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審決分類 審判 査定不服 称呼類似 取り消して登録 Y25
管理番号 1146523 
審判番号 不服2005-12186 
総通号数 84 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 商標審決公報 
発行日 2006-12-22 
種別 拒絶査定不服の審決 
審判請求日 2005-06-29 
確定日 2006-11-06 
事件の表示 商願2003-19974拒絶査定不服審判事件について、次のとおり審決する。 
結論 原査定を取り消す。 本願商標は、登録すべきものとする。
理由 1 本願商標
本願商標は、別掲のとおりの構成よりなり、第25類に属する願書記載のとおりの商品を指定商品として、2003年1月6日アメリカ合衆国においてした商標登録出願に基づきパリ条約第4条による優先権を主張して、平成15年3月13日に登録出願されたものである。

2 引用商標
原査定において、本願の拒絶の理由に引用した登録第457814号商標は、別掲のとおりの構成よりなり、昭和28年11月27日登録出願、商標登録原簿に記載の商品を指定商品として、同30年1月7日に設定登録、その後、指定商品については、平成17年7月6日に第5類、第9類、第10類、第14類、第16類、第21類、第24類、第25類及び第26類に属する商標登録原簿に記載のとおりの商品への書換登録がされたものである。
同じく、登録第4707706号商標は、「VOCAL」及び「ボーカル」の文字を二段に横書きしてなり、平成14年12月3日登録出願、商標登録原簿に記載の商品を指定商品として、同15年9月5日に設定登録されたものである。
同じく、登録第4768688号商標は、「VOKAL」の文字を標準文字にて書してなり、平成13年8月21日登録出願、商標登録原簿に記載の商品を指定商品として、同16年4月30日に設定登録されたものである。
以下、これらを「引用各商標」という。

3 当審の判断
本願商標は、前記1のとおり、筆記体で表した「Apple Bottoms」の文字と図形からなるところ、構成中の「Apple Bottoms」の文字は、外観上まとまりよく一体的に表現されていて、しかも、全体の構成文字より生ずる「アップルボトムス」の称呼もよどみなく一連に称呼できるものである。
そして、たとえ、構成中の「Bottoms」の文字部分が「スカートやズボン等の下衣」等の意味を有するとしても、かかる構成においては、構成全体をもって一体不可分のものと認識し、把握されるとみるのが自然である。
また、本願商標の図形部分から直ちに原審説示のような「VOKAL」の文字を認識し、「ボーカル」の称呼を生ずるものと認めることもできない。
そうすると、本願商標は、その構成文字全体に相応して、「アップルボトムス」の称呼のみを生じ、「りんご」の観念は生じないものと判断するのが相当である。
したがって、本願商標より、「アップル」及び「ボーカル」の称呼並びに「りんご」の観念をも生ずるとし、そのうえで、本願商標と引用各商標とが称呼及び観念上類似するものとして、本願商標を商標法第4条第1項第11号に該当するとした原査定は、取消しを免れない。
その他、政令で定める期間内に本願について拒絶の理由を発見しない。
よって、結論のとおり審決する。
別掲 別掲
本願商標

登録第457814号商標

審決日 2006-10-25 
出願番号 商願2003-19974(T2003-19974) 
審決分類 T 1 8・ 262- WY (Y25)
最終処分 成立  
前審関与審査官 保坂 金彦 
特許庁審判長 小川 有三
特許庁審判官 小松 孝
大森 健司
商標の称呼 ボーカル、アップルボトムズ、アップル 
代理人 田中 克郎 
代理人 大賀 眞司 
代理人 稲葉 良幸 

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