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審決分類 |
審判 査定不服 称呼類似 取り消して登録 Z01 |
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管理番号 | 1029414 |
審判番号 | 不服2000-9569 |
総通号数 | 16 |
発行国 | 日本国特許庁(JP) |
公報種別 | 商標審決公報 |
発行日 | 2001-04-27 |
種別 | 拒絶査定不服の審決 |
審判請求日 | 2000-06-26 |
確定日 | 2001-01-09 |
事件の表示 | 平成11年商標登録願第42069号拒絶査定に対する審判事件について、次のとおり審決する。 |
結論 | 原査定を取り消す。 本願商標は、登録すべきものとする。 |
理由 |
本願商標は、別掲に表示したとおり、やや図案化されてなる「CarFresher」と「カーフレッシャー」の文字を二段に併記してなり、平成11年5月17日に登録出願され、指定商品については、同12年4月12日付け手続補正書において、願書記載の指定商品を「工業用脱臭剤,その他の化学品」に補正されたものである。 これに対し、原査定において本願商標の拒絶の理由に引用した登録第1401415号商標は、「フレッシャー」の文字を書してなり、昭和50年2月14日に登録出願、同54年12月27日に設定登録され、指定商品については商標登録原簿に記載のとおりである。同じく、登録第4313372号商標は、「フレッシャー」と「FRESHER」の文字を二段に併記してなり、平成10年3月27日に登録出願、同11年9月10日に設定登録され、指定商品については商標登録原簿に記載のとおりである。 そこで、両商標の類否について判断するに、本願商標は、上記に示すとおりの構成よりなるところ、構成各文字はそれぞれにまとまりよく一体的に表示されており、これより生ずると認められる「カーフレッシャー」の称呼も、格別冗長というべきものでなく、よどみなく一連に称呼し得るものである。 そして、例え構成中の「Car」及び「カー」の文字が「自動車」を意味する語であるとしても、かかる構成においては商品の品質・用途等を具体的に表示するものとして直ちに理解し得るものとも言い難いところである。 そうとすれば、本願商標は、その構成文字に相応して、「カーフレッシャー」の称呼のみを生ずるものといわざるを得ないから、本願商標より「フレッシャー」の称呼をも生ずるとし、そのうえで両商標が称呼上類似するものとして本願商標を商標法第4条第1項第11号に該当すると認定した原査定の拒絶の理由は妥当でなく、その理由をもって拒絶すべきものとすることはできない。 その他、本願について拒絶すべき理由を発見しない。 よって、結論のとおり審決する。 |
別掲 |
別掲 本願商標 |
審決日 | 2000-12-19 |
出願番号 | 商願平11-42069 |
審決分類 |
T
1
8・
262-
WY
(Z01)
|
最終処分 | 成立 |
前審関与審査官 | 大塚 順子 |
特許庁審判長 |
滝沢 智夫 |
特許庁審判官 |
中嶋 容伸 久我 敬史 |
商標の称呼 | カーフレッシャー、フレッシャー |
代理人 | 小池 晃 |
代理人 | 伊賀 誠司 |
代理人 | 田村 榮一 |