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審決分類 審判 全部無効 外観類似 無効とする(請求一部成立)取り消す(申し立て一部成立) Y25
審判 全部無効 称呼類似 無効とする(請求一部成立)取り消す(申し立て一部成立) Y25
管理番号 1203731 
審判番号 無効2008-890054 
総通号数 118 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 商標審決公報 
発行日 2009-10-30 
種別 無効の審決 
審判請求日 2008-06-19 
確定日 2009-08-10 
事件の表示 上記当事者間の登録第5063713号商標の商標登録無効審判事件について、次のとおり審決する。 
結論 登録第5063713号商標の指定商品中「被服」についての登録を無効とする。 その余の指定商品についての審判請求は、成り立たない。 審判費用は、その2分の1を請求人の負担とし、2分の1を被請求人の負担とする。
理由 1 本件商標
本件登録第5063713号商標(以下「本件商標」という。)は、別掲(1)のとおりの構成からなり、平成18年12月27日に登録出願、第25類「被服,ガーター,ズボンつり,ベルト,履物,仮装用衣装,運動用特殊衣服,運動用特殊靴」を指定商品として、同19年6月8日に登録査定、同年7月20日に設定登録されたものである。

2 請求人の引用する商標
請求人が本件商標の登録の無効の理由に引用する登録第2247311号商標(以下「引用商標」という。)は、別掲(2)のとおりの構成からなり、昭和63年5月6日に登録出願、第17類「被服(運動用特殊被服を除く)布製身回類(他の類に属するものを除く)寝具類(寝台を除く)」を指定商品として、平成2年7月30日に設定登録され、その後、平成12年3月21日に商標権の存続期間の更新登録がなされ、現に有効に存続しているものである。

3 請求人の主張
請求人は、本件商標の登録を無効とする、審判費用は被請求人の負担とするとの審決を求め、その理由を要旨次のように述べ、証拠方法として、甲第1号証ないし甲第4号証(枝番を含む。)を提出した。
(1)無効事由
本件商標は、商標法第4条第1項第11号に該当し、同法第46条第1項第1号により、無効にされるべきものである。
(2)無効原因
本件商標は、本件商標の出願・登録前に登録された引用商標と類似しており、その指定商品も類似するものである。
ア 本件商標について
本件商標は、「Peter’smade」の欧文字からなり、その指定商品を第25類「被服,ガーター,ズボンつり,ベルト,履物,仮装用衣装,運動用特殊衣服,運動用特殊靴」とするものであるところ、その構成中の「made」の文字は、「?で作られた」、「?製の」の意味を有する英語であり、被服の業界においては、「オーダーメード」(注文によって作ること、また、その品)、「Custom-made(カスタムメード)」(特別注文で作ること。また、注文製の品。オーダーメード。)、「ready-made clothes」(既製服)、「made in Japan」(日本製)等のように、「made」の語が商品「被服」の品質表示として使用されることが多く、インターネット検索によれば、「USmade」については6810件、「スイスメイド」については53100件、「カスタムメイド/洋服」については48700件、「’smade」については22100件、「ユニオンメイド」については257000件の検索結果があったことからも明らかである(甲第3号証の1ないし12)。
このうち、「USmade」や「スイスメイド」は、「アメリカ製」、「スイス製」を意味する「被服」を中心とする服飾品の商品等表示として認識されており、同様に、「イタリアメイド」、「フランスメイド」も「イタリア製」、「フランス製」を意味する表記として、服飾業界では多く使用されている。特に、「SWISS MADE(スイスメイド)」に関しては、法令で一定の基準を満たすスイス製の時計や時計バンド、時計ブレスレット等にのみ「SWISS MADE」の表示ができることを規定している。したがって、「国名+made」が服飾品の商品等表示であることは周知の事実である。
