• ポートフォリオ機能


ポートフォリオを新規に作成して保存
既存のポートフォリオに追加保存

  • この表をプリントする
PDF PDFをダウンロード
審決分類 審判 査定不服 商4条1項16号品質の誤認 登録しない Y29
審判 査定不服 商3条1項3号 産地、販売地、品質、原材料など 登録しない Y29
管理番号 1179156 
審判番号 不服2007-22038 
総通号数 103 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 商標審決公報 
発行日 2008-07-25 
種別 拒絶査定不服の審決 
審判請求日 2007-08-09 
確定日 2008-05-15 
事件の表示 商願2006- 75912拒絶査定不服審判事件について、次のとおり審決する。 
結論 本件審判の請求は、成り立たない。
理由 第1 本願商標
本願商標は、「シイタケパワー」及び「しいたけパワー」の文字とを上下2段に書してなり、第29類に属する願書に記載のとおりの商品を指定商品として、平成18年8月14日に登録出願され、その後、原審における同19年5月25日付け手続補正書にて第29類「しいたけを主原料とするカプセル状・粉末状・顆粒状・液状・固形状又は錠剤状の加工食品,乾燥しいたけ,冷凍しいたけ,しいたけの缶詰,しいたけの瓶詰,しいたけの佃煮,しいたけの漬物,しいたけの粉末,しいたけの水煮,しいたけの味付煮,調理済みのしいたけ,しいたけを加味したカレー・シチュー又はスープのもと,しいたけを加味したお茶漬けのり,しいたけを加味したふりかけ」と補正されたものである。

第2 原査定の拒絶の理由
原査定は、「本願商標は、『シイタケパワー』『しいたけパワー』と二段に書してなるところ、その構成中『シイタケ』『しいたけ』の各文字は『キシメジ科のきのこ』の意を有し、『パワー』の文字は『力』の意味を有するものである。そして、『シイタケ(又はしいたけ)パワー』の文字が『人体に与える椎茸のもつ成分』の意味合いをもって新聞等で紹介されていることからすると、これをその指定商品に使用するときは、取引者・需要者に『椎茸の有効な成分が含まれた商品』であることを理解させるに止まり、単に商品の品質、効能を表示するにすぎないものと認める。したがって、本願商標は、商標法第3条第1項第3号に該当し、前記商品以外の商品に使用するときは、商品の品質の誤認を生じさせるおそれがあるので、同法第4条第1項第16号に該当する。」旨認定、判断し、本願を拒絶したものである。

第3 当審の判断
1 本願商標は、上記第1のとおり「シイタケパワー」及び「しいたけパワー」の文字を上下2段に書してなるところ、その構成中、前半部の「シイタケ」、「しいたけ」の文字(語)は、「マツタケ科の食用きのこ。シイ・カシ・クリ・クヌギなどの広葉樹の枯木中に生じ、傘の外面は紫褐色または黒褐色で、裏面と柄とは白い。生のものは淡味、干したものは香りが高い。各地の林下に菌糸を植えた榾木を並べて栽培する。」(株式会社岩波書店発行「広辞苑第6版」)、「担子菌類ハラタケ目のきのこ。ナラ・クヌギ・シイ・クリ・カシなどの枯れ木に生えるが、人工栽培もされる。傘は径6?10センチメートル。肉質で弾性があり、上面は淡褐色から黒褐色。食用。乾物は香りが高い。」(株式会社三省堂「大辞林第2版」)を意味する「椎茸」を片仮名及び平仮名で表記したものと認められるものであって、かつ、別掲第1の書籍、新聞、インターネットのウェブページの記載事実によれば、「椎茸」には、様々な成分が含まれていること、並びに、その成分が人の健康や栄養面に及ぼす作用・効能があることが世人一般に知られているということができるものである。
また、「パワー」の文字(語)は、英語「power」に由来し、「能力、力」を意味する外来語として一般に親しまれた文字(語)である。

2 そして、別掲第2に示した「シイタケパワー」及び「しいたけパワー」に関する新聞記事やインターネットのウェブページに記載された事実によれば、本願指定商品を取り扱う食品業界において、「シイタケパワー」または「しいたけパワー」、もしくはこれらの文字(語)と称呼、観念を同じくする「椎茸パワー」の文字(語)が、商品の品質、効能を表示するものとして普通に使用されているものと言うことができる。

3 そうとすれば、「シイタケパワー」並びに「しいたけパワー」の文字(語)からなる本願商標をその指定商品について使用しても、これに接する取引者・需要者は、その商品が「椎茸の効能を有する商品」であることを表示したものであると理解、認識するにとどまるというのが相当であって、自他商品の識別標識としては認識し得ないというべきであるから、本願商標は、単に商品の品質、効能を表示するにすぎないものといわざるを得ない。

