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審決分類 審判 査定不服 商4条1項15号出所の混同 登録しない X31
管理番号 1246317 
審判番号 不服2010-7958 
総通号数 144 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 商標審決公報 
発行日 2011-12-22 
種別 拒絶査定不服の審決 
審判請求日 2010-04-15 
確定日 2011-10-11 
事件の表示 商願2009-4103拒絶査定不服審判事件について、次のとおり審決する。 
結論 本件審判の請求は、成り立たない。
理由 1 本願商標
本願商標は、「SUNSET Campari」の欧文字を標準文字で表してなり、第31類「野菜,果実」を指定商品として、平成21年1月23日に登録出願されたものである。

2 原査定の拒絶の理由の要点
原査定は、「本願商標は、その構成中に、イタリア国ミラノ所在のダヴィデ・カンパリ社が、本願出願前より商品『リキュール』に使用して広く知られている『CAMPARI』の商標(商標登録第702484号)と類似する『Campari』の文字を有してなるから、出願人がこれをその指定商品に使用するときは、あたかも前記会社又は同人と組織的・経済的に何等かの関係がある者の業務に係る商品であるかのように、商品の出所について混同を生ずるおそれがある。したがって、本願商標は、商標法第4条第1項第15号に該当する。」旨認定、判断し、本願を拒絶したものである。

3 証拠調べ通知
本件について、本願商標が、商標法第4条第1項第15号に該当するか否かについて、職権に基づく証拠調べをした結果、「campari」の文字が、本願商標の出願前から、我が国において、イタリア国ミラノ在のダヴィデ・カンパリ社の製造に係るリキュールの商標として広く知られていることについて、別掲の事実を発見したので、同法第56条第1項で準用する特許法第150条第5項の規定に基づき、平成22年12月10日付けで通知を行い、同時に相当の期間を指定して意見を述べる機会を与えた。

4 証拠調べ通知に対する請求人の意見(要点)
請求人は、平成23年3月17日受付の意見書をもって、「商標審査基準」中、商標法第4条第1項第15号に係る基準を引用し、上記3の証拠調べ通知は、商標「Campari」が「リキュール」に使用されて我が国において広く知られているという事実であり、当該審査基準の「2.(イ)その他人の標章の周知度(広告、宣伝等の程度又は普及度)」について、立証されたに過ぎず、他の要件(2.(ロ)ないし(ホ))を満たしていないから、本願商標は商標法第4条第1項第15号に該当するものではない旨主張し、同年同月18日付け手続補足書をもって証拠(甲25ないし甲31)を提出している。

5 当審の判断
(1)商標法第4条第1項第15号について
商標法第4条第1項第15号にいう「混同を生ずるおそれ」については、判例(平成12年7月11日最高裁判所第三小法廷判決、平成10年(行ヒ)第85号)が、「『混同を生ずるおそれ』の有無は、当該商標と他人の表示との類似性の程度、他人の表示の周知著名性及び独創性の程度や、当該商標の指定商品等と他人の業務に係る商品等との間の性質、用途又は目的における関連性の程度並びに商品等の取引者及び需要者の共通性その他取引の実情などに照らし、当該商標の指定商品等の取引者及び需要者において普通に払われる注意力を基準として、総合的に判断されるべきである。」と判示しているところである。
これを本件についてみると、次のとおりである。
ア 引用商標の周知著名性及び独創性について
登録第702484号商標(以下「引用商標」という。)については、上記3の証拠調べ通知において示した事実より、その権利者であるイタリア国ミラノ在のダヴィデ・カンパリ社(以下「本件引用権利者」という。)の業務に係る「リキュール」(以下「本件引用商品」という。)の商標として、我が国の取引者、需要者一般に広く親しまれたものということができ、請求人も上記4の意見書において、引用商標の周知著名性を自認しているものである。
また、当該引用商標の「CAMPARI」と同一の綴りとなる我が国で広く知られた外国語は存しないものである上に、上記3の証拠調べ通知の事実からも「Campari」は、本件引用商品の商標として認識され、それ以外を認識しないものであるから、その商標としての独創性の程度は高いものというべきである。
イ 本願商標と引用商標の類似性の程度
本願商標は、上記1のとおり、「SUNSET Campari」の欧文字を普通に用いられる方法で表してなるところ、本願商標を構成する「SUNSET」の欧文字と「Campari」の欧文字との間には、一文字分の空白が存在し、また、当該「SUNSET」の欧文字が全て大文字で表されるのに対して、当該「Campari」の欧文字は、語頭の「C」のみを大文字としてその他の文字は小文字で表されてなるものであるから、本願商標は外観上「SUNSET」の欧文字と「Campari」の欧文字とに分離して観察されるものである。
また、本願商標は全体として外国語の成語に見当たらず、当該「SUNSET」の欧文字と当該「Campari」の欧文字とが組み合わされて一体として特定の観念を生じるものということもできないから、両者は観念上も一体のものとして看取されるものではない。
さらに、当該「SUNSET」の欧文字と当該「Campari」の欧文字とを常に不可分一体のものとして把握、認識しなければならない格別の事情も存しないものである。
加えて、当該「Campari」の欧文字は、上記アで説示したとおり、周知著名性を有する商標であるから、簡易、迅速をたっとぶ取引の実際にあっては、本願商標は、強く支配的な印象を与える「Campari」の文字部分をもって取引に当たることも決して少なくないものというのが相当である。
そうすると、本願商標は、当該「Campari」の欧文字部分に相応して「カンパリ」の称呼をも生じ、本件引用権利者の製造に係るリキュールの観念を生ずるものというのが相当である。
他方、引用商標は、その構成に相応して「カンパリ」の称呼、本件引用権利者の製造に係るリキュールの観念を生ずるものである。
してみれば、本願商標と引用商標とは、「Campari」の欧文字と「CAMPARI」の欧文字との綴りを同じくする点で外観上も近似するものであり、「カンパリ」の称呼及び本件引用権利者の製造に係るリキュールの観念を共通にするものである。
よって、本願商標と引用商標は、外観、称呼及び観念のいずれにおいても相紛らわしい類似の商標であるというのが相当である。
