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審決分類 |
審判 査定不服 商3条1項6号 1号から5号以外のもの 取り消して登録 Z27 |
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管理番号 | 1086625 |
審判番号 | 不服2001-11080 |
総通号数 | 48 |
発行国 | 日本国特許庁(JP) |
公報種別 | 商標審決公報 |
発行日 | 2003-12-26 |
種別 | 拒絶査定不服の審決 |
審判請求日 | 2001-06-28 |
確定日 | 2003-11-05 |
事件の表示 | 商願2000-78021拒絶査定に対する審判事件について、次のとおり審決する。 |
結論 | 原査定を取り消す。 本願商標は、登録すべきものとする。 |
理由 |
1 本願商標 本願商標は、「Hibrid-Turf」の文字を書してなり、第27類「人工芝」を指定商品とし、平成12年7月13日に登録出願されたものである。 2 原査定の拒絶理由 原査定は、「近年、ハイブリッド材料といわれる『異なる物質を人為的に組み合わせることにより、全く新しい特性が得られる材料』の開発・研究が行われているところ、本願商標は、需要者をして『Hybrid』の文字よりなるものと誤認させるに十分な関係にある『Hibrid』の文字と、『芝』の意を表す『Turf』の文字をハイフンでつないでなるものであるから、これを本願指定商品に使用しても、『ハイブリッド材料を使用した人工芝』の意を理解、認識させるにとどまり、需要者が何人の業務に係る商品であるかを認識することができないものと認める。したがって、本願商標は、商標法第3条第1項第6号に該当する。」旨認定、判断して、本願を拒絶したものである。 3 当審の判断 本願商標は、前記したとおりの構成よりなるところ、その構成中の「Hibrid」の文字が「ハイブリッド材料」を表す語であり、また、「Turf」の文字が「芝」を意味する英語であるとしても、本願商標は、「Hibrid」と「Turf」の文字とをハイフンで結合し、視覚的にまとまりよく一体のものとして把握し得る構成のものであるから、これよりは原審説示の如き意味合いを看取させるものとは認め難く、特定の商品の品質等を直接的、かつ、具体的に表示するものとして直ちに理解し得るものともいい得ない。 また、当審において調査するも、該文字が本願の指定商品について、その品質等を表すものとして、取引上普通に使用されているとする事実も発見することができない。 してみれば、本願商標は、これをその指定商品に使用しても、特定の意味合いを想起させない一種の造語として認識され把握されるものとみるのが相当であるから、十分に自他商品の識別標識としての機能を果たすものである。 したがって、本願商標が商標法第3条第1項第6号に該当するとした原査定は、妥当でなく、取消を免れない。 その他、政令で定める期間内に本願について拒絶の理由を発見しない。 よって、結論のとおり審決する。 |
審決日 | 2003-10-22 |
出願番号 | 商願2000-78021(T2000-78021) |
審決分類 |
T
1
8・
16-
WY
(Z27)
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最終処分 | 成立 |
前審関与審査官 | 早川 真規子 |
特許庁審判長 |
小川 有三 |
特許庁審判官 |
富田 領一郎 松本 はるみ |
商標の称呼 | ハイブリッドターフ、ハイブリッド |
代理人 | 大原 拓也 |