• ポートフォリオ機能


ポートフォリオを新規に作成して保存
既存のポートフォリオに追加保存

  • この表をプリントする
PDF PDFをダウンロード
審決分類 審判 査定不服 商3条1項3号 産地、販売地、品質、原材料など 登録しない Z20
管理番号 1053886 
審判番号 審判1999-16564 
総通号数 27 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 商標審決公報 
発行日 2002-03-29 
種別 拒絶査定不服の審決 
審判請求日 1999-10-07 
確定日 2002-01-16 
事件の表示 平成10年商標登録願第 33385号拒絶査定に対する審判事件について、次のとおり審決する。 
結論 本件審判の請求は、成り立たない。
理由 1 本願商標
本願商標は、「クリーンボックス」の文字(標準文字)を書してなり、第20類「ゴミ一時収納庫」を指定商品として、平成10年4月20日に登録出願されたものである。

2 原査定の理由
原査定は、「本願商標は、『クリーンボックス』の文字を普通に用いられる方法で書してなるが、集合住宅や町に設置して空き缶やごみ等を収納する箱のことを一般に『クリーンボックス』と称していることから、これをその指定商品に使用しても、単に商品の品質を表示したにすぎないものと認める。したがって、本願商標は、商標法第3条第1項第3号に該当する。」旨認定、判断して、本願を拒絶したものである。

3 当審の判断
本願商標は、前記のとおり「クリーンボックス」の文字よりなるところ、該文字は、平成13年8月29日付けの証拠調べ通知(別掲)で示したとおり、集合住宅や町に設置して空き缶やごみ等を収納する箱等を意味する言葉としてしばしば用いられ、日常一般に通用している名称と認められるものである。そうすると、これを本願の指定商品「ゴミ一時収納庫」に使用しても、取引者、需要者は、その商品の通称をそのまま記しただけの品質表示語として理解するに止まり、自他商品識別の標識としては認識し得ないものといわなければならない。
したがって、本願商標は、商標法第3条第1項第3号に該当し、登録することができない。
よって、結論のとおり審決する。

(別掲)
当審において、本件審判事件につき職権により証拠調べをした結果、本件の指定商品との関係において「クリーンボックス」の語が商品の品質を表示するものとして使用されている事実を発見したので通知する。

新聞記事データーベース/G-Search中の記事の写し
(1)2000.12.19 北国・富山新聞記事(北国新聞社)、「廃棄物の分別回収を徹底 クリーンボックス協議会発足 収集容器の取扱い業者、統一マークを制定へ」と題する記事中に「廃棄物の収集運搬容器『クリーンボックス』を取り扱う県内の廃棄物処理業二十九社は八日、分別回収を推進して廃棄物の減量、適正処理を目指す『県クリーンボックス協議会』を発足させた。」との記載。
(2)1999.9.22 北海道新聞朝刊地方 24頁 日高 「様似のクリーンボックス・価格調査を約束・町議会で理事者側」と題する記事中に「一般質問では岩山祟氏が、クリーンボックス(ごみ収集箱)の価格について質問。町が本年度設置する同ボックスは、一基十一万円で町内業者から購入するが、自治会の設置分を助成する浦河では同一メーカー製で、ほぼ同様のボックスがかなり安く購入できている-と追及。」との記載。
(3)1997.8.4 北海道新聞朝刊全道 12頁 「〈生きもの生活白書〉小川巌・59・ごみ置き場が語る『街の姿勢』」と題する記事中に「そうかと思うと、小さな物置と見まがうような小屋にごみを収納している街もあります。後志管内黒松内町では、クリーンボックスと名付けられた小屋が全市に配置されています。」との記載。
(4)1996.10.18 河北新報記事情報 「天守台/『ちらし』はこの箱へ/仙台中央署、クリーンボックスを設置」と題する記事中に「街を汚すデートクラブのちらしを市民にも回収してもらえるようにと、仙台中央署は先日、仙台市青葉区国分町などの駐車場わきやホテル前に計5つのクリーンボックスを設置した。ボックスは高さ1メートルのプラスチック製。透明でちらしのたまり具合が目に見えて分かり、定期的に回収する。」との記載。
(5)1996.3.2 北海道新聞朝刊地方 26頁 日高 「本桐団地の公住着工・三石町の新年度予算案・一般会計は54億円」と題する記事中に「◇生活環境整備・防災 九五、九六年度の二カ年で進められている『クリーンタウン整備事業』は、本年度クリーンボックス百五十八基の設置、公衆便所の設置など一千九百五十五万三千円。」との記載。
(6)1993.8.25 西日本新聞 朝刊 20頁 60版 20面 3段「クリーンボックス早期設置を、保険環境連が市長に要望 長崎」と題する記事中に「長崎市保険環境自治連合会は、二十四日、本島・長崎市長にクリーンボックス(ごみ収集所の鉄鋼製ごみ入れ)の早期設備を求める要望書を提出した。
長崎市は市内約一万二千カ所のごみ収集所に、昭和六十一年度から折りたたみ式のクリーンボックスの設置を進めているが、自治会の設置申請に対して設置数が不足しがちで、今年八月までに設置されているのは八百七十七カ所。」との記載。
(7)1992.1.31 朝日新聞東京地方版/神奈川 神奈川版 「缶・瓶を回収、モラル訴え6年目 相模原の全国環境美化推進協会」と題する記事中に「クリーンボックスは、高さ157センチ、幅67センチ、奥行き57センチの鉄製。」との記載。
(8)1998.12.8 朝日新聞東京地方版/神奈川 神奈川版 「ハッピ・のぼり・紙芝居、美化運動キット貸し出しが好評 平塚」と題する記事中に「・・・クリーンボックスなどから空き缶潰し、空き缶みこしまで14種類、500余点。」との記載。

インターネット中の記事の写し
(1)インターネットホームページ:URL:http://www.joho-iwate.or.jp/product/spor/spor09.htmlの岩手県水沢市羽田町字下屋敷65在(株)及勘鋳造所製造の「クリーンボックス」の案内が掲載されている。
(2)インターネットホームページ:URL:http://www.hokuriku.ne.jp/⌒inaguma/cleanbox/に、「クリーンボックス・イナグマ」の紹介記事が掲載されている。
(3)インターネットホームページ:URL:http://www2.crosstalk.or.jp/kyoei/kyoeif/new02.htmに「KYOEI」の「クリーンボックス」の紹介記事が掲載されている。
(4)インターネットホームページ:URL:http://www.maeta.co.jp/fif3.htmの前田製管株式会社 山形製作所の天童市に納品された「クリーンボックス」の案内が掲載されている。
審理終結日 2001-11-02 
結審通知日 2001-11-16 
審決日 2001-11-27 
出願番号 商願平10-33385 
審決分類 T 1 8・ 13- Z (Z20)
最終処分 不成立 
前審関与審査官 和田 恵美 
特許庁審判長 小池 隆
特許庁審判官 鈴木 新五
八木橋 正雄
商標の称呼 クリーンボックス 
代理人 斎藤 晴男 
  • この表をプリントする

プライバシーポリシー   セキュリティーポリシー   運営会社   サービスに関しての問い合わせ