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審決分類 審判 全部申立て  登録を維持 Y03
管理番号 1136687 
異議申立番号 異議2005-90478 
総通号数 78 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 商標決定公報 
発行日 2006-06-30 
種別 異議の決定 
異議申立日 2005-09-15 
確定日 2006-04-24 
異議申立件数
事件の表示 登録第4872553号商標の商標登録に対する登録異議の申立てについて、次のとおり決定する。 
結論 登録第4872553号商標の商標登録を維持する。
理由 1 本件商標
本件登録第4872553号商標(以下「本件商標」という。)は、「rem」の欧文字(標準文字)を横書きしてなり、平成16年10月27日に登録出願、第3類に属する商標登録原簿に記載のとおりの商品を指定商品として、平成17年6月17日に設定登録されたものである。

2 登録異議の申立ての理由
登録異議申立人(以下「申立人」という。)が、本件商標の登録異議申立の理由に引用する商願2004-14423号商標(以下「引用商標」という。)は、「REN」の欧文字(標準文字)を横書きしてなり、平成16年2月18日に登録出願、第3類に属する願書に記載のとおりの商品を指定商品とするものである。
そして、申立人は、本件商標と引用商標とは、ともに特定の意味を有する文字として認識されないが、両商標は、本件商標より生ずる「レン」又は「レム」の称呼、引用商標から生ずる「レン」の称呼において類似し、また、欧文字3文字であることから外観上も類似の範囲を免れない。
したがって、本件商標は、商標法第8条第1項の規定に違反して登録されたものであり、その登録は取り消されるべきであると主張している。

3 当審の判断
本件商標は、「rem」の文字を書してなるものであるところ、これよりは、無理なく「レム」の称呼を生ずるものと認められ、他に称呼は生じないというべきである。また、「rem」の文字は辞書(現代英和辞典:研究社)によれば「放射線のRBE線量単位」とあるが、一般に馴染まれて用いられているものではないから、該文字は格別の意味合いを生ずることのない造語と認識されるというのが相当である。
他方、引用商標は、「REN」の文字を書してなるものであるところ、これよりは「レン」の自然な称呼を生じ、格別の意味合いを有しない造語よりなるものと認められる。
そこで、上記両称呼を比較するに、両者の語尾において相違する前者の「ム」は、両唇を密閉し有声の気息を鼻腔に通じて発する鼻子音(m)と母音(u)との結合音節であり、後者の「ン」は、舌面を軟口蓋部に押しあてて有声気息を鼻から漏らして発する鼻音であって、それぞれ調音方法が異なる音であるばかりでなく、前者は「レ」と「ム」の両構成音が一語一語明瞭に発音されるものであるのに対し、後者は「レン」と語尾に弱く一気に発音される発音上の相違もあるから、これら差異音が僅か2音の極めて短い音構成からなる両称呼に及ぼす影響は大なるものがあるといわなければならず、両者は、それぞれを一連に称呼しても互いに相紛れるおそれのない十分に聴別することのできるものと認められる。
また、両商標は、観念においては比較することができず、外観においても相紛れるものとはいえない。
そうすると、本件商標と引用商標とは、称呼、観念及び外観のいずれの点においても非類似の商標といわなければならない。
したがって、本件商標は、商標法第8条第1項の規定に違反して登録されたものではないから、商標法第43条の3第4項の規定により、その登録を維持すべきものである。
よって、結論のとおり決定する。
異議決定日 2006-04-05 
出願番号 商願2004-98208(T2004-98208) 
審決分類 T 1 651・ 262- Y (Y03)
最終処分 維持 
前審関与審査官 小川 敏 
特許庁審判長 柴田 昭夫
特許庁審判官 岩崎 良子
小川 有三
登録日 2005-06-17 
登録番号 商標登録第4872553号(T4872553) 
権利者 株式会社伊勢半
商標の称呼 レム、アアルイイエム 
代理人 渡邊 隆 
代理人 志賀 正武 
代理人 高柴 忠夫 
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