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審判番号(事件番号) データベース 権利
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不服201316120 審決 商標
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審決分類 審判 査定不服 商3条1項3号 産地、販売地、品質、原材料など 登録しない W30
管理番号 1290654 
審判番号 不服2012-23467 
総通号数 177 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 商標審決公報 
発行日 2014-09-26 
種別 拒絶査定不服の審決 
審判請求日 2012-11-08 
確定日 2014-07-22 
事件の表示 商願2012-7689拒絶査定不服審判事件について、次のとおり審決する。 
結論 本件審判の請求は、成り立たない。
理由 1 本願商標
本願商標は、「純米めん」の文字を標準文字で表してなり、第30類の願書記載のとおりの商品を指定商品として、平成24年1月24日に登録出願され、その後、同年5月9日付け及び同26年1月15日付け手続補正書により、「米又は米粉を使用しためん類,米又は米粉を使用した調理済みめん類」に補正されたものである。

2 原査定の拒絶の理由の要旨
原査定は「本願商標は、『純米めん』の文字を標準文字で表してなり、その構成中の『純米』の文字は『他の物が少しもまじらない米』の意を看取させ、また、『めん』の文字は、麺類に通じる語であって、商品の普通名称を表すことから、本願商標全体から『米のみを使用した麺』程の意味合いを理解させるものである。そうとすると、本願商標をその指定商品中、上記文字に照応する商品に使用しても、本願商標に接する取引者・需要者は、単に『米又は米粉を使用しためん類,米又は米粉のみを使用した麺を用いた商品』程の意を認識するに止まり、該商品の原材料、品質を表示したもので自他商品の識別標識としての機能を果たし得ないものと認められる。したがって、本願商標は、商標法第3条第1項第3号に該当し、前記商品以外の商品に使用するときは、商品の品質の誤認を生じさせるおそれがあるから、商標法第4条第1項第16号に該当する。」旨認定、判断し、本願を拒絶したものである。

3 当審においてした証拠調べ
当審において、本願商標が商標法第3条第1項第3号に該当するか否かについて、職権に基づく証拠調べをした結果、別掲に示す事実を発見したので、同法第56条第1項で準用する特許法第150条第5項の規定に基づき、請求人に対し、平成25年11月29日付け証拠調べ通知書によって、当該事実を通知し意見を求めた。

4 証拠調べに対する請求人の意見の要旨
請求人は、上記3の証拠調べ通知に対し、その意見を要旨次のように述べ、甲第1号証ないし甲第37号証(なお、甲第1号証ないし甲第22号証については、審判請求書に添付した証拠を援用している。)を提出した。
(1)本願商標は、「純」と「米」の漢字2文字と、「めん」の平仮名2文字の極く短い4文字を連続して、「純」、「米」、「めん」と結合し、構成各文字は、均等に配置され、かつ、一連に書され、全体としてバランスがとれ外観上もまとまり良く一体的に表されていて、全体をもって称呼してもわずか7音節であり、全体をもってよどみなく「ジュンマイメン」と一連一体に称呼し認識するのが自然である。
また、「純米」の文字は、辞書にも掲載されていない文字であり、一般的には、「純米酒」のことを表すものと考える方が自然であり、酒類の取引者、需要者にあっては親しまれた語といえるかもしれないが、それ以外の業界の取引者、需要者にあっても、広く親しまれた語というには無理があることから、本願商標に接する取引者、需要者は、必ずしも「純米」と「めん」の文字を組み合わせたにすぎないものとして理解するとはいえないものである。
