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審決分類 審判 査定不服 商3条1項3号 産地、販売地、品質、原材料など 取り消して登録 Y2930
管理番号 1174254 
審判番号 不服2007-23558 
総通号数 100 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 商標審決公報 
発行日 2008-04-25 
種別 拒絶査定不服の審決 
審判請求日 2007-08-28 
確定日 2008-03-04 
事件の表示 商願2006- 79003拒絶査定不服審判事件について、次のとおり審決する。 
結論 原査定を取り消す。 本願商標は、登録すべきものとする。
理由 1 本願商標
本願商標は、「オリゴでカルシウム」の文字を標準文字で書してなり、第29類及び第30類に属する願書に記載のとおりの商品を指定商品として、平成18年8月24日に登録出願されたものである。

2 原査定の拒絶の理由の要点
原査定は、「本願商標は、『オリゴでカルシウム』の文字よりなるところ、その指定商品との関係では、『オリゴ糖入りでカルシウムを含む商品』を認識、理解させるにすぎず、単に該商品の原材料、品質を表示するものであり、自他商品の識別標識としての機能を果たし得ない。したがって、本願商標は、商標法第3条第1項第3号に該当する。」旨認定、判断し、本願を拒絶したものである。

3 当審の判断
本願商標は、上記1のとおり、「オリゴでカルシウム」の文字を標準文字で書してなるところ、構成文字全体からは、直ちに原審説示の如き意味合いを認識させるものとはいえず、また、特定の商品の品質等を直接的かつ具体的に表示したものとはいえないものである。
さらに、当審において、職権をもって調査するも、本願商標が、その指定商品の品質等を表示するものとして、取引上一般に使用されているという事実も発見することはできなかった。
そうとすると、本願商標は、構成文字全体をもって、特定の意味合いを有さない一種の造語を表したものと認識されるとみるのが相当あり、これをその指定商品に使用しても、自他商品の識別標識としての機能を十分に果たし得るものである。
したがって、本願商標が商標法第3条第1項第3号に該当するものとして本願を拒絶した原査定は妥当でなく、取消しを免れない。
その他、政令で定める期間内に本願について拒絶の理由を発見しない。
よって、結論のとおり審決する。
審決日 2008-02-20 
出願番号 商願2006-79003(T2006-79003) 
審決分類 T 1 8・ 13- WY (Y2930)
最終処分 成立  
前審関与審査官 梶原 良子 
特許庁審判長 渡邉 健司
特許庁審判官 杉山 和江
馬場 秀敏
商標の称呼 オリゴデカルシウム 
代理人 水野 勝文 
代理人 岸田 正行 

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