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審決分類 審判 査定不服 商3条1項3号 産地、販売地、品質、原材料など 登録しない W05
管理番号 1347836 
審判番号 不服2017-8392 
総通号数 230 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 商標審決公報 
発行日 2019-02-22 
種別 拒絶査定不服の審決 
審判請求日 2017-06-09 
確定日 2018-12-19 
事件の表示 商願2015-63746拒絶査定不服審判事件について、次のとおり審決する。 
結論 本件審判の請求は、成り立たない。
理由 1 本願商標
本願商標は、「牡蠣のチカラ」の文字を標準文字で表してなり、第5類に属する願書に記載のとおりの商品を指定商品として、平成27年7月4日に登録出願されたものである。
その後、本願の指定商品については、原審における同28年1月15日付けの手続補正書により、第5類「薬剤(農薬に当たるものを除く。),サプリメント」となったものである。

2 原査定の拒絶の理由(要点)
原査定は、「本願商標は、『牡蠣の効能』程の意味合いを認識させるものであり、『牡蠣』は、海のミルクといわれ、ビタミン・カルシウム・カリウム・鉄・銅・亜鉛など多種類のビタミン、ミネラルが豊富で、栄養価が非常に高く、低脂肪であり、即効性エネルギー源のグリコーゲンが豊富で、スタミナ不足の解消や疲労回復にも効果があるといわれている。そうとすると、本願商標をその指定商品に使用しても、これに接する取引者・需要者は、『牡蠣の効能を有する商品』ほどの意味合いを理解するにとどまり、自他商品を識別するための標識とは認識し得ないものであるとするのが相当である。したがって、本願商標は、商標法第3条第1項第3号に該当する。」旨認定、判断し、本願を拒絶したものである。

3 当審における証拠調べ通知
当審において、本願商標が商標法第3条第1項第3号に該当するか否かについて職権で証拠調べをし、その結果を請求人に対して同法第56条第1項で準用する特許法第150条第5項の規定に基づき、平成30年8月3日付け証拠調べ通知書によって通知し、期間を指定してこれに対する意見を求めた。

