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審決分類 審判 査定不服 商3条1項3号 産地、販売地、品質、原材料など 登録しない Z07
管理番号 1063216 
審判番号 不服2000-15576 
総通号数 33 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 商標審決公報 
発行日 2002-09-27 
種別 拒絶査定不服の審決 
審判請求日 2000-09-29 
確定日 2002-07-18 
事件の表示 平成11年商標登録願第 60865号拒絶査定に対する審判事件について、次のとおり審決する。 
結論 本件審判の請求は、成り立たない。
理由 1 本願商標
本願商標は、「エコ クリ-ン・フィルタ-」の文字(記号を含む)を標準文字とし、第7類「圧縮機より排出される圧縮空気中の水蒸気、油分、不純物を除去するためのフィルター」を指定商品として、平成11年7月6日に登録出願されたものである。

2 原査定の拒絶の理由の要点
原査定は、「本願商標は、環境保護を意識した商品に用いられる『Ecology』の略語と認識される『エコ』の文字と、『清潔な、不要なものが取り除かれている』の意を有する『クリーン』の文字、及び本願指定商品を指称する「フィルター」の文字とを連綴し、「エコ クリーン・フィルター」と書してなるものであり、全体として『環境保護に配慮し不要なものを取り除くフィルタ-』程の意味合いを理解させるに過ぎないから、これを本願指定商品に使用するときには、単に商品の品質、機能を表示するにすぎない。したがって、本願商標は商標法第3条第1項第3号に該当する。」として、その出願を拒絶したものである。

3 当審の判断
本願商標は、前記のとおり「エコ」と「クリ-ン」各文字間に一文字程度の間隔を置き、「クリーン」と「フィルター」の各文字の間に並列点などとして用いる「・」(中黒点)を配し「エコ クリーン・フィルター」と表してなるものである。そして、各構成文字中の「エコ」は、「生態学、環境保護、自然保護運動」等を意味する「エコロジー(ecology)」(広辞苑掲載)の省略形として、例えば「エコ商品」、「エコマーク」、「エコカ-」の如く「地球環境を汚さない」、「環境に優しい」の意味合いで、極めて一般的に使用されている語であり、また、「クリーン」は「清潔な、汚れのない、きれいにする、取り除く」等の意味を有する英語の「clean」を語源とする外来語として親しまれているものであり、「フィルター」は「濾過器、濾過装置」を指称する普通名詞であることよりすれば、全体として「地球環境に配慮し、清浄にするフィルタ-」の意を容易に認識するというべきである。さらに、本件指定商品にかかる「圧縮空気」は、近年、精密機械クリーンルームのエアーシャワー、食品加工の窒素ガス冷却用エアー、医療等に利用され、圧縮空気が細菌やカビなどに汚染されることへの対策、予防、また排気された空気による工場内や地球環境の汚染への配慮から、圧縮空気を除菌・滅菌するための抗菌型や除菌型のフィルターも開発されている。このような実情を考慮すれば、本件商標をその指定商品に使用するときには、これに接する取引者、需要者をして、単に「地球環境や職場環境に配慮した、圧縮機から送られる圧縮空気に含まれる水蒸気、油分、不純物、細菌、カビ等を除去・清浄にするフィルタ-」の如き商品の品質を理解させるにとどまり、自他商品識別の機能を有しないものといわざるを得ない。
したがって、本願商標が商標法第3条第1項第3号に該当するものとして、本願を拒絶した原査定は、妥当なものであって、取り消すべき限りではない。
よって、結論のとおり審決する。
審理終結日 2002-05-13 
結審通知日 2002-05-14 
審決日 2002-06-06 
出願番号 商願平11-60865 
審決分類 T 1 8・ 13- Z (Z07)
最終処分 不成立 
前審関与審査官 巻島 豊二板谷 玲子 
特許庁審判長 小林 薫
特許庁審判官 岩崎 良子
野口 美代子
商標の称呼 エコクリーンフィルター、エコクリーン、エコ 
代理人 中島 三千雄 
代理人 中島 三千雄 
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