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審決分類 審判 査定不服 称呼類似 取り消して登録 Z33
管理番号 1113666 
審判番号 不服2002-23244 
総通号数 64 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 商標審決公報 
発行日 2005-04-28 
種別 拒絶査定不服の審決 
審判請求日 2002-12-02 
確定日 2005-04-01 
事件の表示 商願2001- 68996拒絶査定不服審判事件について、次のとおり審決する。 
結論 原査定を取り消す。 本願商標は、登録すべきものとする。
理由 1 本願商標
本願商標は、「WILD TURKEY FREEDOM」の欧文字を標準文字で書してなり、第33類「ウイスキーその他の洋酒,果実酒,日本酒,中国酒,薬味酒」を指定商品として、平成13年7月30日に登録出願されたものである。

2 原査定の拒絶の理由 原査定において、本願商標が商標法第4条第1項第11号に該当するとして拒絶の理由に引用した登録第4312687号商標は、「FREEDOM」の欧文字を標準文字で書してなり、平成10年8月21に登録出願、第33類「日本酒,洋酒,果実酒,中国酒,薬味酒」を指定商品として、平成11年9月3日に設定登録されたものである。

3 当審の判断
本願商標は、「WILD TURKEY FREEDOM」の文字よりなるところ、その構成文字は、一連一体に書してなるものであって、これを殊更、分離観察してみなければならない特段の理由は見あたらない。
しかして、「WILD TURKEY FREEDOM」の文字より生ずる「ワイルドターキーフリーダム」の称呼は、やや冗長であるとしても、淀みなく一連に称呼し得るものである。
してみれば、本願商標は、「WILD TURKEY FREEDOM」の文字に相応し「ワイルドターキーフリーダム」の称呼のみを生ずるものというのが相当である。
他方、引用商標は、「FREEDOM」の文字に相応し「フリーダム」の称呼を生ずるものである。
そうして、本願商標より生ずる「ワイルドターキーフリーダム」の称呼と引用商標より生ずる「フリーダム」の称呼とは、前半部において「ワイルドターキー」の音の有無の差異を有するものであるから、明らかに聴別し得るものである。
さらに、本願商標は、全体として特定の意味を有しない造語よりなるものと認められるものであるから、観念において比較することはできない。また、本願商標と引用商標とは、外観上も互いに区別し得る差異を有するものである。
そうとすれば、本願商標と引用商標とは、その称呼、観念及び外観のいずれの点においても、非類似の商標というべきである。
したがって、本願商標を商標法第4条第1項第11号に該当するとした原査定は、取消しを免れない。
その他、政令で定める期間内に本願について拒絶の理由を発見しない。
よって、結論のとおり審決する。
審決日 2005-03-18 
出願番号 商願2001-68996(T2001-68996) 
審決分類 T 1 8・ 262- WY (Z33)
最終処分 成立  
前審関与審査官 岩内 三夫 
特許庁審判長 佐藤 正雄
特許庁審判官 山本 良廣
宮川 久成
商標の称呼 ワイルドターキーフリーダム、ワイルドターキー、フリーダム 
代理人 塩谷 信 
代理人 上原 空也 
代理人 吉武 賢次 
代理人 黒瀬 雅志 

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