4 請求人の意見
請求人は、上記証拠調べ通知に対し、所定の期間を経過するも、何ら意見を述べていない。

5 当審の判断
(1)商標法第3条第1項第3号該当性について
本願商標は、上記1のとおり、「牡蠣のチカラ」の文字を標準文字で表してなるところ、その構成中、「牡蠣」の文字は、「イタボガキ科の二枚貝の総称。」の意味を有する語であり、「チカラ」の文字は、「効能」等の意味を有する「力」の文字(「広辞苑第六版」(株式会社岩波書店))を片仮名表記したものと容易に認識されるものであるから、本願商標は、その構成全体をもって「牡蠣の効能」ほどの意味合いを容易に理解、認識させるものである。
そして、別掲1のとおり、牡蠣は、亜鉛、タウリンなどを多く含み、疲労回復やコレステロール値の改善など、様々な効能を有するものである。
また、別掲2のとおり、牡蠣を配合(含有)したサプリメントが製造、販売されている事実があり、別掲3のとおり、サプリメントの範ちゅうの商品に係る広告において、「牡蠣のチカラ(力)」の文字が「牡蠣の効能」ほどの意味合いで使用されている事実がある。
加えて、別掲4のとおり、サプリメントの範ちゅうの商品に係る広告において、「○○の力」の文字が「〇〇の効能」ほどの意味合いで使用されている事実がある。
そうすると、本願商標を、その指定商品中の「サプリメント」に使用しても、これに接する取引者、需要者は、「牡蠣の効能を有する商品」であることを表示したものと認識するにとどまることから、本願商標は、商品の品質を普通に用いられる方法で表示する標章のみからなる商標といえる。
したがって、本願商標は、商標法第3条第1項第3号に該当する。
(2)請求人の主張について
請求人は、過去の登録例及び審決例を挙げ、本願商標は、ただ漠然と「牡蠣(という生物ないし食材)の力」という意味合いを認識し得るにすぎず、指定商品の品質として「牡蠣の効能を有する」ほどの一義的な意味合いは認識されない旨主張している。
しかしながら、商標が自他商品識別標識としての機能を有するか否かは、査定時又は審決時における取引の実情を勘案して、その指定商品の取引者、需要者の認識を基準に判断すべきものであるから、他の登録例及び審決例に本件の判断が拘束されるものではない。また、本願商標をその指定商品に使用しても、取引者、需要者は、「牡蠣の効能を有する商品」との意味合いを認識するにすぎないものであって、本願商標が自他商品の識別標識としての機能を果たし得るものとはいえないことは、上記(1)で述べたとおりであるから、請求人の主張は採用することができない。
(3)まとめ
以上のとおり、本願商標は、商標法第3条第1項第3号に該当し、登録することができない。
よって、結論のとおり審決する。
別掲 別掲
1 「牡蠣」の効能について
(1)「新版 食材図典 生鮮食材篇」(小学館)の「カキ〔牡蠣〕 ホタテガイ〔帆立貝〕」の項に、「【成分の特徴】カキはグリコーゲンを多量に含み、『海のミルク』といわれるほど栄養に富む。貧血には鉄のほか銅の摂取も必要だが、カキには吸収のよい有機の銅が多く含まれている。また、タウリンも多く、血漿中のコレステロールを下げたり、血圧降下作用も期待できる。」の記載がある。
(2)「良好倶楽部」のウェブサイトにおいて、「牡蠣の栄養ととんでもない効能5選『海のミルク』の実力とは?」の見出しの下、「目次 牡蠣の栄養と効能」として、「1.亜鉛が全食品でトップ!代謝の促進、生殖機能の改善に」、「2.鉄分、銅、ビタミンB12などの栄養が豊富に-女性に重要!貧血予防」、「3.冬の牡蠣がおすすめ!グリコーゲン-運動時のパフォーマンス向上」、「4.タウリンも多く含まれる-血圧やコレステロールを下げる効果」、「5.カルシウム&マグネシウム-骨格の形成や情報の伝達機能など」の記載がある。
(https://ryoko-club.com/food/oyster-nutrition.html)
(3)「SlowBeauty」のウェブサイトにおいて、「牡蠣(カキ)の主な栄養・期待される効果」の見出しの下、「牡蠣は三大栄養素の中ではタンパク質の割合が多く、タウリン・グリシン・グルタミン酸などアミノ酸も幅広く含んでいます。」、「疲労回復・肝臓サポート」、「むくみ改善・デトックス」、「視機能保護・回復」、「貧血・冷え性改善」の記載がある。
(https://www.slow-beauty.net/post-2182/)
(4)「北海道釧路町 昆布森漁業協同組合」のウェブサイトにおいて、「カキの効能」の見出しの下、「別名『海のミルク』と呼ばれるほど良質のタンパク質や、現代人に不足している鉄分、ミネラル、タウリンが多量に含まれております。」、「肝機能の強化 牡蠣には肝臓の働きを助けるタウリンが豊富に含まれ、アルコールの分解を早めてくれる効果があります。同様に肝臓の働きを助ける栄養素ビタミンA・B群やアミノ酸なども多く含まれ、肝臓の負担を軽減し肝機能を高めます。」、「造血作用 良質のタンパク質と造血に欠かせない鉄、銅、コバルトなどのミネラルが豊富に含まれています。また、造血ビタミンとして知られる、A、B1、B2、B12、葉酸なども含まれていますので貧血の改善には理想的です。」、「生活習慣病の予防 牡蠣に大量に含まれているタウリンは、コレステロールの代謝を改善する働きももっているので、生活習慣病の予防に役立っています。」、「味覚障害の予防 味覚障害の多くは亜鉛不足が原因と言われています。牡蠣には亜鉛が多く含まれており、大きな牡蠣1つで1日分の亜鉛を摂取できます。」の記載がある。
(http://www.konbumori.or.jp/sale/kaki/)
(5)「旬の食材百科」のウェブサイトにおいて、「牡蠣(かき)に含まれる主な有効成分とその働き」の見出しの下、「肝機能を助け疲労回復効果」、「貧血予防に」、「必須ミネラルの亜鉛 牡蠣は亜鉛を多く含んでいるのが特徴で、味覚障害の予防に必須の成分です。」、「豊富なタウリン タウリンを非常に多く含んでいます。乳酸の増加を防ぎ、スタミナ増強、疲労回復に効果があります。また、胆汁酸の分泌を促し、コレステロールの上昇を抑える作用や、眼の疲れや、視力の衰えを回復する効果もあるそうです。」の記載がある。
(http://foodslink.jp/syokuzaihyakka/syun/fish/kaki3.htm)

