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審判番号(事件番号) | データベース | 権利 |
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不服201311729 | 審決 | 商標 |
不服201311379 | 審決 | 商標 |
不服20138011 | 審決 | 商標 |
不服201310680 | 審決 | 商標 |
不服201311567 | 審決 | 商標 |
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審決分類 |
審判 査定不服 外観類似 取り消して登録 W293043 審判 査定不服 観念類似 取り消して登録 W293043 審判 査定不服 称呼類似 取り消して登録 W293043 |
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管理番号 | 1280039 |
審判番号 | 不服2013-11761 |
総通号数 | 167 |
発行国 | 日本国特許庁(JP) |
公報種別 | 商標審決公報 |
発行日 | 2013-11-29 |
種別 | 拒絶査定不服の審決 |
審判請求日 | 2013-06-20 |
確定日 | 2013-10-04 |
事件の表示 | 商願2012-44796拒絶査定不服審判事件について、次のとおり審決する。 |
結論 | 原査定を取り消す。 本願商標は、登録すべきものとする。 |
理由 |
1 本願商標 本願商標は、「舷喜屋」の漢字と、その下方に振り仮名のごとく小さく表された「げんきや」の平仮名を配してなり、第29類、第30類及び第43類に属する願書に記載のとおりの商品及び役務を指定商品及び指定役務として、平成24年6月4日に登録出願されたものである。 2 引用商標 原査定において、本願商標が商標法第4条第1項第11号に該当するとして、本願の拒絶の理由に引用した登録商標は、以下のとおりであり、いずれも現に有効に存続しているものである。 (1)登録第4281625号商標(以下「引用商標1」という。)は、「げんき屋」の文字を横書きに表してなり、平成10年2月21日に登録出願、第42類「飲食物の提供」を指定役務として、同11年6月11日に設定登録され、その後、同21年7月21日に商標権の存続期間の更新登録がされたものである。 (2)登録第5416665号商標(以下「引用商標2」という。)は、「元気屋」の文字を横書きに表してなり、平成22年10月22日に登録出願、第35類に属する商標登録原簿に記載のとおりの役務を指定役務として、同23年6月10日に設定登録されたものである。 以下、引用商標1及び引用商標2をまとめていうときは、「引用商標」という。 3 当審の判断 本願商標は、前記1のとおり、「舷喜屋」の漢字と、その下方に振り仮名として看取、理解され得る「げんきや」の平仮名を配してなるところ、該漢字は、辞書類に載録された成語とは認められないものであり、かつ、特定の意味を有する語として一般に知られているとも認められないものであるから、その構成文字に相応して、「ゲンキヤ」の称呼を生ずるものであり、「舷喜屋」という名称の屋号を表したものと理解されるものである。 他方、引用商標1は、前記2(1)のとおり、「げんき屋」の文字を、また、引用商標2は、前記2(2)のとおり、「元気屋」の文字を、それぞれ横書きしてなるところ、該「げんき屋」及び「元気屋」の文字は、いずれも辞書類に載録された成語とは認められず、かつ、特定の意味を有する語として一般に知られているとも認められないものであるから、各々、その構成文字に相応して、「ゲンキヤ」の称呼を生ずるものであり、さらに、引用商標1は「げんき屋」という名称の屋号を表したもの、引用商標2は「元気屋」という名称の屋号を表したものと理解されるものである。 そこで、本願商標と引用商標との類否について検討するに、両商標の構成は、それぞれ上記のとおりであって、明確に相違するものであるから、外観において相紛れるおそれはない。 また、本願商標と引用商標とは、いずれも「ゲンキヤ」の称呼を生ずることから、両商標は、称呼を共通にするものである。 さらに、本願商標と引用商標とは、いずれも屋号を表したものと理解され得るところ、屋号は、その構成文字全体をもって特定の名称を表したものと認識されるものであり、その構成文字が異なる場合には、別異のもの(屋号)として認識され得るところ、本願商標は「舷喜屋」の文字、引用商標は「げんき屋」又は「元気屋」の文字からなるものであって、直ちに別異の名称の屋号を表したものと認識され得るものであるから、両商標は、観念上、それぞれ区別し得るものであって、相紛れるおそれはないというのが相当である。 してみれば、本願商標と引用商標とは、称呼を共通にするものであるとしても、外観及び観念においては、相紛れるおそれのないものであるから、これら両商標における異同を総合勘案すれば、両商標をそれぞれ同一又は類似の商品又は役務に使用しても、その出所について混同を生ずるおそれはないと判断するのが相当であり、ほかにこれを左右する特段の事情も見当たらないから、非類似の商標といわなければならない。 したがって、本願商標と引用商標とは非類似の商標であるから、本願商標が商標法第4条第1項第11号に該当するとして本願を拒絶した原査定は、取消しを免れない。 その他、本願について拒絶の理由を発見しない。 よって、結論のとおり審決する。 |
審決日 | 2013-09-24 |
出願番号 | 商願2012-44796(T2012-44796) |
審決分類 |
T
1
8・
263-
WY
(W293043)
T 1 8・ 261- WY (W293043) T 1 8・ 262- WY (W293043) |
最終処分 | 成立 |
前審関与審査官 | 冨澤 美加 |
特許庁審判長 |
野口 美代子 |
特許庁審判官 |
浦辺 淑絵 田中 敬規 |
商標の称呼 | ゲンキヤ、ゲンキ |
代理人 | 大島 厚 |
代理人 | 柴田 泰子 |