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審決分類 審判 査定不服 商3条1項3号 産地、販売地、品質、原材料など 取り消して登録 Y0916
管理番号 1098241 
審判番号 不服2003-20958 
総通号数 55 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 商標審決公報 
発行日 2004-07-30 
種別 拒絶査定不服の審決 
審判請求日 2003-10-29 
確定日 2004-05-31 
事件の表示 商願2002-37598拒絶査定不服審判事件について、次のとおり審決する。 
結論 原査定を取り消す。 本願商標は、登録すべきものとする。
理由 1 本願商標
本願商標は、「CHARLIE BROWN」の文字(標準文字による。)を書してなり、願書記載のとおりの商品を指定商品とし、平成14年5月9日に登録出願され、その後、指定商品については、同15年2月28日及び同15年10月29日付け手続補正書をもって、第9類「アーク溶接機,金属溶断機,電気溶接装置,オゾン発生器,電解槽,検卵器,金銭登録機,硬貨の計数用又は選別用の機械,作業記録機,写真複写機,手動計算機,製図用又は図案用の機械器具,タイムスタンプ,タイムレコーダー,電気計算機,パンチカードシステム機械,票数計算機,ビリングマシン,郵便切手のはり付けチェック装置,自動販売機,ガソリンステーション用装置,駐車場用硬貨作動式ゲート,救命用具,消火器,消火栓,消火ホース用ノズル,スプリンクラー消火装置,火災報知機,ガス漏れ警報機,盗難警報器,保安用ヘルメット,鉄道用信号機,乗物の故障の警告用の三角標識,発光式又は機械式の道路標識,潜水用機械器具,業務用テレビゲーム機,電動式扉自動開閉装置,乗物運転技能訓練用シミュレーター,運動技能訓練用シミュレーター,配電用又は制御用の機械器具,回転変流機,調相機,電池,電気磁気測定器,電線及びケーブル,電気アイロン,電気式ヘアカーラー,電気ブザー,電気通信機械器具,電子応用機械器具及びその部品,磁心,抵抗線,電極,眼鏡,家庭用テレビゲームおもちゃ,スロットマシン,ウエイトベルト,ウエットスーツ,浮袋,エアタンク,水泳用浮き板,レギュレーター,メトロノーム,スライドフィルム用マウント,耳栓」及び第16類「印刷用インテル,活字,青写真複写機,あて名印刷機,印字用インクリボン,こんにゃく版複写機,自動印紙はり付け機,事務用電動式ホッチキス,事務用封かん機,消印機,製図用具,タイプライター,チェックライター,謄写版,凸版複写機,文書細断機,郵便料金計器,輪転謄写機,マーキング用孔開型板,紙製幼児用おしめ,家庭用食品包装フィルム,紙製ごみ収集用袋,プラスチック製ごみ収集用袋,型紙,裁縫用チャコ,紙製のぼり,紙製旗,観賞魚用水槽及びその附属品,衛生手ふき,紙製タオル,紙製テーブルクロス,紙製手ふき,紙製ハンカチ,荷札,紙類,文房具類,印刷物(『書籍』を除く。),書画,写真,写真立て,紙製テーブルナプキン」と補正されたものである。

2 原査定の拒絶の理由
原査定は、「本願商標は、『CHARLIE BROWN』の文字を普通に用いられる方法で書してなるところ、該文字は我が国において米国の作家チャールズ・エム・シュルツ(CHARLES.M.SCHULZ)の著作に係る漫画の主人公名として広く知られており、この名称をタイトルの一部とする書籍、ビデオテープ、録音済みのコンパクトディスク等が多数販売等されている実情から、これを本願指定商品中『上記に照応する内容の書籍・レコード・映写フィルム・スライドフィルム・録画済みビデオディスク及びビデオテープ』に使用しても、単に商品の品質(内容・題号)を表示するにすぎず、自他商品識別標識としての機能を果たし得ないものと認める。したがって、本願商標は、商標法第3条第1項第3号に該当し、前記以外の商品に使用するときは商品の品質(内容)の誤認を生じさせるおそれがあるから、商標法第4条第1項第16号に該当する。」旨認定、判断し、本願を拒絶したものである。

3 当審の判断
本願商標は、前記1のとおり、願書記載の指定商品より「書籍,レコード,映写フィルム,スライドフィルム,録画済みビデオディスク及びビデオテープ」を削除する補正がなされた結果、本願商標をその指定商品に使用しても、商品の品質を表すような特定の意味合いを記述したものと看取することができないばかりでなく、当審において、職権をもって調査したけれども、本願指定商品を取扱う業界において、「CHARLIE BROWN」の文字が商品の品質を具体的に表示するものとして普通に使用されている事実も見出すことができなかった。
してみれば、本願商標は、その指定商品の品質を表示するものとはいえず、自他商品の識別機能を十分に果たし得るものであり、かつ、これをその指定商品中のいずれの商品について使用しても、商品の品質について誤認を生じさせるおそれはないものといわなければならない。
したがって、本願商標を商標法第3条第1項第3号及びに同第4条第1項第16号に該当するとして拒絶することはできない。
その他、政令で定める期間内に本願について拒絶の理由を発見しない。
よって、結論のとおり審決する。
審決日 2004-05-11 
出願番号 商願2002-37598(T2002-37598) 
審決分類 T 1 8・ 13- WY (Y0916)
最終処分 成立  
前審関与審査官 堀内 真一 
特許庁審判長 小川 有三
特許庁審判官 岩内 三夫
早川 文宏
商標の称呼 チャーリーブラウン、チャーリー、ブラウン 
代理人 山崎 行造 
代理人 杉山 直人 

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