4 ところで、請求人は、「本願商標『シイタケパワー』『しいたけパワー』からは、単に『しいたけの力』という抽象的な意味合いを理解するに止まり、これが本願指定商品に使用された場合に、しいたけが有する栄養成分によって該商品を食する者に何らかの力を与え健康に資するという暗示的な意味合いを生じたとしても、それ自体直接的に当該商品の品質、効能を具体的に表示するとはいえないものとみるのが妥当である。」旨主張しているが、仮に、本願商標自体は造語であるとしても、それを構成する各単語の語義、並びに別掲第1に記載の事実を踏まえてみると、本願商標からは原査定が説示する意味合いを有する複合語として認識されるものであって、さらに、別掲第2のとおり使用されている事実よりすれば、本願商標が自他商品の識別標識としての機能を有しないこと、上記のとおりであって、この点につき、請求人の主張は採用することができない。

5 加えて、請求人は、「原査定において例示された新聞記事やインターネットのホームページにおける本願商標の各文字の使用は、商品の品質、効能を具体的に直接表示するものとして普通に使用されている事実は確認できないというべきものである」旨主張している。
そこで、ある商標が商標法第3条第1項第3号に該当するか否かについて争われた裁判(平成12年(行ケ)第76号 東京高等裁判所 平成12年9月4日判決言渡)の判決を見てみると、「商標法3条1項3号は、取引者、需要者に指定商品の品質等を示すものとして認識され得る表示態様の商標につき、それ故に登録を受けることができないとしたものであって、該表示態様が、商品の品質を表すものとして必ず使用されるものであるとか、現実に使用されている等の事実は、同号の適用において必ずしも要求されないものと解すべき」と判示しているところである。
してみれば、本願商標が登録されるべきであるかどうかは、本願指定商品の需要者等において、これがどのような意味を有するものとして認識され用いられるのかによって判断されなければならないものであり、かつ、「シイタケパワー」、「しいたけパワー」の文字(語)については、別掲第2に記載のとおり、インターネットのウェブページ上、並びに新聞記事の各記載においてさえも、現実に使用されていることが認められる。
そうすると、本願商標は、その指定商品を取り扱う需要者等において、指定商品の品質を示すものとして認識されることは、前記認定のとおりであることからしても、かかる請求人の主張は採用することができない。

6 さらに、請求人は、「パワー」の文字を有する登録商標を引用して本願商標が登録要件を具有するものであると主張しているが、そもそも、商標の識別性の判断は,各商標につき、それぞれの構成態様や取引の実情等をも勘案し、個別具体的に判断されるべき性質のものであるばかりでなく、請求人の主張している登録例をもって本件の判断が拘束されるものでもないから、この点についても、請求人の主張は、採用することができない。

7 したがって、本願商標は、その指定商品について、上記第1のとおり補正された結果、商品の品質について誤認を生じさせるおそれがないと認められるから、商標法第4条第1項第16号に該当しないものになったとしても、上記認定のとおり、同法第3条第1項第3号に該当するものであるから、本願を拒絶した原査定は、妥当であって、取り消すことはできない。

よって、結論のとおり審決する。
別掲 別掲第1
本願商標を構成する「シイタケ」「しいたけ」の文字(語)に関して、書籍、新聞、インターネットのウェブページの記載によれば、次の事実が認められる(以下、文字の下線については審判官が記載。)。
(1)「料理食材大事典」(株式会社主婦の友社 平成10年1月20日第2刷発行)の358ページには、「しいたけ(椎茸)」の項目に「ヒラタケ科〔特徴〕日本の代表的な食用菌。笠の直径は4?10cm、表面は茶褐色か黒褐色で、裏面は白い。若いときは笠の裏面に白い膜ができるが、生長して、笠が開くにつれてなくなる。生しいたけと干しいたけが市場に出る。」、「〔栄養〕生しいたけも干ししいたけもビタミンB1・B2、食物繊維が多く、1回量からいえば生しいたけのほうが効率がよい。ともに、制ガン物質を含むことも報告されている。干ししいたけの香りは水でもどすと高まり、料理の風味を高め、そのうまみ成分グアニル酸はグルタミン酸と合わせると、強い味の相乗作用を示す。また、干ししいたけにはプロビタミンD効果を持つエルゴステリンが多量に含まれており、天日乾燥すると紫外線の作用でビタミンDに変わる。ただし、人工乾燥したものにはビタミンDはない。また、コレステロールを下げるエリタデニンも含まれている。」との記載がある。
(2)「グラフィック100万人の野菜図鑑」(株式会社講談社 1997年3月20日第2刷発行)の73ページには、「きのこ類」の項目に、「【しいたけに日光浴】しいたけを食べるようになったのは、室町中期から。手軽に求められ、栄養価でもすぐれています。たとえば、悪玉コレステロールを減らすエリタデニンが、ほかのきのこと比較にならないほど豊富。干したものも生のものも有効成分はほぼ同じですが、ひだの部分に30分ほど日光を当てれば、カルシウムを骨に沈着させるビタミンDの宝庫に。」との記載がある。
(3)「料理材料大図鑑マルシェ」(株式会社講談社 1998年7月10日第6刷発行)の473ページには、「しいたけ」の項目に、「香り高いうえに、ミネラル、ビタミンが豊富。生よりも干すことによってビタミンDなど、より栄養価が高くなる。また、干ししいたけの香りの成分であるレンチオニンは干す段階で生成されるので、生よりも香りが高い。」との記載がある。
