• ポートフォリオ機能


ポートフォリオを新規に作成して保存
既存のポートフォリオに追加保存

  • この表をプリントする
PDF PDFをダウンロード
審決分類 審判 査定不服 称呼類似 取り消して登録 X29
管理番号 1271077 
審判番号 不服2012-6045 
総通号数 160 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 商標審決公報 
発行日 2013-04-26 
種別 拒絶査定不服の審決 
審判請求日 2012-04-05 
確定日 2013-02-26 
事件の表示 商願2010-97481拒絶査定不服審判事件について、次のとおり審決する。 
結論 原査定を取り消す。 本願商標は、登録すべきものとする。
理由 1 本願商標
本願商標は、上段に「MICRO」の欧文字、下段に「マイクロ」の片仮名を二段書きしてなる構成よりなり、第29類「蛋白質を主成分とし、ビタミン・ミネラル類を含有した粉末状・顆粒状・液状・固形状・半固形状・ゼリー状・錠剤状・カプセル入りの低カロリー加工食品」を指定商品として平成22年12月15日に登録出願されたものである。

2 原査定の拒絶の理由の要点
原査定において、本願商標が、商標法第4条第1項第11号に該当するとして、本願の拒絶の理由に引用した登録第4583021号商標(以下「引用商標」という。)は、別掲のとおりの構成よりなり、平成12年10月12日に登録出願され、第29類「キトサン・クレアチン・シトラス・ガルシニア・オオバコ種皮・大豆プロテイン・コラーゲン・ギムネマを主成分とする顆粒状の加工食品」を指定商品として、同14年7月5日に設定登録されたものである。

3 当審の判断
引用商標は、別掲のとおり、炎と思しき図形に、該図形の上部に「MICRO SPEED NON SPORTS DIET」(以下「上部文字部分」という。)の文字を配し、該図形の中央に、文字の大きさが異なる「マイクロ」、「SPEED」、「ノンスポーツダイエット」の文字を三段書き(以下「中央文字部分」という。)してなる構成よりなるところ、図形部分は背景的に描かれているものであり、各文字部分の位置、構成態様からすれば、上部文字部分と中央文字部分がそれぞれが自他商品の識別標識としての機能を有するものとみるのが相当である。
そこで、上記各文字部分について検討するに、上部文字部分は、各語間に1文字程度の空白があるものの、同書同大にまとまりよく表されているものである。また、中央文字部分は、「マイクロ」、「SPEED」、「ノンスポーツダイエット」の文字を三段にし、文字の大きさ、字種に違いがあるものの、各文字は近接してバランス良く配置してなるものである。
そして、「マイクロ」の文字は、「微少」等を意味する接頭語として一般に使用されているものであり、本願の指定商品の分野においても、商品の成分(原材料)等が極めて小さいものであることを暗示させるものであるから、該文字の自他商品識別力はそれほど強いものではない。
また、「SPEED」(スピード)の文字は、「早さ。はやいこと。」等を意味する語として一般に使用されるものであるから、その自他商品識別力はそれほど強いものではない。
さらに、「NON SPORTS DIET」及び「ノンスポーツダイエット」の文字部分は、「運動が不要のダイエット」程の意味合いを認識させるものであるから、自他商品識別力はそれほど強いものではない。
以上のとおり、上部文字部分及び中央文字部分は、いずれもまとまりよく一体的に表され、「MICRO(マイクロ)」、「SPEED」、「NONSPORTS DEIET(ノンスポーツダイエット)」の各文字は、いずれも自他商品識別力は弱いものであることからすると、各文字部分は、それぞれ一体不可分の商標として認識されるというべきである。
そうとすると、各文字部分は、「マイクロスピードノンスポーツダイエット」の称呼を生じ、特定の観念を生じないものというべきである。
そして、当該称呼が19音と冗長であることから、省略されて称呼される場合があるとしても、「マイクロ」は一般に接頭語として使用されること、後半部の「ノンスポーツダイエット」が前記のとおり「運動が不要のダイエット」の意味合いを認識させることから、「MICRO SPEED」及び「マイクロ SPEED」の文字に相応して、「マイクロスピード」の称呼をもって取引に資されるというべきであり、「MICRO」、「マイクロ」の文字部分が独立して自他商品の識別標識としての機能を有するものということはできない。
以上のとおりであるから、引用商標は、「マイクロスピードノンスポーツダイエット」又は「マイクロスピード」の称呼を生ずるものであり、単に「マイクロ」の称呼は生じないものというべきである。
したがって、引用商標より「マイクロ」の称呼をも生ずるとし、そのうえで、本願商標と引用商標とが称呼上類似するものとして、本願商標を商標法第4条第1項第11号に該当するとした原査定は、妥当でなく、取消しを免れない。
その他、政令で定める期間内に本願について拒絶の理由を発見しない。
よって、結論のとおり審決する。
別掲 別掲 引用商標



審決日 2013-02-12 
出願番号 商願2010-97481(T2010-97481) 
審決分類 T 1 8・ 262- WY (X29)
最終処分 成立 
前審関与審査官 薩摩 純一 
特許庁審判長 内山 進
特許庁審判官 小俣 克巳
梶原 良子
商標の称呼 マイクロ、ミクロ 
代理人 大房 孝次 
代理人 谷山 尚史 
  • この表をプリントする
事前申し込み無料!情報収集目的の方もぜひいらしてください!
すごい知財サービス EXPO 2021

プライバシーポリシー   セキュリティーポリシー   運営会社概要   サービスに関しての問い合わせ