ウ 商品の関連性及び取引者、需要者の共通性について
本願の指定商品は、上記1のとおり、「野菜,果実」であるところ、当該商品を販売するスーパーマーケットにおいては、引用商標が周知著名性を獲得している本件引用商品を含むアルコール飲料も同時に取り扱われ販売されていることは社会通念に照らしてみても明らかなところというべきであるから、両者を取り扱う小売業者は共通であるということができるものである。
また、本願の指定商品を購入する最終消費者は、一般的な消費者ということができ、本件引用商品の最終消費者も、一般的な消費者であるということができるから、その需要者も共通であるということができるものである。
さらに、本件引用商品は、上記3の証拠調べ通知に開示した事実から、食前酒として好まれているものであり、当該食前酒は、食欲をそそるために食前に飲まれる酒であるから、食事と密接な関連性を有するものであり、当該食事の食材となる「野菜,果実」とも関連の深いものというのが相当である。
そうとすると、本願の指定商品と本件引用商品とは、取引者、需要者を共通にするものであって、本願の指定商品と本件引用商品とは、商品同士の関連性も相当に高いものというべきある。
エ 小括
本願の指定商品の取引者、需要者において普通に払われる注意力を基準として、以上のアないしウを総合的に判断するならば、本願商標を請求人がその指定商品について使用するときは、これに接する取引者、需要者が、周知著名性を有する引用商標を想起、連想し、その商品が、あたかも本件引用権利者又は同社と経済的若しくは組織的に何らかの関係を有する者の業務に係る商品であるかのように、その商品の出所について混同を生ずるおそれがあるというべきである。
したがって、本願商標は、商標法第4条第1項第15号に該当する。
(2)請求人の主張について
ア 請求人は、本願商標と引用商標とは、全体として類似性を判断しなければならない旨を主張する。
しかしながら、上記(1)のとおり、本願商標は、強く支配的な印象を与える「Campari」の欧文字部分をもって取引に資されることも決して少なくないものとみるのが相当であるから、当該文字部分を引用商標との類否の対象とすることも本件においては適切なものというべきである。
イ 請求人は、過去の審決の事例を挙げ、出所の混同生じる範囲として審決が肯定している例は唯一旧第29類の「清涼飲料,果実飲料」のみである等縷々主張する。
しかしながら、引用商標については、上記3の証拠調べ通知で開示した事実から、本件審決時において本願の指定商品について出所の混同を生ずる程の周知著名性を認めることができるものである。
また、本件の判断は審決時を基準として判断をなすべきものであるから、本件の審決時より二十年以上前の審決を根拠とすることは適切ではない。
ウ 請求人は、食品の小売と異なり酒類の販売には「一般酒類小売業免許」を取得しなければならないことから、一緒に取り扱う店が必ずしも多いとは言えない環境にあること及び酒類といっても「ビール」「発泡酒」「焼酎」等多数あり、一般消費者向けの酒類は、「ビール」「発泡酒」「焼酎」「日本酒」「ウィスキー」「ブランディー」「ワイン」であって、カクテルバーに納品されるような「リキュール」(梅酒を除く。)を一般向けに小売りしている店はさほど多くない。輸入リキュール類は、バーなどの店でカクテルとして飲酒するものであり、単独で飲酒するものではないことから、本願の指定商品と本件引用商品が需要者、取引者を共通にする場合は少ない旨主張する。
しかしながら、スーパーマーケットにおいて「野菜,果実」とアルコール飲料を小売していることは、むしろ一般的であることは、上記(1)で説示したとおりである。
また、本件引用商品については、スーパーマーケットで小売されているほか、インターネット上でも1本単位で購入しうることは上記3の証拠調べ通知中3のインターネットホームページ(4)からも明らかである。
さらに、本件引用商品については、カクテルのベースとなることは広く一般に知られているとしても、必ずしもバーなどの酒場においてのみ飲酒されるものではないことは、上記3の証拠調べ通知2の新聞記事の記載(抜粋)から明らかである。
エ 請求人は、その主張を裏付けるものとして審決及び商標登録の事例を具体的に挙げる。
しかしながら、本願商標が商標法第4条第1項第15号に該当するか否か
の判断要素である対比される引用商標との類否については、本願商標の具体的な構成態様とその指定商品に基づいて個別かつ具体的に判断をなすべきものであるから、他の審決、商標登録の事例が本件の判断に影響を与えるもの
ではない。しかして、本件については、上記(1)のとおり判断をするものである。
オ 請求人は、上記4のとおり、「商標審査基準」中、商標法第4条第1項第15号に係る基準を引用し、上記3の証拠調べ通知は、商標「Campari」が「リキュール」に使用されて我が国において広く知られているという事実に過ぎない等と縷々述べ、本願商標は商標法第4条第1項第15号に該当するものではない旨主張し、同年同月18日付け手続補足書をもって証拠(甲25ないし甲31)を提出している。
しかしながら、請求人が引用する商標審査基準の記載は、それらの全ての要素等を総合的に判断をする、との審査の準則であって、それらのすべてが満たされなければ、商標法第4条第1項第15号に該当しないと規定したものではない。すなわち、当該記載事項は商標法第4条第1項第15号を適用するための要件ではない。
また、請求人は、引用商標は当該審査基準の(ロ)ないし(ホ)を満たしていないと主張するが、前記(1)アのとおり、引用商標と同一の綴りの我が国で広く知られた外国語は存しないものである上に、上記3の証拠調べ通知の事実からも「Campari」は、本件引用商品の商標として認識され、それ以外を認識しないものである。そうすると、引用商標がその商品の創始者であるイタリア人の名前にちなむものであるとしても、その商標としての独創性は高いものといわざるを得ない。
次に、請求人は、本件引用権利者の名称と引用商標が同一でないことをもって、引用商標はハウスマークではないと主張するが、先に説示したとおり、我が国における引用商標の周知著名性及び独創性の程度、本願の指定商品と本件引用商品との間の性質、用途又は目的における関連性の程度並びに商品等の取引者及び需要者の共通性その他取引の実情を考慮するならば、引用商標が引用商標権者のハウスマーク(会社の営業全体を表示する社章)でないことが、本件の判断を左右するものではない。
なお、請求人は、上記の主張の他にも縷々主張するところがあるが、いずれも本件の判断を左右するものではない。
