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審決分類 |
審判 査定不服 称呼類似 取り消して登録 Y3032 |
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管理番号 | 1153695 |
審判番号 | 不服2006-15769 |
総通号数 | 88 |
発行国 | 日本国特許庁(JP) |
公報種別 | 商標審決公報 |
発行日 | 2007-04-27 |
種別 | 拒絶査定不服の審決 |
審判請求日 | 2006-07-21 |
確定日 | 2007-03-08 |
事件の表示 | 商願2005- 77213拒絶査定不服審判事件について、次のとおり審決する。 |
結論 | 原査定を取り消す。 本願商標は、登録すべきものとする。 |
理由 |
1 本願商標 本願商標は、「今村芳翠園」の文字を標準文字で表してなり、第30類「茶」及び第32類「清涼飲料」を指定商品として、平成17年8月18日に登録出願されたものである。 2 原査定の拒絶の理由の要点 原査定は、「本願商標は、『芳翠園』の文字を縦書きしてなる登録第1142176号商標(以下「引用商標」という。)と同一又は類似の商標であって同一又は類似の商品について使用するものであるから、商標法第4条第1項第11号に該当する。」旨認定、判断して、本願を拒絶したものである。 3 当審の判断 本願商標は、前記1のとおり、「今村芳翠園」の文字を書してなるところ、構成各文字は、同書、同大、等間隔に表されており、外観上、まとまりよく一体的に看取され、しかも、本願商標全体より生ずると認められる「イマムラホウスイエン」の称呼も格別冗長というべきものでなく、よどみなく、一気一連に称呼し得るものである。 そして、たとえ、「今村」の文字が、ありふれた氏の一つとして認識される場合があるとしても、本願商標のかかる構成にあっては、これに接する取引者、需要者をして、殊更に「今村」の文字部分を省略して、「芳翠園」の文字部分のみに着目し、当該文字部分より生じる称呼をもって取引に当たるというよりも、むしろ、「今村芳翠園」の文字全体として特定の屋号、店名等を表した一体不可分のものと認識し、把握するとみるのが相当である。 そうとすれば、本願商標は、その構成文字に相応して「イマムラホウスイエン」の称呼のみを生ずるといわざるを得ない。 したがって、本願商標より「ホウスイエン」の称呼をも生ずるとした上で、本願商標と引用商標とが称呼上類似するものとして、本願商標を商標法第4条第1項第11号に該当するとした原査定は、妥当でなく、取消しを免れない。 その他、政令で定める期間内に本願について拒絶の理由を発見しない。 よって、結論のとおり審決する。 |
審決日 | 2007-02-20 |
出願番号 | 商願2005-77213(T2005-77213) |
審決分類 |
T
1
8・
262-
WY
(Y3032)
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最終処分 | 成立 |
前審関与審査官 | 井出 英一郎 |
特許庁審判長 |
山田 清治 |
特許庁審判官 |
堀内 仁子 鈴木 新五 |
商標の称呼 | イマムラホースイエン、イマムラ、ホースイエン |
代理人 | 犬飼 新平 |