たとえ、「純米」の文字が「他の物が少しもまじらない米」の意味を看取させる語であったとしても、米粉を使った麺が近年開発・商品化された状況からみると、本願商標「純米めん」の文字から、「米又は米粉を使用しためん類」の意味合いまでも容易に認識できるとは考えられない。したがって、本願商標は、構成全体として特定の意味合いを直ちに理解させるものとはいえないことから、これに接する取引者、需要者はその構成全体をもって、めん類を表す名称として出願人が創作した造語であると認識されるのが相当である。
(2)証拠調べ通知に記載された事実について
ア 確かに、「純」、「米」、「めん」のそれぞれの文字の意味は、辞書に書かれているとおりのものであるが、本願商標は、これらの文字を一連一体に結合した「純米めん」であり、辞書には記載されておらず、この事実は、本件とは関係なく、また、各文字を分離して抽出する理由もないものである。
イ インターネット記事にあっては、「純米めん」が、研究論文中の記載として2件、レシピの記載として1件が認められるが、商品の表示として、「純米めん」を表示している事実はない。
ウ 新聞記事に、「米めん」及び「米のめん」の記載があることが認められるが、本願商標は、「純」、「米」、「めん」の各文字を一連一体に結合した「純米めん」であり、この事実は、本件とは関係ないものである。
エ 新聞記事に、「純米せんべい」、「純米ケーキ」、「純米ロール」、「純米カステラ」、「純米シュークリーム」及び「純米パン」が存在していることは認められるものの、本願商標は、「純米めん」であり、この事実は、本件とは関係ないものであり、「純米めん」が商品表示として使用されていないこと、また、これらは、全て菓子・パンの業界に関するものであり、本願商標の指定商品であるめん類を取り扱う業界とは異なるものである。
(3)本願商標である「純米めん」の文字が、本願商標の指定商品であるめん類を取り扱う分野において、めん類の品質・原材料を表示する文字として、取引上普通に使用されている事実はない。
(4)請求人(出願人)は、平成23年から米粉麺を開発・商品化するための事業を開始し、地元盛岡市の都南地域営農組合と米粉用米の生産出荷契約を取り交わすと共に農林水産省の農山漁村活性化プロジェクト交付金を活用して米粉麺の加工工場を建設し、この計画は、農林水産省発行(平成23年12月発行)の「米粉用米利用の先進事例集」に先進事例として掲載された。
商品の開発にあっては、米粉の比率を80%以上としたこと、更に小麦粉を全く使用していないことをイメージさせるために、漢字文字の「純」と、麦へんを使う漢字の麺を使わない平仮名文字の「めん」との間に、漢字の「米」をサンドイッチさせて、「純米めん」というこれまでにない全く新しい商標を創作したものである。
そして、盛岡市内のホテルで大々的に発表・試食会を開催したり、自社のホームページ(甲3)でPRしたり、楽天市場に出展したり、新聞広告を行ったり、全国各地のイベントに出展し、本願商標を使用した商品の普及に努め、多数のイベントに出展・参加(甲4ないし甲37)したことにより、新聞等の各種メディアで多数取り上げられ、本願商標の周知度は高まってきており、この点からも、これに接する取引者・需要者は、本願商標の「純米めん」という文字を、そのまま一体的に理解・認識しているものと確信している。
(5)以上のとおり、「純米めん」の語は、請求人のみにより使用されており、本願商標が取引上普通に使用されていないことは明らかであるから、本願商標は、一種の造語を形成していると認識されるのが相当であり、指定商品に使用しても、商品の品質・原材料を普通に表示したとはいえず、自他商品の識別標識としての機能を十分に果たし得るものであるから、商標法第3条第1項第3号に該当しない。

5 当審の判断
(1)本願商標について
本願商標は、前記1のとおり、「純米めん」の文字を標準文字で表してなり、第30類「米又は米粉を使用しためん類,米又は米粉を使用した調理済みめん類」を指定商品とするものである。
(2)本願商標の構成について
本願商標の構成は、「純」、「米」及び「めん」の各文字を結合してなるものと容易に看取され得るものである。
