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審判番号(事件番号) データベース 権利
不服201410240 審決 商標
不服201414788 審決 商標
不服201322799 審決 商標
不服20144460 審決 商標
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審決分類 審判 査定不服 観念類似 取り消して登録 W35
審判 査定不服 外観類似 取り消して登録 W35
審判 査定不服 称呼類似 取り消して登録 W35
管理番号 1292771 
審判番号 不服2014-4393 
総通号数 179 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 商標審決公報 
発行日 2014-11-28 
種別 拒絶査定不服の審決 
審判請求日 2014-03-06 
確定日 2014-10-10 
事件の表示 商願2012-60697拒絶査定不服審判事件について、次のとおり審決する。 
結論 原査定を取り消す。 本願商標は、登録すべきものとする。
理由 1 本願商標
本願商標は、「HUG組」の文字を標準文字で表してなり、第35類に属する商標登録願に記載のとおりの役務を指定役務として、平成24年7月27日に登録出願され、その後、指定役務については、当審における同26年3月6日付けの手続補正書をもって、第35類「印刷物の小売又は卸売の業務において行われる顧客に対する便益の提供,紙類及び文房具類の小売又は卸売の業務において行われる顧客に対する便益の提供,運動具の小売又は卸売の業務において行われる顧客に対する便益の提供,おもちゃ・人形及び娯楽用具の小売又は卸売の業務において行われる顧客に対する便益の提供,楽器及びレコードの小売又は卸売の業務において行われる顧客に対する便益の提供」と補正されたものである。

2 引用商標
原査定において、本願商標が商標法第4条第1項第11号に該当するとして、その出願の拒絶の理由に引用した登録商標は、次のとおりであり、現に有効に存続しているものである。
(1)下記のアないしオのとおりの構成からなる商標(以下、これらをまとめて「引用商標1」という。)
ア 「はぐくみ」の文字を横書きしてなる登録第2030328号商標、同第2086529号商標、同第3014243号商標、同第3219756号商標、同第4579561号商標(標準文字)、同第4840240号商標(標準文字)、同第5109042号商標(標準文字)、同第5109043号商標(標準文字)。
イ 「はぐくみ」の文字と「育み」の文字を二段に横書きしてなる登録第3027302号商標、同第3038618号商標、同第5053429号商標。
ウ 「育」の文字とその左側に縦書きにした「はぐくみ」の文字を書してなる登録第3297681号商標。
エ 「ハグクミ」の文字(標準文字)を横書きしてなる登録第5113596号商標。
オ 「はぐくみ」の文字を横書きし、語頭の文字から順に、桃色、青色、オレンジ色、緑色で表した登録第5228780号商標。
(2)「はぐくみ」の文字(標準文字)を書してなる以下に示す登録商標(以下、これらをまとめて「引用商標2」という。)。
ア 登録第5098293号商標は、平成19年3月30日に登録出願、第5類「医療用油紙,衛生マスク,オブラート,ガーゼ,カプセル,眼帯,耳帯,生理帯,生理用タンポン,生理用ナプキン,生理用パンティ,脱脂綿,ばんそうこう,包帯,包帯液,胸当てパッド,歯科用材料,医療用腕環,失禁用おしめ,はえ取り紙,防虫紙,乳糖,乳幼児用粉乳,人工受精用精液,咀嚼嚥下障害者用食品,食餌療法用食品,食餌療法用飲料,乳幼児の離乳育児用加工食品,乳幼児の離乳育児用菓子,乳幼児の離乳育児用茶,乳幼児の離乳育児用清涼飲料,乳幼児の離乳育児用果実飲料,乳幼児の離乳育児用飲料用野菜ジュース,その他の乳幼児の離乳育児用飲料」を指定商品として、同年12月14日に設定登録されたものである。
