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審判番号(事件番号) データベース 権利
不服201915010 審決 商標
不服202016803 審決 商標

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審決分類 審判 査定不服 商4条1項7号 公序、良俗 登録しない W253943
管理番号 1370220 
審判番号 不服2019-7851 
総通号数 254 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 商標審決公報 
発行日 2021-02-26 
種別 拒絶査定不服の審決 
審判請求日 2019-06-12 
確定日 2021-01-04 
事件の表示 商願2017-158945拒絶査定不服審判事件について、次のとおり審決する。 
結論 本件審判の請求は、成り立たない。
理由 第1 本願商標
本願商標は、「チバニアン」の文字を標準文字により表してなるものであり、第21類、第25類、第26類、第32類、第39類、第42類及び第43類に属する願書記載のとおりの商品及び役務を指定商品及び指定役務として、平成29年12月1日に登録出願された。
そして、願書記載の指定商品及び指定役務については、原審における同30年10月15日受付の手続補正書及び当審における令和元年6月12日受付の手続補正書の提出により、最終的に、第25類「洋服,コート,セーター類,ワイシャツ類,キャミソール,ティーシャツ,アイマスク,エプロン,えり巻き,靴下,ゲートル,毛皮製ストール,ショール,スカーフ,足袋,足袋カバー,手袋,ネクタイ,ネッカチーフ,バンダナ,保温用サポーター,マフラー,耳覆い,ナイトキャップ,帽子,仮装用衣服」、第39類「鉄道による輸送,車両による輸送,道路情報の提供,自動車の運転の代行,企画旅行の実施,旅行者の案内,旅行に関する契約(宿泊に関するものを除く。)の代理・媒介又は取次ぎ,新聞の配達」及び第43類「宿泊施設の提供,宿泊施設の提供の契約の媒介又は取次ぎ,飲食物の提供」となったものである。

第2 原査定の拒絶の理由の要点
原査定は、本願商標は、地球上の約77万?12万6千年前の年代に対して「国立極地研究所を含む国立大学、国立の博物館・研究所及び県立博物館等(以下、「共同研究チーム」という。)」が命名を提唱している語として一般に認識されているものであって、当該語は、国際地質科学連合の専門部会に、上記年代の名称として申請されるなど、公益性の高いものであり、地質時代の一時代を特定する学術用語となることが十分想定されることからすると、上記「共同研究チーム」と何ら関係を有しない出願人が本願商標を採択・使用することは、社会公共の利益に反するものであって、公の秩序を害するおそれがあることから、本願商標は、商標法第4条第1項第7号に該当する旨認定、判断し、本願を拒絶したものである。

第3 当審における審尋及び請求人の回答
本願商標の商標法第4条第1項第7号該当性について、職権に基づく証拠調べを実施し、同法第56条第1項で準用する特許法第150条第5項の規定に基づき、請求人に対し、令和2年7月15日付け審尋で、その結果を通知するとともに、下記第4と同旨の暫定的見解について通知したところ、上記審尋(証拠調べ結果を含む。)に対し、請求人からは、何ら回答(応答)がなかった。