したがって、上記の請求人の主張は、いずれも採用することができない。
(3)まとめ
以上からすれば、本願商標が商標法第4条第1項第15号に該当するとして本願を拒絶した原査定は、妥当であって取り消すべきでない。
よって、結論のとおり審決する。
別掲 別掲(平成22年12月10日付け証拠調べ通知で開示した事実)
1 辞書類
(1)小学館ランダムハウス英和大辞典<特装版>(株式会社小学館発行 2002年1月10日第2版第5刷)
「Campari・・・(商標)カンパリ:赤い色をしたイタリアの食前酒.」との記載がある。
(2)研究社新英和大辞典(株式会社研究社発行 2002年3月第6版第1刷)
「Campari・・・〔商標〕カンパリ(食前酒として飲まれるイタリア産のビターズ;ソーダ水と混ぜてよく飲まれる).」との記載がある。
(3)ジーニアス英和大辞典<背革装>(株式会社大修館書店発行 2001年4月25日初版)
「Campari・・・(商標)カンパリ《イタリアの食前酒》.」との記載がある。
(4)アポロン独和辞典(株式会社同学社発行 1995年2月1日第2版1刷)
「Campari・・・(商標)カンパーリ(イタリア産のリキュール).」との記載がある。
(5)アポロ仏和辞典(株式会社角川書店発行 1993年12月10日再版)
「campari・・・カンパリ(イタリア産のやや苦みのある食前酒),Campari.」との記載がある。
(6)コンサイスカタカナ語辞典(株式会社三省堂発行 2005年10月20日第3版第2刷)
「カンパリ[商 Campari]イタリア産の赤いリキュール.辛味のある食前酒として好まれている.」との記載がある。
(7)imidas現代人のカタカナ語欧文略語辞典(株式会社集英社発行 2006年4月30日第1刷)
「カンパリ【Campari】・・・赤い色をしたイタリア産の酒.主原料はビターオレンジの果皮.」との記載がある。
(8)大きな字のカタカナ新語辞典(株式会社学習研究社発行 2009年1月19日第2版)
「カンパリ[Campari]イタリアのリキュールの1つ.鮮やかな赤色が特徴.・・・◆商標.」との記載がある。
(9)大辞林(株式会社三省堂発行 2006年10月27日第三版第一刷)
「カンパリ・・・〔イタリアcampari〕イタリアのアペリティフ用ビタースの一。ルビーのような赤色が美しく、快い苦みとさわやかな口当たりのため、カクテルなどに用いられる。〔開発者のガスパーレ=カンパリの名にちなむ〕」との記載がある。
(10)明治屋食品辞典 酒類篇(株式会社明治屋本社編集室発行 昭和35年1月31日5版(改訂))
「Amer(佛)アメール・・・(5)オレンジ・ビターズ(Orange Bitters)スペインのセヴイラの苦蜜柑(bitter orange)の製で,カクテル用,特にキュラソー香や,オレンジ香を附けるに用いる。キュラソーの外,イタリーの『カンパリ』(Campari)社の製品が世界的に有名である。・・・」との記載がある。
(11)’86?’87ザ・ブランド(海外ブランド・ライブラリー)(サンケイマーケティング発行 1986年10月30日初版第1刷)
「CAMPARI カンパリ(イタリア)」との見出しのもと「イタリアはミラノで100年以上前に生まれた『カンパリ社』のオリジナル・リキュールの商標。ルビー・レッドの輝きとおとな好みのほろ苦さは、古くて新しいドリンクともいえ、多くの人たちに親しまれている。」との記載がある。(12)英和商品名辞典(株式会社研究社発行 1991年初版第3刷)
「Campari カンパリ イタリアのCampari社製の一種のリキュール.1860年より製造.主原料はビターオレンジ果皮で,キャラウェイ・コリアンダーの種子・りんどうの根のエキスなどを加えている.・・・考案者G.Campariに由来.」との記載がある。
(13)改訂 調理用語辞典(社団法人 全国調理師養成施設協会発行 平成10年12月25日改訂版第1刷)
「カンパリ[伊campari]1860年,イタリアのミラノ市でガスパーレ・カンパリ氏によって開発されたアペリティフ用ビターズの一種。主原料のビターオレンジのほかキャラウェイ,コリアンダー,カルダモンなど世界各地から厳選した薬草の根や木皮などのエキス分をカンパリ社で造ったグレーンスピリッツに抽出して,糖分を加えて味を調えたリキュールの一種で,アルコール分24%。ルビーレッドの鮮やかな色,快い苦味,さわやかな口当たりは独特なもので,ソーダ,オレンジジュース,グレープフルーツジュースなどで割り,食前酒として飲まれる。また,カクテル材料としても広く利用される。」及び「カンパリ・ソーダ[英Campari Soda]カクテルの一種。イタリアの銘酒カンパリの代表的な飲みかた。イタリアでは小瓶に詰めたものが日常的に飲まれている。1960年のローマオリンピックを契機に世界中で愛飲されるようになった。独特の苦味が食前酒として優れ,さわやかさがスポーツ後にも好まれる。」との記載がある。
(14)2004年版世界の名酒事典(株式会社講談社発行 平成十五年十一月二十日第一刷)
「カンパリ(24度、19%)・・・1860年、ミラノ市でガスパーレ・カンパリが、ビッテル・アルーソ・ドランディア(オランダ風苦味酒)として創製。息子ダヴィデの代になって、カンパリと改名。ビター・オレンジ、キャラウェイ、コリアンダー、リンドウの根などを配合してつくる。」との記載がある。
(15)イタリア菓子イタリアパン(株式会社旭屋出版)
「イタリア菓子に使う酒類」との見出しのもと「香草系リキュール」として「カンパリ 鮮明な赤色が特徴。ズッパ・イングレーゼにも使える。」との記載がある。
2 新聞記事
(1)2008年11月22日付け毎日新聞西部朝刊19頁
「天ぶら通信・カシャリ:『バー・オスカー』バーテンダー・遠藤真彦さん」との見出しのもと「◇世界に挑む斬新さ--遠藤真彦さん(34) 東京で10月に開かれた『サントリー ザ・カクテルアワード カクテル コンペティション』。約1000点の作品の中から最高賞に輝いた。・・・受賞作は『ミラノ ルネッサンス?新たなる挑戦?』。イタリアのリキュール『カンパリ』などをシェイクし、グラスの縁に深紅のバラを飾った。・・・甘さの後に、ほんの少しの苦みがあって、最後はさっぱりとした飲み心地だ。・・・」との記事がある。
(2)2008年4月17日繊研新聞10面
「【プラグイン】トピックス】」との見出しのもと「・・・プラグインパーティー 初日夜には、プラグインパーティーが開催された。・・・ドリンクはイタリアのリキュール『カンパリ』が提供。コミュニケーションを盛り上げた。・・・」との記事がある。
