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審決分類 審判 査定不服 商3条1項3号 産地、販売地、品質、原材料など 取り消して登録 Z16
管理番号 1157499 
審判番号 不服2003-2975 
総通号数 90 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 商標審決公報 
発行日 2007-06-29 
種別 拒絶査定不服の審決 
審判請求日 2003-02-25 
確定日 2007-05-21 
事件の表示 商願2000-121734拒絶査定不服審判事件について、次のとおり審決する。 
結論 原査定を取り消す。 本願商標は、登録すべきものとする。
理由 1 本願商標
本願商標は、別掲に表示するとおりの構成よりなり、第16類「事務用又は家庭用ののり及び接着剤」を指定商品として、平成12年10月23日に登録出願されたものである。

2 原査定の拒絶の理由
原査定は、「本願商標は、容器に収納されて使用される本願指定商品との関係よりみれば、これらの同種商品の包装(収納容器)の一形態を示す立体的形状を表すものであり、その立体的形状には多少色彩が施され、その表面には『ボンド』『木工用』『水性』等の文字が表示されているとしても、これらの文字はいずれも品質、用途等を表すもので自他商品の識別性がないから、これを本願指定商品に使用しても、単に商品の包装(収納容器)の形状そのものを普通に用いられる方法で表示するにすぎないものと認める。したがって、本願商標は、商標法第3条第1項第3号に該当する。」旨認定、判断し、本願を拒絶したものである。

3 当審の判断
本願商標は、別掲のとおりの構成よりなるところ、そこに表された立体的形状は、指定商品である「事務用又は家庭用ののり及び接着剤」の容器として採用し得る一形状にすぎないものといわざるを得ないものであるとしても、その構成中の正面には、中央に大きく「ボンド」の文字及びその下方に「木工用」「水性」等の文字が記載されているほか、上方に、やや四角張った楕円形の上下中央部が切れている枠内にボンドと表示されている標章(以下「本件標章」という。)を確認することができる。
そして、その構成中の「木工用」「水性」等の各文字自体は、本願商標を使用する商品の用途、効能等が、木工用及び水性等のものであることを認識させるものと認められる。
また、中央に大きく記載された「ボンド」の文字部分は、接着剤の一種を表す語として一般に使用されているものであるから、商取引の場にあっては、該文字部分は、自他商品の識別標識としての機能を果たしていないか、自他商品の識別標識としての機能を果たしていたとしても、その機能は極めて弱いものと認識されるとみるのが相当である。
しかしながら、本件標章については、本願指定商品「事務用又は家庭用ののり及び接着剤」について請求人の所有に係る登録商標(平面商標)と同一といえるものであって、本件標章は、その美感を高めるために加えられた、単なる装飾模様として認識されるに止まるものとは到底言い得ないばかりか、その付された位置、態様等表現方法からみて、商品の用途・効能を説明的に表しているとはいえないから、本件標章はそれ自体独立して自他商品の識別機能を果たし得るものである。
してみれば、本願商標は、その指定商品の形状そのものを表したにすぎないものということができず、全体として自他商品の識別標識としての機能を有する立体商標といわなければならない。
したがって、本願商標を商標法第3条第1項第3号に該当するとして本願を拒絶した原査定は妥当でなく、取り消しを免れない。
その他、政令で定める期間内に本願について拒絶の理由を発見しない。
よって、結論のとおり審決する。
別掲 別掲(本願商標)

(色彩については原本を参照されたい。)
審決日 2007-04-25 
出願番号 商願2000-121734(T2000-121734) 
審決分類 T 1 8・ 13- WY (Z16)
最終処分 成立 
前審関与審査官 山本 良廣野上 サトル 
特許庁審判長 中村 謙三
特許庁審判官 津金 純子
小林 和男
商標の称呼 ボンドモッコーヨースイセー、ボンドモクコーヨースイセー、ボンド 
代理人 肥田 正法 
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