2 牡蠣を配合(含有)したサプリメントが、製造、販売されている事実
(1)日経BP社発行の「日経ヘルス サプリメント事典2008年版」において、「牡蠣抽出物食品」の項に、「(財)日本健康・栄養食品協会(略称JHNFA)が安全性などの規格基準を設けている健康補助食品の一つ。牡蠣(マガキ、Crassostrea gigas Thunberg)のムキ身を水抽出したものまたはたんぱく分解酵素を加え分解後抽出したものを、食用に適するように加工した食品で、牡蠣の水抽出物の乾燥重量が製品の40%以上含有するもの。」の記載がある。また、「カキ肉エキス」の項に、「カキの成分を凝縮したエキスのこと。タウリンなど各種アミノ酸やミネラル類を豊富に含む。血小板の凝集を抑制して血液をサラサラにする作用があるといわれる。」の記載がある。
(2)「amazon」のウェブサイトにおいて、「オリヒロ 牡蠣エキス粒」の「商品の説明」に、「瀬戸内海広島産の牡蠣肉濃縮エキスを4粒中に500mg配合。さらに亜鉛を12mg含むほか、ビタミンB群を強化したサプリメント。」、「牡蠣の栄養成分 牡蠣は『海のミルク』などど呼ばれ栄養豊富な食材として古くから利用されています。良質なたんぱく質、タウリン、グリコーゲンの他、亜鉛などのミネラル類を豊富に含むため健康素材としても人気です。疲れが気になる方、お酒の好きな方におすすめ。」の記載がある。
(https://www.amazon.co.jp/dp/B000FQS2H2)
(3)「amazon」のウェブサイトにおいて、「【濃縮広島産牡蠣エキス粒】・・・天然タウリン配合(タウリン サプリメント)」の見出しの下、「規格成分」に「カキ肉エキス末280mg(天然タウリン17mgm天然グリコーゲン106mg)」の記載がある。また、「カキエキスは、天然ビタミン、ミネラルが豊富に含まれています。なかでも天然タウリン・天然グリコーゲン・亜鉛がたっぷり!」、「【こんな方にお勧め】 ・お酒をよく飲まれる方 ・元気をつけたい方に ・朝が弱い方 ・美容が気になる方」の記載がある。
(https://www.amazon.co.jp/dp/B006O438BO)
(4)「amazon」のウェブサイトにおいて、「海宝の力」の「原材料」に、「牡蠣エキス末」の記載が、「商品の説明」に、「・・・亜鉛サプリ。瀬戸内海産の牡蠣由来の亜鉛を3粒で17mg配合」の記載がある。また、「商品の使用、用途」に、「活力 味覚障害 元気サプリ」の記載がある。
(https://www.amazon.co.jp/dp/B075RYLYWQ)
(5)「Rakuten」のウェブサイトにおいて、「牡蠣力」に、「濃厚な牡蠣サプリ」、「2粒に牡蠣エキス末240mg」、「カキエキス220mg」の記載がある。また、「海のミルクと言われる牡蠣にふくまれる『タウリン』はアミノ酸の一種で、栄養ドリンクでもおなじみのサラサラをコントロールし、疲労回復作用があるとされています。亜鉛はエネルギー代謝を正常に保ち、体の機能に欠かせないミネラルです。」の記載がある。
(https://item.rakuten.co.jp/sankyo-supple/1036/?scid=af_pc_etc&sc2id=af_113_0_10001868)

