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審決分類 審判 査定不服 商3条1項3号 産地、販売地、品質、原材料など 取り消して登録 W07
審判 査定不服 商4条1項16号品質の誤認 取り消して登録 W07
管理番号 1343111 
審判番号 不服2017-18354 
総通号数 225 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 商標審決公報 
発行日 2018-09-28 
種別 拒絶査定不服の審決 
審判請求日 2017-12-11 
確定日 2018-08-06 
事件の表示 商願2016-74350拒絶査定不服審判事件について,次のとおり審決する。 
結論 原査定を取り消す。 本願商標は,登録すべきものとする。
理由 1 本願商標
本願商標は,「SPIRAL ESCALATOR」の文字を標準文字で表してなり,第7類「エスカレーター」を指定商品として,平成28年7月11日に登録出願されたものである。

2 原査定の拒絶の理由の要点
原査定は,「本願商標は,『SPIRAL ESCALATOR』の文字を標準文字で表してなるところ,その構成中の『SPIRAL』の文字は,『らせん状の,渦巻き状の』の意を有する語であり,また,『ESCALATOR』の文字は,『〔昇降装置の〕エスカレーター』の意を有する語であり,我が国においても広く一般に知られている語であるから,本願商標は,全体として『螺旋形のエスカレーター』程の意を容易に理解,認識させるものである。そうすると,これをその指定商品中『螺旋形のエスカレーター』に使用するときには,単に商品の品質を表示するにすぎないものと認める。したがって,本願商標は,商標法第3条第1項第3号に該当し,前記商品以外の商品に使用するときは,商品の品質の誤認を生じさせるおそれがあるので,同法第4条第1項第16号に該当する。」旨を認定,判断し,本願を拒絶したものである。

3 当審の判断
本願商標は,「SPIRAL ESCALATOR」の文字からなるところ,その構成中の「SPIRAL」の文字が「らせん状[形]の」の意味を有する語であり,「ESCALATOR」の文字が昇降装置の1つである「エスカレーター」の意味を有する語(ともにプロシード英和辞典 改訂新版 株式会社福武書店)であるとしても,これらを一連に表した「SPIRAL ESCALATOR」の文字が直ちに特定の商品の品質等を具体的かつ直接的に表したものと理解,認識させるとはいい難いものである。
また,当審において職権をもって調査するも,本願の指定商品を取り扱う業界において,「SPIRAL ESCALATOR」の文字が,請求人以外の者によって,本願指定商品について使用されている事実は発見できず,その他具体的な商品の品質を表示するものとして,取引上一般に使用されていると認めるに足る事実も見いだせないことから,取引者,需要者が商品の品質を表すものと認識するというべき事情も見当たらない。
そうすると,本願商標は,その構成全体をもって特定の意味合いを有しない一種の造語と認識されるというのが相当である。
してみれば,本願商標は,これをその指定商品に使用しても,取引者,需要者をして,商品の品質を表示するものと認識されることはなく,自他商品の識別標識としての機能を果たし得るものというべきであり,かつ,商品の品質の誤認を生ずるおそれもないものというべきである。
したがって,本願商標は商標法第3条第1項第3号及び同法第4条第1項第16号に該当するとして本願を拒絶した原査定は,取消を免れない。
その他,本願について拒絶の理由を発見しない。
よって,結論のとおり審決する。
審決日 2018-07-24 
出願番号 商願2016-74350(T2016-74350) 
審決分類 T 1 8・ 13- WY (W07)
T 1 8・ 272- WY (W07)
最終処分 成立 
前審関与審査官 今田 尊恵 
特許庁審判長 薩摩 純一
特許庁審判官 須田 亮一
大森 友子
商標の称呼 スパイラルエスカレーター、スパイラル 
代理人 加藤 恒 
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