『口臭が気になりはじめる年齢』があります。\いわゆる「加齢口臭」と呼ばれるもので\唾液の分泌が低下する、40代からが要注意。」の記載がある。
http://www.cyokirei.com/kousyuunenrei.html
(3)「口臭予防のためにやるべきことすべて教えます」のウェブサイト(ブログ)において、「加齢口臭を防ぐ為に必要な事」の見出しの下、「年齢を重ねる事で発生する口臭はエイジングノートと呼ばれます。かっこいい名前ですが、口臭加齢臭です。加齢臭は年を重ねた時に発生する体臭、口臭の事です。」の記載がある。
http://vfk6atiy.game-waza.net/
(4)「どうしても気になる時の、加齢臭改善法はなんですか」のウェブサイトにおいて、「口コミで言われている加齢臭グッズ」の見出しの下、「さらに、口コミで言われているのは、加齢口臭の対応製品です。衣類のニオイを即効で消し去るように、加齢口臭を消すためのサプリメントが出されています。加齢口臭は口の中ではなく、腸内など内臓にニオイの原因となっている物質があるので、いうなれば腸内健康を得るためのサプリメントというように理解したら良いでしょう。」の記載がある。
http://www.加齢臭改善.net/nioi/entry33.html
(5)「Ask Doctors」のウェブサイトにおいて、「加齢臭」の見出しの下、「加齢臭と加齢口臭の治療と改善方法\・・・\2010/10/27 04:57」の項に、「加齢臭を感じます。又、肩、首根、頭皮、鼻息、口臭胸、耳、顔、他、お風呂、シャワー、携帯あせふきシート、たんぱく質を落とす石鹸や柿渋石鹸を使用してます。どうしても口臭と鼻息だけは取れません。風の当たり具合で自分加齢口臭と加齢鼻息を感じます。身体は洗って何とか数時間しのげますが鼻息と口臭はどうしたら防げますか?
(50代/女性)」の記載がある。
https://www.askdoctors.jp/topics/1140831
(6)「健康と美容のお悩み解決」のウェブサイトにおいて、「加齢臭の原因から、対策・予防を!」の見出しの下、「加齢臭と口臭が同時に」の項に、「加齢臭が出るようになる年代では、加齢臭と同時に口臭にも困っている人はけっこう多いとされてます。・・・年を取ると唾液が出にくくなるために口の中に細菌が繁殖しておこる口臭、長年のタバコの臭いが歯に染み付くことによる口臭もあるでしょう。皮脂腺から出るノネナールの臭いである加齢臭とはまったく異なりますが、『加齢口臭』というのは確かにありそうです。」の記載がある。
http://www.bertholda.net/age-stench/age-stench-post026.html
(7)「気になるニオイよ、さようなら\部位別に最適な改善方法を教えます!」のウェブサイトにおいて、「父親(家族)の口臭は指摘をしても改善はしない?!\2015年6月25日」の見出しの下、「加齢口臭を抑える3つのポイント」の項に、「加齢口臭を抑えるポイントは以下の3つとなります。\唾液を出す。\歯磨きをしっかりする\歯医者に行く。」及び「歯医者に行く」の欄に「特に加齢口臭は唾液減少による口腔環境の悪化が原因になっています。」の記載がある。
http://気になるニオイ.com/%E5%8F%A3%E8%87%AD%E5%AF%BE%E7%AD%96/%E7%88%B6%E8%A6%AA%E5%AE%B6%E6%97%8F%E3%81%AE%E5%8F%A3%E8%87%AD%E3%81%AF%E6%8C%87%E6%91%98%E3%82%92%E3%81%97%E3%81%A6%E3%82%82%E6%94%B9%E5%96%84%E3%81%AF%E3%81%97%E3%81%AA%E3%81%84%EF%BC%9F%EF%BC%81/
