ポートフォリオを新規に作成して保存 |
|
|
既存のポートフォリオに追加保存 |
|
PDFをダウンロード |
審決分類 |
審判 査定不服 商4条1項16号品質の誤認 取り消して登録 Y11 |
---|---|
管理番号 | 1157450 |
審判番号 | 不服2006-27618 |
総通号数 | 90 |
発行国 | 日本国特許庁(JP) |
公報種別 | 商標審決公報 |
発行日 | 2007-06-29 |
種別 | 拒絶査定不服の審決 |
審判請求日 | 2006-12-07 |
確定日 | 2007-05-15 |
事件の表示 | 商願2006-3611拒絶査定不服審判事件について、次のとおり審決する。 |
結論 | 原査定を取り消す。 本願商標は、登録すべきものとする。 |
理由 |
1 本願商標 本願商標は、別掲のとおりの構成よりなり、第11類「自動車用暖冷房装置,暖冷房装置用フィルター,家庭用エアコンディショナー用フィルター」を指定商品として、平成18年1月19日に登録出願されたものである。 そして、願書記載の指定商品については、当審における同年12月7日付け提出の手続補正書により、第11類「バイオ除菌を施したフィルター搭載の自動車用暖冷房装置,バイオ除菌を施した暖冷房装置用フィルター,バイオ除菌を施した家庭用エアコンディショナー用フィルター」に補正されたものである。 2 原査定の拒絶理由 原査定は、「本願商標は、その構成中に、『バイオ除菌』の文字を有してなるところ、昨今、バイオテクノロジー技術(生命技術)を利用して殺菌することを『バイオ除菌』と称し、暖冷房装置用フィルターをはじめとした種々のフィルターにおいては、『バイオ除菌』効果を有する機能を取り付けて使用し、このような商品を『バイオ除菌フィルター』と称している実情がしばしば見受けられることから、これを、その指定商品中、上記文字に相応する機能を有する商品以外の『暖冷房装置用フィルター,家庭用エアコンディショナー用フィルター』について使用するときは、商品の品質の誤認を生ずるおそれがあるものと認める。」旨認定、判断し、本願を拒絶したものである。 3 当審の判断 本願商標は、その指定商品について前記1のとおり補正された結果、これをその指定商品に使用しても商品の品質について誤認を生ずるおそれはなくなった。 したがって、本願商標が商標法第4条第1項第16号に該当するとして本願を拒絶した原査定の拒絶の理由は解消した。 その他、政令で定める期間内に本願について拒絶の理由を発見しない。 よって、結論のとおり審決する。 |
別掲 |
別 掲 本願商標 |
審決日 | 2007-04-25 |
出願番号 | 商願2006-3611(T2006-3611) |
審決分類 |
T
1
8・
272-
WY
(Y11)
|
最終処分 | 成立 |
前審関与審査官 | 茂木 祐輔、山田 正樹 |
特許庁審判長 |
井岡 賢一 |
特許庁審判官 |
田村 正明 岡田 美加 |
商標の称呼 | バイオジョキン |
代理人 | 内藤 浩樹 |
代理人 | 永野 大介 |
代理人 | 岩橋 文雄 |