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審決分類 審判 全部無効 商4条1項11号一般他人の登録商標 無効とする(請求全部成立)取り消す(申し立て全部成立) Y14
審判 全部無効 商4条1項15号出所の混同 無効とする(請求全部成立)取り消す(申し立て全部成立) Y14
管理番号 1170721 
審判番号 無効2006-89141 
総通号数 98 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 商標審決公報 
発行日 2008-02-29 
種別 無効の審決 
審判請求日 2006-10-04 
確定日 2007-12-03 
事件の表示 上記当事者間の登録第4955097号商標の商標登録無効審判事件について、次のとおり審決する。 
結論 登録第4955097号商標の登録を無効とする。 審判費用は被請求人の負担とする。
理由 第1 本件商標
本件登録第4955097号商標(以下「本件商標」という。)は、別掲のとおりの構成よりなり、平成17年11月8日に登録出願され、第14類「時計」を指定商品として、同18年5月26日に設定登録されたものである。

第2 引用商標
請求人が、引用する登録第2179812号商標(以下「引用商標」という。)は、「TANK」の欧文字を書してなり、昭和62年1月26日登録出願、第23類「腕時計、置き時計、その他の時計、その他本類に属する商品」指定商品として、平成1年10月31日に設定登録され、その後、同11年6月1日に商標権の存続期間の更新登録がなされ、現に有効に存続しているものである。

第3 請求人の主張
請求人は、結論同旨の審決を求めると申し立て、その理由及び第一答弁に対する弁駁を要旨次のように述べ、証拠方法として、甲第1号証の1ないし甲第1号証の157を提出した。
1 商標法第4条第1項第11号について
(1)本件商標は、翼状の図形の中央に配された盾のような形状の図形の中に、欧文字「C」に縦線を引いた文字を配した図形を上段に、「TANG」の欧文字を下段に横書きに書してなるものである。
本件商標の構成中、上段の図形は翼を模したものであると認められるものの、特定の事物を表したものではないから、特段の称呼・観念は生じない。 よって、本件商標については、下段に配された欧文字「TANG」に呼応して「タング」の称呼を生じることは明らかである。
一方、引用商標は、「TANK」の欧文字を横書きにしてなるから、その構成に応じて「タンク」の称呼を生じる。
そこで、両商標の称呼を比較すると、共に3音からなり、前半の「タン」の音を共通にするものである。そして、語尾において「ク」と「グ」の音の差を有しているが、これらの差異音は清音と濁音の微差にすぎず、両者の称呼全体を一連に称呼するときは、該差異音の差が全体の称呼に及ぼす影響は小さく、その語感・語調が近似し、時と場所を異にして称呼するときは互いに相紛らわしいものであるといわざるを得ない。
なお、称呼上語尾の「ク」と「グ」のみの相違である場合につき、両商標が類似と判断した、下記(a)、(b)及び(c)外10件の計13件の審決例がある(カッコ内は審決において認定された称呼)。
(a)「KODIC(コーディック)」と「CODIG(コーディッグ)」は類似(昭和55年審判第7057号)
(b)「ウイング バルコニー(ウイング)」と「WnunK/ウインク」は類似(昭和61年審判第17952号)
(c)「DAG BLACK GOLD(ダッグ)」と「DUCK/ダック」は類似(昭和58年審判第17823号)
このように、母音uを共通にし、清音と濁音という微差にすぎない「ク」と「グ」の相違は、特に聴取しづらい語尾に位置する場合には全体の語調語感が極めて類似し、彼此相紛れるおそれがあるものといわなければならない。
したがって、本件商標と引用商標は、称呼上明らかに類似する商標である。
本件商標の上段には翼状の図形の中央に配された盾のような形状の図形の中に、欧文字「C」に縦線を引いた文字を配した図形が配されていることを勘案しても、この図形からは何ら称呼・観念は生じないため、もっぱら、下段の「TANG」の欧文字から生じる称呼「タング」を以て実際の取引にあたると考えられるから、称呼において類似する本件商標と引用商標は、外観の相違を勘案してもなお、互いに紛らわしい類似する商標である。
(2)また、本件商標の指定商品である「時計」は、引用商標の指定商品「腕時計、置き時計、その他の時計」に類似する。
したがって、本件商標が、商標法第4条第1項第11号に該当し、無効理由を有していることは明らかである。
2 商標法第4条第1項第15号について
(1)商標「TANK」の周知性
請求人は、世界的に著名な宝飾品及び腕時計のブランドであり、我が国を含め世界各国で高級宝飾品及び高級腕時計を販売している。