3 サプリメントの範ちゅうの商品に係る広告において、「牡蠣のチカラ(力)」の文字が「牡蠣の効能」ほどの意味合いで使用されている事実
(1)「頼れる懐刀 『牡蠣侍』」のウェブサイトにおいて、「真の牡蠣の力を感じたい方へ」、「生牡蠣202個分の亜鉛が詰まった渾身のサプリメント」「毎日ハツラツで過ごせます!」、「全ては牡蠣のチカラを実感してほしいから。」の記載がある。
(http://kakisamurai.jp/?ad_code=a8&a8=JgHMsgTYwGp2K2HMgkS2n2026KerP2Kf6kSMTGp7D8AYwGHK3mnJymnBIG96v6nSX8zNpdHoXgHMUs00000015865003)
(2)「株式会社OSP」のウェブサイトにおいて、「牡蠣が創る理想的な栄養補助食品。宮城三陸産の良質の牡蠣で健康維持。牡蠣エキスにこだわって30年。牡蠣研究の先生方と、色々研鑽を重ねた牡蠣エキスサプリメントです」、「健康は家族と未来への大切な財産です。牡蠣の力で健やかな明日をつくりましょう。」の記載がある。
(http://www.aiemu.info/shohin/index2.html)
(3)「牡蠣肉エキス専門店 元気堂」のウェブサイトにおいて、「牡蠣のミネラルで悩みに克つ!!大自然が創造した牡蠣の力」の見出しの下、「現代の医療だけでは効果があがらない症状でも、『牡蠣抽出エキス』を加えることによって改善したという声はたくさんあがっています。これは『牡蠣に』含まれるミネラル・ビタミンなどの含有成分が自然治癒力を高めた証なのです。あなたが抱えているお悩みは、『牡蠣』の力でお役に立てるのではないでしょうか?」、「栄養補助食品の王様『牡蠣肉エキス』」の記載がある。
(http://kakiniku.info/user_data/contents_d/index.php)
(4)「Wowma!」のウェブサイトにおいて、「牡蠣の力EX」に、「広島県産牡蠣を50倍濃縮!」、「天然タウリン・グリコーゲン・亜鉛をしっかり含有」の記載があり、「商品説明」には、「男性のお悩みをサポートすべく作られたサプリメントです」、「天然のタウリンを含有した牡蠣の力を贅沢に配合しました。」、「男性としての巡りをしっかりとサポートとし、牡蠣の力をしっかりと巡らせてくれます。」、「牡蠣の力を200%、300%とアップさせる黄金比率・独自配合!」の記載がある。
(https://wowma.jp/item/310784569?aff_id=PLA420201)
(5)「amazon」のウェブサイトにおいて、「牡蠣の雫」の「主な原材料」に、「牡蠣エキス」の記載がある。また、「商品の説明」に、「牡蠣の力を再確認。こだわりの素材とこだわりの製法と、こだわりの成分で、男性の『本気』を応援するライフスタイルサプリメント」の記載がある。
(https://www.amazon.co.jp/dp/B07CB8GD14)
(6)「HEALTHY-One」のウェブサイトにおいて、「お疲れ対策に。栄養豊富な“牡蠣”の力を」の見出しの下、「パワフルな毎日をサポートしてくれる食品として見逃せないのが、『牡蠣』。」、「ヘルシーワンでは、そんな牡蠣の栄養素をギュッと詰めこんだカプセルタイプのサプリメントをご用意しています。」の記載がある。
(https://www.healthy-one.co.jp/supplement/mailmagazine_backnumber/1810313/)