(4)「総合食品事典ハンディ版」(株式会社同文書院 平成10年4月5日第6版新訂版第5刷発行)の405ページには、「しいたけ」の項目に、「〔薬理効果〕抗腫瘍作用をもつ多糖類〈レンチナン(lentinan)〉を含む。レンチナンはβ?1,3にβ?1,6結合の分枝を有する分子量約100万の〈β-1,3?グルカン〉で、Tリンパ細胞とマクロファージを活性化する。そのほか、コレステロールを低下させる〈エリタデニン(eritadenine)〉、インターフェロン誘起能をもつ〈2本鎖リボ核酸(ds-RNA)〉などを含む。」との記載がある。
(5)「改訂 調理用語辞典」(株式会社調理栄養教育公社 平成10年3月25日発行)の466ページには、「しいたけ」の項目に、「ビタミンD2やプロビタミンD効果を持つエルゴステリンが多量にある。また、血中コレステロール値を低下させるエリタデニンや抗腫瘍物質のレンチナンなどを含む。干ししいたけ特有の香気成分はレンチオニンである。」との記載がある。
(6)「食品知識ミニブックスシリーズ『乾物入門』」(株式会社日本食糧新聞社 平成7年11月24日発行)の186ページには、「しいたけ(椎茸)」の項目に、「椎茸は日光にあてると、含有するエルゴステリンという成分が、ビタミンDに変化します。現在の椎茸は日光に当たりませんので、ビタミンDはありませんが、最近の研究では乾椎茸を二時間ほど日光にあてると、ビタミンDになる効果があることが確かめられました。一度日光にあてれば、その効果は一〇日位あります。椎茸の含有成分には制ガン作用があるとされています。」との記載がある。
(7)「502品目1590種まいにちを楽しむ食材健康大事典」(株式会社時事通信出版局 2005年11月20日発行)の112ページには、「シイタケ」の項目に、「期待される働き ガン抑制 免疫力強化 動脈硬化予防 骨の強化 高血圧予防 貧血改善」、「シイタケ独自の抗ガン成分、レンチナンが豊富 紫外線を当てるとビタミンDに変化するエルゴステリンを豊富に含む。ビタミンDにはカルシウムの吸収を助ける働きがあり、骨を丈夫にして骨粗鬆症予防にも役立つ。新陳代謝を活発にさせるエリタデニンは、コレステロールの体外排出を促進する作用があり、動脈硬化予防の働きがあるとされる。豊富な食物繊維による高脂血症や動脈硬化予防も期待できる。さらに、免疫力を高める多糖類のβ?グルカンやLEMが知られている。また、ほかのキノコにはない抗ガン成分のレンチナンを豊富に含み、ガン予防食材としての効果が期待されている。」との記載がある。
(8)「新編 日本食品事典」(医歯薬出版株式会社 昭和54年4月10日第4刷発行)の473ページには、「しいたけ(椎茸)」の項目に、「成分特性:キチン、ヘミセルロース、トレハロース、マンニット、還元糖などの炭水化物を含む。またビタミンD効果をもつエルゴステリンを多量に含む。エルゴステリンの大部分は遊離型でかさの部分に最も多い。しいたけのうま味は5‘?グアニン酸とグルタミン酸などの遊離アミノ酸類の相乗効果による。特有の芳香成分はレンチオニンと呼ばれる物質である。しいたけの水抽出有機塩基にはシロネズミの血液コレステロールを低下させる作用があることが見出され、また最近では抗ガン物質の抽出も試みられている。」との記載がある。
(9)「新版食材図典」(株式会社小学館 2006年9月1日第6刷発行)の248ページには、「シイタケ〔椎茸〕」の項目に、「【成分の特徴】(途中省略)抗腫瘍作用をもつ多糖類レンチナンはβ?1,3-グルカンで、免疫細胞のTリンパ細胞とマクロファージを活性化する。そのほか、コレステロール低下に役立つ成分、インターフェロン誘起能をもつ成分などが含まれる。」との記載が、249ページには、「干しシイタケ」の項目に「シイタケ特有のビタミンDの生成を増やすため、さらに天日にあてることもある。」との記載が、並びに、「シイタケの保健効果」の項目に「いまから約30年前、シイタケの2本鎖リボ核酸がインフルエンザウイルスの増殖を抑えること、エリタデニンという物質がコレステロールを低下させることが明らかになり、古い医書に残された言い伝えの正しさが科学的に証明された。シイタケは低カロリーで食物繊維が多く、ビタミンDやB群を豊富に含む健康食品としても注目されている。ビタミンDはカルシウムの代謝に関与し、『骨粗鬆症』の予防には適度な運動、及びカルシウムと同時に魚介類や乳製品、シイタケなどのビタミンDを多く含む食品の摂取が重要とされる。また、シイタケは抗腫瘍多糖体レンチナンを含み、免疫機能を強化する副作用のない医薬品としても実用化されている。」との記載がある。
(10)「食材図典II」(株式会社小学館 2006年9月1日第6刷発行)の165ページには、「カルシウムの吸収を助けるビタミンD」の項目に、「ビタミンDはカルシウムの腸管吸収を促進し、カルシウムの骨への沈着を調節する役割を担っている(途中省略)骨粗鬆症の予防には、若いころからカルシウムと同時にビタミンDの多い食品を十分に摂取し、適度な運動をすることが必要である。(途中省略)キノコ類は、魚介類や乳製品、卵などとともにビタミンDの供給源として知られる。なかでもシイタケがもつビタミンD2は、エルゴステロールという物質が日光中の紫外線を受けて変化してできるもので、生物活性が高い。乾燥品には生の約10倍のビタミンD2が含まれるため、成人1日当りの必要量は、干しシイタケ2枚ほどで賄うことが可能である。」との記載がある。