(3)2008年1月5日付け日本経済新聞夕刊3ページ
「ホットなお酒、新たな癒やし-女性『デザート感覚』楽しむ、黒ビール、砂糖を入れて」との見出しのもと「・・・この冬、ホットカクテルをメニューに加えたバーやレストランは多い。ザ・プリンスさくらタワー東京(東京・港)一階の『ワインラウンジ ヴァンダンジュ』では昨年十二月下旬、『体をあたためるリキュール』と題したフェアを始めた。ビターオレンジやコリアンダーなどが入ったリキュールにハチミツを加えた『ホットカンパリ』・・・を扱う。仕事帰りに寄り、ホットカンパリを注文した四十代女性は『オレンジ色がきれい』と気に入った様子。昨冬まではホットワインを販売していたが、より女性に受けそうなホットカクテルに変えた。・・・」との記事がある。
(4)2007年8月11日付け日経プラスワン2ページ
「<数表>アルコール飲料(価格情報)」との見出しのもと「(単位円、8月の店頭価格)・・・▽リキュール 酒市場ヤマダ亀有店(東京都葛飾区)・・・ダヴィデ・カンパリ『カンパリ』(1,000ml)1,799・・・」との記事がある。
(5)2007年4月11日付け日本食糧新聞
「『カンパリ ブラッドオレンジ』発売(サントリー)」との見出しのもと「・・・◆商品特徴=リキュール(発泡性)。アルコール分5%。人気のリキュール、カンパリをベースに本場イタリア・シチリア産のブラッドオレンジ果汁を使用し、深みのある味わいに仕上げた。カンパリのほろ苦さと味わい深いブラッドオレンジが絶妙のバランス。・・・」との記事がある。
(6)2007年1月13日付けFujiSankei Business i.1頁
「お気軽カクテル おうちでブーム リキュール市場10年で2倍」との見出しのもと「カクテルに使うリキュールの販売が好調だ。・・・本格的なバーではなく、居酒屋などのほか、家庭で自分で作って気軽に楽しむ人が増えてきたことで、需要が急速に拡大している。・・・サントリーが輸入している主力の・・・『カンパリ』・・・などは、スーパーなどで一般向けに販売され、前年比2ケタ増で推移。・・・国内のリキュール市場は、99年に100万ケースを突破し、その後も堅調に推移している。最近は、居酒屋などの飲食店でもカクテルをメニューに取り入れているほか、家庭でも、シェーカーなどの道具や何種類ものリキュールをそろえた一部のファンだけでなく、リキュールを炭酸やジュース、ウーロン茶、牛乳などの身近な飲み物で割った“お手軽カクテル”を楽しむ若者や女性が増えているという。・・・」との記事がある。
(7)2006年4月27日付け毎日新聞東京朝刊13頁
「家事科の時間:帝国ホテルの技 バーテンダーの仕事/4止」との見出しのもと「・・・初めてカクテルに挑戦する場合、ベースのお酒として、まずはオレンジの皮から作った『カンパリ』をお求めになってはいかがでしょう。カンパリは赤い色をしているので、きれいですし、アルコール度数が低いので、あまりお酒を召し上がらない方にも向いています。開けても常温で保存でき、経済的です。・・・」との記事がある。
(8)2006年4月15日付け日本経済新聞朝刊10ページ
「サントリー、欧州からの輸入酒、上海に保管、日本へ-納期6分の1に。」との見出しのもと「・・・サントリーが日本で販売する洋酒のうち、輸入品は三割(二〇〇五年)に達する。欧州からの輸入品は仏リキュール『ルジェ』や伊リキュール『カンパリ』など約五百十品目と酒類業界で最も多い。」との記事がある。
(9)2006年3月27日付け日経MJ19ページ
「レインズインターナショナル、“カクテルW杯”一番当てて。」との見出しのもと「レインズインターナショナルは四-六月、居酒屋業態『土間土間』で、世界各国ゆかりの酒で作ったカクテルの売れ行きを予想するイベントを開く。・・・日本はサントリーが作った『マカディア』、イタリアは『カンパリ』、・・・といった形で六カ国の“代表選手”を決め、その酒を使ったカクテルのうち、どれが一番売れるかを当てる。・・・」との記事がある。
(10)2006年2月15日付け日本食糧新聞
「輸入洋酒(ハードリカー・リキュール)特集:各社動向=サントリー」との見出しのもと「・・・リキュールでは、主要ブランドのうち・・・『カンパリ』も前年並みをキープ。・・・」との記事がある。
(11)2005年1月31日付け日本食糧新聞
「サントリー、ウイスキー・リキュール・ワインなどで『バレンタインギフト』展開」との見出しのもと「・・・リキュールでは、人気の『カンパリ』・・・三種の各二〇〇ミリリットルベビーサイズをギフト用オリジナルパッケージで用意した。・・・」との記事がある。
(12)2003年12月24日付け日刊スポーツ東京日刊
「タレントの長谷川理恵、クリスマスはあの人と」との見出しのもと「タレント長谷川理恵(30)が23日、都内で開催中のイタリアの代表的なリキュール『カンパリ』(サントリー)のイベントでトークショーを行った。『カンパリの赤とクリスマスカラーにちなんで』とヴァレンチノの真っ赤なロングドレスで登場。・・・」との記事がある。
(13)2003年12月13日付け産経新聞東京朝刊10頁
「カンパリ『赤い』クリスマス 表参道でイベント」との見出しのもと「・・・サントリーはイタリアの代表的なリキュール『カンパリ』の販売促進の一環として、東京・表参道の街並みをカンパリの特徴・赤でおしゃれに彩るイベントを始めた。・・・」との記事がある。
(14)2003年6月19日付け読売新聞大阪夕刊4頁
「本『リキュール&スピリッツ通の本』吉村喜彦著」との見出しのもと「・・・ウオツカやカンパリ、コアントローといった名前は知っていても、製造法や特徴については詳しく知らない人が多いだろう。・・・」との記事がある。
(15)2003年5月15日付け読売新聞東京夕刊9頁
「[フレンズ]サントリーリキュールワークショップ」との見出しのもと「カシス、カンパリ、カルーア・・・・・・。お気に入りのリキュールにジュースやソーダを加える。おいしくて色のきれいなカクテル作りに女性たちは熱中していた・・・」との記事がある。
(16)2003年2月8日付け日経プラスワン1ページ
「バーテンダーお薦めのカクテル-ジンベース上位(何でもランキング)」との見出しのもと「おしゃれなお酒として、若い女性を中心にカクテル人気が高まっている。全国の有名バーのバーテンダーに『初心者にお薦めのカクテル』を聞いたところ、・・・7 スプモーニ・・・イタリアの代表的なリキュール『カンパリ』がベース。鮮やかな紅色が特徴で、若い女性に人気・・・2001年の輸入リキュールのブランド別販売順位・・・3 カンパリ・・・」との記事がある。