(8)「口臭も加齢による症状?息の臭いが気になる女性」のウェブサイトにおいて、「パセリが口臭に効くって本当? クロロフィルという殺菌成分」の見出しの下、「シャンピニオン、柿渋エキス、茶カテキン、パセリ種子。この4つの消臭成分が、中年のイヤ?な加齢口臭を抑えバラとジャスミンのよい香りが漂う、ステキな40代でいられるんです。」の記載がある。
http://www.kousyuukarei.net/paserikousyuu.html
(9)「【やまちや】なたまめ柿渋歯磨きの口コミから効果を徹底分析!」のウェブサイトにおいて、「口臭・歯周病・歯の黄ばみに\悩むあなたへ!」の見出しの下、「薬用なたまめ柿渋歯磨きは全額返金保証で安心」の項に、「加齢口臭がひどく、歯の黄ばみが気になることからマスクを外せないという人もたくさんいると思います。」の記載がある。
http://www.air-max-2009.org/henkin.html

3 加齢による口臭対策に係る商品情報(前記別掲1及び2を除く。)
(1)「口臭対策サプリ特集」のウェブサイトにおいて、「加齢による口臭予防法」の見出しの下、「中高年の口臭、効果的な対策法ってある?」の項に、「年を重ねていくごとに唾液の分泌量というのは減少していくものです。唾液はお口の中をきれいにする働きを担っているため、分泌量が少なくなってしまうと必然的に口臭が出てしまうわけですね。加齢臭と呼ばれる状態はまさにこれ。加齢とともに体臭や口臭が発生してしまうのは、生理的口臭ですから避けることは難しいのです。食生活や規則正しい生活を送ることで、加齢による口臭をある程度は予防することができますが、しっかりと万全なエチケットケアをお考えなら、サプリメントを利用されることを強くおすすめします。」の記載がある。
http://www.kousyu-supplement.com/seiri/8.html
(2)「amazon.co.jp」のウェブサイトにおいて、「無臭生活・・・\リケン」の見出しの下、「商品の説明」の項に「また、ミントの強い香りが口臭・胃液臭など緩和。口臭(緑茶・柿)?便臭(スメルナーク)と幅広い用途で加齢に伴うニオイの悩みを解消します。」の記載がある。
http://www.amazon.co.jp/%E3%83%AA%E3%82%B1%E3%83%B3-%E7%84%A1%E8%87%AD%E7%94%9F%E6%B4%BB-250%E3%8E%8E%C3%9790%E7%B2%92/dp/B00JNZFAQ2/ref=pd_sxp_redirect
(3)「口臭・体臭対策サプリメント『Feクロロフィル』」のウェブサイトにおいて、「年と共に悪化する口臭・体臭。臭いの元は身体の中から・・・」の項に「そしてさらに、体内を原因とする体臭と年齢は非常に関係深いもの。唾液の分泌低下は口臭を招き、胃腸機能の低下は排泄物の臭いが強くなり、皮脂からは加齢臭が強くなります。」、「臭いを『もとからスッキリ』させる新発想アプリ」の項に「下記にご紹介する口臭体臭対策サプリ『Feクロロフィル』は、葉緑素や食物繊維の力で体内の悪臭成分をカットする今までになかった消臭サプリメントです。」の記載がある。
http://www.right-net.co.jp/fe/
(4)「体臭の悩みはこれで解決!体臭改善専門サイト」のウェブサイトにおいて、「自分の臭いに怯えていませんか?\体臭を簡単に消す方法を\教えます」の見出しの下、「2 歯磨きも大切」の項の「30代40代の加齢に伴う口臭対策アイテム」の欄に、3種類の歯磨き粉が紹介されており、「No.1 なたまめ歯みがき\なたまめ歯みがきの特徴\・・・\加齢や喫煙に伴う口の中のネバリや、口臭など、あらゆるお口の悩みを解消してくれるとして人気です。\加齢に伴う口臭の悪化は厄介なもので、なかなか改善する事が難しいとされています。加齢による口臭専用の歯磨き粉の使用をお奨めします。」の記載がある。
http://体臭解決.com/category18/
