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審決分類 審判 全部申立て  登録を維持 Y25
審判 全部申立て  登録を維持 Y25
審判 全部申立て  登録を維持 Y25
管理番号 1171219 
異議申立番号 異議2007-900187 
総通号数 98 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 商標決定公報 
発行日 2008-02-29 
種別 異議の決定 
異議申立日 2007-04-20 
確定日 2008-01-15 
異議申立件数
事件の表示 登録第5019652号商標の商標登録に対する登録異議の申立てについて、次のとおり決定する。 
結論 登録第5019652号商標の商標登録を維持する。
理由 1 本件商標
本件登録第5019652号商標(以下「本件商標」という。)は、「DIM MAK」の欧文字を横書きしてなり、第25類「ティーシャツ,その他の被服(但し和服を除く)」を指定商品とし、2006年7月17日アメリカ合衆国においてした商標登録出願に基づきパリ条約第4条による優先権を主張して、平成18年8月14日登録出願、同19年1月19日に設定登録されたものである。

2 登録異議の申立ての理由の要点
(1)本件商標は、登録異議申立人 ディム(以下「申立人」という。)の所有する昭和58年4月4日に登録出願、別掲のとおりの構成よりなり、第17類「被服、布製身回品、寝具類」を指定商品として、平成3年12月25日に設定登録され、その後、同14年4月24日に指定商品を第24類「布製身の回り品,かや,敷布,布団,布団カバー,布団側,まくらカバー,毛布」及び第25類「被服」とする指定商品の書換登録がされた登録第2359387号商標(以下「引用商標」という。)と類似する商標であり、また、本件商標の指定商品は、引用商標の指定商品と同一又は類似の商品である。
したがって、本件商標は、商標法第4条第1項第11号に違反して登録されたものであるから、その登録は取り消されるべきものである。
(2)また、「DIM」の欧文字が申立人会社を指称するものとして、インナーウェア等の業界において周知著名であることから、本件商標がインナーウェア、Tシャツ等と関連する商品に使用された場合、申立人の業務に係る商品であるかの如く、その商品の出所について混同を生ずるおそれがある。
したがって、本件商標は、商標法第4条第1項第15号に違反して登録されたものであり、その登録は取り消されるべきものである。
(3)さらに、本件商標は、査定時において、申立人会社の名称の著名な略称である「DIM」の語をその構成中に含んでおり、「他人の名称の著名な略称」を含む商標に該当する。
したがって、本件商標は、商標法第4条第1項第8号に違反して登録されたものであり、その登録は取り消されるべきものである。

3 当審の判断
(1)本件商標と引用商標との比較
本件商標は、前記したとおりであるところ、「DIM」及び「MAK」の文字の間は、わずかに半文字程の間隔を空けて表示されてはいるものの、両文字間には軽重の差はなく、まとまりよく一連に表されており、これら両文字を分離して称呼及び観念しなければならない特段の理由は見当たらないものであるから、かかる構成においては「ディムマック」の称呼のみを生ずる不可分一体のものと判断するのが相当である。
これに対し、引用商標は、別掲のとおりであるから、その構成中、白抜きで大きく顕著に書されて看者の注意を惹き、かつ、独立して自他商品識別標識としての機能を果たす「DIM」の文字に相応して、「ディム」又は「デイアイエム」の称呼を生ずるものと認められる。
そうすると、両商標より生ずる上記の両称呼は、音構成及び構成音数において明らかな差異が認められるから、十分に聴別できるものであり、また、観念においては、共に造語と認められるから比較し得ないものである。
そして、両商標の構成は、それぞれ前記のとおりであるから、外観上十分に区別し得るものである。
してみれば、本件商標と引用商標とは、称呼、観念、外観のいずれの点よりみても、類似しない商標といわなければならない。
(2)商標法第4条第1項第15号について
申立人より引用商標を構成する「DIM」の欧文字の周知・著名性を立証するものとして提出された証拠(甲第2号証ないし甲第6号証)は、すべて本件商標の出願後に検索され打ち出されたインターネット情報(写し)と認められるものであり、これらの証拠によれば、申立人会社の歴史(沿革)、そして、「DIM/ディム」がフランスでトップを誇るアンダー・ウェアのブランドであり、ヨーロッパ30カ国で展開されている旨の記載はあるものの、我が国においては引用商標及び「DIM/ディム」がアンダー・ウェアに使用されていることは認め得るとしても、提出に係る証拠によっては、これら商標が本件商標の出願前及び登録時に、我が国の需要者間において、申立人の業務に係る商品(アンダー・ウェア)を表示する商標として周知、著名であったとまでは到底、認めることはできない。
加えて、本件商標は、前記(1)で認定、判断したとおり、「DIM」の文字からなる引用商標とは十分に区別できる商標であるから、商標権者が本件商標をその指定商品に使用しても、取引者、需要者が申立人の引用商標等を連想・想起することはなく、その商品の出所について混同を生ずるおそれがあるものとは認められない。
(3)商標法第4条第1項第8号について
申立人より提出のあった証拠は、前記(2)のとおりであり、これらの証拠によっては、申立人の主張する「DIM」の語が申立人会社の名称の著名な略称であるとは認め得ないものであるから、本件商標は、その構成中に「DIM」の文字を含んでいるとしても、「他人の名称の著名な略称」を含む商標に該当するものとは認められない。
(4)まとめ
したがって、本件商標は、商標法第4条第1項第8号、同第11号及び同第15号に違反して登録されたものでないから、同法第43条の3第4項の規定に基づき、その登録を維持すべきものである。
よって、結論のとおり決定する。
別掲 別掲

引用商標

(色彩については原本参照)
異議決定日 2007-12-19 
出願番号 商願2006-75984(T2006-75984) 
審決分類 T 1 651・ 23- Y (Y25)
T 1 651・ 271- Y (Y25)
T 1 651・ 262- Y (Y25)
最終処分 維持 
前審関与審査官 大橋 信彦 
特許庁審判長 小林 和男
特許庁審判官 小川 きみえ
石田 清
登録日 2007-01-19 
登録番号 商標登録第5019652号(T5019652) 
権利者 スティーブ・アオキ
商標の称呼 ディムマク、ディムマック、ディム、デイアイエム、マク、マック、エムエイケイ 
代理人 岡部 正夫 
代理人 加藤 伸晃 
代理人 臼井 伸一 
代理人 足立 泉 
代理人 高見 香織 
代理人 柳生 征男 
代理人 岡部 讓 
代理人 中田 和博 
代理人 青木 博通 
代理人 越智 隆夫 
代理人 本宮 照久 
代理人 森川 正仁 
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