第4 当審の判断
1 本願商標
本願商標は、「チバニアン」の文字を標準文字により表してなるものであり、その指定商品及び指定役務は上記第1のとおりである。
そして、「チバニアン」の文字は、別掲1のとおり、約77万?12万9千年前までの地球における地質年代の名称を表す語である。
2 我が国における「チバニアン」の語の周知性及び使用の実情
(1)我が国における「チバニアン」の語の周知著名性
ア 「チバニアン」の語は、例えば、別掲2のとおり、遅くとも、国立極地研究所や茨城大などの研究チームが、平成29年6月7日に「チバニアン」を日本の地層として国際地質の科学連合に登録申請した(別掲2(1))頃から、該語は地質年代の一名称ないしその名称の候補として、新聞報道やウェブサイト上の記事等によって広く報じられている。
なお、別掲2(3)、(4)、(6)及び(12)とおり、チバニアンの「国際標準模式地」である千葉県市原市の「養老川流域田淵の地磁気逆転地層」は、平成30年10月15日に、国の天然記念物に指定された。
また、「チバニアン」の語は、別掲2(9)及び(10)のとおり、複数の小学校及び中学校の理科の教科書において、地質年代の一名称として記載されている。
イ さらに、別掲2(2)ないし(4)、(11)ないし(13)及び別掲3(1)ないし(13)などの記載からすれば、「チバニアン」の登録申請の際の地層及びその周辺地域が、観光地として広く一般に知られている実情が認められる。
また、そもそも、新たに世界遺産や国の天然記念物に指定された場所などが、新聞、ウェブサイト等の報道によって広く知られ、多くの者が当該地を訪れることにより、結果として著名な観光地となる実情にあることは一般的なことである。
ウ そうすると、「チバニアン」の語は、地質年代の一名称として、我が国において広く一般に認識されており、また、「チバニアン」の登録申請の際の地層は、少なくとも我が国において著名な場所であって、当該地層及びその周辺地域が観光地として、広く一般に認識されているというのが相当である。
(2)我が国における「チバニアン」の語の利用状況
「チバニアン」の語は、別掲1並びに別掲2(5)及び(7)のとおり、令和2年1月に、約77万?12万9千年前までの地球における地質年代の区切りの規準となる「国際標準模式地」の名称として、日本の地層として初めて国際地質科学連合に認定されたところであるが、別掲3のとおり、既に請求人以外の者において、観光施設の開設、観光地への送迎及び観光ツアーといった観光に関する役務、バームクーヘン、パン、ピーナッツ及びキムチといった各種の食品、並びにTシャツ、帽子及びバッグといった商品について、該語が広く使用されていることが認められる。
また、そもそも、観光地(その所在地又は周辺地域を含む。)においては、観光施設の開設、観光地への送迎及び観光ツアーといった観光に関する多くの役務が行われている実情、及び観光名所等の名称やその地理的な名称を付した各種の土産物が販売される実情があることは、一般に知られているところである。
(3)「チバニアン」の語の利用状況と指定商品及び指定役務との関係
「チバニアン」の語は、前記(1)のとおり、地質年代の一名称であり、著名な場所を表す語として広く一般に認識されているため、強い顧客吸引力を発揮するといえる。
そして、前記(2)のとおり、該語は、観光施設の開設、観光地への送迎及び観光ツアーといった観光に関する役務、バームクーヘン、パン、ピーナッツ及びキムチといった各種の食品、並びにTシャツ、帽子及びバッグといった商品について広く使用されているものであり、本願商標の指定役務中、第39類「鉄道による輸送,車両による輸送,道路情報の提供,企画旅行の実施,旅行者の案内,旅行に関する契約(宿泊に関するものを除く。)の代理・媒介又は取次ぎ」及び第43類「宿泊施設の提供,宿泊施設の提供の契約の媒介又は取次ぎ,飲食物の提供」は観光に関する役務であるといえる。
そして、「チバニアン(CHIBANIAN)」の語については、本願商標の指定商品中、第25類「洋服,ティーシャツ,帽子」において、複数の他人の使用の事実が認められる。
また、上記商品及び役務以外の本願商標の指定商品及び指定役務の分野においても、一般に観光名所等の名称やその地理的な名称を付した各種の土産物が販売される実情があること及び「チバニアン」の語が強い顧客吸引力を発揮するものであることからすると、該語について、商品又は役務への使用を欲する事業者は、少なくないものと考えられる。
(4)請求人による本願商標の出願の目的
請求人の主張及び提出された証拠によれば、市原市が作成した「市原市観光振興ビジョン 2017年度?2026年度」には、請求人の承認の下、請求人が営む小湊鉄道の活用が盛り込まれており、小湊鉄道沿線の月崎駅近隣にある地層露頭の「チバニアン」は、請求人・市原市間での観光振興計画に中核として加えられたことにより、請求人は、地域振興の必要上、ブランド価値の毀損が生じることのないよう、本願商標を権利化することとしたものである。
3 商標法第4条第1項第7号該当性について
ア 上記2よりすれば、「チバニアン」の語は、令和2年1月に、約77万?12万9千年前までの地球における地質年代の区切りの規準となる「国際標準模式地」の名称として、日本の地層として初めて国際地質科学連合に認定されてから数か月経過したところであるが、認定を受けるための申請の段階から、当該語に関する内容の新聞等の報道が多数行われ、そして、認定後は小中学校の複数の教科書に取り上げられるなど、地質年代の一名称である当該語は、少なくとも我が国において、著名な場所を表す語として、広く一般に認識されているため、強い顧客吸引力を発揮する語であって、「チバニアン」の登録申請の際の地層が、観光地として広く一般に認識されているものと認められる。
また、既に請求人以外の者によって、観光に関する役務、各種の食品及び被服等の商品について、「チバニアン」の語が広く使用されている実情があり、さらに、そもそも、観光地においては、観光に関する多くの役務が行われていることに加え、各種の土産物の販売が行われている実情が認められる。
そして、本願商標の指定役務には観光に関する役務が含まれていること、及び上記の実情を踏まえれば、本願商標の指定商品及び指定役務の分野において、今後更に多くの事業者が、「チバニアン」の語の使用を欲する可能性が極めて高いというのが相当である。
イ そうすると、たとえ、市原市の観光振興ビジョンや市原市・請求人間での観光振興計画により、請求人が地域振興の必要上から本願商標を出願したとしても、上記事情を総合的に勘案すれば、「チバニアン」の文字からなる本願商標が、請求人の商標としてその指定商品及び指定役務について登録された場合には、「チバニアン」と称する地層に関連した観光に関する各種の役務の提供を阻害するおそれがあり、さらに、当該観光地に関連した各種の土産物を取り扱う事業者や今後「チバニアン」の語の使用を欲するであろう多くの事業者に対して無用の混乱を招くおそれがあるものと判断するのが相当である。
してみれば、このような事情を招くおそれがある本願商標を、請求人の商標として登録を認めることは、社会公共の利益に反し、社会の一般的道徳観念に反するものというべきである。
したがって、本願商標は、公の秩序又は善良の風俗を害するおそれがある商標というべきであるから、商標法第4条第1項第7号に該当する。
4 以上のとおり、本願商標は、商標法第4条第1項第7号に該当するから、これを登録することはできない。
よって、結論のとおり、審決する。
別掲
別掲1 「チバニアン」の語が、「約77万?12万9千年前までの地球における地質年代の名称」を表す語として、辞書類に記載されている実情
「コトバンク」のウェブサイトにおいて、「チバニアン」の見出しの下、「(読み)ちばにあん(英語表記)Chibanian 知恵蔵miniの解説 約77万年4千前から12万年9千年前までの地球における地質年代の名称。ラテン語で『千葉時代』の意。国立極地研究所や茨城大学などの研究チームが、千葉県市原市の養老川沿いにある地層を地質年代の区切りの基準となる『国際標準模式地』として申請し、2020年1月、日本の地層として初めて国際地質科学連合に認定された。約77万年前に海底で堆積した同地層には、地球の磁気(地磁気)のN極とS極が最後に逆転した痕跡が残されており、この時代の気候変動や生物種などを調べるうえで重要な地層として注目されている。」との記載、及び「出典 朝日新聞出版」との記載がある。
https://kotobank.jp/word/%E3%83%81%E3%83%90%E3%83%8B%E3%82%A2%E3%83%B3-1726758