4 サプリメントの範ちゅうの商品に係る広告において、「○○の力」の文字が「〇〇の効能」ほどの意味合いで使用されている事実
(1)「漢方の葵堂薬局」のウェブサイトにおいて、栄養補助食品「明煌」に、「・漢方の定番『アワビ』ほか16種類以上の原材料を配合しました!」、「特に『アワビ』には、目によい成分が凝縮されています!」、「鮑(あわび)の力で明るく煌めく嬉しい毎日をあなたにも!」の記載がある。
(https://item.rakuten.co.jp/aoidou/meikou-1/)
(2)「Rakuten」のウェブサイトにおいて、「鮑の輝」に、「鮑の有効成分は、目に大切な『タウリン』の他、スタミナ増進に役立つ『アルギニン』、『リン酸』、ウイルス対策に『グルタミン酸』、酵素を活性化させる『亜鉛』、酸素を全身に運ぶのに必要な『鉄』、その他『ビタミンB1、B12』、『カリウム』などが含まれます。」、「・・・視界良好をサポートする新しいタイプの健康食品です。」の記載がある。また、「【配合された10のこだわり成分】」に、「<鮑>」の記載があり、「疲れ目、目のかすみに『鮑の力』!すっきりはっきり視界良好!!」の記載がある。
(https://item.rakuten.co.jp/sbn/687308/)
(3)京都リサーチパーク株式会社の運営する「KRP」のウェブサイトにおいて、「株式会社わかさ生活 京都研究所(1号館)」の見出しの下、「第二次世界大戦中、毎日ブルーベリージャムを食べていたイギリスの空軍パイロットは、群を抜いて視力が良かった…このことからブルーベリーの研究・実験が繰り返され、今やヨーロッパではブルーベリーは医薬品として承認され、世界中でサプリメントや清涼飲料水として親しまれています。『わかさ生活』はそんなブルーベリーの力に着目した保健機能食品「ブルーベリーアイ」を主力商品に躍進を続けている企業です。」の記載がある。
(https://www.krp.co.jp/pub/bn_prs/prs_hsj/prs_bn_hsj91.html)
(4)「NOVA SCOTIA ORGANICS」のウェブサイトにおいて、「オーガニックサプリメントとは?」の見出しの下、「ブルーベリーの力の恩恵 ブルーベリーはおいしいだけでなく、ひと粒に植物性の抗酸化作用が驚くほど詰まっています。低カロリーの『ベリービューティー』シリーズにふんだんに使用されています。」の記載がある。
(https://novascotiaorganics.jp/supplements.php)
(5)「SUNTORY」のウェブサイトにおいて、「オリーブは、何千年も前から西洋の人々を中心に親しまれてきた健康食材で、近年日本においても、オリーブオイルを取り入れた健康法や美容法などを通じて、注目が高まっています。」、「オリーブの希少なポリフェノール成分を凝縮した当社独自の『オリーブOPX』配合のサプリメント『サンオレア』を発売するものです。商品名は“太陽の力をいっぱい浴びて育ったオリーブの力でイキイキとした人生を送っていただきたい”との想いを込め、太陽の英語『sun(サン)』に、オリーブの学名から『olea(オレア)』を組み合わせ、『サンオレア』としました。」の記載がある。
(https://www.suntory.co.jp/news/2014/12041.html)
(6)「玄米のマイセン 感動玄米」のウェブサイトにおいて、「玄米サプリ 玄氣の力」に、「玄米の力が手軽なサプリメントに!」、「玄米を酵母と乳酸菌で発酵させ、この3種類の素材がもつ有用成分と、発酵の過程で生まれる健康パワーをじっくりと1年以上熟成させ、29種類の健康サポート成分が凝縮されたエキスを抽出した健康食品です。」の記載がある。
(https://www.maisen.co.jp/shopping/supplement/genki_tsubu.html)
(7)2018年4月2日の日本経済新聞において、「亀田製菓、通信販売限定サプリメント『はれやか玄米』を発売」の見出しの下、「玄米ごはん3杯分の成分を1日当たり4粒のソフトカプセルに濃縮することで、毎日続けられるサプリメントとして開発いたしました。」、「ヘルシーフードとしての玄米の力・・・玄米は白米に比べ、ビタミンB群やミネラル、食物繊維が豊富に含まれており、近年では、ヘルシーフードとして見直されています。」の記載がある。
(https://www.nikkei.com/article/DGXLRSP476155_S8A400C1000000/)
(8)「玄米食品・有限会社山川」のウェブサイトにおいて、健康自然食品「玄米まるごと玄煎粉」の商品説明に、「余計なものを足したり、取り除かず、あくまで玄米まるごと!玄米の良さを最大限に生かした、健康自然食品です。」、「玄米には健康維持に大切なビタミン、食物繊維がいっぱい。玄米の力でおなかもスッキリさせましょう。」の記載がある。
(http://www.gen-mai.biz/index.php?FrontPage)

審理終結日 2018-10-24 
結審通知日 2018-10-25 
審決日 2018-11-07 
出願番号 商願2015-63746(T2015-63746) 
審決分類 T 1 8・ 13- Z (W05)
最終処分 不成立  
前審関与審査官 小川 敏 
特許庁審判長 大森 健司
特許庁審判官 小松 里美
有水 玲子
商標の称呼 カキノチカラ 
代理人 大坪 勤 

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