また、「国名+made」の表記以外に、「〇〇(名前)+made」の表記で、「〇〇の人が作った」、「〇〇製」の意味で使用される例も多数確認されている。例えば、「ユニオンメイド」という表記では、「衣料会社労働組合加盟のメーカー製」の意味で「被服」に使用されている。また、「MOM’s made」の表記は、株式会社セガの手作り風の縫いぐるみシリーズに使用されている。
以上のことから、本件商標は、「ピーター製の(被服)」、「ピーターが作った(被服)」等の意味を有するので、上記指定商品との関係からみると、本件商標の構成中の「made」の部分は、指定商品の品質表示にすぎず、本件商標の要部は、「Peter’s」の部分にあるものといわなければならない。
さらに、上記要部認定に、本件商標が「ピーターズメード」の8音という比較的長い称呼からなることをも加味すれば、本件商標は、自他商品識別力の極めて弱い「made」を省略し、「Peter’s」部分のみに簡略化して取引される可能性がある。
したがって、本件商標の要部から生じるのは、「ピーターズ」という称呼、「ピーターの」という観念及び「Peter’s」の英文字からなる外観である。
なお、本件商標権者は、代理人を通して、請求人の取引先に対し、本件商標を無断で使用したとして、警告書を通知してきている。さらに、平成20年5月9日付けで、請求人の代理人に回答書を送付し、本件商標のいわゆる要部が何処にあるかを説明している。上記回答書の抜粋は、以下のとおりである。「『Peter’s』に『?製の』という意味を有する『made』が結合したものであり、その要部は、『Peter’s』です。」(甲第4号証)。上記回答書において、本件商標権者は、上記指定商品との関係において、「?製の」という意味を有する「made」は、自他商品識別力の極めて弱い部分であって、本件商標の要部が「Peter’s」の部分にあることを認めていることになる。
イ 引用商標について
引用商標は、「Peters」の欧文字と「ペーターズ」の片仮名文字の2段表記からなるものであるところ、「Peter」は、男性の名称を表す言葉であり、ドイツ語では「ペーター」と発音されるが、英語では「ピーター」と発音される。「Peter」の語は、「Tom」や「Jhon」の語と同様に、中学生・高校生が利用する英語の教科書に掲載される会話文や映画・ドラマに登場する人物の名称として使用される非常に一般的な名称である。したがって、ドイツ語と比べて英語に触れる機会が圧倒的に多い日本人にとって、「Peter」は、「ピーター」と発音する方が自然である。
したがって、引用商標からは、「ペーターズ」の他に「ピーターズ」の称呼をも生ずるものである。
ウ 本件商標と引用商標との類否判断
本件商標と引用商標とを対比すると、いずれも、称呼が「ピーターズ」であり、称呼において取り違えられる可能性がある。また、本件商標は「R」と「S」の間に「’(アポストロフィー)」を有するが、本件商標と引用商標は、英文字の「P」・「E」・「T」・「E」・「R」・「S」が共通しており、外観においても相紛らわしいものである。
仮に、引用商標が「ペーターズ」と読まれた場合であっても、本件商標と引用商標とは、語頭音の「ピ」と「ぺ」のみが相違するだけであり、このような場合、「ピ」と「ぺ」の1音のみが相違する商標は類似であるとする多数の審決例が存在するから、本件商標と引用商標が称呼において類似することに変わりはない。
そして、本件商標の指定商品は、第25類の「被服,ガーター,ズボンつり,ベルト,履物,仮装用衣装,運動用特殊衣装,運動用特殊靴」であり、引用商標の指定商品は、「被服(運動用特殊被服を除く)、布製身回類(他の類に属するものを除く)寝具類(寝台を除く)」であるから、上記指定商品中「被服」は、生産・販売部門、用途、需要者の範囲が一致するものであって同一である。
(3)むすび
以上のとおり、本件商標は、商標法第4条第1号第11号に違反してされたものであるから、その登録は無効にされるべきものである。

4 被請求人の答弁
被請求人は、本件審判の請求は成り立たない、審判費用は請求人の負担とする、との審決を求め、その理由を要旨以下のように述べ、証拠方法として乙第1号証ないし同第6号証(枝番を含む。)を提出した。