(11)「野菜・藻類 新・食品事典5」(株式会社真珠書院 1992年1月30日発行)の181ページには、「〔成分〕シイタケは、生、干しともにビタミンB2のよい供給源となる。また、生シイタケにはエルゴステリンが多く含まれている。エルゴステリンは、紫外線を当てるとビタミンDに変わるので、天日乾燥した干しシイタケにはビタミンDが含まれている。(途中省略)シイタケのようなキノコ類には、レンチナンなどの免疫性抗ガン物質や、血清コレステロール値を下げ動脈硬化を防ぐ因子のエリタデニンが含まれていることもわかってきた。」との記載がある。
(12)「健康栄養・食品事典」(株式会社東洋医学舎 2002年3月30日発行)の249ページには、「しいたけ」の項目に、「高血圧・動脈硬化を予防し、免疫力を高める」、「『中国葯用真菌』(一九七四年、劉波著)には『気力を高め、五風(風邪・中風・痛風・瘋癲・頭痛)を改善し、血液を固まらないように保ち、体内の余分の水分を防ぎ、気力を調える。そして肝硬変を予防し、血中コレステロールを下げ、動脈硬化や血管の弱くなるのを防ぎ、常食すればガンを予防できる』と記されている。この記載の正しいことはわが国の現代医学でも立証済みで、子実体から抽出されたレンチナンという多糖類は、抗ガン剤として認可(胃ガンの注射薬、一九八五年)されている。レンチナンにはまた、そのほかの機能として、抗菌、エイズへの有効性を含む抗ウイルス作用、免疫細胞の活性化(生体防御機能の増強)作用などが見出されている。シイタケは栄養的にはビタミンDの前駆体であるエルゴステロールの含有量が多く、これがカルシウムの吸収を高めるほか、ビタミンB1は心臓肥大を防いで炭水化物の代謝を促進し、B2は脂肪の過酸化を抑制して動脈硬化を防ぎ、B6は皮膚炎・貧血・糖尿病などに有効である。さらにビタミンB群とカリウム、食物繊維などの相乗効果による抗血栓作用、さらにエリタデニン(レンチナシン)という核酸誘導体の働きも加わって、血行改善、血中コレステロール値の改善、高血圧、動脈硬化、肥満、便秘、美容などのへの効果が指摘されている。このようなシイタケの機能性の恩恵を積極的に享受する目的で、シイタケ子実体から抽出したエキス、またそれを粉末化して製品とした健康食品が供給されている。」との記載がある。
(13)1989年10月16日付け朝日新聞大阪版夕刊14ページには、「秋子シイタケ(お台所メモ)【大阪】」と題する記事中、「数多いきのこ類でも、味と香りの優等生。グアニル酸とグルタミン酸の相乗効果がうまみを強め、ビタミンB2が多いため血中コレステロールを下げ、低カロリーで食物繊維も豊か。」との記載がある。
(14)1994年4月26日付け流通サービス新聞8ページには、「シイタケ、生産と食品化で新しい動き。バイオ技術活用、菓子や粉末調味料に」と題する記事中、「品質と生産量で国内トップを誇る大分県産の乾椎茸は『一村一品運動』の代表品目。(途中省略)低カロリー・高蛋白(たんぱく)質の自然食品で、食物繊維が豊富、うま味成分のグアニル酸を含み、動脈硬化や高血圧、腎臓病、がんなどに漢方薬の一種として優れた効果があるほか、エイズウイルスの発症を防ぐ働きもあることが明らかになりつつあるという。」との記載がある。
(15)1994年11月29日付け日本農業新聞9ページには、「食卓のサポーター『シイタケ』3,免疫細胞を目覚めさす」と題する記事中、「シイタケは医薬品として、実際に胃がんの臨床現場で活躍しています。その名は『レンチナン』。(途中省略)つまり、がん細胞に直接アタックする化学療法剤に対し、レンチナンは『宿主防御機構賦活剤』といい、がん細胞をやっつけるキラーT細胞、ヘルパーT細胞、MK細胞、マクロファージなど、体内の免疫力をアップさせる働きがあるのです。」との記載がある。
(16)2001年3月21日付け日本食糧新聞には、「乾物業界の伝統と新潮流(3)乾椎茸<上>」と題する記事中、「乾椎茸は、ここ数年、再び注目を浴びている乾物の中でも代表格といってよい農産加工食品である。」、「その効能は、ノンカロリー・食物繊維を四二・五%含む自然健康食品で、紫外線を当てるとビタミンDを大量に増殖して、カルシウムの摂取を助け、骨を強くするほか、抗酸化性による血液浄化糖尿・肥満・抗腫瘍などに効くといわれ、乾椎茸は人々のニーズに適う将来性を持つ食品といえる。」との記載がある。
(17)2002年9月19日付け朝日新聞栃木地方版34ページには、「薬効・栄養豊富な生椎茸 加藤修司(とちぎの台所)/栃木」と題する記事中、「椎茸の薬効は消費者の皆さんもすでにご存じと思いますが、免疫力を高め、悪玉コレステロールを減少させて動脈硬化を予防します。血圧降下の働きがあり、栄養的にもビタミンDが豊富でカルシウムの吸収を高めます。食物繊維も豊富で、食品の中でも薬効と栄養豊富な食べ物はそうはありません。中国では不老長寿の薬として椎茸が利用されたほどです。さらに、椎茸を生産するには農薬の使用はありません。毎日の家庭料理に安心して食べてほしい機能食品です。」との記載がある。
