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審決分類 |
審判 一部申立て 登録を維持 Z182425 審判 一部申立て 登録を維持 Z182425 審判 一部申立て 登録を維持 Z182425 審判 一部申立て 登録を維持 Z182425 |
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管理番号 | 1018986 |
異議申立番号 | 異議1999-91468 |
総通号数 | 13 |
発行国 | 日本国特許庁(JP) |
公報種別 | 商標決定公報 |
発行日 | 2001-01-26 |
種別 | 異議の決定 |
異議申立日 | 1999-11-09 |
確定日 | 2000-07-03 |
異議申立件数 | 1 |
事件の表示 | 登録第4293186号商標の登録に対する登録異議の申立てについて、次のとおり決定する。 |
結論 | 登録第4293186号商標の登録を維持する。 |
理由 |
1 本件商標 本件登録第4293186号商標(以下、「本件商標」という。)は、平成10年7月17日に登録出願され、後掲(1)のとおりの構成よりなり、第18類、第24類及び第25類に属する商標登録原簿に記載のとおりの商品を指定商品として、同11年7月9日に設定登録されたものである。 2 登録異議の申立ての理由 平成6年10月3日に登録出願され、後掲(2)のとおりの構成よりなり、第25類に属する商標登録原簿に記載のとおりの商品を指定商品として、同9年3月12日に設定登録されている登録第3270523号商標(以下、「引用商標」という。)は、申立人の業務に係る商品「靴」を表示するものとして取引者・需要者の間において広く認識されている商標であるところ、本件商標は、引用商標と称呼上類似する商標であり、かつ、本件商標をその指定商品に使用するときは、申立人の業務に係る商品とその出所について混同を生ずるおそれがあるから、本件商標は、商標法第4条第1項第10号、同第11号及び同第15号に該当する。 また、商標権者は、申立人と取引関係にあったことがあり、不正の目的をもって使用するものであるから、同第19号にも該当する。 したがって、本件商標の登録は、その指定商品中の「履物」について取り消されるべきである。 3 当審の判断 本件商標と引用商標とは、それぞれ後掲に示すとおりの構成よりなるところ、本件商標は、その読みを特定したものと認められる片仮名文字に相応して「ニーマ」の称呼を生ずるものであり、引用商標は、その構成文字に相応して「ミマ」あるいは「マイマ」の称呼を生ずるものと認められる(申立人が引用商標を我が国において使用しているとして提出した甲第3号証及び同第4号証の雑誌の広告にも「ミマ」の表記をもって表されている)。 してみれば、両者の称呼は、相違する各音の音質の差、音構成の差等により、それぞれ一連に称呼するも、その語調・語感が相違し称呼上十分区別し得るものであり、外観、観念においても類似しない商標である。 また、本件商標と引用商標とは、上記のとおり、十分に区別し得る別異の商標であるから、本件商標を指定商品に使用しても、これに接する取引者・需要者をしてその商品が申立人又は申立人と関係のある者の業務に係るものであるかのように、その商品の出所について混同を生じさせるおそれはないものであり、不正の目的をもって使用するものとも認められない。 したがって、本件商標は、商標法第4条第1項第10号、同第11号、同第15号及び同第19号に違反して登録されたものではない。 よって、結論のとおり決定する。 |
別掲 |
(1)本件商標 (2)引用商標 |
異議決定日 | 2000-06-08 |
出願番号 | 商願平10-60601 |
審決分類 |
T
1
652・
222-
Y
(Z182425)
T 1 652・ 25- Y (Z182425) T 1 652・ 271- Y (Z182425) T 1 652・ 26- Y (Z182425) |
最終処分 | 維持 |
前審関与審査官 | 大森 健司 |
特許庁審判長 |
小松 裕 |
特許庁審判官 |
原 隆 三浦 芳夫 |
登録日 | 1999-07-09 |
登録番号 | 商標登録第4293186号(T4293186) |
権利者 | 株式会社キャビン |
商標の称呼 | ニーマ、ナイマ |
代理人 | 鴨田 朝雄 |
代理人 | 鴨田 哲彰 |