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審決分類 審判 査定不服 称呼類似 登録しない Z091628
管理番号 1083685 
審判番号 不服2001-2472 
総通号数 46 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 商標審決公報 
発行日 2003-10-31 
種別 拒絶査定不服の審決 
審判請求日 2001-02-20 
確定日 2003-09-01 
事件の表示 商願2000-29601拒絶査定に対する審判事件について、次のとおり審決する。 
結論 本件審判の請求は、成り立たない。
理由 1 本願商標
本願商標は、別掲のとおりの構成よりなり、第9類、第16類及び第28類に属する願書記載の商品を指定商品として、平成12年3月24日に登録出願されたものである。

2 引用商標
原審において、本願の拒絶の理由に引用した登録商標は、以下の9件である。
(1)登録第499256号商標(以下「引用A商標」という。)は、別掲のとおりの構成よりなり、昭和31年6月30日登録出願、第70類に属する商標登録原簿記載の商品を指定商品として同32年4月3日に設定登録され、その後、3回に亘り商標権の存続期間の更新登録がなされ、現に有効に存続しているものである。
(2)登録第500337号商標は、「ハァニー」の片仮名文字と「HONEY」の欧文字を2段に横書きしてなり、昭和31年7月7日登録出願、第65類「玩具及び運動遊戯具」を指定商品として同32年4月17日に設定登録され、その後、3回に亘り商標権の存続期間の更新登録がなされ、現に有効に存続しているものである。
(3)登録第526634号商標は、「HONEY」の文字を横書きしてなり、昭和32年8月13日登録出願、第20類「車輛、船舶、その他運搬用機械器具及びその各部」を指定商品として同33年9月11日に設定登録され、その後、3回に亘り商標権の存続期間の更新登録がなされ、現に有効に存続しているものである。
(4)登録第692442号商標(以下「引用B商標」という。)は、「HONNY」の文字を横書きしてなり、昭和37年9月7日登録出願、第1類「無機工業薬品、有機工業薬品、薬剤、のり及接着剤」を指定商品として同40年12月10日に設定登録され、その後、3回に亘り商標権の存続期間の更新登録がなされ、現に有効に存続しているものである。
(5)登録第853861号商標は、「ハニー」の片仮名文字と「honey」の欧文字を2段に横書きしてなり、昭和40年12月25日登録出願、第25類「ちり紙、トイレツトペーパー、ナプキン紙」を指定商品として同45年4月21日に設定登録され、その後、3回に亘り商標権の存続期間の更新登録がなされ、現に有効に存続しているものである。
(6)登録第1555959号商標(以下「引用C商標」という。)は、別掲のとおりの構成よりなり、昭和52年3月4日登録出願、第17類「たびカバー、ふとんカバー、まくらカバー、毛布カバー」を指定商品として同57年12月24日に設定登録され、その後、2回に亘り商標権の存続期間の更新登録がなされ、現に有効に存続しているものである。
(7)登録第1728997号商標は、「ハニー」の文字を横書きしてなり、昭和57年3月24日登録出願、第11類「電気機械器具、電気通信機械器具、電子応用機械器具(医療機械器具に属するものを除く)電気材料」を指定商品として同59年11月27日に設定登録され、その後、平成7年5月30日に商標権の存続期間の更新登録がなされ、現に有効に存続しているものである。
(8)登録第2390246号商標は、「HONEY」の文字を横書きしてなり、昭和63年6月13日登録出願、第12類「輸送機械器具、その部品および附属品(他の類に属するものを除く)」を指定商品として平成4年3月31日に設定登録され、その後、同14年3月26日に商標権の存続期間の更新登録、同14年7月31日に第6類、第9類、第12類、第13類、第19類、第20類及び第22類に属する商標登録原簿記載の商品を指定商品として書換登録がなされ、現に有効に存続しているものである。
(9)登録第4200169号商標は、「ハニー」の文字を横書きしてなり、平成9年3月28日登録出願、第19類「陶磁製建築専用材料・れんが及び耐火物,プラスチック製建築専用材料,木材,石材,建築用ガラス」を指定商品として同10年10月16日に設定登録され、現に有効に存続しているものである。

