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審決分類 審判 査定不服 商4条1項16号品質の誤認 取り消して登録 X2425
審判 査定不服 商3条1項3号 産地、販売地、品質、原材料など 取り消して登録 X2425
管理番号 1222968 
審判番号 不服2009-7823 
総通号数 130 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 商標審決公報 
発行日 2010-10-29 
種別 拒絶査定不服の審決 
審判請求日 2009-04-09 
確定日 2010-08-31 
事件の表示 商願2008- 54295拒絶査定不服審判事件について、次のとおり審決する。 
結論 原査定を取り消す。 本願商標は、登録すべきものとする。
理由 1 本願商標
本願商標は、「ボタニカルダイ」の片仮名文字と「BOTANICALDYE」の欧文字を上下二段に横書きしてなり、第24類「織物(「畳べり地」を除く。),畳べり地,メリヤス生地,フェルト及び不織布,オイルクロス,ゴム引防水布,ビニルクロス,ラバークロス,レザークロス,ろ過布,布製身の回り品,かや,敷布,布団,布団カバー,布団側,まくらカバー,毛布,織物製テーブルナプキン,ふきん」及び第25類「被服」を指定商品として、平成20年7月4日に登録出願されたものである。

2 原査定の拒絶の理由の要点
原査定は、「本願商標は、『ボタニカルダイ』の文字と『BOTANICALDYE』の文字とを上下二段に表示してなるが、その構成中の『ボタニカル』、『BOTANICAL』の文字は『植物性の』等の意味を有しており、また、『ダイ』、『DYE』の文字は『染料』の意味を有するものであるから、本願商標は、全体として『植物性の染料』の意味合いを容易に認識させるものである。そうすると、これを本願指定商品中『植物性の染料を用いた商品』に使用しても、単に商品の品質を普通に用いられる方法で表示するにすぎないものと認められる。したがって、本願商標は、商標法第3条第1項第3号に該当し、前記商品以外の商品に使用するときは、商品の品質の誤認を生じさせるおそれがあるので、同法第4条第1項第16号に該当する。」旨認定、判断し、本願を拒絶したものである。

3 当審の判断
本願商標は、前記1のとおり、「ボタニカルダイ」の片仮名文字と「BOTANICALDYE」の欧文字を上下二段に横書きしてなるところ、その構成各文字は、同書、同大、等間隔で外観上まとまりよく一体的に表されているものであり、また、これから生ずる「ボタニカルダイ」の称呼も全体として一連に称呼し得るものである。
そして、本願商標を構成する前半の「ボタニカル」、「BOTANICAL」の文字部分が、「植物から作られた、植物性の」等(株式会社小学館 ランダムハウス英和大辞典 第2版<特装版>)の意味を、また、後半の「ダイ」、「DYE」の文字部分が、「染料」等(前掲書)の意味を、それぞれ有することから、これらの文字を組み合わせた本願商標全体から、原審説示の意味合いを暗示させることがあるとしても、いまだ漠然とした意味合いを想起させるにとどまるというべきであるから、これが特定の商品の品質を直接的、かつ、具体的に表示したものとはいい難いものである。
また、当審において職権をもって調査したところ、本願の指定商品を取り扱う業界において、「ボタニカルダイ」、「BOTANICALDYE」の文字が、商品の品質を表示するためのものとして、取引上、一般に使用されている事実を見出すことができなかった。
そうとすれば、本願商標は、これをその指定商品について使用しても、自他商品の識別標識としての機能を十分に果たし得るものであり、かつ、商品の品質の誤認を生ずるおそれもないというべきである。
したがって、本願商標が商標法第3条第1項第3号及び同法第4条第1項第16号に該当するとして本願を拒絶した原査定は、妥当でなく、取消しを免れない。
その他、政令で定める期間内に本願について拒絶の理由を発見しない。
よって、結論のとおり審決する。
審決日 2010-08-16 
出願番号 商願2008-54295(T2008-54295) 
審決分類 T 1 8・ 13- WY (X2425)
T 1 8・ 272- WY (X2425)
最終処分 成立 
前審関与審査官 木住野 勝也 
特許庁審判長 渡邉 健司
特許庁審判官 岩崎 良子
安達 輝幸
商標の称呼 ボタニカルダイ 
代理人 廣幸 正樹 
代理人 石原 勝 
代理人 石原 勝 
代理人 廣幸 正樹 
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