別掲2 我が国において、「チバニアン」の語が、「約77万?12万9千年前までの地球における地質年代の名称」あるいはその候補名を表す語として報じられている実情、及び「チバニアン」の登録申請の際の地層が、観光地として広く一般に知られている実情
(1)2017年6月8日付け「東京読売新聞」の朝刊の30ページに「『チバニアン』登録申請 千葉の地層 地磁気反転の時代区分」の見出しの下、「国立極地研究所や茨城大などの研究チームは7日夜、地球の磁気が反転した痕跡を残す千葉県内の地層を、約77万?12万6000年前の時代を代表する基準地にするよう国際組織に申請した。この時代を『チバニアン』(ラテン語で『千葉の時代』)と名付けることを目指す。認められれば来年中にも初めて地球の地質時代に日本由来の名前が付く。同チームは『データの質を高める努力をし、やっと申請できた』としている。地球では現在、方位磁石のN極が北、S極が南を示す。しかし、この地磁気の向きは、ここ360万年間で少なくとも11回反転しているという。同チームが申請したのは、同県市原市の『千葉セクション』と呼ばれる地層で、約77万年前に起きた最後の地磁気反転が記録されている。」との記載がある。

(2)2017年12月5日付け「朝日新聞」の朝刊の29ページに「チバニアン、見学者殺到 市原の地層に連日数百人 市が急きょ対策 /千葉県」の見出しの下、「約77万?12万6千年前の地質年代が『チバニアン(千葉時代)』と呼ばれる可能性がある市原市田淵の地磁気逆転地層に連日、数百人の見学者が殺到している。市などは無料のバスを走らせたり、市職員が現地で案内したりと、急きょ対策に乗り出した。・・・この地層が11月13日までに模式地の候補に残ったことが明らかになって以降、見学者が爆発的に増えた。市によると、同13日以降で最初の日曜となった同19日には約600人が訪問。・・・週末の多い日は650人、平日でも200人ほどが訪れるという。・・・急な見学者の増加を受けて、市などは同19日から土日祝日限定で、市内を走る小湊鉄道の月崎駅と田淵会館近くを結ぶ無料のバスの運行を開始した。同会館前には簡易トイレも設置。週末には民間の警備員も配置し、市ふるさと文化課の職員が地層の案内を行っている。いずれも今月17日まで実施する。また、地層やチバニアンの案内パンフレットを1万部作製し、現地で配布。『地層までの地面は大変滑りやすいので、長靴を用意する必要があります』『地層は極めて貴重な資料。土を削ったり持ち帰ったりする行為は絶対に行わないで下さい』と見学に際してのお願いを記した。」との記載がある。

(3)2018年2月10日付け「東京新聞朝刊」の地方版(千葉房総版)の24ページに「チバニアン周辺買収へ 市原市 見学者向け駐車場整備」の見出しの下、「【千葉県】地質学上の時代名になる見通しの『チバニアン(千葉時代)』の根拠となる市原市田淵地区の地層について、市原市は九日、地層周辺の私有地を買収する方針を明らかにした。二〇一八年度一般会計予算案に買収費用など約三千万円を盛り込み、十三日開会の市議会定例会に提案する。・・・市は養老川沿いの地層一帯について、国の天然記念物指定を目指している。国に指定を求めた面積の95%が近隣住民の私有地のため、保存と活用の観点から買収することにした。見学者向けの駐車場を新たに整備し、地層の保存活用計画の策定準備も始める。市は四月から、市教育委員会に副教育長ポストを設置して部長級幹部職員を充て、地層の国天然記念物指定などに備えた業務を担当させる。」との記載がある。