四角い文字盤を特徴とする「タンク」は、カルティエの3代目の経営者であるルイ・カルティエが、1917年に第一次世界大戦で使用された戦車のキャタピラからインスピレーションを得てデザインしたものである。
時計といえば丸形が常識であった当時において、四角い形状の「タンク」は、アールデコの流行と相まって人気を博した(甲第1号証の81)。
以後、「美の革新者たるカルティエを象徴する傑作『タンク』」(甲第1号証の80)、「『タンクウォッチ』といえば、カルティエというブランドを語るときに欠かすことのできない象徴的なプロダクトである。」(甲第1号証の84)、「“角”と言えば永遠の名作 カルティエ タンクを忘れるわけにはいきません」(甲第1号証の86)、「時代を超えてに愛され続ける角形時計の最高峰『タンク』。」(甲第1号証の90)等と紹介されていることからも、カルティエを代表する腕時計であるばかりでなく、角形腕時計の代名詞としても知られていることがわかる。
1919年に最初の「タンク」が発売されて以来、デザインのバリエーションを増やしながら約90年もの間販売され続けており、現在、「タンク」シリーズの商品には、正方形の文字盤を持つ「タンクフランセーズ」、細長い長方形が特徴の「タンクアメリカン」、横長の文字盤の「タンクディヴァン」の他、「タンクシノワーズ」「タンクアロンジェ」「タンクアロンジェ ラニエール」「タンク LC」等、様々なデザインのバリエーションを展開している。
これらの製品の人気ぶりは雑誌等において、「不動の人気を誇る『タンクアメリカン』」(甲第1号証の6)、「働く女性の5人にひとりは『タンクフランセーズ』を持っているのでは?それほどにこの時計の人気は高いようです」(甲第1号証の34)、「指名買いとして人気の高いタンクフランセーズ」(甲第1号証の62)、「不朽の名作、タンクファミリー」(甲第1号証の78)などと紹介されていることからも分かる。
このように、「タンク」シリーズが、いずれも発売以来、積極的に広告・宣伝を行い、又雑誌やインターネット等のメディアにおいても数多くとりあげられた(甲第1号証の1ないし甲第1号証の157)結果、引用商標は、本件商標の登録出願時までに請求人の業務に係る高級腕時計を表すものとして日本国内の腕時計の取引者及び需要者の間で周知・著名となっている。
(2)出所混同のおそれ
上記(1)で述べたとおり、引用商標は、我が国の腕時計の取引者・需要者の間で請求人の業務に係る商品を表すものとして周知・著名となっている。
また、本件商標と引用商標は、称呼が相紛らわしく、指定商品「時計」に使用した場合には、商品の提供者、販売場所、需要者の範囲が一致することから、これらの商品に本件商標が使用された場合にはその商品が請求人の業務に係る商品であるか、あるいは請求人と経済的・組織的に何らかのつながりを有する者の商品であると誤認混同を生ずるおそれがある。
したがって、本件商標は、商標法第4条第1項第15号違反の無効理由も有している。
3 第一答弁に対する弁駁
(1)被請求人は、答弁書において、本件商標の要部である「TANG」は「唐」「唐朝」「とうがらし」「米国潜水艦の大きさを表す等級」の意味であるから、カルティエの「TANK」「タンク・シリーズ」と誤認混同するおそれはないと主張している。
しかし、「TANG」について被請求人が主張するような意味が本件商標及び引用商標の指定商品である「時計」の需要者に知られているとはいえず、むしろ「TANG」という語については意味を有しない一種の造語的なものとして認識されるものと考えられる。
そして、実際の商品の取引に当たっては称呼のみをもって取引されることも少なくなく、そのような場合には清音と濁音の相違にすぎない「タング」と「タンク」は称呼上極めて相紛らわしいといわざるを得ない。
よって、本件商標と引用商標が共に指定商品「時計」に使用された場合には、混同を生ずるおそれが極めて高い。
(2)また、被請求人は、販売場所や需要者の範囲が相違するため、請求人の製品と被請求人の製品が混同を生ずることはないと主張する。
しかし、乙第1号証の1、乙第1号証の3、乙第1号証の7、乙第1号証の12の商品はロレックス社の「コスモグラフ デイトナ」と外観が酷似しており、乙第1号証の13、乙第1号証の14は有名ブランドであるフランク・ミュラーの製品とその外観が酷似している。
そうすると、請求人の製品の需要者と被請求人の製品の需要者は、ともにブランド品に興味・関心のある者と考えられ、重複する可能性もあることから、被請求人が主張するように、価格の相違等を以て「誤認混同することは全くない」ということはできない。
4 むすび
以上に述べたとおり、本件商標の登録は、商標法第4条第1項第11号、同第15号に該当し、商標法第46条第1項第1号により無効とされるべきものである。

第4 被請求人の答弁