(17)2002年12月15日付け西日本新聞朝刊16頁
「Xマスに彩りを・・・家庭でカクテル/ファミリー」との見出しのもと「最近、ほどよい甘さと鮮やかな色合いのカクテルが、家庭でも楽しまれている。・・・家庭で気軽に楽しめるカクテルは、アルコール度が低く、女性やお酒の弱い人でも飲みやすい果物やハーブで作られた甘いリキュールを、フルーツジュースで割るタイプがお勧め。・・・▼スプモーニ イタリア産リキュール、カンパリをグレープフルーツで割る。・・・ベースのカンパリはビターオレンジの果皮やキャラウェイなど、三十種類のハーブを配合。ほろ苦い味わいは、かんきつ類と相性がよく、オレンジジュースと混ぜてもおいしい。・・・」との記事がある。
(18)2002年12月11日付け読売新聞大阪朝刊18頁
「[食の周辺]人気高まるカクテル 色鮮やかで銘柄も豊富」との見出しのもと「カクテルなどに使うリキュールが若い女性を中心に人気を呼んでいる。・・・大阪市の御堂筋沿いのレストラン『C シェ・ワダ』(中央区)で開かれた『リキュールワークショップ』。平日の夜、勤め帰りの二、三十代を中心にカップルもまじり、約九十人が参加した。・・・食品会社サントリーはこうしたワークショップを今年四月から、東京、大阪で開催。百五十回で約七千八百人を集め、関心の高さをみせた。・・・リキュール売り場を十年以上前から備える阪急百貨店(大阪市北区)は、一日に七百ミリ・リットル瓶が十本程度、週末はその倍売れる。カンパリやグランマルニエのほか、・・・なども人気。・・・<家庭で手軽に楽しめるリキュール主体のカクテル・リスト>・・・◇スプモーニ カンパリ1 トニックウォーター1 グレープフルーツジュース2・・・<リキュールひとくちメモ>☆薬草系▼カンパリ 30種類以上のハーブを配合した。かんきつ系と相性がいい。・・・」との記事がある。
(19)2002年10月19日付け産経新聞大阪朝刊25頁
「若い女性にリキュール人気 フルーティーな味と香りの良さで」との見出しのもと「・・・飲みやすいお酒として、近ごろ若い女性の間で話題のリキュール。スーパーやコンビニの売り場にも、チューハイやサワー、定番カクテルなど、色とりどりの銘柄が並ぶ。・・・サントリーは、リキュールを楽しむ人のための『リキュールワークショップ』を四月から開催。カクテルの普及とともに、ベースとなるリキュールに親しんでもらうのがねらいだ。インターネット上で参加者を集い、半年間で約四千人が参加した。八割が二十代の若い女性という。・・・ここでは、リキュールの基礎知識や、ハーブ系のカンパリ、・・・など約十種類のリキュールをテイスティング、ソーダやジュースなどで割る簡単なカクテル作りを体験することができる。・・・」との記事がある。
(20)2002年5月16日付け日経産業新聞18ページ
「サントリーから『マリブ』、アライドの販売権取得。」との見出しのもと「・・・サントリーは、・・・『カンパリ』と並ぶ有力ブランドの取得をテコに、家庭で手軽に飲めるカクテルの商品化も検討する。・・・」との記事がある。
(21)2002年5月15日付け日本経済新聞朝刊11ページ
「サントリー、欧州市場開拓、リキュールなど拡販-伊カンパリと英に販社。」との見出しのもと「サントリーはリキュールの有力ブランド『カンパリ』を持つイタリアの酒類大手、ダヴィデ・カンパリ(ミラノ)と欧州で販売提携する。・・・」との記事がある。
(22)2002年4月12日付け日本食糧新聞
「『ザ・グレートカクテルズ カンパリ スプモーニ』発売(サントリー)」との見出しのもと「・・・『サントリー ザ・グレートカクテルズ』は、オーセンティックバーなどでおなじみのリキュール・スピリッツの有名ブランド『カンパリ』をベースにした本物志向のカクテル。・・・」との記事がある。
(23)2002年3月19日付け読売新聞大阪夕刊7頁
「[なんでもベスト10]飲んだことのあるカクテル、果汁入りが上位」との見出しのもと「・・・リキュールをベースにしたカクテルも人気があり、・・・〈6〉はカンパリ・・・若い女性にリキュールが浸透していることをうかがわせた。・・・≪飲んだ回数が多いカクテル≫・・・〈6〉カンパリソーダ・・・。」との記事がある。
(24)2002年2月28日付け朝日新聞大阪夕刊2頁
「勘違い?来月?やっぱり(俵万智の百人一酒)【大阪】」との見出しのもと「一杯のつもりだったカンパリソーダが二杯になり、三杯になり・・・・・・<カンパリ>ウオッカに似た蒸留酒に、ビターオレンジ、キャラウェイ、コリアンダーなど30種類以上のハーブやスパイスを漬け込んで熟成させたリキュール。1860年、伊ミラノのカフェで、ガスパーレ・カンパリが創製。息子ダヴィデがカンパリと名付けた。」との記載がある。
(25)2001年12月20日付け東京新聞朝刊9頁
「女性に人気 『自分流』カクテル」との見出しのもと「自宅で作るカクテルが若い女性を中心に人気を集めている。カクテルは、かつてはホテルのバーなどで飲むお酒という特別なイメージがあった。最近はベースとなるミニサイズのリキュールが簡単に買えるようになり、すそ野が広がった。サントリーによると、輸入リキュールの人気トップスリーは、鮮やかな赤色の『カンパリ』・・・カクテルのレシピ(作り方)は、本やインターネットなどで簡単に調べられる。品ぞろえを強化している西友では、今年の売り上げは前年比二割増の見込み。『おしゃれなミニボトルの登場で、女性も手に取りやすくなったようだ』・・・」との記事がある。
(26)2001年11月1日付け産経新聞大阪夕刊8頁
「【ビジネストレンド】リキュール市場拡大 若い女性にカクテル大受け」との見出しのもと「カクテルのベースに欠かせないリキュール市場が拡大している。・・・ショットバーや市販カクテルのブームに加え、自分でもカクテル作りを楽しむ消費者が増えていることなどが人気の背景にありそうだ。・・・ブランドや原産国はさまざまだが、日本で一番飲まれているのは、カシス酒と相性のいいルジェ(果実系、フランス産)・・・でトップ。・・・カルーア(種子系、メキシコ産)やカンパリ(薬草系、イタリア産)が続いている。また、最近は業務用以外にも個人需要が増えている。市販カクテルも依然人気だが、それだけでは飽き足りず、バーテンダーからレシピを教わったりガイドブックなどを片手に、『自宅でお手製カクテルのパーティーなどを楽しむ若い人が増えているようです。』・・・アペリティフ(食前酒)やデザート酒で飲まれるほかにも、キュラソーなどは洋菓子作りにも多く使われており、楽しみ方の幅も広がっているようだ。・・・」との記事がある。
(27)2001年9月8日付け日本経済新聞夕刊3ページ