(4)2018年10月16日付け「東京新聞朝刊」の3ページに「『チバニアン』地層 国の天然記念物に 市原市が環境整備へ」の見出しの下、「地球の磁気のN極とS極の向きが七十七万年前に逆転した痕跡が残る千葉県市原市の『養老川流域田淵の地磁気逆転地層』が十五日、国の天然記念物に指定された。文部科学省が同日、官報に告示した。これを受けて市原市は記者会見し、来年度中に保存活用計画を策定して地層の保全を図り、見学者向けの環境整備を進める方針を明らかにした。この地層を根拠に、日本の研究チームが地球史のうち七十七万?十二万六千年前の時代区分を『チバニアン(千葉時代)』と名付けるよう国際学会に申請。現在も審査が続いている。地層周辺には三十人の地権者の私有地があり、市原市は今後、用地を買収して公有地化する。付近には案内板や遊歩道、駐車場などを整備する計画で、現地ガイドの育成も進める。市教委の斉藤健一副教育長は、チバニアンを巡る国際学会での審査について『地層の保存がしっかりされているかが焦点になっている。天然記念物指定が命名に向けて良い材料になれば』と期待した。」との記載がある。

(5)「大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 国立極地研究所」のウェブサイトにおいて、2020年1月17日付けで、「大学共同利用機関法人情報・システム研究機構国立極地研究所、国立大学法人茨城大学、国立大学法人島根大学、有限会社アルプス調査所、国立大学法人神戸大学、復建調査設計株式会社、国立研究開発法人産業技術総合研究所、国立大学法人千葉大学、国立研究開発法人海洋研究開発機構、独立行政法人国立科学博物館、公立大学法人大阪大阪市立大学、国立大学法人東京学芸大学、千葉県環境研究センター、千葉県立中央博物館、滋賀県立琵琶湖博物館、国立大学法人九州大学、国立大学法人信州大学、文化財調査コンサルタント株式会社、国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構」の連名で、「地層『千葉セクション』のIUGS(国際地質科学連合)における審査結果について」の見出しの下、「千葉県市原市の地層『千葉セクション』を、国際境界模式層断面とポイント(GSSP)とする申請が、最終ステップであるIUGS(国際地質科学連合)の審査を通過した。結果、千葉セクションはGSSPとなり、約77万4千年前?約12万9千年前の地質時代の名称が『チバニアン』と名付けられることとなった。千葉セクションは、日本の研究チームが2017年6月に地質時代の前期-中期更新世境界のGSSPに申請し、同年11月に第1ステップの審査、続いて2018年11月に第2ステップの審査、2019年11月に第3ステップの審査を通過していたものである。」との記載がある。
https://www.nipr.ac.jp/info/notice/20200117.html

(6)「千葉県公式観光物産サイト」のウェブサイトにおいて、「祝!『チバニアン(千葉時代)』に命名決定」の見出しの下、「『チバニアン』とは?千葉県市原市田淵の養老川沿いには、約77万年前、地磁気(N極・S極)が最後に逆転したことを証明する地層があります。この地層が地質学の国際的な年代境界の基準に認定され、約77万4千年前?12万9千年前までの地質学上の年代が『チバニアン』と命名されました。
<経過>
2017年6月:『国際地質科学連合』の専門部会(一次審査)に『第四紀更新世前期・中期の境界地層の国際標準模式地(GSSP)』として申請し、模式地に選出された
2018年10月:国の天然記念物に指定
2019年11月:第三次審査を通過
2020年1月:最終審査を経て正式に認定」との記載がある。
http://maruchiba.jp/miryoku/chibanian.html

(7)2020年1月18日付け「産経新聞」の大阪朝刊の1ページに「『チバニアン』命名決定 日本の地層、世界基準に」の見出しの下、「地球の歴史で約77万?13万年前の年代を『チバニアン』(千葉時代)と命名する日本の研究チームの提案が17日、国際学会で承認され、正式に決まった。地球の歴史を区分する地質年代に日本の名前がつくのは初の快挙で、地質学の研究に欠かせない世界基準として貢献しそうだ。・・・地質年代は地球が誕生してから現在までの46億年間を大小の時代ごとに区切ったもので、恐竜が繁栄したジュラ紀などが知られる。その年代の始まりを最もよく示している地層が基準地に選ばれ、年代には基準地に由来する名前をつける。チバニアンは千葉時代を意味するラテン語で、ネアンデルタール人が生きていた第四紀更新世の中期に当たる。約77万年前は地球の磁気の方向が南北で逆転する現象が最後に起きたことで知られ、市原市の地層にはこの現象の痕跡が明瞭に残っている。」との記載がある。

(8)2020年2月28日付け「東京読売新聞」の夕刊の10ページに「チバニアン年代表 公開 日本地質学会ホームページに」の見出しの下、「地質学者らでつくる国際的な学術団体『国際地質科学連合』は、地球の誕生から現在までの46億年に及ぶ歴史を地質時代ごとに並べた年代表に、「チバニアン(千葉時代)』を書き加え更新した。日本地質学会は年代表の日本語版をつくり、27日にネット上で公開した。年代表は『国際年代層序表』と呼ばれ、学者らが学術論文などを書く際の国際標準だ。世界各地の地層を調べた成果を基に、同連合がそれぞれの地質時代を代表する地層を決め、地層のある地名などから地質時代の名称を付けている。年代表にはこれまで、約77万4000?約12万9000年前の中期更新世と呼ばれる地質時代に、地名などにちなんだ名称が付いていなかった。しかし、千葉県市原市の地層には約77万3000年前に起きた地球の磁気(地磁気)の反転の痕跡が残っており、同連合の理事会は先月、中期更新世の始まりを代表する地層だと認定した。日本の研究チーム代表の岡田誠・茨城大教授(古地磁気学)は『チバニアンの名前が記載された年代表を使い、地学教育に力を入れていきたい』と話した。年代表は同学会のホームページ(http://www.geosociety.jp/)で見られる。」との記載がある。

