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審決分類 審判 査定不服 称呼類似 取り消して登録 X35
管理番号 1244723 
審判番号 不服2011-1498 
総通号数 143 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 商標審決公報 
発行日 2011-11-25 
種別 拒絶査定不服の審決 
審判請求日 2011-01-21 
確定日 2011-10-11 
事件の表示 商願2010- 17253拒絶査定不服審判事件について、次のとおり審決する。 
結論 原査定を取り消す。 本願商標は、登録すべきものとする。
理由 1 本願商標
本願商標は、「リオンドットモビ」の文字を標準文字で表してなり、第35類に属する願書記載のとおりの役務を指定役務として、平成22年3月8日に登録出願されものである。

2 引用商標
原査定において、本願商標が商標法第4条第1項第11号に該当するとして、拒絶の理由に引用した登録第4693079号商標(以下「引用商標」という。)は、「リオン」の片仮名と「RION」の欧文字を上下二段に書してなり、平成14年7月24日登録出願、第35類、第36類、第41類及び第42類に属する商標登録原簿記載のとおりの役務を指定役務として、同15年7月18日に設定登録されたものである。

3 当審の判断
本願商標は、前記1のとおり、「リオンドットモビ」の文字が、同じ書体、同じ大きさ、等間隔で外観上まとまりよく一体的に表されており、しかも、これより生ずる「リオンドットモビ」の称呼もよどみなく一連に称呼し得るものである。また、本願商標のかかる構成において、構成中後半の「ドットモビ」の文字部分は、原審説示の如く「携帯電話などモバイル端末で利用されるトップレベルドメイン」の表示部分として認識させるものともいい難いものである。
してみれば、本願商標に接する取引者、需要者は、本願商標の構成文字全体をもって一体不可分のものと認識し把握するものとみるのが自然である。
そして、他に構成中の「リオン」の文字部分のみが独立して認識されるとみるべき特段の事情は見いだせない。
そうすると、本願商標からは、その構成文字全体より「リオンドットモビ」の称呼のみを生ずるものとするのが相当である。
したがって、本願商標の構成中、「リオン」の文字部分も独立して自他役務の識別標識としての機能を有するとし、該文字部分より「リオン」の称呼を生ずるとした上で、本願商標と引用商標が称呼上類似するものとして、本願商標を商標法第4条第1項第11号に該当するとした原査定は妥当でなく、取消しを免れない。
その他、本願について拒絶の理由を発見しない。
よって、結論のとおり審決する。
審決日 2011-08-29 
出願番号 商願2010-17253(T2010-17253) 
審決分類 T 1 8・ 262- WY (X35)
最終処分 成立  
前審関与審査官 大森 健司 
特許庁審判長 鈴木 修
特許庁審判官 森山 啓
田中 亨子
商標の称呼 リオンドットモビ、リオン、ドットモビ 
代理人 後藤 憲秋 

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