「『家族客つかめ』居酒屋郊外へ、食事メニュー充実-店名・外観変え入りやすく。」との見出しのもと「・・・居酒屋チェーンの郊外進出に足元を脅かされるファミリーレストランは、対抗措置として酒類の品ぞろえを強化している。デニーズジャパンは六月にカシスソーダ、カンパリなど十二種類のカクテルメニューを二百五十円で投入。・・・」との記事がある。
(28)2001年8月4日付け日経プラスワン1ページ
「飲みたいカクテル-さっぱり味、上位占める(何でもランキング)」との見出しのもと「居酒屋などでも気軽に飲めるようになり、すっかり人気が定着したカクテル。・・・カンパリ・ソーダ・・・カンパリはイタリアの代表的リキュール。ソーダ割りは、ほろ苦く、食前酒として飲まれることも多い・・・」との記事がある。
(29)2001年6月13日付け日本経済新聞朝刊31ページ
「ファミリーレストランお酒充実、『ほろ酔い』で食事楽しく-デニーズ、サイゼリア。」との見出しのもと「ファミリーレストラン各社がアルコールメニューの強化に乗り出した。・・・デニーズがカクテルメニュー『リキューティ』で取りそろえるのは・・・カンパリグレープフルーツなど。価格は十二酒類ともすべて二百五十円。カンパリグレープフルーツにはキウイを浮かべるなどしており、『デザート感覚で楽しんで注文してほしい』としている。・・・今まではビールとワイン、サワーを扱っているだけだった。・・・ファミリーレストランは従来、家族での利用や車での来店客が多いため、アルコールの取り扱いを前面に出してこなかった。だが、郊外幹線道路沿いに出店する居酒屋チェーンとの競合なども激しく、利用層拡大には品ぞろえをアピールすることも必要と判断した。・・・」との記事がある。
(30)2001年5月23日付け読売新聞東京朝刊11頁
「一味違う?“ブランド”カクテルを発売/サントリー」との見出しのもと「サントリーは、海外の代表的なリキュールやスピリッツを使った本格カクテル『ザ・グレートカクテルズ』を22日、発売した。・・・イタリアのハーブリキュール『カンパリ』など有名ブランドをカクテルベースに使い、バーが提供する本格的な味わいを再現した。・・・」との記事がある。
(31)2001年2月28日付け日本食糧新聞
「輸入洋酒(ハードリカー・リキュール)特集:メーカー動向=サントリー」との見出しのもと「・・・また本格リキュールが拡大する中、同社は質量ともにナンバーワンのラインアップを揃え、プロバーテンダーを対象に『サントリー ザ・カクテルコンペティション』を開催するなど、リキュール市場をリードしてきた。主要ブランド『ルジェ』『カルーア』『カンパリ』『パライソ』は、いずれも伸張、今年も需要増が期待される。・・・」との記事がある。
(32)2000年12月20日付け産経新聞東京夕刊8頁
「【イブニングマガジン】リキュール カクテルを紹介 家庭でも気軽に楽しんで」との見出しのもと「◆スプモーニ(カンパリ=イタリア・ミラノ産)『カンパリ』は、十九世紀半ばにイタリアのミラノで生まれたビター(苦い)系リキュール。胃の調子を整えるコリアンダーや、消化を助けるキャラウエイなど三十種以上のハーブやスパイスが使用されている。世界中でもっとも人気の高いリキュールの一つ。これは、カンパリにグレープフルーツジュースとトニックウォーターを加えたさわやかなカクテル。名前はイタリア語のスプマーレ(泡立つ)からきている。・・・」との記事がある。
(33)2000年7月30日付け毎日新聞東京朝刊36頁
「[勲章をつけたシェフ]切れ端を捨てずに『エコ料理』=嶋村光夫(日曜くらぶ)」との見出しのもと「・・・また、赤い果肉をくり抜くとかわいらしい形になりますが、さて残ったところはどう料理しましょうか。ジュースを作り、裏ごしして、冷凍庫で固め、グラニテにすればよいのです。イタリアの食前酒、カンパリのリキュールを加えると、大人っぽくなります。グラスの縁には、カクテルふうに塩をつけて演出。白いコンポート、赤い果実、グラニテの順にのせて、涼しげなデザートの出来上がりです。・・・◇スイカのグラニテ、コンポート添え・・・●材料(4人分)・・・カンパリ・リキュール 小さじ1 ・・・」との記事がある。
(34)2000年2月28日付け日本食糧新聞
「輸入洋酒特集:メーカー動向=サントリー」との見出しのもと「・・・ここ数年のカクテル需要の増加に伴い新しい飲み方・アイテムなどが広がりをみせ、本格リキュール市場は急速に拡大している。・・・特に『カルーア』(前年比一一三%)や『ルジェ』(同一二八%)『カンパリ』(同一二八%)・・・などが大きな伸張を達成し、今後も需要増が期待される。・・・」との記事がある。
(35)2000年2月19日付け日本経済新聞夕刊3ページ
「バーテンダー気分でシェイク(ing)」との見出しのもと「・・・若い女性向けにカクテルを置く居酒屋が増えているが、全国に十七店ある『海鮮居酒屋マルシェ』では、そのカクテルを自分で作れる。・・・カクテルの種類はカンパリオレンジといった定番から・・・変わり種まで八種類。・・・」との記事がある。
(36)1999年11月24日付け日本経済新聞大阪夕刊Next関西29ページ
「健康ブームに乗って、ハーブカクテル人気(トレンドミニ情報)」との見出しのもと「ハーブ系リキュールのカクテルが人気急上昇中だ。大阪市内のホテルのバーで聞くと、以前からよく知られている『カンパリ』などのほかに、『チナール』や『シャトルリューズ』といったリキュールをソーダやジュースなどで割ったカクテルの注文が増えているとか。・・・」との記事がある。
(37)1999年11月5日付け朝日新聞大阪朝刊13頁
「居酒屋で気分はバーテンダー 自分でシェイク、若者に人気【大阪】」との見出しのもと「居酒屋でバーテンダー気分はいかが。・・・『カンパリオレンジ』など定番カクテルのほか、・・・変わり種も含めてメニューは八種類あり、価格は二-三人分で七百八十円。カクテル人気の高まりにつれて、そのベースとなるリキュールの市場はここ数年拡大傾向にある。・・・」との記事がある。
(38)1999年10月29日付け流通サービス新聞12頁
「リキュール、2ケタ成長続く-居酒屋にジワリ浸透」との見出しのもと「色鮮やかなカクテルのベースになるリキュールが2ケタ成長を続けている。・・・カクテルは他の酒類に比べて、その流行を発信するクラブディスコでは圧倒的に強い。居酒屋でもビールに次いでオーダーが多く、身近な飲み物として浸透しつつある。・・・このうちカシスやライチなどフルーツ系が親しみやすくファンが多いが、ハーブ系もお茶やラベンダ栽培での人気を反映し、注目されている。例えばハーブ系で世界ナンバーワンとなるイタリアの深紅の『カンパリ』は、30種類ものハーブやスパイスが入っている。・・・家庭用でも愛飲者はじわじわと増えている。サントリーでは、ヒット商品『ザ・カクテルバー』のラベルに簡単なカクテルのつくり方を紹介しカクテルファンの開拓に一役買っている。・・・」との記事がある。