(9)2020年3月25日付け「朝日新聞」の朝刊の31ページに「『深い学び』めざし、試み様々 来春からの中学校教科書、検定結果」の見出しの下、「来春から使われる中学校教科書の検定結果が公表された。・・・【理科】実験や観察わかりやすく・・・個別テーマでは、マンモスがいた地質年代の正式名称となった『チバニアン』や、日本人研究チームが見つけた113番目の新元素『ニホニウム』、昨年のノーベル化学賞を吉野彰さんにもたらした『リチウムイオン電池』などの話題を複数の教科書が取り上げた。」との記載がある。

(10)2020年2月20日付け「東京読売新聞」の朝刊の16ページに「[新学習指導要領]理科(中)自然現象の仕組み理解(連載)」の見出しの下、「今春から実施される小学校の新しい学習指導要領に基づいて編集された理科の教科書は、自然災害に関する内容が充実した。自然現象の仕組みを学び、災害から命を守るための取り組みを考える学習などが盛り込まれている。・・・小学校でのプログラミング教育の必修化に伴い、各社とも主に6年の電気の学習でプログラミングを扱った。このほか、教科書では最近ニュースになった話題も登場しており、地質学上の時代名の一つとして命名された『チバニアン(千葉の時代)』や、国連が掲げる『SDGs(エスディージーズ)(持続可能な開発目標)』に触れるところもあった。」との記載がある。

(11)2020年1月18日付け「日本経済新聞」の地方経済面の千葉の39ページに「地質時代名に『チバニアン』決定、地域活性化に期待感、県・市原市では歓迎の声。」の見出しの下、「77万4千?12万9千年前の地質時代を『チバニアン』(千葉時代)と命名することが国際学会で決まり、千葉県や由来となった地層を擁する市原市では歓迎の声が上がった。今後は科学教育や観光の面で地層に注目が集まり、地域活性化にもつながるとの期待感が高まっている。市原市は命名決定を受けて、市役所で記念セレモニーを開催。小出譲治市長らがくす玉を割ると『祝 チバニアン決定』と記した垂れ幕がひるがえり、職員から大きな拍手が上がった。小出市長はあいさつで『市民と喜びを分かち合いたい。これからは『千葉の時代』が世界の教科書に載るため、研究や観光に資するような展開を責任を持って図っていきたい』と述べた。終了後の記者会見では見学者や観光客の増加を見据え、ガイダンス施設の充実や遊歩道の整備に取り組む方針を示した。市原市は命名決定を伝える広報誌の号外を急きょ作成。市中心街のJR五井駅で小出市長らが道行く市民に配布し『チバニアン決定しました!』と報告した。・・・市原市は地磁気逆転のしくみをパネルや映像で分かりやすく紹介する『チバニアンビジターセンター』を2019年12月に開設。地元住民らでつくるガイド組織も発足し、見学者向けの解説や観光案内を手がけている。・・・チバニアン見物に訪れる観光客を周辺の観光スポットに呼び込むことで、新たな観光振興につながる期待感は強い。小出市長も『観光資源を磨き上げて来訪者を増やしたい』と意気込む。森田健作知事は命名決定を受けて「県民の新たな誇りになるとともに、千葉の魅力を世界に向けて発信できる絶好の機会になり、大変うれしい』との談話を発表。活動に関わった研究者グループや市原市関係者に謝意を示した。県教育委員会も『チバニアン』のPR活動を加速する。地磁気逆転のしくみを児童や生徒に分かりやすく説明するホームページを19年度中に開設するほか、専用の図解ポスターを県内すべての小中高、特別支援学校に配布する。担当者は『これまでは『チバニアン』という言葉が先行しがちだったが、命名決定を機に地層自体への理解をさらに深めてほしい』と話している。【図・写真】小出市長は命名決定を伝える広報誌の号外をJR五井駅で配布した」との記載がある。

(12)2020年1月20日付け「東京読売新聞」の朝刊の37ページに「チバニアン 見学続々 普段の10倍超 早くも命名効果=千葉」の見出しの下、『チバニアン(千葉の時代)』が地球の歴史の一時代として命名されてから最初の週末となった18?19日、根拠となった市原市の地磁気逆転地層(国天然記念物)に、市内外から多くの見学者が訪れた。好天に恵まれた19日は普段の10倍以上の見学者が詰めかけ、早くも命名効果が表れた。・・・地磁気逆転地層では、地層の断面があらわになった露頭を見学できるほか、付近には仮設ガイダンス施設『チバニアンビジターセンター』も設置されている。19日は、センターが開く午前9時頃から見学者が絶えず来訪。地層の標本などを展示している施設内では、見学者が『いつから研究しているのか』『地層にコンパスを近づけるとどうなるのか』などと熱心に質問し、5人のガイドが解説に大忙しだった。・・・19日は普段の10倍以上となる268人が見学に訪れ、天候が崩れた18日も41人が訪れた。露頭周辺では、写真撮影をしたり、ガイドの説明を聞いたりする見学者で人だかりができた。・・・急増する見学者のために、市職員も駆けつけてガイドを担当。市教育委員会ふるさと文化課の今泉敬士郎課長は『多くの人にチバニアンを知ってもらうのは喜ばしい。地層と同じ高さで見学できるデッキを作るなど、見学しやすい整備を考えていきたい』と語った。」との記載がある。