(18)2003年4月19日付け読売新聞大阪版朝刊30ページには、「干しシイタケの刺し身いかが 菌興椎茸協組が調理法考案 消費拡大狙い=鳥取」と題する記事中、「食物繊維やビタミンD2などが豊富に含まれるシイタケは、コレステロール値を下げたり、血液をサラサラにしたりするなどの効果もあるとされ、ヘルシーさもアピールしていく。」との記載がある。
(19)2007年5月3日付け読売新聞東京版朝刊22ページには、「[食ブランド]干しシイタケ 品質高める豊かな山林=岩手」と題する記事中、「干しシイタケは、うまみ成分が豊富。コレステロール値や血圧を下げる働きのほか、食物繊維が豊富で骨を丈夫にするビタミンDも含まれる。」との記載がある。
(20)伊豆の国農業協同組合のウェブページ中、「特産品 シイタケ」(http://www.ja-shizuoka.or.jp/izu/agri/tokusan/siitake.html)には、
「シイタケの栄養 シイタケは古くから食べられ、栽培量が最も多いきのこです。ほかのきのこにはない、特有の物質を含んでいて、がんや生活習病予防の強い味方となってくれます。シイタケの深みのあるうまみのもとはアミノ酸の『グルタミン酸』、新陳代謝を促進して、老化防止が期待できます。一方、新陳代謝を活発にさせるアミノ酸が『エリタデニン』。血中コレステロールを減少させ、血液をさらさらにして、動脈硬化や高血圧を予防してくれます。このエリタデニンは水溶性で、乾シイタケの戻し汁に溶け込んでいるので、捨ててしまうのはもったいない話です。飲んだり、料理の煮汁にと活用するといいです。」との記載がある。
(21)JA全農群馬のウェブページ中、「主要な野菜」の「生しいたけ」(http://www.gm.zennoh.or.jp/seika/thin26.htm)には、「造血に欠かせないビタミンB1は貧血に、造骨に必要なD2はクル病の予防になるほか、血中コレストロールを低下させるエリタデニンが高血圧や動脈硬化の予防になる健康食品。制ガン効果も解明されています。」との記載がある。
(22)宮崎県経済農業協同組合連合会のウェブページ中、「Mモーション おいしさのサイエンス5」(http://www.mz-ja.or.jp/m_motion/200708/science.html)には、「しいたけの3つの優れた機能成分 しいたけは、栄養、おいしさ(風味)、健康増進の面から優れた機能性を有しておりわかり易く、図1に示しました。1.栄養成分:食物繊維のほかミネラル分のカルシウムやリン、鉄分を多く含みます。ビタミンVとしては、体内で澱粉や糖類の代謝に欠かせないB群のほか、体内でD群に変化するエルゴステリン(VD前駆体)を多量に含みます。VDは骨の発育とリンの吸収を促進させますので、現在問題になっている骨そしょう症の予防に効果的といえます。」、「健康機能性:コレステロールの低下と血圧抑制・・・成分としてエリタデニンと食物繊維が含まれ、コレステロールの低下作用はひいては血圧上昇抑制に効果的です。抗変異原性と免疫賦活効果・・・しいたけ特有の香りはレンチオニンで元々は自分を敵から守る忌避物質といわれます。分解によってβ-1,3グルカンであるレンチナンに変化して免疫効果や抗腫瘍作用を発揮するといわれ、インターフェロン誘発効果によるウィルス抑制などの効果があります。 キノコの代表格しいたけは、生活習慣病の予防として優れた食品といえます。」との記載がある。
(23)丸石食品株式会社のウェブページ中、「乾しいたけの豆知識」(http://www2.atsight.ne.jp/mypage/xwt104x/K3.asp)には、「【椎茸の成分】椎茸は、炭水化物(糖質と繊維質)とタンパク質が主な成分となっていますが、カルシウム、鉄分などの無機質やビタミン類なども含まれています。【ビタミンDの働き】ビタミンDは、腸からカルシウムの吸収、骨へのカルシウム吸着など体内でのカルシウム代謝に大きな役割を果たしています。特に乾椎茸は生椎茸の約9倍のビタミンDが含まれていますので、乾椎茸2枚程度で1日あたりの必要量をまかなうことが出来ます。【血圧、コレステロール値を下げる】椎茸にはエリタデニンをいう、他のきのこ類にはない特有の成分が含まれています。エリタデニンは血液中における悪玉コレステロール値を下げ、善玉コレステロール値を高め、総コレステロール値を下げる働きをします。また、血流障害の防止にもつながる為、スムーズな血流となり血圧を下げることにも期待できます。【ダイエット効果】健康志向の高まりと共に食物繊維のもつ作用が注目され食物繊維を含んだ食品が出回っていますが、椎茸にはその食物繊維が多く含まれています。このように椎茸は食物繊維を多く含んである為、便秘の予防に役立つと共に低カロリーでビタミン類をたくさん含んでいることから健康的なダイエット効果も期待することが出来るのです。」との記載がある。