(1)本件無効審判が起こった原因は、被請求人の弁護士が送った回答書(乙第4号証)にある「『Peter’s』に『?製の』という意味を有する『made』が結合したものであり、その要部は、『Peter’s』です。」の1文により、本件商標と引用商標とが同一であるのではないかという誤解を招いてしまったこと、及び請求人の商標出願2008-24381「PETER’S TAILOR MADE/3182MISSION ST./PHONE VAL.9354」(乙第5号証)について、その拒絶理由中に本件商標が引用されたことにあるものと思われる。
(2)本件商標は、1930年、第二次世界大戦を挟みアメリカ合衆国の3182MISSION ST.(ミッションストリート3182)にて、当時、乗馬用品、飛行用ジャケット等のオーダーメイドのみの生産を仕事としていたPeter(ピーターさん)のブランドである。「Peter’s」をこよなく愛していた被請求人は、Peterさんの会社「Peter’s」が、戦後倒産したことを知り、日本で、当時の「Peter’s」の品質、ブランドを守るため、手元に資料として保管していた40年代当時のレザージャケットを元に、有限会社鐘馗堂の協力の元、復元し商標を取得した。この「Peter’s」の「Peter」の部分は、多くのブランドが使用していることもあり(乙第3号証の1及び2)、誤認を防ぐために、「made(?製の、?が作った)」の語を結合させ「Peter’smade」という商標を採択するに至ったものである。その「made」を付けて一つの商標として使用するブランドも多く存在している(乙第4号証の1)。
(3)本件商標と引用商標との比較
本件商標は、「Peter’s」の血の様な赤色と特殊な欧米文字による文字体を特徴としており、引用商標との混同、誤解、類似を避けるため、全体の文字の数、形、色、称呼による違いにより、一目瞭然で分かる違いを付けてある。「Peters」と「Peter’smade」の文字配列の違い及び「ピータースメード」と「ペータース」の称呼の違いは、明らかに2つの商標が別のものであることを一目瞭然で認識できるものである。
本件商標は、「Peter’s」のみを要部にしたものではない。「made in ma-ma」(商標登録第3325363号)、「MOM’S MADE」(商標登録第4906400号)、「HOME MADE DEL/Lee’s Kitchen」(商標登録第4180933号)等(乙第4号証の2)と同じく、全体で1つの商標として構成されているものである。そして、「Peters」と「Peter’smade」のように、「主(A)」+「made」の商標と「主(A)」の商標が存在し、なおかつ、権利者が別々である商標も多く存在している(乙第6号証の1ないし29)。
(4)したがって、本件商標は、商標法第4条第1項第11号には該当しないものである。

5 当審の判断
請求人は、本件商標の登録が商標法第4条第1項第11号に違反してされたものである旨主張しているので、この点について以下検討する。
(1)本件商標について
本件商標は、別掲(1)のとおり、朱色で表した「Peter’smade」の欧文字を筆記体をもって、やや右上がりに書してなるものであるところ、後述するとおり、その全体称呼は、長音を含め8音とやや冗長なものであるばかりでなく、その構成中の「made」の欧文字は、例えば、研究社発行の「新英和大辞典」によれば、「・・製の、・・の作りの」等の意味を有する平易な英語であり、「Swiss-made watch(スイス製の時計)」、「home-made goods(国産品)」、「ready-made clothes(既製服)」等のように用いられており、甲第3号証(インターネット検索情報)によっても、各種商品について、「USmade」、「スイスメイド」、「カスタムメイド」、「HANA’SMADE」、「Bettie’sMade」、「ミヤマ’smade」、「ユニオンメイド」等の使用例が数多くあることを認めることができる。
そうとすれば、本件商標の指定商品である「被服」等の取引業界においても、「made」の語(文字)は、商品における一種の品質を指称するものであって、自他商品識別力を有しないか、あるとしても極めて弱いものというべきであって、本件商標からは、容易に「Peter’s製の」といった意味合いを把握し得るものであるから、本件商標は、その全体の構成文字をもって把握されるばかりでなく、「made」の文字部分が捨象され、「made」の語に較べれば強い出所表示力を有する「Peter’s」の文字部分のみをもって、取引に供される場合も決して少なくないものとみるのが相当である。
