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審決分類 |
審判 査定不服 外観類似 登録しない Z25 審判 査定不服 称呼類似 登録しない Z25 |
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管理番号 | 1095137 |
審判番号 | 不服2000-11819 |
総通号数 | 53 |
発行国 | 日本国特許庁(JP) |
公報種別 | 商標審決公報 |
発行日 | 2004-05-28 |
種別 | 拒絶査定不服の審決 |
審判請求日 | 2000-07-31 |
確定日 | 2004-03-19 |
事件の表示 | 平成11年商標登録願第13147号拒絶査定に対する審判事件について、次のとおり審決する。 |
結論 | 本件審判の請求は、成り立たない。 |
理由 |
1 本願商標 本願商標は、別掲に示すとおりの構成よりなり、第25類「被服,仮装用衣服,運動用特殊衣服」を指定商品として、平成11年2月17日に登録出願されたものである。 2 引用商標 原査定において、本願の拒絶の理由に引用した登録第4201254号商標(以下「引用商標」という。)は、「LAVA」の欧文字を書してなり、平成9年4月15日に登録出願、第25類「被服,ガーター,靴下止め,ズボンつり,バンド,ベルト,履物」を指定商品として、同10年10月16日に設定登録されたものである。なお、当該商標権については、平成13年10月30日に、その登録を取り消す旨の審判請求がされたものの、同14年11月26日付けの審決をもって請求不成立とされ、当該審決は同15年4月7日に確定し、その登録が同年5月7日にされているものである。 3 当審の判断 本願商標は、別掲に示すとおりであるところ、その構成中、他の文字及び図形に比し、極めて顕著、かつ、肉太に表示された「LAVA」の欧文字は、全体とは別に独立して自他商品識別標識としての機能を果たし得るものというべきであるから、該文字に相応し、「ラバ」の称呼を生ずるとみるのが相当である。 これに対し、引用商標は、「LAVA」の欧文字を書してなるから、「ラバ」の称呼を生ずるものである。 してみれば、本願商標と引用商標とは、「L」「A」「V」「A」の綴り字の配列を同じくし、ともに「ラバ」の称呼を生ずる類似の商標と認められ、また、本願商標の指定商品中「被服」は、引用商標の指定商品中「被服」と同一であるから、結局、本願商標が商品「被服」について、商標法第4条第1項第11号に該当するとして、その出願を拒絶した原査定は妥当であって、取り消すべき限りでない。 なお、請求人(出願人)が補正書(平成12年10月12日付)をもって補充した本件審判請求の理由は、引用商標の商標権に関し、譲渡について検討しているから、本件審判の審理猶予を求めるというものであるが、その後、3年余の期間を経過するも、未だに商標権の移転交渉の成否はもとより、その進展具合さえも何ら明らかにしていないうえ、引用商標の商標権について取消しを求めた審判は、その後、上記2のとおり不成立となっていることから、これ以上、本件の審理を猶予すべき事由はないものと認め、審理を行うこととした。 よって、結論のとおり審決する。 |
別掲 |
別掲 本願商標 |
審理終結日 | 2004-01-07 |
結審通知日 | 2004-01-16 |
審決日 | 2004-01-27 |
出願番号 | 商願平11-13147 |
審決分類 |
T
1
8・
261-
Z
(Z25)
T 1 8・ 262- Z (Z25) |
最終処分 | 不成立 |
前審関与審査官 | 佐藤 正雄、加園 英明、岩崎 安子、小林 裕子 |
特許庁審判長 |
柴田 昭夫 |
特許庁審判官 |
山田 正樹 鈴木 新五 |
商標の称呼 | ラバハワイアンサーフィン、ラーバハワイアンサーフィン、ラバ、ラーバ |
代理人 | 福島 三雄 |