(13)「NIKKEI STYLE」のウェブサイトにおける、2018年2月18日付けの記事中、「一度は見たい地層10選 日本列島の年輪刻む」の項において、「『チバニアン』で火 景勝地で存在感」の見出しの下、「『チバニアン』が注目を集めている。77万?12万6000年前の地球の地質年代の名前として、2018年にも採用が決まる見込みという。77万年前に地球の磁場が逆になったことが、千葉県市原市の地層『千葉セクション』から読み取れるためこの名が付いた。基準地の地層には連日観光客が足を運び、一躍人気スポットとなった。泥や砂、火山灰などが層状に積み重なったもの。それが地層だ。プレートがひしめき合う日本は地殻変動が激しく、様々なタイプの地層が露出した。まさに『地層の宝庫』(日本地質学会の斎藤真常務理事)でもある。」との記載がある。
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO26941470V10C18A2W01000

(14)2020年2月15日付け「東京読売新聞」の朝刊の29ページに「市原市予算案 2年連続最高 一般会計977億円=千葉」の見出しの下、「市原市は14日、2020年度当初予算案を発表した。地質学上の時代名に決まった『チバニアン』命名の根拠となった地磁気逆転地層の関連費用などを計上。一般会計は前年度当初比3・1%増の977億3000万円で、2年連続で過去最高を更新した。・・・地層の保存活用事業として9103万円を充てた。地層が国の天然記念物に指定されたことなどを受けた見学環境の整備や目印として打ち込まれる『ゴールデンスパイク』の設置費などを盛り込んだ。市によると、1月の命名決定を機に見学者が増えているという。」との記載がある。

別掲3 我が国において、「チバニアン」の語が、観光に関する役務及び各種の商品に使用されている実情
(1)「市原市」のウェブサイトにおいて、「国指定天然記念物『養老川流域田淵の地磁気逆転地層』仮設ガイダンス施設 チバニアンビジターセンター」の見出しの下、「国指定天然記念物『養老川流域田淵の地磁気逆転地層』について、見学者にその魅力を正しく理解していただけるよう、仮設のガイダンス施設を令和元年12月15日にオープンしました。地磁気逆転の仕組みと地層の関係、周辺で見られる化石など一帯の魅力をわかりやすく解説した展示と映像の放映を行っています。
名称:市原田淵地磁気逆転地層ビジターセンター
(愛称)チバニアンビジターセンター
所在地:〒290-0546千葉県市原市田淵1157番」との記載がある。
https://www.city.ichihara.chiba.jp/bunka/bunkabunkazaitop/visitorcenter.html

(2)「日本経済新聞」のウェブサイトにおいて、「千葉県市原市、『チバニアン』人気でバス運行延長」の見出しの下、「2017/12/21 22:00 千葉県市原市は21日、田淵地区の地磁気逆転地層と最寄り駅を結ぶ土日祝日のシャトルバス運行を2018年1月28日まで延長すると発表した。77万年前?12万6000年前の地質時代が世界的に『チバニアン』(千葉時代)と命名される可能性が高まり、由来となった同地層への見学者が後を絶たないことに対応する。・・・シャトルバスのほか、警備員や臨時駐車場、仮設トイレも引き続き配置する。正月三が日は特別警備員を配置し、見学者の増加に備える。」との記載がある。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO24923450R21C17A2L71000/

(3)「東日本高速道路株式会社」のウェブサイトにおいて、以下の画像のとおり、「平成31年1月16日東日本高速道路株式会社定例記者会見 資料1」の記載とともに、「東京湾アクアライン見学ツアーの本格実施について?本日から『海底トンネルに潜入!東京湾アクアライン裏側探検』の毎週開催をスタート?」の見出しの下、「4.NEXCO東日本主催ツアーの概要 当社(旅行部門)では、この『海底トンネルに潜入!東京湾アクアライン裏側探検』と周辺の観光スポットや見学スポット等を組み合わせた日帰りバスツアーを公式サイト内の『ドラぷらの旅』(https://tabihatsu.jp/e-nexco/)で販売しています。≪販売中のツアー一覧(H31.1.16 現在)≫・・・3/22(金)3/28(木)【NEXCO東日本×市原市観光協会コラボ企画】『海底トンネルに潜入!東京湾アクアライン裏側探検』と『チバニアン』探検ツアー(品川駅発)4,990円/人 40名」との記載がある。


https://www.e-nexco.co.jp/pressroom/data_room/regular_mtg/pdfs/h31/0116/01.pdf

(4)「(株)ウルマツアーリングサービス」のウェブサイトにおいて、「2018.02.09 17:29 チバニアンの<地層見学>送迎もできます!」との見出しの下、「昨年11月頃ニュースで報道された、千葉時代<チバニアン>の地層見学をされる方が増えてきているそうです。とても興味深い場所です!タクシー・ジャンボタクシー・貸切バス等で地層がある市原市田淵エリアまで送迎可能です。ご料金等はお気軽にお問い合わせください。・・・株式会社ウルマツアーリングサービス 配車センター」との記載がある。
https://ut-gp.amebaownd.com/posts/3678979

