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審決分類 |
審判 査定不服 商4条1項16号品質の誤認 取り消して登録 003 審判 査定不服 商3条1項3号 産地、販売地、品質、原材料など 取り消して登録 003 |
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管理番号 | 1037170 |
審判番号 | 審判1998-8037 |
総通号数 | 18 |
発行国 | 日本国特許庁(JP) |
公報種別 | 商標審決公報 |
発行日 | 2001-06-29 |
種別 | 拒絶査定不服の審決 |
審判請求日 | 1998-05-20 |
確定日 | 2001-03-28 |
事件の表示 | 平成 8年商標登録願第 71375号拒絶査定に対する審判事件について、次のとおり審決する。 |
結論 | 原査定を取り消す。 本願商標は、登録すべきものとする。 |
理由 |
1 本願商標 本願商標は、「INTENSIVE LIFTING CREME」の欧文字と「インテンシブ リフテイング クリーム」の片仮名文字を書してなり、平成8年7月1日登録出願、指定商品については、願書記載の指定商品を当審において、第3類「顔、身体及び目もと用クリーム」と減縮補正したものである。 2 原査定の拒絶の理由 本願商標は、「INTENSIVE LIFTING CREME」の欧文字と「インテンシブ リフテイング クリーム」の片仮名文字を該標章全体としては、「強力な(効能を有する)皺のばし(リフテイング)効果のあるクリーム」というほどの意味合いを看取させるに止まるものであるから、該標章を上記文字に照応する「強力な施術効果を有するリフトアップ(クリーム状)化粧品」等に用いても、単に商品の品質、効能を誇称するにすぎないものと認める。したがって、本願商標は、商標法第3条第1項第3号及び同法第4条第1項第16号に該当する旨認定して、本願を拒絶したものである。 3 当審の判断 本願商標は、前記のとおりであるところ、「INTENSIVE」の文字が「強い、集中的な」、「LIFTING」の文字部分が「持ち上げる、(整形手術で)顔のたるみやしわをとる」、「CREME」の文字部分が「クリーム」の意味を有する英語とそれぞれ認められるものであるとしても、全体として原審説示の如き意味合いを直ちに理解させるものとはいい難く、むしろ特定の意味合いを有しない一種の造語を表したものと判断するのが相当である。 そして、本願商標が商品の品質、効能を表示するものとして取引上普通に使用されている事実も発見することができなかった。 そうとすると、本願商標をその補正後の指定商品について使用するときは、自他商品の識別機能を十分果たし得るものであり、かつ、商品の品質について誤認を生じさせるおそれもないというべきである。 したがって、本願商標について、商標法第3条第1項第3号及び同法第4条第1項第16号に該当するものとして、その登録を拒絶すべきでない。 その他、本願について拒絶をすべき理由を発見しない。 よって、結論のとおり審決する。 |
審決日 | 2001-03-07 |
出願番号 | 商願平8-71375 |
審決分類 |
T
1
8・
13-
WY
(003)
T 1 8・ 272- WY (003) |
最終処分 | 成立 |
前審関与審査官 | 八木橋 正雄 |
特許庁審判長 |
為谷 博 |
特許庁審判官 |
米重 洋和 宮下 行雄 |
商標の称呼 | インテンシブリフティングクリーム、インテンシブリフティングクレーム、インテンシブリフティング |
代理人 | 下坂 スミ子 |
代理人 | 福島 栄一 |
代理人 | 高橋 美智留 |