(24)大分県椎茸農業協同組合のウェブページ中、「おいしさと効用」(http://210.150.204.172/c_oishisa.html)には、「骨を丈夫にするビタミンD ビタミンDは腸からカルシウムの吸収、骨へのカルシウム吸着など体内でのカルシウム代謝に大きな役割を果たしています。『骨粗しょう症』の予防には適度な運動、そしてカルシウムの多い食品とビタミンDを摂取することが望ましいとされています。乾しいたけは生鮮きのこ類の約9倍のビタミンDが含まれています。これはしいたけに含まれているエリゴステロールという成分がビタミンDに変化するためです。」、「コレステロール・血圧を下げる働き しいたけにはエリタデニンという他のきのこ類にはない特有の成分が含まれています。エリタデニンは血液中における悪玉コレステロール値を下げ、善玉コレステロール値を高め、総コレステロール値を下げる働きをします。乾しいたけを継続的に食べて総コレステロール値を下がると、スムーズな血流となり血圧下げることも期待できます。乾しいたけの戻し汁をコップ1杯飲むと効果的です。」、「がんを予防する抗腫瘍効果 きのこの食物繊維に含まれているβ-グルカンには免疫性を高め抗腫瘍性、感染予防などが期待できるといわれています。特にしいたけに含まれているレンチナンという成分は、リンパ球やナチュラルキラー細胞などの活性力を高める働きをするとともに、抗腫瘍効果(がん細胞増殖の抑制)についても認められています。現在、このレンチナンという制がん剤が開発され、医薬品として医療現場で活用されています。」、「食物繊維とダイエット効果 食物繊維の働きは腸の中で有用な細菌を増やすとともにコレステロールや発がん物質を吸着して体外へ排出する効果があるといわれます。しいたけは食物繊維とビタミン類をたくさん含んだ低カロリー食品です。便秘の予防に役立ち、健康的なダイエット効果を期待することができます。」との記載がある。
(25)林野庁のウェブページ中、「きのこの成分と効用」(http://www.rinya.maff.go.jp/kouhousitu/kinoko/kinoko5.htm)には、「きのこには、1 体内におけるカルシウム代謝に重要な役割を果たすビタミンDを多く含み、骨粗鬆症の予防効果が期待できます 2 低カロリーでビタミンやミネラルが豊富なことから健康的なダイエット効果が期待できます 3 食物繊維が豊富なことから便秘の予防に効果があります 4 また、シイタケに含まれるエリタデニンという特有成分には血中コレステロール値を下げ、血流をスムーズにして血圧を低下させる効果が期待できます 5 きのこ類の多糖類(ベータ‐グルカン)は免疫の活性力を高め、ウィルスに対する抵抗力を示したり、抗腫瘍効果(こうしゅようこうか)も期待できます などの効用があります。このようなことから、栄養過多や肥満や成人病に陥りやすい現代人にとってきのこは、まさに理想的な健康食品と言えるでしょう。」との記載が、並びに、掲載画像には「しいたけの成分1食物繊維2レンチナン3エリタデニン4糖タンパク質5ビタミンD6エルゴステロール7グルタミン酸8 5-グアニル酸9レンチオニン10ナイアシン11ミネラル類12レンチオニン酸」との記載がある。
(26)株式会社日美産業 鴨川しいたけ村 のウェブページ中、「しいたけ雑学」(http://www.shiitake-mura.com/zatugaku.html)には、「しいたけの栄養と効能 ビタミン・食物繊維・カロリーが豊富なきのこ類は、不眠症・神経過敏症・動脈硬化・高血圧・免疫力向上(花粉症・アトピー)などに効果があり、昔から風邪の妙薬として民間療養につかわれてきました。その効果は、いまや医者も認め、様々な研究発表がされています。」、「しい茸の驚くべき効果●動脈硬化・高血圧 近年、コレステロール値を下げる効果のある物質がしい茸の中から見つかっています。それは『エリタデニン』と『フィトステリン』で、これが血液中のコレステロールを下げる効果のある成分です。しかもエリタデニンは血圧を下げる効果(その他ビタミンB12)もみとめられており、これからの研究にも期待がよせられます。 ●免疫力(花粉症・アトピー) 免疫機能を活性化することで、最近注目の『βーDグルカン』もしい茸の成分の中に入ってます。病原体や癌細胞を発見し免疫体に伝達する役割のサイトカインの働きを正常化し、免疫体も正常に働かせる効果のある?ーDグルカンは花粉症やアトピーのアレルギーにも効果があります。そして、『レンチナン』というキノコ特有の成分で、これは抗癌作用があることが分かっています。●風邪の妙薬 しい茸は昔から風邪の妙薬としても知られてきました。ビタミンB1、B2、C、アラニン、ロイシン、各種ミネラルなどが含まれているためですが、それも近年になって分かったことで、昔の人は、そんなことは知らなくてもしい茸の効果だけは分かってたのですね。」との記載がある。
(27)高槻しいたけセンターのウェブページ中、「きのこ辞典」(http://www.kinokos.net/cgi-bin/kinokos/siteup.cgi?category=1&page=3)には、「免疫力を高める働き レンチナンという成分やβグルカンという多糖類が、体内の外敵と戦うインターフェロンの生産を促進させてガン細胞や侵入してきたウィルスなどに対する抵抗力を高めます。」、「血圧・コレステロール エリタデニンという成分が、血圧を下げたり悪玉コレステロールを減少させます。これにより、血液の流れを正常にさせることや高血圧や動脈硬化などの予防につながります。」、「繊維とビタミンたっぷり 野菜類の平均よりも、乾しいたけも生シイタケも多くの食物繊維を含んでいます。また、天日に干す事によりカルシウムの吸収を助ける働きをするビタミンDの含有量が増えます。」との記載がある。