(5)「kao」のウェブサイトにおいて、「発表資料:2010年10月12日\細菌の集合体を落とす力 アップ!お口の3大トラブル(むし歯・歯肉炎・口臭)を予防\『薬用ピュオーラ』 改良新発売」の見出しの下、「発売のねらい」の項に、「・・・さらに加齢に伴う、唾液分泌量の減少から口内清浄作用が低下し“口の中がネバネバする”などお口の中の不快感を感じる人が増加傾向にあり、歯磨きに対するニーズは“むし歯予防や歯垢除去”だけでなく多様化することが予測されます。(花王調べ)\『薬用ピュオーラ』は、清浄剤エリスリトールに加え、新たにアミノ酸系洗浄剤を配合しました。細菌の集合体を落とす力を高め、口内を浄化します。さらに2つの殺菌剤のはたらきで原因菌の増加を抑制し、むし歯・歯肉炎・口臭を予防します。年齢とともに進む、口内環境の悪化に効果的にはたらき、大人のお口をまるごとスッキリ洗い流し、きれいな口内環境に整え、みがきたての気持ちよいお口が長続きします。」の記載がある。
http://www.kao.com/jp/corp_news/2010/20101012_001.html
(6)「株式会社みつばちロード」のウェブサイトにおいて、「<伝統>爽快なたまめ歯磨き粉」の見出しの下、「3 ビフィズス菌エキス\がしっかり保湿!」の項に、「ビフィズス菌発酵エキス\お肌と同じで口内もしっとりと潤いが必要です。年齢を重ねてくると唾液の分泌が減り、口内が乾燥しがちです。歯磨き後の口内環境をしっとり整えるために、保湿素材であるビフィズス菌発酵エキスを配合しました。」の記載がある。
http://www.mitsubachi-road.co.jp/brand008/002-lp.html
(7)「Mask.co.jp」のウェブサイトにおいて、「舌ブラシ」の見出しの下、「フレッシュメイト K」の項に「フレッシュメイトKは、舌苔をやさしく効果的に取り除きます。」、「特長」の欄に「舌苔って何?\舌の表面には舌乳頭という無数の突起があり舌苔はその間にたまります。舌苔を細菌が分解することで腐敗臭が発生し口臭となります。加齢に伴う代謝能力の低下などで、特に多量に産生される場合があります。」の記載がある。
http://www.mask.co.jp/disupo/shita/shitaburashi01.htm
(8)「SHOP CHANNEL」のウェブサイトにおいて、「口臭ケアシステム プロフレッシュ オーラルリンス」の見出しの下、「基本情報」の項に「種別:口腔化粧品(口臭予防洗口液)」及び「年齢とともに“だ液”の分泌量は年々減少し、これに伴い口臭も発生しやすくなるからこそ、中高年の積極的な口臭ケアは大事です。そこで、ただ臭いを覆い隠すのではなく、口内を浄化し、清潔に保つことで、口臭の発生を抑えるリンスを考案しました。」の記載がある。
http://www.shopch.jp/ProdDetailShow.do?reqprno=447731
(9)「デンタルフィット」のウェブサイトにおいて、「歯科医院専売品。加齢やストレスに伴う唾液減少、口臭や口腔乾燥症に、生態保湿成分『ヒアルロン酸』と『コラーゲン』配合\Ci うるおい洗口液・・・」の記載があり、「加齢やストレスに伴う唾液減少、口臭や口腔乾燥症に、生態保湿成分『ヒアルロン酸』と『コラーゲン』配合。」の記載がある。
http://item.rakuten.co.jp/d-fit/14298/


審理終結日 2015-07-21 
結審通知日 2015-07-24 
審決日 2015-08-17 
出願番号 商願2013-81382(T2013-81382) 
審決分類 T 1 8・ 13- Z (W030521)
最終処分 不成立  
前審関与審査官 海老名 友子津金 純子 
特許庁審判長 今田 三男
特許庁審判官 根岸 克弘
酒井 福造
商標の称呼 カレーコーシュー 
代理人 高梨 範夫 
代理人 安島 清 
代理人 小林 久夫 

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