被請求人は、「本件審判の請求は成り立たない。審判費用は、請求人の負担とする。」との審決を求めると答弁し、その理由を要旨次のように述べ、証拠方法として、乙第1号証の1ないし乙第1号証の15(○内に1ないし15と枝番が書されていたが、単に「乙第1号証の1ないし乙第1号証の15」とした。以下、同じ。)、乙第2号証ないし乙第8号証を提出した。
1 手続きの経緯
インターネット上の特許庁商標登録検索し、登録が見られないので、本件商標の登録出願を行い、審査期間を経過し、商標の登録許可がされた。
2 本件審判請求の成り立たない理由
(1)第一答弁
(ア)名前の由来について
本件商標は、第2次世界大戦時に実在した潜水艦の名前、及び米国潜水艦の「TANG級」潜水艦の‘俗称’に由来することがわかった。
また、中国の唐朝時代は、「TANG」中国読みで「タン」と称呼され、日本語読みでは「唐(トウ)」と称呼され、また、英文読みで「タング」と称呼される。
乙第1号証の1及び乙第1号証の2とおり、日本では一般的な呼び方として「TANG」を「タング」と呼んでいる。
審判請求にある清音と濁音の相違については、被請求人は、その認識がなく、「タンク」は液体や気体を貯蔵する容器、「TANG」は、「唐」、「唐朝」、「とうがらし」、「米国潜水艦の大きさを表す等級」の意味と認識している。
乙第1号証の3のとおり、実際に販売されている代理店において「TANG」、「タング」と表記しており、「カルティエ」の「TANK」又は「タンク・シリーズ」と誤認混同するおそれは全くないと認識している。
また、一般的に「TANG」、「タング」は乙第1号証の4ないし乙第1号証の6のとおり、「TANG」単体で一般的に認識されており、誤認混同するおそれは全くない。
(イ)販売場所、需要者の範囲について
本件商標の商品は、一般的な所得の需要者に向けた商品であり、「カルティエ」などの高級時計を購入される需要者の範囲とは異なり、上記2(ア)の名前の由来のとおりのイメージで、お手頃に一般的な所得の方が購入できる価格で販売している(乙第1号証の7)。
「カルティエ」などの高級時計を購入する方が「カルティエ ○○タンク」、「カルティエ タンク○○」と「TANG」を誤認混同する事はない。 「カルティエの○○タンク」、「カルティエ タンクシリーズ」など必ず表記され、「タンク」、「TANK」などの単体で表記されてはいないので誤認混同することは、全くない。
本件商標の付された商品と「カルティエ」では、市場実勢売価が何倍、何十倍の差からも誤認混同することは、全くない。
また、販売場所についても一般の販売店では、上記の高級時計と本件商標の付された商品は販売場所も大きく異なり、誤認混同することは全くない(乙第1号証の8ないし乙第1号証の15)。
(2)第二答弁
(ア)商標法第4条第1項第11号について
本件商標は、引用商標と外観、称呼及び観念のいずれにおいても相違する非類似の商標である。
請求人は、本件商標の称呼「タング」と引用商標の称呼「タンク」において、相違する語尾音「グ」と「ク」は清音と濁音の微差にすぎない旨主張する。
しかしながら、清音と濁音の差は別の発音であって、印象を異にし、その相違は明瞭に聴取されるところ、その相違音が弱音「ン」の次に位置した構成からなり、その相違は明瞭である。
さらに、「唐」朝を意味する本件商標と「戦車のタンク」を意味する意味上の相違もあって、両者は、明瞭に聴別し得る非類似の商標である。
よって、本件商標と引用商標とは、その指定商品が抵触するとしても、商標法第4条第1項第11号に該当するものではない。
(イ)商標法第4条第1項第15号について
(a)引用商標の著名性について
甲各号証に示されている使用例は、「タンクフランセーズ」「タンクアメリカン」「タンクシノワーズ」「タンクアロンジュ ラニエール」「タンク LC」などの標章に関するものであって、引用商標自体の使用及び周知・著名性を示すものではない。
(b)本件商標と引用商標の類似性について
本件商標は、引用商標と外観、称呼及び観念のいずれにおいても相違する非類似の商標である。
(c)「タンク」の語について
「タンク」の語は、請求人の角形の時計の輪郭が両側に無限軌道を有する戦車の平面形状からの言い方である。
そうとすれば、「タンク」の語は、商品の外形、形状を意味する語であって上記(a)で挙げた、「タンクフランセーズ」等の使用例について、単に「タンク」と略称されるものではない。
(ウ)被請求人の商品について
請求人は、被請求人の商品と「コスモグラフ デイトナ」及び「フランク・ミュラー」の商品とが外観が酷似する旨主張しているが、根拠を有しない不当な主張である。
(エ)むすび
以上に述べたとおりの理由から本件無効審判請求は成り立たない。

第5 当審の判断
1 商標法第4条第1項第11号について
(1)商標「TANK」(タンク)の著名性