イ 登録第5426337号商標は、平成23年1月21日に登録出願、第20類「クッション,座布団,まくら,マットレス,木製・竹製又はプラスチック製の包装用容器,ストロー,うちわ,せんす,タオル用ディスペンサー(金属製のものを除く。),揺りかご,幼児用歩行器,スリーピングバッグ」を指定商品として、同年7月15日に設定登録されたものである。
ウ 登録第5488340号商標は、平成23年11月8日に登録出願、第9類「粉乳用計量スプーン,その他の測定機械器具,電気通信機械器具,電子応用機械器具及びその部品,業務用テレビゲーム機,家庭用テレビゲームおもちゃ,携帯用液晶画面ゲームおもちゃ用のプログラムを記憶させた電子回路及びCD-ROM,ウエイトベルト,浮袋,運動用保護ヘルメット,エアタンク,水泳用浮き板,レギュレーター,映写フィルム,スライドフィルム,スライドフィルム用マウント,インターネットを利用して受信し、及び保存することができる画像ファイル,録画済みビデオディスク及びビデオテープ」を指定商品として、同24年4月20日に設定登録されたものである。
エ 登録第5556588号商標(商願2012-45906)は、平成24年6月7日に登録出願、第35類「飲食料品(日本酒・ビール・洋酒・果実酒・酎ハイ・茶・コーヒー・ココア・清涼飲料・果実飲料・飲料用野菜ジュース・氷・菓子・パン・サンドイッチ・中華まんじゅう・ハンバーガー・ピザ・ホットドッグ・ミートパイ・みそ・ウースターソース・グレービーソース・ケチャップソース・しょうゆ・食酢・酢の素・そばつゆ・ドレッシング・ホワイトソース・マヨネーズソース・焼肉のたれ・ごま塩・食塩・すりごま・セロリーソルト・うま味調味料・香辛料・食肉・卵・コーヒー豆・イーストパウダー・こうじ・酵母・ベーキングパウダー・酒かす・工業用粉類・豆・米・脱穀済みえん麦・脱穀済みの大麦・食用粉類・あわ・きび・ごま・そば・とうもろこし・ひえ・麦・籾米・もろこしを除く。)の小売又は卸売の業務において行われる顧客に対する便益の提供,食用たんぱく・食用グルテン・飼料用たんぱくの小売又は卸売の業務において行われる顧客に対する便益の提供,食餌療法用食品及び食餌療法用飲料の小売又は卸売の業務において行われる顧客に対する便益の提供,乳幼児用食品及び乳幼児用飲料の小売又は卸売の業務において行われる顧客に対する便益の提供,乳幼児用粉乳の小売又は卸売の業務において行われる顧客に対する便益の提供,プラスチック製の包装用容器の小売又は卸売の業務において行われる顧客に対する便益の提供,薬剤及び医療補助品(植物成長調整剤・燻蒸剤(農薬に当たるものに限る。)・殺菌剤(農薬に当たるものに限る。)・殺そ剤(農薬に当たるものに限る。)・殺虫剤(農薬に当たるものに限る。)・除草剤・防虫剤(農薬に当たるものに限る。)・防腐剤(農薬に当たるものに限る。)を除く。)の小売又は卸売の業務において行われる顧客に対する便益の提供,紙類及び文房具類の小売又は卸売の業務において行われる顧客に対する便益の提供,おもちゃ・人形及び娯楽用具の小売又は卸売の業務において行われる顧客に対する便益の提供」を指定役務として、同25年2月28日に設定登録されたものである。
(3)登録第5152560号商標(以下「引用商標3」という。)は、別掲のとおりの構成からなり、平成19年8月21日に登録出願、第16類「印刷物」を指定商品として、同20年7月18日に設定登録されたものである。

3 当審の判断
(1)本願商標と引用商標1について
本願商標の指定役務は、前記1のとおり補正された結果、引用商標1の指定商品及び指定役務とは類似しない役務となった。
したがって、引用商標1との関係において、本願商標が商標法第4条第1項第11号に該当するとして本願を拒絶した原査定の拒絶の理由は解消した。
(2)本願商標と引用商標2及び3について
ア 本願商標
本願商標は、前記1のとおり、「HUG組」の文字を標準文字で表してなるところ、その構成中の「HUG」の文字は、「ハグ」の称呼をもって、「抱きしめること。特に、欧米式の挨拶で抱き合うこと。」(広辞苑 第六版)を意味する語として、我が国においてもよく知られているものである。また、「組」の文字は、様々な意味を有するところ、「共に事を行うための集まり。仲間。団体などの構成単位。学校で、学級。クラス。」(広辞苑 第六版)を意味するものとして、頻繁に用いられているものである。