(39)1999年4月4日付け北海道新聞朝刊全道3頁
「<バッカスの微笑み>軽く飲むならスプモーニ」との見出しのもと「・・・アルコールにあまり自信のない方におすすめなのが、カンパリを使った『スプモーニ』というカクテルです。カンパリは『苦味のうまさ』とその美しい赤い色で世界中を魅了するイタリアのリキュールで、1860年にミラノでガスパーレ・カンパリさんが造りました。薬草を30種類も使い、アルコール度は24度。・・・」との記事がある。
(40)1999年1月21日付け日経流通新聞14ページ
「カクテル豊富中華で酔わす、甘く誘う都内の店-BEE-BREAD。」との見出しのもと「自由が丘地区にある『BEE-BREAD』(世田谷区)は、オープンして三十年弱。・・・アルコール類も、中国酒や日本酒、カクテルなど百種類あまり。中でも『カンパリオレンジ』や『カシスソーダ』(共に九百円)などが女性に人気。・・・」との記事がある。
(41)1998年12月11日付け日本食糧新聞
「サントリーが『カンパリ』でパーティーグッズプレゼントキャンペーン」との見出しのもと「サントリー(株)・・・は、『カンパリ』・・・の消費者キャンペーン『カンパリ パーティーグッズキャンペーン』を12月末まで実施している・・・。カンパリはイタリアを代表するリキュール。・・・」との記事がある。
(42)1998年3月10日付け百歳元気新聞
「クチーナ通信 お酒は料理の素敵な伴奏者」との見出しのもと「・・・アペリティーヴォの語源は『アプリーレ=開く』、つまり軽いアルコールや炭酸で胃を開かせ、食欲を促すウオーミングアップのための飲み物ということになる。例えばグラス一杯のスプマンテ、あるいは有名なカンパリのソーダ割り。・・・」との記事がある。
(43)1997年6月17日付け日本経済新聞夕刊16ページ
「カクテル作り、家庭で手軽に-入門講座・関連商品、女性や若者に人気。」との見出しのもと「家庭でカクテルを作って楽しむ人が増えている。・・・サントリーでもカクテルに使われる蒸留酒やリキュールの販売が急拡大。今年一-四月の累計では・・・赤い色と苦みが特徴の『カンパリ』は五六%の伸びとなった。カクテル用具や関連書籍の売れ行きも好調だ。東京・渋谷の東急ハンズでは、材料を混ぜ合わせるシェーカーや、軽量用のカップが売れ筋商品になっている。・・・東京・新宿の紀伊国屋書店本店でも、関心の高まりを受けて『最近は、五、六種類のカクテル関連書籍を平積みにしている』・・・」との記事がある。
(44)1996年12月12日付け毎日新聞東京夕刊6頁
「演出するカクテル・・・戦後4度目のブーム アットホームに楽しく、バーでゴージャスに」との見出しのもと「・・・今、戦後4度目のカクテルブームなのだそうだ。これまでとは違って、女性を中心にして居酒屋やバー、時には家庭で楽しむというのが特徴だという。・・・★スプモーニ イタリアと言えばカンパリ。最近人気急上昇である。・・・」との記事がある。(45)1996年5月29日付け読売新聞東京朝刊11頁
「ザ・カクテルバー新シリーズ2種発売/サントリー」との見出しのもと「サントリーは『ザ・カクテルバー』の新たなシリーズとして、世界を代表するイタリア産リキュール・カンパリを使った『カンパリオレンジ』・・・を6月11日発売する。・・・」との記事がある。
(46)1996年5月29日付け日本経済新聞朝刊17ページ
「ラムにバナナ果汁、カクテル-サントリー(ニューフェース)」との見出しのもと「◇カクテル◇サントリー・・・の『ザ・カクテルバー・カンパリオレンジ』・・・《ポイント》カンパリオレンジはイタリアのリキュール『カンパリ』がベースで、苦みがある。・・・」との記事がある。
(47)1996年5月29日付け日経産業新聞19ページ
「サントリー、カクテル2種追加。」との見出しのもと「サントリーは『ザ・カクテルバー』シリーズとして『カンパリオレンジ』・・・を六月十一日に発売する。・・・カンパリオレンジはイタリアの定番リキュール『カンパリ』がベースで苦みが特徴。・・・」との記事がある。
(48)1994年7月26日付け日経流通新聞31ページ
「酒のやまいち、通販OK、銘柄数・値段に感服(田中康夫の格安経済学)」との見出しのもと「『お酒も通販で買う時代』との惹句が躍るオフセット印刷のチラシが新聞に折り込まれていたのは先日のことです。・・・カンパリ、コアントローに代表されるリキュール類も載っています。・・・」との記事がある。
(49)1994年6月21日付け化学工業日報5頁
「サントリー、本格缶入りカクテル発売(フレッシュコーナー)」との見出しのもと「サントリーは、イタリアを代表する『カンパリ』を使った缶入りカクテル『カンパリグレープフルーツ』『カンパリオレンジ』を21日から発売する。カンパリにグレープフルーツジュース、オレンジジュースを加えて作った本格カクテル。アルコール分5%。果汁の甘みと酸味がカンパリ独特のホロ苦さにほどよくマッチした爽やかな味わいが特徴。・・・」との記事がある。
(50)1994年3月24日付け日経産業新聞28ページ
「蝶矢洋酒醸造-梅酒、新しい皮袋に盛る、若者・女性狙い新商品(小さな巨人)」との見出しのもと「・・・世界にはシェリー、カンパリといった有名な食前酒が数多くある。・・・」との記事がある。
(51)1990年9月27日付け日経産業新聞22ページ
「サントリーがリキュール2種。」との見出しのもと「サントリーは、・・・苦みかんの皮などからつくったリキュール『カンパリ』の七百五十ミリリットル瓶入りを発売した。・・・」との記事がある。
(52)1988年8月25日付け日本経済新聞夕刊7ページ
「リキュール、人気(食卓)」との見出しのもと「・・・『カンパリ・ソーダ』に使われているイタリア産の『カンパリ』(主原料はビター・オレンジ)の人気も根強い。カルーア、カンパリだけで飲用リキュール販売量全体の三○%を占める。・・・」との記事がある。
(53)1987年4月30日付け日経流通新聞12ページ
「リキュール-“自分だけの酒”追求、製菓材料から飲用に変身(売れ筋)」との見出しのもと「・・・ピンク色の『カンパリ』・・・リキュールの人気がヤングを中心に高まっている。・・・カンパリ(千ミリリットル、三千円)はサントリーが総代理店となっているイタリアのリキュールで、薄いピンク色に女性などの人気が集まっている。ビターオレンジの皮のほか、各種草根木皮を混ぜて蒸留したもの。ソーダで割ってカンパリソーダとするのが最も一般的な飲み方だが、細かく砕いた氷にカンパリを注いだカンパリフラッペもおいしいという。・・・」との記事がある。
