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審判番号(事件番号) | データベース | 権利 |
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不服20091105 | 審決 | 商標 |
不服20096227 | 審決 | 商標 |
不服200728086 | 審決 | 商標 |
不服200910682 | 審決 | 商標 |
不服20098593 | 審決 | 商標 |
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審決分類 |
審判 査定不服 商4条1項16号品質の誤認 取り消して登録 X16 審判 査定不服 商3条1項3号 産地、販売地、品質、原材料など 取り消して登録 X16 |
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管理番号 | 1218399 |
審判番号 | 不服2010-9245 |
総通号数 | 127 |
発行国 | 日本国特許庁(JP) |
公報種別 | 商標審決公報 |
発行日 | 2010-07-30 |
種別 | 拒絶査定不服の審決 |
審判請求日 | 2010-04-30 |
確定日 | 2010-06-30 |
事件の表示 | 商願2009-6438拒絶査定不服審判事件について、次のとおり審決する。 |
結論 | 原査定を取り消す。 本願商標は、登録すべきものとする。 |
理由 |
1 本願商標 本願商標は、「カラーチェンジ」の片仮名文字を上段に、「Color Change」の欧文字を下段に表してなり、第16類「紙類,文房具類,印刷物」を指定商品として、平成21年2月2日に登録出願されたものである。 2 原査定の拒絶の理由の要点 原査定は、「本願商標は、『色を変えるもの』の意を認識させる『カラーチェンジ』『Color Change』の文字を普通に用いられる方法で二段に書してなるから、これをその指定商品中、色を変える商品に使用するときは、単に商品の品質について普通に用いられる方法で表示する標章のみからなる商標といわざるを得ない。 したがって、本願商標は、商標法第3条第1項第3号に該当し、前記商品以外の商品に使用するときは、商品の品質の誤認を生じさせるおそれがあるから、商標法第4条第1項第16号に該当する。」旨認定、判断し、本願を拒絶したものである。 3 当審の判断 本願商標は、前記1のとおり、「カラーチェンジ」の片仮名文字と「Color Change」の欧文字とを二段に書してなるところ、その構成中の「カラー」及び「Color」の文字は、「色彩」を意味し、また、「チェンジ」及び「Change」の文字は、「変化、変更」を意味することから、全体として原審説示のごとき意味合いを暗示させる場合があるとしても、これが、本願商標の指定商品との関係において、特定の商品の品質を直接的、かつ、具体的に表示したものとはいい難いものである。 また、当審において職権をもって調査するも、本願の指定商品を取り扱う業界において、「カラーチェンジ」及び「Color Change」の文字が、商品の品質を表示するものとして、取引上普通に使用されていると認めるに足りる事実を発見することはできなかった。 してみれば、本願商標は、商品の品質を表すものとして認識され得るものではなく、全体をもって、一種の造語を表したものとして認識されるとみるのが相当であって、これをその指定商品に使用しても、自他商品の識別標識としての機能を十分に果し得るものであり、また、これをその指定商品中のいずれの商品に使用しても、商品の品質について誤認を生ずるおそれもないものである。 したがって、本願商標が、商標法第3条第1項第3号及び同第4条第1項第16号に該当するとして本願を拒絶した原査定は、妥当でなく、取消しを免れない。 その他、本願について拒絶の理由を発見しない。 よって、結論のとおり審決する。 |
審決日 | 2010-06-18 |
出願番号 | 商願2009-6438(T2009-6438) |
審決分類 |
T
1
8・
13-
WY
(X16)
T 1 8・ 272- WY (X16) |
最終処分 | 成立 |
前審関与審査官 | 山田 忠司 |
特許庁審判長 |
芦葉 松美 |
特許庁審判官 |
岩崎 良子 内田 直樹 |
商標の称呼 | カラーチェンジ、チェンジ |
代理人 | 小山 輝晃 |