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審決分類 審判 査定不服 称呼類似 登録しない Y01
審判 査定不服 外観類似 登録しない Y01
管理番号 1208376 
審判番号 不服2007-650015 
総通号数 121 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 商標審決公報 
発行日 2010-01-29 
種別 拒絶査定不服の審決 
審判請求日 2007-03-14 
確定日 2009-09-17 
事件の表示 国際商標登録第862684号に係る国際商標登録出願の拒絶査定に対する審判事件について、次のとおり審決する。 
結論 本件審判の請求は、成り立たない。
理由 1 本願商標
本願商標は、「ECOFLEX」の欧文字を横書きしてなり、第1類「Biodegradable unprocessed plastics(in the form of powders,granules,chips,dispersions,liquids and pastes).」を指定商品として、2005年(平成17年)7月22日に国際登録されたものである。
2 引用商標
原査定において、本願の拒絶の理由に引用した登録第2669123号商標(以下「引用商標」という。)は、「ECOFLEX」の欧文字を横書きしてなり、平成3年12月18日に登録出願、第34類「プラスチックス」を指定商品として、同6年5月31日に設定登録され、その後、同16年5月25日に商標権の存続期間の更新登録がなされ、さらに同17年3月2日に指定商品を第1類「原料プラスチック」及び第17類「プラスチック基礎製品」とする指定商品の書換登録がされたものである。
3 当審の判断
本願商標は、前記1のとおり「ECOFLEX」の欧文字を横書きしてなるところ、その構成文字に相応して「エコフレックス」の称呼を生ずるものであり、かつ、特定の観念の生じない造語であると認められる。
他方、引用商標は、前記2のとおり「ECOFLEX」の欧文字を横書きしてなるところ、その構成文字に相応して「エコフレックス」の称呼を生ずるものであり、かつ、特定の観念の生じない造語であると認められる。
してみると、本願商標と引用商標は、共に特定の観念の生じない造語であるから観念においては比較することができないとしても、共に「エコフレックス」の称呼を同一にするものであって、かつ、その構成文字すべてを同じくするものであるから外観においても類似するものであって、両者は相紛らわしい類似の商標であるといわなければならない。
そして、本願の指定商品「Biodegradable unprocessed plastics(in the form of powders,granules,chips,dispersions,liquids and pastes).」と引用商標の指定商品「原料プラスチック」及び「プラスチック基礎製品」とは、それぞれ類似する商品であると認められる。
したがって、本願商標が商標法第4条第1項第11号に該当するものであるとして本願を拒絶した原査定は妥当であって、取り消すことはできない。
なお、請求人は、審判請求書の請求の理由において引用商標に対し不使用取消審判を請求した旨主張しているが、引用商標に対する該取消審判事件(取消2007-300309)は、平成20年11月4日に審判請求の取下げがなされ、同年11月13日に審判請求の取下げの登録がされているから、審理進行を猶予し得る合理的理由はもはや認められず、本件に関して審理を終結することとした。
よって、結論のとおり審決する。
審理終結日 2009-04-20 
結審通知日 2009-04-22 
審決日 2009-05-08 
国際登録番号 0862684 
審決分類 T 1 8・ 262- Z (Y01)
T 1 8・ 261- Z (Y01)
最終処分 不成立  
前審関与審査官 大島 勉 
特許庁審判長 野口 美代子
特許庁審判官 岩崎 良子
佐藤 淳
商標の称呼 エコフレックス、エコ、イイシイオオ 
代理人 江藤 聡明 

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