別掲第2
新聞記事やインターネットのウェブページに記載された実情によれば、本願指定商品を取り扱う食品業界において、「シイタケパワー」または「しいたけパワー」、もしくはこれらの文字(語)と称呼、観念を同じくする「椎茸パワー」の文字(語)に関して、新聞、インターネットのウェブページの記載によれば、次の事実が認められる。
(1)2004年7月30日付け毎日新聞東京版朝刊10ページには、「特集 [毎日起業家新聞]健康にシイタケパワー 菌糸から栄養、ドリンクに」と題する記事中、「◇野田食菌工業 『シイタケの研究一筋で創業35周年。最近、新しい健康食品が脚光を浴びているが、古来東洋で認められてきたシイタケのパワーをぜひ、再認識してもらいたい』と語るのは、野田食菌工業(本社・千葉県野田市)の飯塚博社長だ。製品の原料は『シイタケ菌糸体培養培地抽出物』(LEM)と呼ばれるもの。通常、食卓に上るシイタケは笠(子実体)の部分でキノコの形をしている。しかし、その栄養素がもっとも豊富に含まれるのは根にあたる菌糸体部分といわれる。同社は飯塚社長の実父が開発した独自の技術を使って、サトウキビと米ぬかの培地で菌糸を長期間培養し、そのエキスを抽出して製品化している。飯塚社長によると、シイタケは中国では明の時代から漢方に加えられたという。約30年前には、シイタケなどキノコに含まれる多糖類のβ-グルカンに、抗がん作用があると学会で発表され、その後も免疫力のアップや抗ウイルス作用などの研究が進んでいるそうだ。」との記載がある。
(2)株式会社日美産業 鴨川しいたけ村のウェブページ中、「お知らせコーナー」(http://www.shiitake-mura.com/)には、「しいたけ雑学 (美容に健康に!しいたけパワーの秘密をちょっと聞いてください)」との記載がある。
(3)高槻しいたけセンターのウェブページ中、「国産原木しいたけ生産者の会」(http://www.kinokos.net/cgi-bin/kinokos/siteup.cgi?category=3&page=1)には、「2)毎日健康、しいたけパワー! 原木しいたけには他の食物では摂れない成分・効能がたくさんあります。エルゴステロール:ビタミンD2のもと。カルシウムの吸収を助けてくれます。エリタデニン:コレステロール値を下げます。グアニル酸:しいたけ特有のうまみ成分で血液をさらさらにする働きもあります。レンチナン:胃がんや免疫の改善に有効です。食物繊維:腸をきれいにしてくれます。」との記載がある。
(4)ZIP-FMのウェブページ中、「OUTDOORPARADISE」(http://www.zip-fm.co.jp/outdoorparadise/060708.html)には、「Q-4:『しいたけパワー』とは? 原木で栽培された椎茸には、体を丈夫にし、血液をさらさらと、きれいにします。成分のほとんどが食物繊維なので、気になるカロリーはほとんどありません。さらに、天日干しされた当園の椎茸には、骨のカルシウムの吸収を高めるビタミンDが多く含まれています。私たち、しいたけブラザーズも、子供の頃から両親が育てていた椎茸を毎日食べて、ぐんぐん背が伸びました!」との記載がある。
(以上、(1)ないし(4)は、拒絶査定において引用されたものを、当審においても引用したもの。)
(5)財団法人研究学園都市コミュニティケーブルサービスが運営する「つくばもん」のウェブページ中、「お料理コラムおいしく食べる (はんど・いん・はんど)第3回しいたけ」(http://www.tsukubamon.jp/column/column_ryori03.htm)には、「しいたけパワーで健康づくり 秋はきのこのシーズンです。きのこ類でもっとも身近なしいたけは、日本では不老長寿の食品として、又中国では気力を養う健康食品として、よく使われています。一般的に食用とされたのは、室町時代からです。<しいたけには、こーんなに栄養がいっぱい>食物繊維が多く整腸作用や便秘の改善になる。ビタミンB群たんぱく質の吸収を助ける。カリウムは、血圧の上昇をおさえる。エリタデニンという成分が血中のコレステロールを下げ、高血圧や動脈硬化を予防する。レンチナンという成分には、抗ガン作用、抗菌、抗ウィルス作用がある。ビタミンDはエルゴステリンが日光に当たってビタミンDとなり、カルシウムの吸収を助け、歯や骨を丈夫にする。以上のように、しいたけは栄養価が高く、そして低エネルギーの食品です。」との記載がある。
(6)茨城県林業技術センターのウェブページ中、「きのこ料理あれこれ」(http://www.pref.ibaraki.jp/bukyoku/nourin/ringyo/kinoko/ryouri/ryouri1505.htm)には、「しいたけパワー全開!! チャイニーズジャージャー麺」との記載がある。