(54)1984年9月7日付け日本経済新聞朝刊31ページ
「緊張とけ和やかに、全大統領迎え宮中晩さん会-感慨に浸る大統領。」との見出しのもと「・・・さらに食後の飲みもののメニューに全大統領の好物というカンパリ・ソーダを加えた。・・・」との記事がある。
(55)1983年2月14日付け日経産業新聞16ページ
「女の市場を女が攻める-サントリーにみる女性マーケッター活用術、各社も育成に熱。」との見出しのもと「・・・しかし、チームの女性たちが“自分たちの生活圏”を探索しているうちに、東京の渋谷、青山、六本木などでは、女性同士が夕方結構ビールやカンパリソーダなどのアルコールを楽しんでいることもわかってきた。・・・」との記事がある。
(56)1982年11月13日付け日本経済新聞朝刊7ページ
「夕方5-7時のOLねらえ-サントリー、喫茶店向け洋酒拡販運動。」との見出しのもと「・・・このため同社では夕方の五時から七時を『トワイライト・タイム』と設定、ポスターや女性誌などで『おしゃべりタイムに軽いお酒』というライフスタイルを訴え、カンパリソーダ・・・など軽いタイプの洋酒類を売り込む考えだ。」との記事がある。
(57)1982年6月30日付け日経産業新聞13ページ
「サントリー、初の缶入りカンパリソーダを発売へ-ほろ苦さとほのかな甘さが売り物。」との見出しのもと「・・・〈特色〉同社がイタリアから輸入販売しているカンパリ原酒にソーダを加えて缶詰にしたもの。ほろ苦さとほのかな甘さが売り物。・・・」との記事がある。
(58)1981年11月28日付け日本経済新聞夕刊6ページ
「特集・食がとりもつ人間関係-対談、作家小松氏・民族学博物館助教授石毛氏。」との見出しのもと「・・・一般に料理に付随する酒には、食前・食後・食中と、三つの種類が考えられる。・・・今ではもっぱらウイスキーの水割りが食前酒の本流だが、・・・カンパリ・ソーダなどのカクテル類も格好の”誘い水”。・・・」との記事がある。
3 インターネットホームページ
(1)SUNTORYのインターネットホームページ(http://www.suntory.co.jp/wnb/campari/about/)中の「About Campari カンパリについて」には、「1860年、イタリアのミラノ市にカフェを開いていたガスパーレ・カンパリがビッテル・アリーソ・ドランディア(オランダ風苦味酒)という名で自家製リキュールを発売し、人気を博したのが始まり。その後、お店のお客がこの長い名前の代わりに呼んでいた『カンパリの苦味酒(ビター・カンパリ)』が名前となる。・・・息子のダビデ氏の代にビター・カンパリとコーディアル・カンパリ(フランボワーズを使った食後酒)に特化し、カンパリは大きく発展をとげた。・・・また、今では世界190ヵ国以上で発売されるほど大きく広まったカンパリの基礎を築いたのもダビデ氏である。彼は工場を拡大し、スイスやフランスなどへの輸出を始める。カンパリが“ミラノのカンパリ”から“世界のカンパリ”へと羽ばたき始めたのである。・・・」との記載がある。
(2)「Campari カンパリ」を見出しとするインターネットホームページ(http://www5a.biglobe.ne.jp/~shyoo1/campari.htm)には、「門外不出の味わいは食前酒の定番」及び「・・・カンパリはビッテル・アルーソ・ドランディア(オランダ風苦味酒)と命名されていたが、後に創始者の名をとってカンパリと改名。いまや世界中にその名を轟かせている。・・・」との記載がある。
(3)「病み付きの苦味系リキュール・カンパリ」を見出しとするインターネットホームページ(http://www.ne.jp/asahi/bar/stolas/campari.htm)には、「最近のイタリアンブームですっかりおなじみになったイタリア名産のリキュール、『カンパリ』。・・・今回はアペリティフ(食前酒)として非常によく知られるこのリキュールを取り上げてみたいと思います。・・・」との記載がある。
(4)お酒の大型専門店 河内屋のインターネットホームページ(http://store.shopping.yahoo.co.jp/kawachi/8000040000802.html)には、「自分だけのオリジナルカクテルに挑戦しませんか?カンパリ 1000ml 24度 【リキュール】」、「商品説明・・・■ビターオレンジ・キャラウェイ、コリアンダー等数多いハーブを配合して作られたカンパリはイタリアを代表するリキュール。・・・■『カンパリ』を使用したカクテル1・・・『CAMPARI(カンパリ)』は、その美しい液色と独特の風味が世界中で愛されているイタリアを代表するリキュールです。日本でもカクテルづくりには欠かせないものとして本格バーをはじめ幅広い料飲店様でお取扱いいただいています。ビターオレンジ、キャラウェイ、コリアンダー等数多いハーブを配合して作られたカンパリはイタリアを代表するリキュール。イタリアを連想させる美しい鮮紅色の液体とほろ苦さがどのような料理にも合うお洒落なヘルシーリキュール。現在、話題のカクテルとスプモーニが人気上昇中。・・・」との記載がある。
(5)「BAR LOG お水生活20年 元バーテンダーの酒ブログ」のインターネットホームページ(http://blog.livedoor.jp/davidbatt/archives/51030725.html)には、「2007年06月01日 『カンパリ』というリキュール」との見出しのもと「みなさんは、リキュールと言えば、まずどんなものが浮かびますか?恐らく、ベスト5までに入るほど有名なのが、今日、取り上げる『カンパリ[CAMPARI]』でしょう。『カンパリ』は、『カンパリ・ソーダ』や『スプモーニ』『カンパリ・オレンジ』『カンパリ・ビール』などに広く使われるビター系リキュールの代表格として、世界的に有名なイタリアのお酒です。・・・」との記載がある。

審理終結日 2011-05-13 
結審通知日 2011-05-20 
審決日 2011-05-31 
出願番号 商願2009-4103(T2009-4103) 
審決分類 T 1 8・ 271- Z (X31)
最終処分 不成立  
前審関与審査官 武谷 逸平早川 真規子 
特許庁審判長 芦葉 松美
特許庁審判官 井出 英一郎
内田 直樹
商標の称呼 サンセットカンパリ、サンセット、カンパリ 
代理人 押本 泰彦 

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