しかして、欧文字からなる商標については、被服等は、ファッション性の高い高級品から日常一般に用いられる生活必需品まで幅の広い商品を含んでいることから、その需要者層も広く、外国語に対する理解の度合いにも相当程度の差異があるものということができるから、英語が親しまれているとはいえ、必ずしも、正確に英語読みされるとは限らず、英語風の読みないしはローマ字風の読みに従って称呼される場合も有り得るものというべきである。
そうとすれば、「Peter’s」の文字部分は、英語読みで「ピーターズ」と称呼されるほか、例えば、英語の「pet」、「pen」、「pencil」及び「pepper」が、それぞれ、「ペット」、「ペン」、「ペンシル」及び「ペッパー」と、また、「meter」が「メーター」と読まれて親しまれていることに倣えば、「Peter’s」の語も英語風の読みないしはローマ字風の読みにして、「ペーターズ」と称呼されることも否定できないところである。
また、両当事者の主張及び証拠に照らしてみても、本件商標が専ら「ピーターズメイド」あるいは「ピーターズ」の称呼をもって取引者・需要者間において広く知られているというような事情も見当たらない。
したがって、本件商標は、その全体の文字構成から、「ピーターズメイド」及び「ペーターズメイド」の称呼を生ずるほか、「Peter’s」の文字部分に相応して、「ピーターズ」及び「ペーターズ」の称呼をも生ずるものといわなければならない。
また、本願商標からは、前記のとおり、全体として「Peter’s製の」ほどの観念を生じさせるものということができ、さらに、「Peter’s」の文字部分からは、「Peter」が「ピーター」という男性の名を表すものとして使用されていることから、「Peter(人名)の」ほどの観念を生じさせる場合があるということができる。
(2)引用商標について
引用商標は、別掲(2)のとおり、太字のゴシック文字をもって大きく「Peters」の欧文字を表し、その下に、略三分の一程度の大きさで「ペーターズ」の片仮名文字を配した構成からなるものである。
一般に欧文字と仮名文字を併記した構成の商標において、その仮名文字部分が欧文字部分の称呼を特定すべき役割を果たすものと無理なく認識し得るときは、仮名文字部分より生ずる称呼をもってその商標より生ずる自然の称呼とみるのが相当である。
そうとすれば、引用商標は、片仮名文字に相応した「ペーターズ」の称呼のみを生ずるものといわなければならない。
また、引用商標からは、直ちに特定の観念を生じさせないものというのが相当である。
(3)本件商標と引用商標との類否について
ア 称呼の類否について
本件商標から生ずる「ペーターズ」の称呼と、引用商標から生ずる「ペーターズ」の称呼とは、同一である。
イ 外観の類否について
本件商標は、別掲(1)に示したとおり、朱色で表した「Peter’smade」の欧文字を筆記体をもって、やや右上がりに書してなるものであるのに対して、引用商標は、別掲(2)に示したとおり、太字のゴシック文字をもって大きく「Peters」の欧文字を表し、その下に、略三分の一程度の大きさで「ペーターズ」の片仮名文字を配した構成からなるものであるから、全体の外観を比較した場合においては、相当程度の差異のあることが認められる。
しかしながら、前記したとおり、本件商標は、「Peter’s」の文字部分のみをもって取引に供される場合も決して少なくないものというべきであり、また、引用商標についても、大きく顕著に表されている「Peters」の欧文字部分をとらえて取引に供される場合も決して少なくないものということができる。
そうとすれば、本件商標と引用商標とは、取引者・需要者の注意を強く惹く部分である「Peter’s」の文字部分と「Peters」の文字部分において、綴り字を同じくし、わずかにアポストロフィーの有無の差異を有するにすぎないものであるから、外観においても極めて近似した印象を与えるものといわなければならない。
ウ 観念の類否について
前記のとおり、本願商標からは、「Peter’s製の」又は「Peter(人名)の」ほどの観念を生じさせるものの、引用商標からは、直ちに特定の観念を生じさせないものであるから、観念上比較し得ないものである。
エ 被請求人の主張について
