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審決分類 審判 査定不服 商4条1項16号品質の誤認 取り消して登録 W31
管理番号 1275202 
審判番号 不服2012-23610 
総通号数 163 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 商標審決公報 
発行日 2013-07-26 
種別 拒絶査定不服の審決 
審判請求日 2012-11-29 
確定日 2013-06-07 
事件の表示 商願2012- 11951拒絶査定不服審判事件について、次のとおり審決する。 
結論 原査定を取り消す。 本願商標は、登録すべきものとする。
理由 1 本願商標
本願商標は、「くちべに」の文字を標準文字で表してなり、第31類に属する願書に記載のとおりの商品を指定商品として、平成24年2月7日に登録出願され、指定商品については、原審における同年7月17日付け提出の手続補正書により、第31類「ペチュニアの種子類,ペチュニアのドライフラワー,ペチュニアの苗,ペチュニアの花」と補正されたものである。

2 原査定の拒絶の理由の要点
原査定は、「本願商標は、『くちべに』の文字を標準文字で表してなるところ、『口紅(くちべに)』は、平成19年8月7日に『エリカ』の種苗名称として登録、同22年8月10日に育成権の取消があったことからすれば、『エリカ』の種苗名称として広く一般に知れ渡ったものと言わざるを得ない。また、本願の指定商品と『エリカ』の種苗は、園芸店などで取り扱われる商品同士でもある。してみれば、本願商標をその指定商品に使用すると、本願商標に接する取引者、需要者は、該商品が、恰も『エリカの種子類,エリカのドライフラワー,エリカの苗,エリカの花』であるかの如く、商品の品質について誤認を生じさせるおそれがあるものと認める。したがって、本願商標は、商標法第4条第1項第16号に該当する。」旨認定、判断し、本願を拒絶したものである。

3 当審の判断
本願商標は、「くちべに」の文字よりなるところ、読みを「クチベニ」とする「口紅」を名称として、観賞樹「エリカ」の品種が、種苗法に基づいて、2007年(平成19年)8月7日に品種登録を受けているが、その育成者権は2010年(平成22年)8月10日に消滅しているものである。
しかしながら、「口紅」「くちべに」及び「クチベニ」の文字について、職権をもって調査するも、これらの文字が、「エリカ」の品種又は品質を表すものとして、取引上一般に使用されている事実及び認識される事情を発見することはできなかった。
さらに、「くちべに」の文字は、化粧品としての「口紅」を容易に想起、認識させるものといえる。
そうとすると、「くちべに」の文字からなる本願商標に接する取引者・需要者は、「くちべに」の文字を、「エリカ」の品種又は品質を表したものと認識するとはいえず、化粧品としての「口紅」を想起、認識するというのが相当であるから、本願商標は、これをその指定商品に使用しても、品質について誤認を生じさせるおそれはないものといわなければならない。
したがって、本願商標が商標法第4条第1項第16号に該当するものとして本願を拒絶した原査定は妥当でなく、取消しを免れない。
その他、本願について拒絶の理由を発見しない。
よって、結論のとおり審決する。
審決日 2013-05-28 
出願番号 商願2012-11951(T2012-11951) 
審決分類 T 1 8・ 272- WY (W31)
最終処分 成立  
前審関与審査官 冨澤 美加 
特許庁審判長 内山 進
特許庁審判官 小川 きみえ
内藤 順子
商標の称呼 クチベニ 
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