(7)有限会社しいたけブラザーズのウェブページ中、「しいたけ通信バックナンバー」(http://shiitakebrothers.com/column/column1.html#c2)には、「2005年7月号【Vol.2】タイトル:『しいたけパワー』しいたけは人間の体にとって、とても大切な栄養素がギッシリ含まれています。その中の一つ、キノコ類に多く含まれる『エルゴステロール』についてご紹介しましょう。『エルゴステロール』とは、ビタミンDの前駆体。しいたけを天日(紫外線)にあてる事でビタミンDへ成分が変化し、カルシウムの吸収を助ける働きをしてくれます。骨や歯の弱い人、妊婦、授乳婦、成長期のお子様、老年期の方をはじめ、また骨がかすかすになってしまう『骨粗しょう症』の予防のためにも摂取したい栄養素です。毎日しいたけを食べている僕たちの両親は、骨密度が同年代の平均よりもかなり高く、お医者様もビックリするほど骨が丈夫なんですよ。それに“しいたけブラザーズ”の身長の秘密もここにあるのかも知れませんね。【一口メモ】 生のしいたけの白い方を上にし、天日に1時間ほど当てるだけで、ビタミンDの成分が増えます。ぜひお試し下さい。」との記載がある。
(8)財団法人グリーンふるさと振興機構のウェブページ中、「グリーンふるさとしいたけ料理コンテストを開催します!! 【グリーンふるさと】」(http://www.greenful.jp/cgi-bin/upsys/view_hp.cgi?mode=news&mode2=detail&n_no=291)には、「しいたけ豆知識 しいたけパワーで健康に!★骨をつくるカルシウムの代謝を助けるビタミンDが豊富★腸内の有害物質を体外に出す食物繊維が豊富★悪玉コレステロールを下げる「エリタデニン」が豊富★ガン細胞増殖を抑制する「レンチナン」が豊富★原木栽培は自然の中で育ち、無農薬、無添加の自然食品」との記載がある。
(9)株式会社浜乙女のウェブページ中、「椎茸で健康応援」(http://www.hamaotome.co.jp/kenko/shi_top.html)には、「これが、椎茸の健康パワー!」、「椎茸パワー 1 ビタミンDがいっぱい!」との記載がある。
(10)株式会社リコースジャパンのウェブページ中、「椎茸パワー」(http://blog.goo.ne.jp/recourse/e/d997fc52c82b9b52b64110ad224ef721)には、「椎茸の持つ健康パワーには“免疫力を高める”というものがあります。人間の体は、外から体内に入ってくるウィルスなどの外敵を、色々な免疫細胞が攻撃して体を守ります。椎茸をはじめとするきのこ類は、これらの細胞の働きを高めます。つまり、免疫力(抵抗力)を高めることにより、総合的に病気に罹りにくい体になるのだそうです。」との記載がある。
(11)有限会社菊昌のウェブページ中、「乾し椎茸の特徴その1」(http://kikuma60.hp.infoseek.co.jp/sub53.html)には、「ご存知ですか乾し椎茸パワー」との記載がある。
(12)「鍋太郎の『足跡』」のウェブページ中、「メタボリック・シンドローム」(http://pacific-angler.at.webry.info/200605/article_16.html)には、「健康食材Vol.6『椎茸パワーの巻』」との記載がある。
(13)「コンプリート・マーベラスグリーンって何?」のウェブページ(http://www.geocities.jp/kiyoko_seifu/marvelous.html)中、「Q. なぜ椎茸なの?」には、「椎茸には、酸性をアルカリに変える抗酸化作用があります。現代社会の食生活には、酸性食品がいっぱい!酸性食品は現代社会で問題になっている生活習慣病を引き起こします。椎茸パワーで、酸性をアルカリに変え、体内に溜まっている動物性コレステロールを分解!外食の多い方、肉食が多い方にはぴったりの健康食品だと言えます。また、椎茸には抗腫瘍作用、抗血栓作用、コレステロール低下作用、食物繊維効果、抗ウィルス作用、骨粗しょう症予防作用などの成分が含まれいて、ガンの治療に非常に役に立つと言われています。」との記載がある。
(14)フルタヤ椎茸株式会社のウェブページ中、「会社概要」(http://www.furutaya.com/gaiyou.html)には、「ココから信州全土へ そして全国へ シイタケパワーを!!」との記載がある。
(15)「のぽぽんと散歩」のウェブページ中、「続!☆しいたけパワー」(http://nopopo.blog113.fc2.com/blog-entry-34.html)には、「月のもの3回分に渡り飲んで調子をみてみたんですが、なんだか凄いですよ!しいたけパワー!!」との記載がある。



審理終結日 2008-03-11 
結審通知日 2008-03-18 
審決日 2008-03-31 
出願番号 商願2006-75912(T2006-75912) 
審決分類 T 1 8・ 272- Z (Y29)
T 1 8・ 13- Z (Y29)
最終処分 不成立  
前審関与審査官 岩崎 安子 
特許庁審判長 林 二郎
特許庁審判官 鈴木 修
杉本 克治
商標の称呼 シイタケパワー 
代理人 木村 正俊 

プライバシーポリシー   セキュリティーポリシー   運営会社概要   サービスに関しての問い合わせ