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審決分類 |
審判 査定不服 商4条1項16号品質の誤認 取り消して登録 034 審判 査定不服 商3条1項3号 産地、販売地、品質、原材料など 取り消して登録 034 |
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管理番号 | 1064807 |
審判番号 | 審判1999-5922 |
総通号数 | 34 |
発行国 | 日本国特許庁(JP) |
公報種別 | 商標審決公報 |
発行日 | 2002-10-25 |
種別 | 拒絶査定不服の審決 |
審判請求日 | 1999-04-08 |
確定日 | 2002-09-25 |
事件の表示 | 平成 8年商標登録願第134029号拒絶査定に対する審判事件について、次のとおり審決する。 |
結論 | 原査定を取り消す。 本願商標は、登録すべきものとする。 |
理由 |
1 本願商標 本願商標は、「PURE」の欧文字と「ピュア」の片仮名文字を二段に書してなり、第34類「たばこ,喫煙用具(貴金属製のものを除く。),マッチ」を指定商品として平成8年11月29日に登録出願されたものである。 2 原査定の拒絶の理由 原査定は、「本願商標は、純粋なの意を有する英語とその読みとである『PURE』の文字と『ピュア』の文字よりなるが、たばこには香りをつけた商品があるところから、これをその指定商品中『たばこ』に使用した場合、それに接する需要者・取引者は、香りをつけていない純粋なたばこを認識し、単に商品の品質を表示するにすぎないものと認める。したがって、本願商標は、商標法第3条第1項第3号に該当し、前記商品以外の商品に使用するときは商品の品質の誤認を生じさせるおそれがあるから、商標法第4条第1項第16号に該当する。」旨認定、判断して、本願を拒絶したものである。 3 当審の判断 本願商標は、上記のとおりの構成よりなるところ、その構成文字が原審で説示するが如き意味合いを看取させるものとは言い難いばかりでなく、当審において職権をもって調査するも、該文字が本願指定商品の品質等を表示するものとして、本願指定商品を取り扱う業界において取引上普通に使用されている事実を発見できなかった。 してみれば、本願商標は、これをその指定商品について使用しても、その品質等を普通に表示したものとはいえず、自他商品の識別機能を充分に果たし得るものといわなければならない。 また、本願商標がその指定商品について使用された場合、商品の品質について誤認を生ずるおそれがあるものとすべき事実も認められない。 したがって、本願商標を商標法第3条第1項第3号及び同法第4条第1項第16号に該当するとして本願を拒絶した原査定は妥当でなく、取消しを免れない。 その他、本願について拒絶の理由を発見しない。 よって、結論のとおり審決する。 |
審決日 | 2002-09-03 |
出願番号 | 商願平8-134029 |
審決分類 |
T
1
8・
13-
WY
(034)
T 1 8・ 272- WY (034) |
最終処分 | 成立 |
前審関与審査官 | 泉田 智宏、和田 恵美 |
特許庁審判長 |
小池 隆 |
特許庁審判官 |
山口 烈 田中 幸一 |
商標の称呼 | ピュア |
代理人 | 瀧野 秀雄 |
代理人 | 神田 正紀 |
代理人 | 吉田 隆志 |