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この審決には、下記の判例・審決が関連していると思われます。
審判番号(事件番号) データベース 権利
不服201473 審決 商標
不服201316425 審決 商標
不服201320466 審決 商標
不服201325116 審決 商標
不服20142193 審決 商標

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審決分類 審判 査定不服 観念類似 取り消して登録 W03
審判 査定不服 称呼類似 取り消して登録 W03
管理番号 1289677 
審判番号 不服2013-25134 
総通号数 176 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 商標審決公報 
発行日 2014-08-29 
種別 拒絶査定不服の審決 
審判請求日 2013-12-20 
確定日 2014-07-14 
事件の表示 商願2012-103839拒絶査定不服審判事件について、次のとおり審決する。 
結論 原査定を取り消す。 本願商標は、登録すべきものとする。
理由 第1 本願商標
本願商標は、別掲のとおり、「消臭元」の漢字と「Baby Powder」の欧文字を上下二段に書してなる構成からなり、第3類及び第5類に属する願書に記載のとおりの商品を指定商品として、平成24年12月21日に登録出願され、その後、指定商品については、同25年6月10日提出の手続補正書及び同年12月20日提出の手続補正書により、第3類「ベビーパウダーの香りを有する口臭用消臭剤,ベビーパウダーの香りを有する動物用防臭剤,つや出し剤,せっけん類,ベビーパウダー,ベビーパウダーの香りを有する身体用消臭剤,ベビーパウダーの香りを有する身体用防臭剤,ベビーパウダーの香りを有する香料,ベビーパウダーの香りを有する芳香剤(身体用のものを除く。),ベビーパウダーの香りを有する消臭芳香剤(身体用のものを除く。),その他のベビーパウダーの香りを有する薫料」に補正されたものである。

第2 引用商標
原審において、本願商標が商標法第4条第1項第11号に該当するとして、本願の拒絶の理由に引用した登録第5470553号商標(以下「引用商標」という。)は、「ベビーパウダー」の片仮名及び「BABY POWDER」の欧文字を二段に横書きしてなり、平成23年8月4日に登録出願、第3類「自動車用芳香剤」を指定商品として、同24年2月17日に設定登録され、現に有効に存続しているものである。