ところで、別掲1のとおり、「純」の文字が「他の物が少しもまじらないこと。」、「米」の文字が「稲の果実。籾殻を取り去ったままのものを玄米、精白したものを白米または精米という。また、菓子・酒・味噌・醤油などの原料。」、「めん」の文字が「粉を練ったものを細長く切った食品。うどん・そばなどの総称。」をそれぞれ意味する語であり、いずれも広く親しまれた平易な語と認められるから、これらを結合して表された「純米めん」の文字全体からは、それを構成する各単語の語義から、「米粉のみを使用した麺」程の意味合いを容易に理解させるものである。
そして、本願の指定商品の分野においては、別掲2及び3のとおり、「米粉を使用した麺」について、「純米めん(麺)」及び「米めん」の語が使用されている実情がうかがえる。
(3)本願商標の商標法第3条第1項第3号該当性について
以上よりすれば、本願の指定商品を取り扱う分野においては、米粉を原材料とする麺が製造、販売されていることが認められ、本願の指定商品は、「米又は米粉を使用しためん類,米又は米粉を使用した調理済みめん類」であることから、本願商標がその指定商品に使用された場合、これに接する取引者、需要者は、「米粉のみを使用した麺」であることを理解するものであって、単に商品の品質(原材料)を表示するものであると理解、認識するとみるのが相当である。
また、本願商標は、「純米めん」という標準文字からなるものであるから、商品の品質を普通に用いられる方法で表示したものと認められる。
したがって、本願商標は、商標法第3条第1項第3号に該当するものである。
(4)請求人(出願人)の主張について
請求人(出願人)は、「純」、「米」及び「めん」の語が、それぞれ辞書に掲載されていることは認めるが、これらの文字を一連一体にした「純米めん」の語は、辞書にも掲載されておらず、これらの語を分離する理由はない。
また、米粉麺を商品化し、「純米めん」の名称を使用しているのは請求人(出願人)だけであり、該名称を使用した商品は、発表会の開催、自社ホームページ等での宣伝広告、イベントへの参加により、各種メディアで多数取り上げられた旨述べている。
しかしながら、別掲2のとおり、純米そうめんが平成19年に商品化されたこと、秋田県総合食品研究センターにおける「平成21年度 試験研究成果概要」には、「純米めん」などの記載があることから、本願商標の文字が請求人(出願人)の商品を表すものとのみ認識、理解するとはいい難く、また、商標法第3条第1項第3号に該当する商標であるか否かの判断においては、取引者、需要者が商品の品質を表示するものとして認識するものであれば足りるといえるものであるところ、本願商標については、上記に述べたとおり、商品の品質(原材料)を表示したものとして認識するにとどまるものであるから、請求人の主張は、いずれも採用することができない。
したがって、本願商標が商標法第3条第1項第3号に該当するものとして本願を拒絶した原査定は、取り消すことはできない。
よって、結論のとおり審決する。
別掲 別掲
証拠調べ通知の内容
1 「広辞苑 第6版」における記載
(1)「純」の項に、「他の物が少しもまじらないこと。」
(2)「米」の項に、「稲の果実。籾殻を取り去ったままのものを玄米、精白したものを白米または精米という。また、菓子・酒・味噌・醤油などの原料。」
(3)「めん【麺】」の項に、「粉を練ったものを細長く切った食品。うどん・そばなどの総称。」

2 「純米めん(麺)」等に関するインターネット記事
(1)秋田県総合食品研究センターによる「平成21年度 試験研究成果概要」(平成21年8月 秋田県総合食品研究センター発行)の13頁の「表2 米紛・製麺商品案カテゴリー例」に、カテゴリーブランドとして「あきた純米めん」、「あきた純米ぱすた」の記載があり、商品案例として、「純米うどん」、「純米らーめん」などの記載があります。
(http://www.arif.pref.akita.jp/pdf/H21kenkyugaiyo.pdf#search='%E7%B4%94%E7%B1%B3%E3%82%81%E3%82%93+%E8%A9%A6%E9%A8%93%E7%A0%94%E7%A9%B6%E6%88%90%E6%9E%9C')