甲各号証(甲第1号証の1ないし甲第1号証の157)及び請求人の主張を総合すると次のことが認められる。
請求人は、世界的に著名な宝飾品及び腕時計のブランドであり、我が国を含め世界各国で高級宝飾品及び高級腕時計を販売していること。
「TANK」(タンク)は、請求人が販売している四角い形状の腕時計であり、1919年に最初の「TANK」(タンク)が発売されて以来、デザインのバリエーションを増やしながら、約90年間、販売され続けていること。
現在、「TANK」(タンク)シリーズの商品には、正方形の文字盤を持つ「TANK FRANCASE(注:「C」には、セディーユが附されている。)」(タンクフランセーズ)、細長い長方形が特徴の「TANK AMERICAN」(タンクアメリカン(注:「E」には、アクサンテギュが附されている。)、横長の文字盤の「TANK DIVAN」(タンクディヴァン)の他、「タンクシノワーズ」「タンクアロンジェ」「タンクアロンジェ ラニエール」「タンク LC」等、様々なデザイン「TANK」(タンク)シリーズのバリエーションがあり、いずれも発売以来、積極的に広告・宣伝が行われており、雑誌やインターネット等のメディアにおいて、数多く取り上げられていること。
以上よりすると、引用商標は、カルティエの腕時計であるタンクシリーズの「TANK」として、本件商標の登録出願時までには、請求人の業務に係る高級腕時計を表すものとして日本国内の腕時計の取引者及び需要者の間で周知・著名となっていたというべきである。
(2)本件商標と引用商標との類否
本件商標は、別掲のとおりの図形と文字よりなるところ、全体として特定の事物を表したものではないから、下段に配された欧文字「TANG」に呼応して「タング」の称呼を生ずるものである。
一方、引用商標は、「TANK」の欧文字を横書きにしてなるから、その構成に応じて「タンク」の称呼を生ずるものである。
そこで、両商標の称呼を比較すると、両商標は、共に3音からなり、前半の「タン」の音を共通にするものである。
そして、語尾において「ク」と「グ」の音の差を有しているが、これらの差異音は清音と濁音の微差にすぎず、それぞれの称呼全体を一連に称呼するときは、該差異音の差が全体の称呼に及ぼす影響は小さく、その語感・語調が近似し、時と場所を異にして称呼するときは互いに相紛らわしい称呼上類似する商標であるというべきである。
また、本件商標と引用商標の文字部分についてみるに、語頭の「TAN」を共通し、語尾の「G」と「K」を異にするにすぎないものであるから、外観上も類似する商標であるというべきである。
さらに、観念について比較するに、本件商標からは、「戦車」の観念を生ずるのに対して、「TANK」は、一般に馴染まれた成語ということはできないから、特定の観念を生じない造語というべきである。
そうとすれば、本願商標と引用商標とは、観念において比較することができないとしても、称呼及び外観が類似する類似の商標であり、かつ、引用商標の指定商品は、本件商標の指定商品と同一又は類似の商品を包含するものである。
加えて、上記1で述べた、本件商標「TANK」の著名性をも勘案すると、引用商標は、他人の業務に係る商品と混同するおそれのある類似の商標というべきである。
(3)被請求人の主張
被請求人は、本件商標を付した時計がさほど高価でなく、引用商標を付した時計が極めて高価であることを理由として、本件商標は、引用商標と商品の出所の混同を生ずるおそれがない旨主張する。
しかしながら、そのような事実があったとしても、本件商標を付した時計と引用商標を付した時計の販売場所や需要者の範囲が全く異なるとまではいえないので、被請求人の主張は採用できない。
2 むすび
したがって、本件商標は、商標法第4条第1項第11号に違反して登録されたものというべきであるから、その登録を無効とすべきものである。
よって、結論のとおり審決する。
別掲 別掲


本件商標








審理終結日 2007-09-11 
結審通知日 2007-10-09 
審決日 2007-10-24 
出願番号 商願2005-109063(T2005-109063) 
審決分類 T 1 11・ 271- Z (Y14)
T 1 11・ 26- Z (Y14)
最終処分 成立 
前審関与審査官 佐藤 松江 
特許庁審判長 井岡 賢一
特許庁審判官 渡邉 健司
鈴木 修
登録日 2006-05-26 
登録番号 商標登録第4955097号(T4955097) 
商標の称呼 シイ、タング、タン 
代理人 アインゼル・フェリックス=ラインハルト 
代理人 高橋 康夫 
代理人 アインゼル・フェリックス=ラインハルト 
代理人 山崎 和香子 
代理人 加藤 義明 
代理人 加藤 義明 
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