第3 当審の判断
1 本願商標と引用商標との類否
(1)本願商標について
本願商標は、上記第1のとおりの構成からなるところ、その構成中の「Baby Powder」の文字は、例えば、岩波書店発行「広辞苑第六版」の「ベビーパウダー(baby powder)」の項によれば、和製語であって、「赤ん坊のあせもよけに体につける粉」を意味する語であり、「ベビーパウダー」は、商標法施行規則別表に第3類中の化粧品(七)に属する商品として、定められているものである。
(2)「Baby Powder」(ベビーパウダー)の文字について
請求人の提出に係る証拠によれば、以下の事実が認められる。
ア 「楽天市場」、「Amazon」及び「東急ハンズ」のウェブページにおいて、「ドクター ショール消臭・抗菌靴スプレー」として、商品の写真が掲載され、「ベビーパウダーの香り付き」、「ベビーパウダーの香り」、「種類:ベビーパウダー」等の表示がされている(第3号証の1ないし3)。
イ 「楽天市場」及び「@cosme」のウェブページにおいて、「BAN デオドラント パウダースプレー ベビーパウダー」又は「Ban(バン)デオドラントパウダースプレー(ベビーパウダーの香り)」として、商品の写真が掲載され、「気になる『皮脂汗』のニオイまでしっかりカット!汗とニオイを1日中予防する制汗デオドラントスプレー」等の説明がされている(第4号証の1ないし3)。
ウ 「So-net」のブログにおいて、商品の写真と共に、「お気に入りの制汗・デオドラントスプレーはAg+エージープラス Baby Powder」、「随分昔におフランスに滞在していたとき、・・・このBaby Powderの匂いがした。」等の記述がされ、上記商品については、「THESHOPVIP」のウェブページにおいても「資生堂 AG+ エージープラス デオドラントスティック ベビーパウダーの香り 20G」の表示の下に紹介されている(第5号証の1及び2)。
エ 「株式会社明和」のウェブページにおいて、「SUPER POWER SHEET」、「スーパーパワーシート」として、商品の写真が掲載され、「薄いシートタイプの芳香剤ですので、座席の下に置けるので場所も取らずに便利です!・・・車の他にもバイクなどスペースが無い場合や、家の玄関やガレージなどにも最適です!」、「Baby Powder(ベビーパウダー)※甘く優しい温かな香りが特徴です。」等の説明がされている(第6及び第7号証)。
オ 「GEKIMARUKI(激安!ゲキマルキ)」のウェブページにおいて、「アクアルーチェデオドラントスプレーベビーパウダーの香り」として、商品の写真が掲載され、内容量、商品サイズ、成分等についての説明がされている(第13号証)。
カ 「AEON SQUARE(イオンネットスーパー)」及び「ダイエーネットスーパー」のウェブページにおいて、「トップバリュ薬用デオドラントスプレーベビーパウダーの香り」として、商品の写真が掲載され、「気になる汗とニオイをおさえて、お肌サラサラ。ベビーパウダーの優しい香り」等の説明がされている(第14号証の1及び2)。
キ 「アロマ専門店/チープローズ」のウェブページにおいて、「Fragrance Oil」の表題下に、各種商品が写真と共に掲載され、「【名前】ベビーパウダー【英名】Baby Powder」として掲げられた商品には、「ベビーパウダーはとても繊細でロマンチックな香りが楽しめます。この香りは赤ちゃん用のベビーパウダーにも良く使われています。」等の説明がされている(第16号証)。
ク 「カラメル」及び「KaoriManiya」のウェブページにおいて、「ベビーパウダー アロマオイル30ml」として、商品の写真が掲載され、「まるで本物のベビーパウダーのようなソフトな香り。そのままでも良い香りですが、・・・アメリカ製のフレグランスオイルです。」等の説明がされている(第17及び第18号証)。
ケ 「アロマフレグランスショップ」のウェブページにおいて、香り袋として、「ウィローブルック ベビーパウダー」、「ベビーパウダーの香りが楽しめる・・・サシェです。サシェとは『香り袋』のことで、・・・」の説明がされている(第19号証の2)。
コ 「JUGEM」及び「みんカラ」のウェブページにおいて、自動車用芳香剤・消臭剤について「コリラックマ フィギュアコロン 芳香剤(ベビーパウダーの香り)」又は「リラックマベビーパウダーの香り」として、商品の写真が掲載され、「カー用品かわいいキャラクターグッズ!ベビーパウダーの香りの芳香剤♪カーアクセサリー!可愛い車内の芳香剤・・・」の説明がされている(第20号証の1及び2)。
サ その他、発汗抑制剤、お香、ペット用ブラッシングスプレー、ペット用シャンプー、芳香剤、コロンスプレー等の商品について、それぞれ別人によって、商品の品質(香り)を表示するために、「ベビーパウダー」、「Baby Powder」、「ベビーパウダーの香り」の文字が普通に用いられている(第22ないし32号証(枝番を含む。))。
そして、上記の事実によれば、芳香・消臭剤等を取り扱う業界においては、「ベビーパウダーの香りを有する商品」であることを表示するために「ベビーパウダー」又は「Baby Powder」の文字が普通に用いられていることが認められる。
(3)本願商標と引用商標の対比について
以上を総合すると、本願商標は、上記第1のとおり、ベビーパウダーの香りを有する商品が指定商品となっているところ、その構成中の「Baby Powder」の文字部分は、当該商品がベビーパウダーの香りを有する商品である旨(商品の品質)を表示したものとして認識し理解されるに止まり、自他商品の識別標識としての機能は果たし得ないものというべきである。 そうすると、本願商標は、大きく顕著に表された「消臭元」の文字部分が自他商品の識別力を有する要部と認められ、該文字部分に相応した「ショウシュウゲン」の称呼を生ずることも少なくないとみるのが自然である。
したがって、本願商標は、全体として「ショウシュウゲンベビーパウダー」の一連の称呼のほか、「消臭元」の文字部分に相応した「ショウシュウゲン」の称呼を生ずるものであるが、識別標識としての機能を果たし得ない「Baby Powder」の文字部分に相応した「ベビーパウダー」の称呼及び観念は生じないものというべきである。
他方、引用商標は、その構成文字に相応して「ベビーパウダー」の称呼及び観念を生ずるものといえる。
そこで、本願商標と引用商標とを比較すると、前示のとおり、本願商標から「ベビーパウダー」の称呼及び観念が生じない以上、引用商標から「ベビーパウダー」の称呼及び観念が生ずるとしても、それをもって、両商標が類似するということはできない。また、本願商標と引用商標を、外観、称呼及び観念において相紛れるおそれのある類似の商標であるとすべき他の理由も見いだすことができない。
2 むすび
したがって、たとえ、本願の指定商品と引用商標の指定商品とが同一又は類似のものであるとしても、本願商標と引用商標は、相紛れるおそれのない非類似の商標であるから、本願商標が商標法第4条第1項第11号に該当するものであるとして本願を拒絶した原査定は、妥当なものでなく、取消を免れない。
その他、政令で定める期間内に本願について拒絶の理由を発見しない。
よって、結論のとおり審決する。
別掲
別掲 本願商標




審決日 2014-07-02 
出願番号 商願2012-103839(T2012-103839) 
審決分類 T 1 8・ 262- WY (W03)
T 1 8・ 263- WY (W03)
最終処分 成立 
前審関与審査官 小川 敏 
特許庁審判長 林 栄二
特許庁審判官 高野 和行
土井 敬子
商標の称呼 ショーシューゲンベイビーパウダー、ショーシューゲンベビーパウダー、ショーシューゲン、ベイビーパウダー、ベビーパウダー 
代理人 中田 和博 
代理人 柳生 征男 
代理人 青木 博通 
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