(2)平成23年5月20日現在 科学研究費補助金研究成果報告書には、「研究課題名(和文)日本うるち米純麺の製造およびこしの強さの制御法に関する調理学的検討 研究代表者 福永淑子」の「研究成果の概要(和文)」において、「1.日本米(うるち米)の米粉を選別して180メッシュ以上の粒径の小さいものだけで米麺をつくると、でんぷんを一切加えなくとも、こしがあり、かつ嗜好性の高い純米麺が作れた。すなわち、純米麺は、米粉を180メッシュ以上の細かい粒径にするだけで日本米からでも製造できることが明らかになった。」との記載があります。
(http://www.arif.pref.akita.jp/pdf/H21kenkyugaiyo.pdf#search='%E7%B4%94%E7%B1%B3%E3%82%81%E3%82%93+%E8%A9%A6%E9%A8%93%E7%A0%94%E7%A9%B6%E6%88%90%E6%9E%9C')
(3)「純麺家」のウェブサイトに、「ソルロンタンヌードル」のタイトルの下、「ソルロンタンヌードル(2人分)韓国伝統のソルロンタンスープとぴったりな純米めん」との記載があります。
(http://www.junmenya.com/%E5%B9%BE%E7%94%B0%E6%B7%B3%E5%AD%90%E3%81%AE%E3%83%AC%E3%82%B7%E3%83%94/%E3%82%BD%E3%83%AB%E3%83%AD%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%83%8C%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%AB/)
(4)豊田市役所のホームページに、「香恋の館夏休み特別企画『純米そうめん流し体験』を開催します」の見出しの下、「『純米そうめん』はうどんに続く米粉を使用した麺の第2弾として、平成19年7月に商品化したものです。この純米そうめんを使用して、今回で4年目となる純米そうめん流しを開催します。もちもちとした食感の純米そうめんを、涼しげな流しそうめんでお楽しみください。」との記載があります。
(http://www.city.toyota.aichi.jp/pressrelease/1201189_7011.html)

3 「米めん」に関する新聞記事情報
(1)2002年1月24日付け京都新聞朝刊16版 21頁には、「亀岡の特産品、ネットで販売 JA直営の『アトリオ』」の見出しの下、「現在購入できる商品は、すき焼き、しゃぶしゃぶ、ステーキ用の亀岡牛のほか、犬甘野そば、亀岡産米を原料にした米めん、大豆加工品など計八品目。」との記載があります。
(2)2003年6月10日付け神戸新聞朝刊 29頁には、「お米から、うどんつるり 市島町商工会 名称を募集」の見出しの下、「氷上郡市島町商工会が同町産の有機アイガモ米で作ったうどんを全国に発信しようと準備を進めている。近畿圏では初めての試みで、関係者らは『市島町の名物に』と期待をかける。近く意匠登録と商標登録する予定で、それを前に『米のめん』の名前を全国から募集している。同町商工会は三十周年記念事業として昨年四月から本格的に米めんの研究を始めた。」との記載があります。
(3)2003年9月9日付け中国新聞中国朝刊 島根には、「古米を活用 米めん発売 JAくにびき」の見出し下、「JAくにびき(松江市)は来年から、規格外米や古米を有効活用した『米めん』の製造と販売に乗り出す。」との記載があります。
(4)2005年7月11日付け読売新聞西部夕刊 1頁には、「[遠望細見]米めん、技術者魂“粘り”で開発 山口・玖珂町の藤井さん」の見出しの下、「早速、米めん作りに没頭した。・・・米めんは昨年、20万食を売り上げた。これに加え、藤井さんは、米めんが大量に製造できる機械も開発。これまで北海道と広島、島根両県内に1台ずつ販売した。」との記載があります。
(5)2005年10月25日付け北海道新聞夕刊地方 15頁には、「大野の小中*給食に米めん登場*『もちもちしていておいしい』」の見出しの下、「【大野】町内の小中学校の給食に二十一日、道南産米の新品種『ふっくりんこ』などの米粉を主原料にした米めんを使ったメニューが登場した。」との記載があります。
(6)2006年5月13日付け日本農業新聞 46頁には、「米粉パン、学給に拡大/広島県の利用推進連絡協が総会」の見出しの下、「県内の学校給食では、安芸高田市高宮町、吉田町で米粉パン、三原市大和町で米めんを供給している。」との記載があります。
