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審決分類 |
審判 査定不服 商4条1項16号品質の誤認 登録しない Z30 |
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管理番号 | 1068021 |
審判番号 | 不服2000-2276 |
総通号数 | 36 |
発行国 | 日本国特許庁(JP) |
公報種別 | 商標審決公報 |
発行日 | 2002-12-27 |
種別 | 拒絶査定不服の審決 |
審判請求日 | 2000-01-20 |
確定日 | 2002-11-14 |
事件の表示 | 平成10年商標登録願第 56091号拒絶査定に対する審判事件について、次のとおり審決する。 |
結論 | 本件審判の請求は、成り立たない。 |
理由 |
1 本願商標 本願商標は、別掲のとおりの構成よりなり、第30類「菓子」を指定商品として、平成10年7月3日に登録出願されたものである。 2 原査定の拒絶の理由 原査定は、「本願商標は、商標構成中に、『ういろう』『外郎』の文字を有してなるから、これを本願指定商品中『ういろう』以外の商品に使用するときは、商品の品質の誤認を生じさせるおそれがある。したがって、本願商標は、商標法第4条第1項第16号に該当する。」と認定、判断し、本願を拒絶したものである。 3 当審の判断 本願商標は、別掲のとおり図形と、「ういろう」「歌舞伎十八番」「外郎」の各文字の組合せよりなるものである。 ところで、「ういろう」「外郎」は、米粉を材料とする蒸し菓子の一種として需要者間によく知られているところである(「広辞苑 岩波書店発行」「大辞林 三省堂発行」「日本語大辞林 講談社発行」)。 してみれば、その構成中に、上記菓子の一種を表す「ういろう」「外郎」の文字を有してなる本願商標を、その指定商品中「ういろう(外郎)」以外の「菓子」に使用するときは、その商品があたかも「ういろう(外郎)」であるかの如く、その商品の品質について誤認を生じさせるおそれがあるものといわなければならない。 したがって、本願商標を商標法4条第1項第16号に該当するものとして拒絶した原査定は、妥当であって、取り消す理由はない。 よって、結論のとおり審決する。 |
別掲 |
本 願 商 標 (色彩については原本参照) |
審理終結日 | 2001-10-30 |
結審通知日 | 2001-11-02 |
審決日 | 2001-11-14 |
出願番号 | 商願平10-56091 |
審決分類 |
T
1
8・
272-
Z
(Z30)
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最終処分 | 不成立 |
前審関与審査官 | 高山 勝治 |
特許庁審判長 |
寺島 義則 |
特許庁審判官 |
山下 孝子 上村 勉 |
商標の称呼 | ウイロウカブキジューハチバンウイロウ、カブキジューハチバン |
代理人 | 藤井 冨弘 |