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審決分類 |
審判 査定不服 商標の周知 取り消して登録 Y33 |
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管理番号 | 1138044 |
審判番号 | 不服2005-5851 |
総通号数 | 79 |
発行国 | 日本国特許庁(JP) |
公報種別 | 商標審決公報 |
発行日 | 2006-07-28 |
種別 | 拒絶査定不服の審決 |
審判請求日 | 2005-04-05 |
確定日 | 2006-06-21 |
事件の表示 | 商願2004-52305拒絶査定不服審判事件について、次のとおり審決する。 |
結論 | 原査定を取り消す。 本願商標は、登録すべきものとする。 |
理由 |
1 本願商標 本願商標は、「千年一」の文字を横書きしてなり、第33類「日本酒,洋酒,果実酒,中国酒,薬味酒」を指定商品として、平成16年6月7日に登録出願されたものである。 2 原査定の拒絶の理由 原査定は、「本願商標は、その出願前から兵庫県津名郡東浦町久留麻2485番地の1所在の『千年一酒造株式会社』が商品『日本酒』に使用している商標として取引者、需要者間に広く認識されている『千年一』(以下、『引用商標』という。)と類似であって、その商品と同一及び類似の商品を指定商品とするものと認める。したがって、本願商標は、商標法第4条第1項第10号に該当する。」旨認定、判断し、本願を拒絶したものである。 3 当審の判断 本願商標が、商標法第4条第1項第10号に該当するというためには、本願の登録出願時及び審決時において、引用商標が他人の業務に係る商品を表示するものとして需要者の間に広く認識されていることが要件となるところ、当審において調査するも、千年一酒造株式会社が本願の登録出願前より現在に至るまで営業していることは認められるが、引用商標が本願の登録出願時において、千年一酒造株式会社の商品「日本酒」を表示するものとして需要者の間に広く認識されていると認めるに足りる証左を発見することができなかった。 そうとすれば、本願商標が商標法第4条第1項第10号に該当するものとして本願を拒絶した原査定の拒絶の理由は、その要件を欠くものである。 したがって、本願商標が商標法第4条第1項第10号に該当するものとして本願を拒絶した原査定は妥当でなく、取り消しを免れない。 その他、政令で定める期間内に本願について拒絶の理由を発見しない。 よって、結論のとおり審決する。 |
審決日 | 2006-06-01 |
出願番号 | 商願2004-52305(T2004-52305) |
審決分類 |
T
1
8・
255-
WY
(Y33)
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最終処分 | 成立 |
前審関与審査官 | 大島 護 |
特許庁審判長 |
野本 登美男 |
特許庁審判官 |
井岡 賢一 大森 健司 |
商標の称呼 | センネンイチ |
代理人 | 吉川 勝郎 |