(7)2006年11月20日付け朝日新聞大阪地方版/福井 26頁には、「『米めん』発売 新しい米文化を目指す 福井の義元さん /福井県」の見出しの下、「コメの消費拡大を目指し、米粉を7割以上含んだ『米めん』の製造に福井市黒丸町の農業義元孝司さん(55)が取り組み、20日から県内の農産物直売所などで販売を始める。」との記載があります。
(8)2007年3月7日付け読売新聞東京朝刊 34頁には、「『あさか舞』の米めん販売 郡山函館のメーカーと開発=福島」の見出しの下、「主原料は、コシヒカリとひとめぼれがある『あさか舞』のうち、ひとめぼれを使用。・・・県公募型新規加工食品開発支援事業の補助を受け、米めんの高い加工技術を持つ北海道函館市のメーカーと協力して開発した。」との記載があります。
(9)2010年5月25日付け北海道新聞朝刊地方 20頁には、「『木古内どんぶり』『米めん』…*創作グルメ開発を促進*町商工会が事業計画」の見出しの下、「【木古内】木古内商工会の通常総会が19日、木古内商工会館で開かれ、『米めん』や『木古内どんぶり』の開発促進など本年度の事業計画を決めた。」との記載があります。
(10)2010年9月9日付け日本農業新聞 35頁には、「熱に強い米めん登場 管内産『ひとめぼれ』使用/JA岩手ふるさと 地元業者と共同開発」との見出しの下、「岩手県のJA岩手ふるさとは、管内産の『ひとめぼれ』の米粉を使った生めんタイプの新商品『パスタにひとめぼれ』を発売した。細めんと平打ちめんの2種類。」との記載があります。
(11)2010年11月13日付け朝日新聞東京地方版/宮城 29頁には、「特産、堪能 亘理は米めんでギフト、蔵王は旅館などで特別献立 /宮城県」の見出しの下、「『おらが町の食材をたっぷり味わって』と、亘理町では米めんを中心としたギフト、蔵王町では地元食材の新メニューが開発された。自慢のコメや乳製品、野菜、果物などで観光客の胃袋をぐっとつかむ作戦だ。●亘理は米めんでギフト 亘理町では町内産のコメで作った米めんを中心にしたギフト『伊達一門』ができた。」との記載があります。
(12)2011年6月27日付け日本食糧新聞には、「大潟村あきたこまち生産者協会、米粉製粉・米めん製造工場が完成 農業の再生へ全力」の見出しの下、「大潟村あきたこまち生産者協会は20日、大潟村の『サンルーラル大潟』で『米粉製粉工場・米めん製造工場完成祝賀会』を開催した。大潟村では村を挙げての米粉プロジェクトが昨年夏に始動し、その一環として推進役の同社が、米めん市場の将来的な拡大に伴い、一昨年稼働させた米めん製造ラインの増強と価格メリットを打ち出すため、製粉までの内製化を図ったもの。」との記載があります。
(13)2011年11月17日付け毎日新聞地方版/兵庫 23頁には、「米めん:無農薬・減農薬の米消費拡大へ 3種類、コウノトリ本舗が限定販売 /兵庫」の見出しの下、「県立コウノトリの郷(さと)公園(豊岡市祥雲寺)内の特産品ショップ「コウノトリ本舗」は16日、「コウノトリ育むお米」の米粉を使った米めん3種類を発売した。」との記載があります。

4 本願の指定商品以外の食品の「純米」の語の使用例
(1)商品「せんべい」における使用
ア 1988年12月24日付け朝日新聞東京地方版/茨城には、「89年度の転作は県全体で2万7479ヘクタール 茨城」の見出しの下、「県はこれらの対策を進めるために(1)集団転作推進体制を確立する(2)純米せんべいの消費拡大や米飯給食などで需給ギャップの縮小を図る(3)不正規米の流通防止を徹底する、などを打ち出している。」との記載があります。
イ 1995年1月27日付け日本農業新聞ブロック版/中国・四国には、「阪神大震災、せんべいなど2回目の物資運ぶ、JAグループ岡山」の見出しの下、「【岡山】JAグループ岡山は二十六日、二回目の阪神大震災被災者に対する緊急支援物資約三トンを神戸市に運んだ。救援物資はシーチキン四百八十個、純米せんべい四百五十袋、桃太郎ジュース六千三百本など。」との記載があります。