してみると、本願商標は、構成全体をもって、「ハグクミ」又は「ハググミ」の称呼が生じ、「ハグし合う組、ハグ仲間」程の意味合いを想起するものといえる。
イ 引用商標2
引用商標2は、前記2(2)のとおり、「はぐくみ」の文字を標準文字で表してなるものであるから、これより、「ハグクミ」の称呼を生じるものであって、一般によく知られた「育み」の語を容易に想起するものであるから、「養い育てること」の観念を生じるものと認められる。
ウ 引用商標3
引用商標3は、前記2(3)のとおり、「はぐくみ」の文字を大きく横書きにして表し、該構成文字中の「み」の文字の下部に「育海」の文字を横書きにしたものである。そして、その構成中、上段の「はぐくみ」の文字からは上記イのとおり「養い育てること」の観念を生じ、下段の「育海」の文字は、辞書等に掲載されない造語といえるものであるから、特定の観念を有しないものと認められる。
してみると、引用商標3は、「はぐくみ」の文字部分から「ハグクミ」の称呼を生じ、「育海」の文字部分から「イクカイ」の称呼を生じるものであって、「はぐくみ」の文字からは「養い育てること」の観念を生じ、「育海」の文字からは、特定の観念を生じないものと認められる。
エ 本願商標と引用商標2及び3との対比
本願商標と引用商標2及び3は、外観においては、それぞれの構成文字に照らし、明らかな差異を有するものであるから相紛れるおそれはないものである。
次に、称呼においては、本願商標より「ハグクミ」又は「ハググミ」の称呼が生じるところ、そのうちの「ハグクミ」の称呼は、引用商標2及び3より生じる「ハグクミ」の称呼とは、同一であり、本願商標より生じる「ハググミ」の称呼と引用商標2及び3より生じる「ハグクミ」の称呼とは、第3音において、「グ」の音と「ク」の音の差異を有するところ、該差異音は「ク」の濁音と清音の関係にあり、一気一連に称呼するときは相紛らわしいものである。
また、本願商標より生じる「ハグクミ」又は「ハググミ」の称呼と引用商標3から生じる「イクカイ」の称呼とは明らかに相違するものである。
さらに、観念においては、本願商標は、「ハグし合う組、ハグ仲間」程の意味合いを想起するものであるのに対し、引用商標2及び3は、「養い育てること」の観念を生じるものであるから、本願商標と引用商標2及び3とは、観念においては明らかに相違するものである。
してみると、本願商標と引用商標2及び3は、称呼において同一又は類似する場合があるとしても、外観及び観念において明らかに相違するものであるから、両商標を総合的に考察すれば、これらを同一又は類似の商品又は役務について使用しても、その取引者、需要者が商品又は役務の出所について誤認混同を生ずるおそれがあるとは認められず、互いに類似する商標ということはできない。
したがって、本願商標は、引用商標2及び3との関係においては、商標法第4条第1項第11号に該当しない。
(3)まとめ
以上のとおり、本願商標は、引用商標1との関係においては、拒絶の理由が解消し、また、引用商標2及び3との関係においては、類似する商標ということはできないから、本願商標が商標法第4条第1項第11号に該当するとして本願を拒絶した原査定は、取消しを免れない。
その他、本願について拒絶の理由を発見しない。
よって、結論のとおり審決する。
別掲 別掲
引用商標6(登録第5152560号商標)





審決日 2014-09-26 
出願番号 商願2012-60697(T2012-60697) 
審決分類 T 1 8・ 262- WY (W35)
T 1 8・ 263- WY (W35)
T 1 8・ 261- WY (W35)
最終処分 成立 
前審関与審査官 椎名 実 
特許庁審判長 土井 敬子
特許庁審判官 原田 信彦
梶原 良子
商標の称呼 ハググミ、ハグクミ、エイチユウジイグミ、エッチユウジイグミ、エイチユウジイクミ、エッチユウジイクミ、ハグ、エイチユウジイ、エッチユウジイ 
代理人 羽鳥 亘 
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