(5)「TOKYU Harvest Club」のウェブサイトにおいて、「勝浦」の項の「【2020年03月27日】チバニアン見学送迎」の見出しの下、「本日はタイトルの通り『チバニアン見学送迎』について載せたいと思います。チバニアンとはラテン語で『千葉時代』の意味です。千葉県市原市の養老川沿いにある地質年代の区切りの基準となる『国際標準模式地』として申請し、2020年1月に日本の地層として初めて国際地質化学連合に認定されました。ガイドの説明と地層の見学へお連れします。
日程:5/17(日)
時間:8:30?11:30
参加費:500円
※長靴のご用意をお願いします。」との記載がある。
https://www.harvestclub.com/Un/Hotel/Ka/blog_detail.html?CN=116404

(6)「朝日カルチャーセンター 朝日JTB・交流文化塾」のウェブサイトにおいて、以下の記載がある。

https://webcache.googleusercontent.com/search?q=cache:mvqQvoTt8ksJ:https://www.asahiculture.jp/course/chiba/625c5184-958d-2595-1654-5c427fa0f056+&cd=10&hl=ja&ct=clnk&gl=jp&client=firefox-b-e

(7)「メネフネブログ」のウェブサイトにおいて、「チバニアンの見学ツアーについて!料金や日程は?予約方法もチェック!」の見出しの下、「2018/4/30 2018/5/3 観光・・・地質学で約77万?12万6千年前の時代が『チバニアン(千葉時代)』と命名される可能性もある、歴史的、地質学的に大変貴重な地層を見学するツアーについて調べてみました!」、「アルプスエンタープライズ アルプスエンタープライズによるチバニアン・養老渓谷大福山・濃溝の滝と大多喜城ときのこ料理のツアー・・・ツアースケジュール 【1日目】東京(8:00) →首都高→アクアライン→大多喜城→大多喜城下散策 →昼食:たけのこ料理8品→養老渓谷散策→養老渓谷温泉【泊】 【2日目】宿→登山口→大福山(285m)周回コース→粟叉の滝(養老の滝) →千葉ニアン(地球磁場逆転地層)見学→アクアライン→首都高→東京(19:00頃)・・・ツアーコード:CA100 出発日:2018年12月4日(火) ツアー日数:2日間 旅行代金:31800円」及び「クラブツーリズム クラブツーリズムによる<歴史への旅>『紺野洋子ナビゲーター同行 地球を体感ジオパークの旅 銚子編 チバニアン・地球磁場逆転地層と千葉県の最南端から最東端2日間』・・・※バス会社:西東京観光バス同等・・・コース番号:40436-990・・・ツアー日数:2日間 旅行代金:46,000円?52,000円」との記載がある。
https://menehuneblog.com/chibaniantour/

(8)「公益社団法人千葉県観光物産協会」のウェブサイトにおいて、「【東京駅発バスツアー】祝命名!チバニアンの地層と房総のふしぎスポットめぐり!」の見出しの下、「・・・2020年4月25日 /8時20分?18時00分 【ツアー行程】JR東京駅丸の内口周辺出発(8時30分)→渚の駅たてやま(見学・約40分)→赤山地下壕(見学・約20分)→漁師料理たてやま(海鮮丼の昼食・約45分)→濃溝の滝(見学・約45分)→チバニアン地層(ガイド付き見学・約60分)→JR東京駅周辺解散(18時00分頃)
【旅行代金 おひとり様】7,980円(税込)
【昼食】海鮮丼ランチつき」との記載がある。
http://maruchiba.jp/sys/data/index/page/id/19080

(9)「休暇村館山」のウェブサイトにおいて、「チバニアン」の文字を含む下記の商品画像とともに、「2018.01.20 売店コーナー新商品のお知らせ」の見出しの下、「本日は売店の新商品の紹介と私がおススメする売店商品の紹介をさせて頂きます。まずは『時代はいま千葉』という商品。今話題の地磁気逆転の地層にちなんだ商品です。名前のインパクトが大変強く、ネタ的にも?大変おすすめの商品となっております。ひとくちサイズのバームクーヘンになっており、小分けの袋に入っているので会社のお土産などにももってこいですね!」との記載がある。

https://qkamura.or.jp/sp/tateyama/blog/detail.asp?id=7293

(10)「価格.com」のウェブサイトにおいて、「『出没!アド街ック天国』で紹介されたすべての情報」の見出しの下、「市原BEST20・・・『チバニアン』で話題の地層があるのは、市原市南部の田淵地区。五井駅から月崎駅へと向かい、そこから徒歩30分。周辺にあるオススメの店は『Mai cafe』。・・・自家製の『チョコレートマカロン 2粒』は断面が地層に見えて土産にピッタリ。『里見駅 喜動房倶楽部』を紹介。里見駅で不定期にオープンしている地元ボランティアの店である。名物の石焼き芋は、駅弁の様に車内販売もしてくれる。地元の奥様方手作りのお弁当なども売られ、最新作は『ニアンもち』。『チバニアン』にちなんで作られたという。・・・『市原 BEST20』の16位は『チバニアンブーム』。最寄りの月崎駅では地元の人が、露店『Cafeうさぎや』で観光客をもてなしている。洋菓子店『GOTT』では、『市原ミルフィーユ』に地層のお菓子というキャッチコピーを付けた。『ともえのキムチ』では『チバニアンキムチ』という新商品を開発。」との記載がある。
https://kakaku.com/tv/channel=12/programID=594/page=4752/