ウ 2007年8月31日付け日本食糧新聞には、「栃ぎ屋、国産原料商品が好調 ギフト部門の有馬屋も」の見出しの下、「また、有馬温泉土産を中心にしたギフト部門を扱う関連会社『(株)有馬屋』では、主力の『有馬やき(丹波黒大豆入りおかき)』(写真)や『純米せんべい有馬やき』を中心に、口コミで全国にファンが拡大。観光客だけでなく、HPなどを通じたインターネット通販チャネルでの販売量も増加しているという。」との記載があります。
エ 2008年5月14日付け日本食糧新聞には、「高機能性米特集:メーカー動向=木徳神糧」の見出しの下、「その後患者にも食べる楽しさをという思いから昨年、このコメを使用した『純米せんべい』(海老味・サラダ味・甘醤油味)3品や、無菌パックご飯に混ぜるだけのレトルト『五目ごはんの素』『中華おこわ風』『きのこごはん』3品、赤飯風の『お祝い越後ごはん』を発売。」との記載があります。
(2)商品「ケーキ」における使用
ア 2003年11月21日付け日本農業新聞 5頁には、「“純米ケーキ”できた 小麦ゼロ、もちもち感も/静岡文芸大食文化研」の見出しの下、「米の多様な味わい方を探究している静岡文化芸術大学(浜松市)食文化研究会は、三ケ日町の老舗和洋菓子店『入河屋』と共同で『米粉ロールケーキ』を開発した。」との記載があります。
イ 2005年4月9日付け熊本日日新聞夕刊 食には、「逸品=『木いちご』の大井政雄さん 武蔵ケ丘純米ロール(1050円) もちもちの米粉生地 こめ コメ」の見出しの下、「白やピンクの花々と緑で飾られた店内は甘い香りが漂う。菓子店の定番、ロールケーキ『武蔵ケ丘純米ロール』が同店の看板商品だ。」との記載があります。
ウ 2005年5月25日付け毎日新聞地方版/岡山 21頁には、「お店探訪・おいでんせえ:『パティスリー プリュム』 /岡山」の見出しの下、「ショーケースには、こだわりの21種類のケーキと14種類の焼き菓子が並ぶ。米粉で作った『純米ロール』(1050円)、濃厚だが後味はすっきりとした『絹なプリン』(190円)、旬の果物をふんだんに乗せた『フルーツタルト』(350円)はタルトのサクッとした食感がたまらない。」との記載があります。
エ 2008年7月2日付け日本農業新聞には、「『純米カステラ』を発売 地元産『ハツシモ』100% 米消費拡大に一役/岐阜・海津市レイク・ルイーズ」の見出しの下、「岐阜県海津市でパンなどを販売する(有)レイク・ルイーズは1日から、米粉を使ったカステラ『純米カステラ』の販売を始めた。自家製粉した地元産米『ハツシモ』の粉100%を使用。」との記載があります。
オ 2009年8月26日付け日本食糧新聞には、「東北夏期特集:淡路製粉・淡路徹社長に聞く 米粉の可能性を追求」の見出しの下、「■新商品の開発、米粉の課題 計画中のものは純米シュークリーム。皮もクリームにも米粉を入れているもので、簡単にできる。これに続いて純米カステラ、純米どら焼きなど相次いで出てくる。」との記載があります。
カ 2010年5月22日中日新聞朝刊 23頁には、「岐阜の食にこだわった店 シティ・タワーに開店 スイーツ中心に120種 特産の活用や安全重視など」の見出しの下、「店内には、スイーツを中心に約百二十種の商品が並ぶ。しょうゆ風ラスクや純米カステラのほか、大粒で甘いと評判の米『龍の瞳』や野菜のジャム、はちみつ醤油(しょうゆ)バターやフルーツビネガーもある。」との記載があります。
(3)商品「パン」における使用
2009年8月26日日本食糧新聞には、「東北夏期特集:淡路製粉・淡路徹社長に聞く 米粉の可能性を追求」の見出しの下、「■新商品の開発、米粉の課題 ・・・純米パンは02年から商品化が進んでいて、最近は海外にまで届けられている。秋田県内ではなかなか浸透しない。純米パンの特徴は、原料がコメだからマイナス36度Cで急速冷凍して、おいしく復元する。」との記載があります。


審理終結日 2014-05-12 
結審通知日 2014-05-16 
審決日 2014-05-29 
出願番号 商願2012-7689(T2012-7689) 
審決分類 T 1 8・ 13- Z (W30)
最終処分 不成立 
前審関与審査官 薩摩 純一冨澤 美加 
特許庁審判長 寺光 幸子
特許庁審判官 根岸 克弘
手塚 義明
商標の称呼 ジュンマイメン、ジュンマイ 
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