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審決分類 |
審判 査定不服 称呼類似 取り消して登録 Y25 |
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管理番号 | 1146797 |
審判番号 | 不服2005-21914 |
総通号数 | 84 |
発行国 | 日本国特許庁(JP) |
公報種別 | 商標審決公報 |
発行日 | 2006-12-22 |
種別 | 拒絶査定不服の審決 |
審判請求日 | 2005-11-14 |
確定日 | 2006-11-20 |
事件の表示 | 商願2005-11553拒絶査定不服審判事件について、次のとおり審決する。 |
結論 | 原査定を取り消す。 本願商標は、登録すべきものとする。 |
理由 |
1 本願商標 本願商標は、別掲のとおりの構成よりなり、第25類に属する願書記載のとおりの商品を指定商品として、平成17年2月14日に登録出願されたものである。 2 引用商標 原査定において、本願の拒絶の理由に引用した登録第4645639号商標(以下「引用商標」という。)は、「TERMINAL」の欧文字を標準文字で書してなり、平成14年2月12日登録出願、第14類、第18類及び第25類に属する商標登録原簿記載のとおりの商品を指定商品として、同15年2月21日に設定登録され、現に有効に存続しているものである。 3 当審の判断 本願商標は、前記のとおり、「T.C.Terminal」の欧文字を表してなるところ、その構成文字全体は、同じ書体をもって外観上まとまりよく一体に表されており、しかも、これより生ずる「ティーシーターミナル」の称呼もよどみなく一連に称呼し得るものであるから、これに接する取引者・需要者が、「T.C.」の文字部分を商品の品番、規格等を表示するための記号・符号として直ちに理解し得るものとはいい難く、むしろ本願商標の構成文字全体をもって一体不可分のものと認識し把握するものとみるのが自然である。そして、他に構成中の「Terminal」の文字部分のみが独立して認識されるとする特段の事情は見出せない。 そうとすると、本願商標に接する取引者、需要者が、その構成中の「Terminal」の文字部分のみを抽出し、これより生ずる「ターミナル」の称呼をもって取引に当たるとは言い難く、本願商標よりは、その構成文字全体より「ティーシーターミナル」の称呼のみを生ずるものとするのが相当である。 したがって、本願商標より「ターミナル」の称呼をも生ずるとし、その上で、本願商標と引用商標が称呼上類似するものとして、本願商標を商標法第4条第1項第11号に該当するとした原査定は妥当でなく、取消しを免れない。 その他、政令で定める期間内に本願について拒絶の理由を発見しない。 よって、結論のとおり審決する。 |
別掲 |
別掲 本願商標 |
審決日 | 2006-10-31 |
出願番号 | 商願2005-11553(T2005-11553) |
審決分類 |
T
1
8・
262-
WY
(Y25)
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最終処分 | 成立 |
前審関与審査官 | 佐藤 松江 |
特許庁審判長 |
柴田 昭夫 |
特許庁審判官 |
岩崎 良子 森山 啓 |
商標の称呼 | テイシイターミナル、ターミナル |
代理人 | 橘 哲男 |