被請求人は、本件商標と引用商標とは、全体の文字の数、形、色、称呼による違いにより明らかな差異があること、また、「〇〇made」の商標と「〇〇」の商標とが権利者を異にして登録されている例が多く存在していることを挙げて反論している。
しかしながら、本件商標は、朱色で表された筆記体をもって一連一体に表現されているとはいえ、文字の書体も格別特殊なものではなく、容易に「Peter’smade」の文字を表したものと理解、認識し得るものであり、語義上からみても、「made」の語は、「made in japan」や「オーダーメイド(和製語)」等の用例をもって極めて広く知られ親しまれている語であって、これを「Peter’s」と「made」とに分離して観察することが取引上不自然であると思われるほど不可分的に結合しているものとは認められない。そして、現に、被請求人及び有限会社鐘馗堂の代理人弁護士がブートレガーズ・リユニオンの代理人に宛てた回答書(乙第4号証)においても、「本登録商標は、『Peter’s』に『?製の』という意味を有する『made』が結合したものであり、その要部は、『Peter’s』です。」と述べている。そうとすれば、前記したとおり、「Peter’s」の文字部分のみをもって取引に供される場合も決して少なくないものとみるのが相当である。
また、被請求人の主張している登録例は、いずれも、本件事案とはその構成態様を異にするものであって、事案を異にするばかりでなく、そもそも、商標の類否の判断は、各商標の構成などをも勘案し、個別具体的に判断されるべき性質のものであるから、被請求人が主張するような事例があるというだけでは、本件商標と引用商標との類否の判断を左右することにはならない。
(4)本件商標と引用商標における指定商品の類否について
本件商標と引用商標の各指定商品は、前記したとおりのものであるところ、本件商標の指定商品中の「被服」と引用商標の指定商品中の「被服(運動用特殊被服を除く)」とは、同一又は類似の商品と認められるものである。
しかしながら、本件商標の指定商品中の「ガーター,ズボンつり,ベルト,履物,仮装用衣装,運動用特殊衣服,運動用特殊靴」については、いずれも引用商標の指定商品である「被服(運動用特殊被服を除く)布製身回類(他の類に属するものを除く)寝具類(寝台を除く)」とは、その用途を異にし、あるいは生産部門、販売部門等をも異にする場合のある商品であって、同一又は類似の関係にある商品とは認められないものである。
(5)まとめ
以上のとおり、本件商標と引用商標とは、観念においては比較し得ないものの、称呼において共通するものであり、また、外観においても、本件商標の要部と認められる「Peter’s」と引用商標とは、相紛らわしいものであるから、互いに類似する商標というべきものであり、かつ、本件商標の指定商品中「被服」と引用商標の指定商品中「被服(運動用特殊被服を除く)」とは、同一又は類似するものである。
したがって、本件商標の登録は、本件無効審判の請求に係る指定商品中の「被服」について、商標法第4条第1項第11号に違反してされたものであるから、同法第46条第1項の規定により、「被服」についての登録を無効とすべきである。
しかしながら、請求に係るその余の指定商品である「ガーター,ズボンつり,ベルト,履物,仮装用衣装,運動用特殊衣服,運動用特殊靴」については、引用商標の指定商品と同一又は類似の関係にある商品とは認められないから、商標法第4条第1項第11号に違反して登録されたものではなく、その登録を無効とすることはできない。
よって、結論のとおり審決する。
別掲 別掲
(1)本件商標

(色彩については原本参照)

(2)引用商標



審理終結日 2009-05-19 
結審通知日 2009-05-25 
審決日 2009-06-30 
出願番号 商願2006-121912(T2006-121912) 
審決分類 T 1 11・ 262- ZC (Y25)
T 1 11・ 261- ZC (Y25)
最終処分 一部成立  
前審関与審査官 山田 忠司 
特許庁審判長 井岡 賢一
特許庁審判官 田村 正明
末武 久佳
登録日 2007-07-20 
登録番号 商標登録第5063713号(T5063713) 
商標の称呼 ピーターズメード、ペーターズメード、ピーターズ、ペーターズ 
代理人 木村 高明 
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