(11)「うっほ@もぐもぐピーナッツ (コンビ)」の「Twitter」のウェブサイトにおいて、「チバニアン」の文字を含む下記の商品画像とともに、「千葉県流山の超人気パン工場『小菅製パン』さんへ取材&店頭販売のお手伝いに行きました!77万年前のチバニアン地層を模した、ちぎり御地層パン!」との記載がある。

https://twitter.com/uhhosugawara/status/1008663944557355008?lang=da

(12)「道の駅あずの里いちはら」のウェブサイトにおいて、「チバニアン」の文字を含む下記の商品画像とともに、「2月21日・・・チバニアン商品発売のお知らせ。チバニアンが世界で認められ市原市の天然記念物にも指定されたチバニアンです。あずの里いちはらではチバニアンにちなんで『チバニアン発見!』と言う商品が本日から店頭に並びました。ピーナッツに地層のような色合いの甘いいろいろなフレーバーをコーティングしてあります。千葉県限定、いちはら土産には話題の商品かと思います。※ 裏にはチバニアンの説明書きなどもありますから更にチバニアンについてお分かりできるかと思います。」との記載がある。

https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=2525042207711001&id=2152295694985656&comment_id=2525076141040941

(13)「号外NET 市原市」のウェブサイトにおいて、「チバニアン」の文字を含む下記の商品画像とともに、「白金通りにあるともえのキムチ、インパクトのある看板とチバニアンキムチの旗が気になり、行ってみました。・・・正式な会社名は(有)ともえダイニング・・・早速中に入ると…今までになかったものが…。一つはチバニアンキムチ。(チバニアンキムチ 定価1,100円)なんと!チバニアンキムチには、千葉県名産の落花生が入り、地層に見立てているとのことです。極上キムチでケース入りなのでお土産にもいいですね!」との記載がある。

https://ichihara.goguynet.jp/2020/02/12/tomoenopkimuchi/

(14)「ClubT」のウェブサイトにおいて、「チバニアン」の文字が描かれた下記のティーシャツの画像とともに、「チバニアン(千葉時代) Tシャツ グリーン」の見出しの下、「地球の歴史で約77万?12万6千年前の地層の年代にチバニアン(千葉時代)と命名される見通しになったそうなので記念にデザインしてみました。まだ審議があるようなので正式に決まったわけではないですけどね。」との記載がある。

https://clubt.jp/sp/product/497854_55735794.html

(15)「amazon.co.jp」のウェブサイトにおいて、「チバニアン」の文字が、胸部から腹部にかけて描かれた下記のティーシャツの画像とともに、「おもしろ tシャツ の 俺流総本家 【チバニアン】面白いtシャツ tシャツ メンズ 半袖 長袖 白 黒」との記載がある。

https://www.amazon.co.jp/dp/B078K9P783

(16)「T-SHIRTS TRINITY」のウェブサイトにおいて、「チバニアン」及び「CHIBANIAN」の文字が、胸部から腹部にかけて描かれた下記の長袖シャツの画像とともに、「チバニアン(CHIBANIAN)」の見出しの下、「チバニアンTシャツです。」との記載がある。

https://www.ttrinity.jp/product/3116170

(17)「SKIYAKI GOODS」のウェブサイトにおいて、前頭部分に「CHIBANIAN」の欧文字が描かれた下記の帽子の画像とともに、「チバニアン005」の見出しの下、「地球磁場逆転地層で話題のチバニアン。言葉にすると音が心地よいのでデザインにしてみました。」との記載がある。

https://goods.skiyaki.tokyo/designs/21092

(18)「T-SHIRTS TRINITY」のウェブサイトにおいて、「CHIBANIAN」の欧文字が描かれた下記のバッグの画像とともに、「チバニアン 地球のN極とS極が逆転」の見出しの下、「77万年前に地球のN極とS極が最後に逆転 今、チバニアンが熱い! トートバッグ Mサイズ すっきりしたデザインのキャンバス素材トート。A4サイズもすっぽりはいるお手頃サイズです。」との記載がある。

https://www.ttrinity.jp/product/3107025

審理終結日 2020-11-04 
結審通知日 2020-11-05 
審決日 2020-11-18 
出願番号 商願2017-158945(T2017-158945) 
審決分類 T 1 8・ 22- Z (W253943)
最終処分 不成立  
前審関与審査官 内田 直樹小林 大祐 
特許庁審判長 中束 としえ
特許庁審判官 庄司 美和
山田 啓之
商標の称呼 チバニアン 
代理人 特許業務法人コスモ国際特許事務所 

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