3 当審の判断
本願商標は、別掲のとおり、拳銃を両手で構えた人の図形と図案化された「HONEY」、「I love you.」及び「ハニーにおまかせ!」の各文字とを組み合わせた構成よりなるところ、図形部分と文字部分とを常に一体不可分のものとしてみるべき特別な事情も見出せないものであるから、該図形部分と該文字部分とはそれぞれが独立して自他商品の識別標識としての機能を果たすものである。
しかして、文字部分についてみると、「HONEY」の文字部分は、図案化して顕著に大きく表された構成よりなるものであり、これに比べて「I love you.」の文字部分は、該「HONEY」の文字中における「ONEY」の部分に下線を配して、その下部に普通に用いられる方法でより小さく表され、また、「ハニーにおまかせ!」の文字部分は、そのまた下部に、これよりさらに小さく白抜きで表された構成よりなるものであるから、本願商標中のそれぞれの文字部分は視覚上自ずと分離して看取されるとみるのが相当である。
そして、欧文字部分の構成全体から生ずる「ハニーアイラブユー」の称呼は、比較的冗長に亘るものであり、一気一連に称呼されるというよりも「ハニー」と「アイラブユー」とを2音節に区切って称呼されると判断し得るものである。
また、前記した構成態様からなる本願商標においては、「HONEY」と「I love you.」の各文字が、親しまれた特定の熟語を構成する等、常に一体不可分のものとして認識されるとみるべき特別の事情も見出せない。
そうすると、本願商標をその指定商品に使用しても、これに接する取引者、需要者は、顕著に大きく、かつ、図案化されて表された「HONEY」の文字部分に着目し、これを捉えて取引に当たる場合も決して少なくないとみるのが相当である。
してみれば、本願商標は、その構成中の「HONEY」の文字部分に相応して、単に「ハニー」の称呼、「蜂蜜」等の観念をも生ずるものである。
他方、引用B商標は、「HONNY」の構成文字に相応して「ハニー」の称呼を生ずるものである。
同じく、その余の引用各商標は、いずれも「HONEY」、「ハニー」の各構成文字に相応して「ハニー」の称呼、「蜂蜜」等の観念を生ずるものである。
そうすると、本願商標と引用B商標とは、外観において相違し、観念については比較することができないことを考慮しても、称呼を同じくする場合のある類似の商標であり、また、本願商標とその余の引用各商標とは、外観において相違するとしても、称呼、観念を同じくする場合のある類似の商標である。
そして、本願商標の指定商品は、引用各商標の指定商品と同一又は類似のものを含むものである。
したがって、本願商標は、商標法第4条第1項第11号に該当するとした原査定は妥当であって、取り消すことはできない。
なお、請求人は、「ハニー」又は「HONEY」の各文字を含む商標が多数商標登録されているため、単に「ハニー」といっただけでは商品の出所を特定することができない状況にあり、しかも、本願商標は、請求人が企画・制作した家庭用テレビゲームおもちゃのゲームソフトのタイトルであるから、構成中の「HONEY I love you」は、該ソフトのメインタイトルとして一体的観念を有しており、これより生ずる称呼も比較的冗長ではなく、なじみ深い英語である点等を総合的に考慮すると、本願商標からは「ハニー」の称呼は生じない旨主張する。
しかし、本願商標が、商品「家庭用テレビゲームおもちゃ」に使用されていることを証する何らの証拠の提出もないばかりか、仮に、請求人が、本願商標をその指定商品中の前記商品に使用しているとしても、本願商標については前記認定を相当とするものであるから、請求人の主張は採用することができない。
よって、結論のとおり審決する。
別掲 別 掲
本願商標


引用A商標


引用C商標

審理終結日 2003-06-23 
結審通知日 2003-06-27 
審決日 2003-07-11 
出願番号 商願2000-29601(T2000-29601) 
審決分類 T 1 8・ 262- Z (Z091628)
最終処分 不成立 
前審関与審査官 蛭川 一治和田 恵美 
特許庁審判長 小川 有三
特許庁審判官 末武 久佳
岩内 三夫
商標の称呼 ハニーアイラブユー、ハニーニオマカセ、ハニー、アイラブユー 
代理人 前田 宏之 
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